JP2605729B2 - サーマルヘツド - Google Patents
サーマルヘツドInfo
- Publication number
- JP2605729B2 JP2605729B2 JP62213350A JP21335087A JP2605729B2 JP 2605729 B2 JP2605729 B2 JP 2605729B2 JP 62213350 A JP62213350 A JP 62213350A JP 21335087 A JP21335087 A JP 21335087A JP 2605729 B2 JP2605729 B2 JP 2605729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor layer
- layer
- groove
- heat storage
- thermal head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/335—Structure of thermal heads
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ、バーコーダー、券売機等の
感熱記録装置部分に使用されるサーマルヘッドに関す
る。
感熱記録装置部分に使用されるサーマルヘッドに関す
る。
本発明は、基板と、この基板上に形成された蓄熱層
と、この蓄熱層の表面に形成された抵抗体層と、この抵
抗体層の上に所定距離離間して形成された電極とを備え
たサーマルヘッドにおいて、抵抗体層を、1または2以
上の溝部を有する蓄熱層の表面に形成することにより、
抵抗値を制御できるようにしたものである。
と、この蓄熱層の表面に形成された抵抗体層と、この抵
抗体層の上に所定距離離間して形成された電極とを備え
たサーマルヘッドにおいて、抵抗体層を、1または2以
上の溝部を有する蓄熱層の表面に形成することにより、
抵抗値を制御できるようにしたものである。
サーマルヘッドは、ファクシミリ、バーコーダー、券
売機等の感熱記録装置部分に使用され、下層より基板、
蓄熱層(グレーズ層)、抵抗体層、電極及び保護膜で構
成されている。
売機等の感熱記録装置部分に使用され、下層より基板、
蓄熱層(グレーズ層)、抵抗体層、電極及び保護膜で構
成されている。
サーマルヘッドの印字部分の面積は、抵抗体層の電極
によって覆われていない露出部分によって決るため、抵
抗値を変える場合、例えばこの抵抗体層をCVDで形成す
るとき、ガスのモル比、温度等の生成条件を変えること
によって行なっていた。しかし、従来のこのような発熱
抵抗体層の抵抗値の制御の仕方は、生産性等に問題があ
った。
によって覆われていない露出部分によって決るため、抵
抗値を変える場合、例えばこの抵抗体層をCVDで形成す
るとき、ガスのモル比、温度等の生成条件を変えること
によって行なっていた。しかし、従来のこのような発熱
抵抗体層の抵抗値の制御の仕方は、生産性等に問題があ
った。
本発明は、上記問題点を解決することができるサーマ
ルヘッドを提供するものである。
ルヘッドを提供するものである。
本発明にかかるサーマルヘッドは、基板と、この基板
上に形成された蓄熱層と、この蓄熱層の表面に形成され
た抵抗体層と、この抵抗体層の上に所定距離離間して形
成された電極とを備えたサーマルヘッドにおいて、抵抗
体層が、1または2以上の抵抗調整領域としての溝部を
有する蓄熱層の表面に形成されていることを特徴とす
る。
上に形成された蓄熱層と、この蓄熱層の表面に形成され
た抵抗体層と、この抵抗体層の上に所定距離離間して形
成された電極とを備えたサーマルヘッドにおいて、抵抗
体層が、1または2以上の抵抗調整領域としての溝部を
有する蓄熱層の表面に形成されていることを特徴とす
る。
この抵抗調整領域としての溝部(5)又は(6)は、
発熱抵抗層(3a)の片側又は両側に設けることにより、
又は発熱抵抗体層(3a)に複数の溝部(6)を形成する
ことにより、若しくは発熱抵抗体層(3a)の横に形成し
た溝部(5)の抵抗体層(3)をトリミングすることに
よって設けることができる。
発熱抵抗層(3a)の片側又は両側に設けることにより、
又は発熱抵抗体層(3a)に複数の溝部(6)を形成する
ことにより、若しくは発熱抵抗体層(3a)の横に形成し
た溝部(5)の抵抗体層(3)をトリミングすることに
よって設けることができる。
本発明によれば、基板と、この基板上に形成された蓄
熱層と、この蓄熱層の表面に形成された抵抗体層と、こ
の抵抗体層の上に所定距離離間して形成された電極とを
備えたサーマルヘッドにおいて、抵抗体層を、1または
2以上の溝部を有する蓄熱層の表面に形成することによ
り、従来のような抵抗体層の生成条件を変えることなし
に抵抗値を制御することが可能になる。
熱層と、この蓄熱層の表面に形成された抵抗体層と、こ
の抵抗体層の上に所定距離離間して形成された電極とを
備えたサーマルヘッドにおいて、抵抗体層を、1または
2以上の溝部を有する蓄熱層の表面に形成することによ
り、従来のような抵抗体層の生成条件を変えることなし
に抵抗値を制御することが可能になる。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず第1図に示す実施例においては、基板(図示せ
ず)上に形成した蓄熱層(グレーズ層)(1)におけ
る、印字部分(2)となる発熱抵抗体層(3a)と電極
(4)との間の両側(又は片側)に溝部(5)を形成
し、この溝部(5)内の抵抗体層(3)を抵抗調整領域
とする。そして、この溝部(5)の深さdを予め変える
ことにより発熱抵抗体層(3a)の面積は変わらないが、
溝部(5)内の抵抗体層(3)の面積を相対的に変える
ことにより、抵抗値を制御することができる。
ず)上に形成した蓄熱層(グレーズ層)(1)におけ
る、印字部分(2)となる発熱抵抗体層(3a)と電極
(4)との間の両側(又は片側)に溝部(5)を形成
し、この溝部(5)内の抵抗体層(3)を抵抗調整領域
とする。そして、この溝部(5)の深さdを予め変える
ことにより発熱抵抗体層(3a)の面積は変わらないが、
溝部(5)内の抵抗体層(3)の面積を相対的に変える
ことにより、抵抗値を制御することができる。
次に第2図に示す実施例においては、印字部分(2)
となる発熱抵抗体層(3a)に複数の溝部(6)を等間隔
に形成して、この溝部(6)内の抵抗体層(3)を抵抗
調整領域とする。そして、この発熱抵抗体層(3a)にお
ける溝部(6)の本数、即ち実質的な発熱抵抗体層(3
a)となる上面と溝部(6)の底面との面積比を変える
ことにより抵抗値を制御することができる。この構成に
係る場合、発熱抵抗体層(3a)の実質的な面積が変わる
ので発色には多少影響が出る虞れがある。なお、第2図
において、発熱抵抗体層(3a)の横に溝部(5)を形成
しているが、この溝部(5)は本構成の効果に直接寄与
するものではない。
となる発熱抵抗体層(3a)に複数の溝部(6)を等間隔
に形成して、この溝部(6)内の抵抗体層(3)を抵抗
調整領域とする。そして、この発熱抵抗体層(3a)にお
ける溝部(6)の本数、即ち実質的な発熱抵抗体層(3
a)となる上面と溝部(6)の底面との面積比を変える
ことにより抵抗値を制御することができる。この構成に
係る場合、発熱抵抗体層(3a)の実質的な面積が変わる
ので発色には多少影響が出る虞れがある。なお、第2図
において、発熱抵抗体層(3a)の横に溝部(5)を形成
しているが、この溝部(5)は本構成の効果に直接寄与
するものではない。
次に第3図に示す実施例においては、最初の実施例と
同じく発熱抵抗体層(3a)の横に溝部(5)を形成する
が、この溝部(5)の深さは変えずに、この溝部(5)
内の底部に形成された抵抗体層(3)を抵抗調整領域
(ドットで示す)とする。即ち、この底部の抵抗体層
(3)の一部分をマスクを用いてトリミングすることに
より、抵抗値の制御を行なうことができる。そして、こ
の抵抗体層(3)のトリミングは、溝部(5)内なので
印字に影響を与えることがない。
同じく発熱抵抗体層(3a)の横に溝部(5)を形成する
が、この溝部(5)の深さは変えずに、この溝部(5)
内の底部に形成された抵抗体層(3)を抵抗調整領域
(ドットで示す)とする。即ち、この底部の抵抗体層
(3)の一部分をマスクを用いてトリミングすることに
より、抵抗値の制御を行なうことができる。そして、こ
の抵抗体層(3)のトリミングは、溝部(5)内なので
印字に影響を与えることがない。
本発明によれば、従来の抵抗体層の生成条件の変更を
伴わないで、抵抗値を制御することができる。また、印
字部分の面積は従来と変わらないという利点も有する。
伴わないで、抵抗値を制御することができる。また、印
字部分の面積は従来と変わらないという利点も有する。
第1図は実施例の断面図、第2図及び第3図は他の実施
例の断面図である。 (2)は印字部分、(3)は抵抗体層、(3a)は発熱抵
抗体層、(5),(6)は溝部である。
例の断面図である。 (2)は印字部分、(3)は抵抗体層、(3a)は発熱抵
抗体層、(5),(6)は溝部である。
Claims (1)
- 【請求項1】基板と、この基板上に形成された蓄熱層
と、この蓄熱層の表面に形成された抵抗体層と、この抵
抗体層の上に所定距離離間して形成された電極とを備え
たサーマルヘッドにおいて、 前記抵抗体層は、1または2以上の溝部を有する蓄熱層
の表面に形成されて、抵抗値を制御することを特徴とす
るサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213350A JP2605729B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | サーマルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213350A JP2605729B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | サーマルヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455257A JPS6455257A (en) | 1989-03-02 |
JP2605729B2 true JP2605729B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16637706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62213350A Expired - Fee Related JP2605729B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | サーマルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605729B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023035B2 (ja) * | 1979-08-24 | 1985-06-05 | 三菱電機株式会社 | サ−マルヘツド |
JPS62133702A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | 株式会社日立製作所 | 感熱記録ヘツド用抵抗体 |
JPS62158064A (ja) * | 1985-12-29 | 1987-07-14 | Toshiba Corp | サ−マルヘツド |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213350A patent/JP2605729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455257A (en) | 1989-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |