JP2604776B2 - 電磁障害遮蔽ガスケットおよびその使用方法 - Google Patents
電磁障害遮蔽ガスケットおよびその使用方法Info
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- JP2604776B2 JP2604776B2 JP63006760A JP676088A JP2604776B2 JP 2604776 B2 JP2604776 B2 JP 2604776B2 JP 63006760 A JP63006760 A JP 63006760A JP 676088 A JP676088 A JP 676088A JP 2604776 B2 JP2604776 B2 JP 2604776B2
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- conductive element
- gel material
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/0015—Gaskets or seals
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2つの面間の空間で電磁障害(E.M.I.)遮
蔽および環境的封止を提供するガスケットに関する。
蔽および環境的封止を提供するガスケットに関する。
[従来の技術] E.M.I.遮蔽は、無線周波数障害(R.F.I.)を含む電磁
エネルギーによる障害に対する保護を提供するものであ
り、この保護は、外部E.M.I.およびR.F.I.から電子デバ
イスを保護することができ、あるいはE.M.I.またはR.F.
I.が電気デバイスから逃げるのを防止することができ、
更には、これらの双方を行うこともできる。環境的封止
は、作動中に電気または電子デバイスが遭遇する湿気、
腐食、塵、虫および類似の環境的汚染物に対する保護を
提供するものである。
エネルギーによる障害に対する保護を提供するものであ
り、この保護は、外部E.M.I.およびR.F.I.から電子デバ
イスを保護することができ、あるいはE.M.I.またはR.F.
I.が電気デバイスから逃げるのを防止することができ、
更には、これらの双方を行うこともできる。環境的封止
は、作動中に電気または電子デバイスが遭遇する湿気、
腐食、塵、虫および類似の環境的汚染物に対する保護を
提供するものである。
E.M.I.ガスケットおよび封止はゴムまたは弾性材料お
よびワイヤーまたは金属フィラメントの組合せから形成
されてきた。これらのガスケットは、ガスケットを間で
組み合わせてE.M.I.遮蔽を提供する面に接触するワイヤ
ーにより機能するように作られ、また、目的とする面間
で圧縮された場合、ゴムまたは弾性材料は環境的封止を
提供するようにされている。そのようなガスケットの例
は、例えばアメリカ合衆国特許第2,885,459号(パルシ
ファー(Pulsifer)ら)、第3,019,281号および第3,02
6,367号(ハートウェル(Hartwell))、第3,126,440号
(グッドロー(Goodloe))、第3,431,348号(ネリス
(Nellis)ら)、第3,542,939号(ミンツ(Mintz))、
第3,566,064号(ネリス)ならびに第3,708,871号(ミン
ツ)に記載されている。
よびワイヤーまたは金属フィラメントの組合せから形成
されてきた。これらのガスケットは、ガスケットを間で
組み合わせてE.M.I.遮蔽を提供する面に接触するワイヤ
ーにより機能するように作られ、また、目的とする面間
で圧縮された場合、ゴムまたは弾性材料は環境的封止を
提供するようにされている。そのようなガスケットの例
は、例えばアメリカ合衆国特許第2,885,459号(パルシ
ファー(Pulsifer)ら)、第3,019,281号および第3,02
6,367号(ハートウェル(Hartwell))、第3,126,440号
(グッドロー(Goodloe))、第3,431,348号(ネリス
(Nellis)ら)、第3,542,939号(ミンツ(Mintz))、
第3,566,064号(ネリス)ならびに第3,708,871号(ミン
ツ)に記載されている。
別の形態では、E.M.I.ガスケットは、銀で被覆したア
ルミニウムのような導電性粒子を含有するプラスチック
バインダーの形態で提供される。この種のガスケットの
例は、アメリカ合衆国特許第3,583,930号(エーライヒ
(Ehrreich)ら)ならびに第4,434,541号および第4,50
7,359号(パワーズ(Powers))に記載されている。
ルミニウムのような導電性粒子を含有するプラスチック
バインダーの形態で提供される。この種のガスケットの
例は、アメリカ合衆国特許第3,583,930号(エーライヒ
(Ehrreich)ら)ならびに第4,434,541号および第4,50
7,359号(パワーズ(Powers))に記載されている。
更に別の形態では、E.M.I.ガスケットには可撓性フォ
ームラバーコアが供給され、発泡体コア上には編みまた
は編組あるいは他の織りワイヤーファブリックカバーの
ような外側カバーが供給されている。フォームラバーコ
アは、目的とする表面間でワイヤーカバーが圧縮された
時に、弾性を与えて良好な電気的接触を確実に形成する
ようになされ、また、目的とする面間で環境的封止を提
供するようになされている。
ームラバーコアが供給され、発泡体コア上には編みまた
は編組あるいは他の織りワイヤーファブリックカバーの
ような外側カバーが供給されている。フォームラバーコ
アは、目的とする表面間でワイヤーカバーが圧縮された
時に、弾性を与えて良好な電気的接触を確実に形成する
ようになされ、また、目的とする面間で環境的封止を提
供するようになされている。
上述のガスケットを実際に使用すると、金属製または
ワイヤー部分の腐食または錆および所望の環境的封止を
提供するプラスチック、ゴム、エラストマーまたは発泡
体の破壊を含む多くの問題点があることが見出された。
腐食を避けようとして、ある種のガスケットは、銀のよ
うな貴金属ワイヤーから作られているが、これはガスケ
ットのコストを相当大きくすることになり、また、常に
腐食および酸化の問題を解決するとは限らない。上記ガ
スケットの内のある種のものには、ワイヤーが表面に接
触する部分で湿気の漏れパスが存在する。それは、ガス
ケット部分を介するかまたはガスケット部分への湿気の
侵入を防止するように、そこでは、ゴム、エラストマー
または発泡材料がワイヤーまたは金属製構造部と表面と
の間およびその回りを適当に封止していないためであ
る。ガスケット部分へのまたはガスケット部分を介する
湿気の侵入は、ガスケット中の金属の腐食およびガスケ
ットにより保護すべき電気または電子デバイス中での腐
食などの問題をしばしば引き起こす。
ワイヤー部分の腐食または錆および所望の環境的封止を
提供するプラスチック、ゴム、エラストマーまたは発泡
体の破壊を含む多くの問題点があることが見出された。
腐食を避けようとして、ある種のガスケットは、銀のよ
うな貴金属ワイヤーから作られているが、これはガスケ
ットのコストを相当大きくすることになり、また、常に
腐食および酸化の問題を解決するとは限らない。上記ガ
スケットの内のある種のものには、ワイヤーが表面に接
触する部分で湿気の漏れパスが存在する。それは、ガス
ケット部分を介するかまたはガスケット部分への湿気の
侵入を防止するように、そこでは、ゴム、エラストマー
または発泡材料がワイヤーまたは金属製構造部と表面と
の間およびその回りを適当に封止していないためであ
る。ガスケット部分へのまたはガスケット部分を介する
湿気の侵入は、ガスケット中の金属の腐食およびガスケ
ットにより保護すべき電気または電子デバイス中での腐
食などの問題をしばしば引き起こす。
上述のガスケットが所望の機能を果たさないことは当
該技術分野では認識されている。ガスケットが満足すべ
きE.M.I.遮蔽を提供する場合、所望の環境的封止を提供
せず、更に/またはガスケット自体が腐食の問題を有す
ることがしばしばある。あるいは、ガスケットが適当な
環境的封止を提供する場合、所望のE.M.I.遮蔽を提供し
ないことがしばしばである。従って、多くの場合、2つ
の機能を分離して、エラストマーまたはゴム製のO−リ
ングのような従来の外部環境ガスケットおよびワイヤー
メッシュのような別の内部E.M.I.ガスケットを使用する
必要があることも当該技術分野では認識されている。し
かしながら、この構造では、余分な空間を必要とし、余
分な設計、技術および加工が必要となり、更に、装着の
困難性、コストおよび不適当な装着の危険性が増えるの
で望ましくない。
該技術分野では認識されている。ガスケットが満足すべ
きE.M.I.遮蔽を提供する場合、所望の環境的封止を提供
せず、更に/またはガスケット自体が腐食の問題を有す
ることがしばしばある。あるいは、ガスケットが適当な
環境的封止を提供する場合、所望のE.M.I.遮蔽を提供し
ないことがしばしばである。従って、多くの場合、2つ
の機能を分離して、エラストマーまたはゴム製のO−リ
ングのような従来の外部環境ガスケットおよびワイヤー
メッシュのような別の内部E.M.I.ガスケットを使用する
必要があることも当該技術分野では認識されている。し
かしながら、この構造では、余分な空間を必要とし、余
分な設計、技術および加工が必要となり、更に、装着の
困難性、コストおよび不適当な装着の危険性が増えるの
で望ましくない。
[発明の目的] 上述の従来技術に鑑み、本発明は、電気的遮蔽を提供
し、2つの表面間の空間だけではなく、ガスケット中で
電気的遮蔽を提供する金属製要素にも環境的封止を提供
するE.M.I.ガスケットを提供することを目的とする。
し、2つの表面間の空間だけではなく、ガスケット中で
電気的遮蔽を提供する金属製要素にも環境的封止を提供
するE.M.I.ガスケットを提供することを目的とする。
[発明の構成] 従って、1つの要旨において、本発明は、2つの面間
の空間を電磁障害(E.M.I.)に対して電気的に遮蔽し、
かつ、環境的に封止するためのガスケットを提供し、該
ガスケットは、 (a)該表面との電気的接触を形成でき、また、該面間
の空間で電気的遮蔽を提供する導電性要素、および (b)円錘貫入度が約100〜350(10-1mm)、極限伸びが
少なくとも200%であり、該面間の空間を封止し、該面
間で環境的封止を、また、該導電性要素に環境的保護を
提供するように適当量で存在して配置されているゲル材
料 を有して成る。
の空間を電磁障害(E.M.I.)に対して電気的に遮蔽し、
かつ、環境的に封止するためのガスケットを提供し、該
ガスケットは、 (a)該表面との電気的接触を形成でき、また、該面間
の空間で電気的遮蔽を提供する導電性要素、および (b)円錘貫入度が約100〜350(10-1mm)、極限伸びが
少なくとも200%であり、該面間の空間を封止し、該面
間で環境的封止を、また、該導電性要素に環境的保護を
提供するように適当量で存在して配置されているゲル材
料 を有して成る。
ガスケットの好ましい態様において、ゲル材料は導電
性要素を覆い、ガスケットが面間で圧縮されると、要素
は、その一部分がゲル材料を突き抜けて面に接触するよ
うになっており、そのように配置されている。
性要素を覆い、ガスケットが面間で圧縮されると、要素
は、その一部分がゲル材料を突き抜けて面に接触するよ
うになっており、そのように配置されている。
ガスケットのもう1つの態様において、導電性要素の
少なくとも一部分は、ゲル材料の外側に配置され、ゲル
材料は、ガスケットが面間で圧縮された場合に、面と封
止的に接触するように変形し、また、要素の露出部分を
封止するように要素の回りで変形するように配置されて
いる。
少なくとも一部分は、ゲル材料の外側に配置され、ゲル
材料は、ガスケットが面間で圧縮された場合に、面と封
止的に接触するように変形し、また、要素の露出部分を
封止するように要素の回りで変形するように配置されて
いる。
もう1つの要旨において、本発明は、上記ガスケット
を2つの面の間に配置して、該2つの面間で該ガスケッ
トを圧縮してゲル材料を変形し、導電性要素と面との間
で電気的接触を確実に形成することにより、2つの面間
でE.M.I.遮蔽および環境的封止を提供する方法を提供す
る。
を2つの面の間に配置して、該2つの面間で該ガスケッ
トを圧縮してゲル材料を変形し、導電性要素と面との間
で電気的接触を確実に形成することにより、2つの面間
でE.M.I.遮蔽および環境的封止を提供する方法を提供す
る。
本発明のガスケットは、上述のような関係に組み合わ
せられる導電性要素およびゲル材料要素を有して成る。
従って、面間でガスケットを圧縮した場合、導電性要素
がゲルを突き抜けて面と電気的に接触するように配置で
きる。また、導電性要素は、露出していてよい場合も考
えられ、ゲルは、ガスケットが面間で圧縮された場合、
ゲルが導電性要素の露出部分の回りで変形して、要素の
露出面を環境的に封止し、また、面に接触して環境的に
封止するように配置する。
せられる導電性要素およびゲル材料要素を有して成る。
従って、面間でガスケットを圧縮した場合、導電性要素
がゲルを突き抜けて面と電気的に接触するように配置で
きる。また、導電性要素は、露出していてよい場合も考
えられ、ゲルは、ガスケットが面間で圧縮された場合、
ゲルが導電性要素の露出部分の回りで変形して、要素の
露出面を環境的に封止し、また、面に接触して環境的に
封止するように配置する。
導電性要素は、金属または他の導電性材料から成って
よく、要素は1種またはそれ以上の材料から形成してよ
い。
よく、要素は1種またはそれ以上の材料から形成してよ
い。
導電性要素は変形可能であり、封止すべき面に適合す
るのが好ましい。要素は、例えば、ワイヤーが半径方向
に向いているパイプクリーナーまたは瓶ブラシの構造の
ワイヤー剛毛構造物としての編み、織りもしくは不織ま
たは編組ファブリックとして形成してよく、あるいはエ
キスパンデッドメタルメッシュとして形成してもよい。
面間で電気的接触を形成し、かつ、所望の電気的遮蔽特
性を提供する他の適当な構造は当業者にとっては明白で
あろう。織り構造は、良好な可撓性および適合性を有
し、かつ、良好な電気的遮蔽を提供する丸編または平形
編ファブリックの形態であってよい。
るのが好ましい。要素は、例えば、ワイヤーが半径方向
に向いているパイプクリーナーまたは瓶ブラシの構造の
ワイヤー剛毛構造物としての編み、織りもしくは不織ま
たは編組ファブリックとして形成してよく、あるいはエ
キスパンデッドメタルメッシュとして形成してもよい。
面間で電気的接触を形成し、かつ、所望の電気的遮蔽特
性を提供する他の適当な構造は当業者にとっては明白で
あろう。織り構造は、良好な可撓性および適合性を有
し、かつ、良好な電気的遮蔽を提供する丸編または平形
編ファブリックの形態であってよい。
本発明のガスケットの好ましい形態は、複合体であ
り、導電性要素がゲル材料内に存在するか、またはゲル
材料が要素の全部を少なくとも被覆し、それにより導電
性要素が、ゲル材料またはゲル被覆を突き抜けて、間で
ガスケットを圧縮する表面との電気的接触を形成する。
り、導電性要素がゲル材料内に存在するか、またはゲル
材料が要素の全部を少なくとも被覆し、それにより導電
性要素が、ゲル材料またはゲル被覆を突き抜けて、間で
ガスケットを圧縮する表面との電気的接触を形成する。
本発明に有用なゲル材料は、ASTM D−9 37−77に従っ
て測定した約100〜350(10-1mm)の円錘貫入度およびAS
TM D−412に従って測定した少なくとも200%の極限伸び
の物性を有するいずれの組成物または材料であってもよ
い。そのようなゲル材料は、間でガスケットを圧縮する
面の環境的封止を提供するための圧縮力が小さくても、
ゲル材料が大きい適合性を有するのに必要な上記円錘貫
入度および伸び特性を有する、例えばポリウレタン、シ
リコーン、ポリオレフィン系ブロックコポリマーおよび
他の組成物であってよい。そのようなゲル材料は、腐食
から基材を保護し、また、湿気にさらされた場合の電気
的に好ましくない作用を防止するために電気的端部およ
び接続部に電気的絶縁を提供するために使用されてい
る。例えば、そのようなゲル材料は、ヨーロッパ特許出
願公開第108518号、第196,219号、第0191609号、第0194
872号、第0204427号および第0200557号に記載されてい
るように、種々の用途に使用されている。また、適当な
ゲル組成物および材料の例は、ヨーロッパ特許出願公開
第203738号および第0224389号ならびに国際特許出願第P
CT/GB/87/00506号に記載されている。
て測定した約100〜350(10-1mm)の円錘貫入度およびAS
TM D−412に従って測定した少なくとも200%の極限伸び
の物性を有するいずれの組成物または材料であってもよ
い。そのようなゲル材料は、間でガスケットを圧縮する
面の環境的封止を提供するための圧縮力が小さくても、
ゲル材料が大きい適合性を有するのに必要な上記円錘貫
入度および伸び特性を有する、例えばポリウレタン、シ
リコーン、ポリオレフィン系ブロックコポリマーおよび
他の組成物であってよい。そのようなゲル材料は、腐食
から基材を保護し、また、湿気にさらされた場合の電気
的に好ましくない作用を防止するために電気的端部およ
び接続部に電気的絶縁を提供するために使用されてい
る。例えば、そのようなゲル材料は、ヨーロッパ特許出
願公開第108518号、第196,219号、第0191609号、第0194
872号、第0204427号および第0200557号に記載されてい
るように、種々の用途に使用されている。また、適当な
ゲル組成物および材料の例は、ヨーロッパ特許出願公開
第203738号および第0224389号ならびに国際特許出願第P
CT/GB/87/00506号に記載されている。
本発明に有用なゲルは、一般に約100〜350(10-1mm)
の円錘貫入度を有する。多くの用途において、ゲルは、
約150〜350(10-1mm)の円錘貫入度を有するのが好まし
く、ある用途では、約100〜300(10-1mm)の円錘貫入度
であるのが好ましい。適当なカバーリング層と共に比較
的薄い層で使用する場合、ゲルは、円錘貫入度が約250
〜350(10-1mm)である時、優秀な表面保護および封止
を提供する。基材の表面との良好な適合性を提供するた
めに、ゲル材料の極限伸びは、少なくとも100%である
必要がある。ゲル材料が基材表面に良好な封止を提供す
るには、一般に大きい値である程好ましい。ゲル材料
は、少なくとも200%の伸びを有するのが一般に好まし
く、多くの用途では、少なくとも500%の伸びが望まし
い。他の用途では、ゲル材料は少なくとも750%の伸び
を有するのが好ましい。
の円錘貫入度を有する。多くの用途において、ゲルは、
約150〜350(10-1mm)の円錘貫入度を有するのが好まし
く、ある用途では、約100〜300(10-1mm)の円錘貫入度
であるのが好ましい。適当なカバーリング層と共に比較
的薄い層で使用する場合、ゲルは、円錘貫入度が約250
〜350(10-1mm)である時、優秀な表面保護および封止
を提供する。基材の表面との良好な適合性を提供するた
めに、ゲル材料の極限伸びは、少なくとも100%である
必要がある。ゲル材料が基材表面に良好な封止を提供す
るには、一般に大きい値である程好ましい。ゲル材料
は、少なくとも200%の伸びを有するのが一般に好まし
く、多くの用途では、少なくとも500%の伸びが望まし
い。他の用途では、ゲル材料は少なくとも750%の伸び
を有するのが好ましい。
本発明のガスケットは、平織もしくは編ワイヤーファ
ブリックのような平形形状または丸編もしくは円筒編組
構造に形成してよい。また、そのような丸形または円筒
構造は、平形形状が望ましい場合、平坦にできる。本発
明のガスケットを使用して、所望の電気的遮蔽および環
境的封止を得るには、一般に、丸形ガスケットを使用す
る場合、圧縮力が小さくてすむ。例えば、丸形ガスケッ
トを使用する場合、一般に約1〜10psiの圧力で十分で
あるが、一方、本発明の平形ガスケットを使用する場
合、約5〜25psiの圧力を必要とすることがある。より
大きい圧力を使用できるが、そのように大きい圧力が必
要であるということではない。このような圧力および力
は、従来技術のゴム、発泡体およびエラストマーガスケ
ットを使用する時に典型的に必要な力より相当小さく、
また、粒状物充填プラスチックE.M.I.ガスケットを使用
する場合より実質的に小さい。従って、本発明のガスケ
ットは、装着が容易であり、小さい圧縮力で所望のE.M.
I.遮蔽および環境的封止を得ることができるという利点
があり、従って、本発明のガスケットは、より軽量のデ
バイスおよび構造材料に使用するのに有用となる。
ブリックのような平形形状または丸編もしくは円筒編組
構造に形成してよい。また、そのような丸形または円筒
構造は、平形形状が望ましい場合、平坦にできる。本発
明のガスケットを使用して、所望の電気的遮蔽および環
境的封止を得るには、一般に、丸形ガスケットを使用す
る場合、圧縮力が小さくてすむ。例えば、丸形ガスケッ
トを使用する場合、一般に約1〜10psiの圧力で十分で
あるが、一方、本発明の平形ガスケットを使用する場
合、約5〜25psiの圧力を必要とすることがある。より
大きい圧力を使用できるが、そのように大きい圧力が必
要であるということではない。このような圧力および力
は、従来技術のゴム、発泡体およびエラストマーガスケ
ットを使用する時に典型的に必要な力より相当小さく、
また、粒状物充填プラスチックE.M.I.ガスケットを使用
する場合より実質的に小さい。従って、本発明のガスケ
ットは、装着が容易であり、小さい圧縮力で所望のE.M.
I.遮蔽および環境的封止を得ることができるという利点
があり、従って、本発明のガスケットは、より軽量のデ
バイスおよび構造材料に使用するのに有用となる。
また、本発明のガスケット中のゲル材料は、湿気また
は化学的な暴露のような環境的影響物から封止すべき面
を封止して保護できるだけでなく、ガスケット自体の金
属構造物もこれらから保護できるので、耐腐食性を提供
できるという利点が本発明のガスケットにはある。本発
明のガスケットのもう1つの利点は、たとえ、ガスケッ
トの導電性要素のある部分が環境に露出して、ガスケッ
トのゲル部分の表面まで腐食してきても、錆または腐食
はその点で停止する点にある。ガスケットは、面間で圧
縮されて装着されている場合、十分量の要素がゲル内に
埋封されて追加の腐食からゲルにより保護されている限
り、環境的封止および電気的遮蔽を提供し続ける。
は化学的な暴露のような環境的影響物から封止すべき面
を封止して保護できるだけでなく、ガスケット自体の金
属構造物もこれらから保護できるので、耐腐食性を提供
できるという利点が本発明のガスケットにはある。本発
明のガスケットのもう1つの利点は、たとえ、ガスケッ
トの導電性要素のある部分が環境に露出して、ガスケッ
トのゲル部分の表面まで腐食してきても、錆または腐食
はその点で停止する点にある。ガスケットは、面間で圧
縮されて装着されている場合、十分量の要素がゲル内に
埋封されて追加の腐食からゲルにより保護されている限
り、環境的封止および電気的遮蔽を提供し続ける。
本発明のガスケットは、ゲルを含むか、またはゲルを
要素として有するテープまたは他の構造物を製造するた
めに、先に参照した特許出願で使用されている方法と類
似する任意の好都合な方法により作ることができる。例
えば、導電性要素は、液体未硬化ゲル材料により充填し
て、次に、要素内の所定の位置で硬化させて完全に要素
を封入するか、または要素の一部分をゲルの表面から露
出させる。別法では、本発明のガスケットは、予備硬化
したゲル層を1つまたはそれ以上の層の要素と積層し
て、十分量のゲル材料を要素に提供することにより作る
ことができる。例えば、エキスパンデッドメタルメッシ
ュ要素の片側または両側に予備硬化ゲル層を積層しても
よい。もう1つの例では、十分な厚さを有する予備硬化
ゲルのシートは、ゲルシートの両側に積層した2枚のエ
キスパンデッドメタルメッシュを有することもできる。
別の例では、丸いゲルロープを編組機または丸形編機に
供給して、ゲルの外側表面にワイヤー構造物を編組する
かまたは編むことができる。更にもう1つの例では、円
筒状編組金属ワイヤー構造物または丸形編み金属ワイヤ
ー構造物を液体未硬化ゲルにより充填し、ゲルを放置し
て編組または編みワイヤー構造物の内側で硬化させて、
編組または編みワイヤー構造物を露出させるか、または
ゲルが編組または編みワイヤー構造物を封入または被覆
するようにする。本発明のガスケットを作る他の方法
は、本明細書の教示するところにより当業者には明白で
あろう。
要素として有するテープまたは他の構造物を製造するた
めに、先に参照した特許出願で使用されている方法と類
似する任意の好都合な方法により作ることができる。例
えば、導電性要素は、液体未硬化ゲル材料により充填し
て、次に、要素内の所定の位置で硬化させて完全に要素
を封入するか、または要素の一部分をゲルの表面から露
出させる。別法では、本発明のガスケットは、予備硬化
したゲル層を1つまたはそれ以上の層の要素と積層し
て、十分量のゲル材料を要素に提供することにより作る
ことができる。例えば、エキスパンデッドメタルメッシ
ュ要素の片側または両側に予備硬化ゲル層を積層しても
よい。もう1つの例では、十分な厚さを有する予備硬化
ゲルのシートは、ゲルシートの両側に積層した2枚のエ
キスパンデッドメタルメッシュを有することもできる。
別の例では、丸いゲルロープを編組機または丸形編機に
供給して、ゲルの外側表面にワイヤー構造物を編組する
かまたは編むことができる。更にもう1つの例では、円
筒状編組金属ワイヤー構造物または丸形編み金属ワイヤ
ー構造物を液体未硬化ゲルにより充填し、ゲルを放置し
て編組または編みワイヤー構造物の内側で硬化させて、
編組または編みワイヤー構造物を露出させるか、または
ゲルが編組または編みワイヤー構造物を封入または被覆
するようにする。本発明のガスケットを作る他の方法
は、本明細書の教示するところにより当業者には明白で
あろう。
本発明の説明は、2つの面間の空間の遮蔽および封止
に関する。しかしながら、本発明のガスケットおよび方
法の概念は、3つ、4つまたはそれ以上の面の間の空間
の遮蔽および封止をも包含することが理解されよう。本
発明のガスケットは、3つまたはそれ以上の面が一体に
集まっている場合の空間を封止するために有効となるよ
うに容易に設計して形成できることは、当業者には明白
であろう。それ故、本明細書では、「2つの面」なる語
は、本発明の概念では、少なくとも2つまたは2つもし
くはそれ以上の面を本発明の概念に包含する。
に関する。しかしながら、本発明のガスケットおよび方
法の概念は、3つ、4つまたはそれ以上の面の間の空間
の遮蔽および封止をも包含することが理解されよう。本
発明のガスケットは、3つまたはそれ以上の面が一体に
集まっている場合の空間を封止するために有効となるよ
うに容易に設計して形成できることは、当業者には明白
であろう。それ故、本明細書では、「2つの面」なる語
は、本発明の概念では、少なくとも2つまたは2つもし
くはそれ以上の面を本発明の概念に包含する。
本発明のガスケットおよび方法の態様を添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第1A図および第1B図は、ワイヤー1から作ったファブ
リックを示す。第1C図に示すように、ワイヤー1を含有
する織り金属ファブリックは、硬化ゲル2内に封入され
ている。第1D図では、第1C図のガスケットが面3の間で
装着されて圧縮されている。圧縮されているので、金属
ワイヤー1は点5で面3に接触し、ゲルは、圧縮されて
部分4に広がっている。第1D図から判るように、ゲルは
面3の間で環境的に封止し、ワイヤー1から作った織り
金属ファブリックを封入して環境的に保護している。
リックを示す。第1C図に示すように、ワイヤー1を含有
する織り金属ファブリックは、硬化ゲル2内に封入され
ている。第1D図では、第1C図のガスケットが面3の間で
装着されて圧縮されている。圧縮されているので、金属
ワイヤー1は点5で面3に接触し、ゲルは、圧縮されて
部分4に広がっている。第1D図から判るように、ゲルは
面3の間で環境的に封止し、ワイヤー1から作った織り
金属ファブリックを封入して環境的に保護している。
第2A図は、ワイヤーパイプクリーナーまたは瓶ブラシ
型構造物から作った本発明のガスケットの側面図および
端面図であり、中央ワイヤー6およびワイヤー構造物内
でゲル層8の表面を越えて伸びている半径方向ワイヤー
7を有して成る。第2B図は、面9の間に装着して圧縮さ
れた第2A図のガスケットの側面図および端面図である。
第2B図から判るように、ワイヤー7は面9と接触し、ゲ
ルは変形されて部分10に広がり、部分10では、ゲルはワ
イヤー7の端を封入して覆い、このワイヤー7の端は面
9と直接接触していない。
型構造物から作った本発明のガスケットの側面図および
端面図であり、中央ワイヤー6およびワイヤー構造物内
でゲル層8の表面を越えて伸びている半径方向ワイヤー
7を有して成る。第2B図は、面9の間に装着して圧縮さ
れた第2A図のガスケットの側面図および端面図である。
第2B図から判るように、ワイヤー7は面9と接触し、ゲ
ルは変形されて部分10に広がり、部分10では、ゲルはワ
イヤー7の端を封入して覆い、このワイヤー7の端は面
9と直接接触していない。
以下の実施例を参照して、本発明のガスケットを更に
説明する。
説明する。
実施例1 ソサエティ・オブ・オートモーティブ・エンジニヤズ
(Society of Automotive Engineers)SAE−ARP−17
05仕様書に記載されている伝達インピーダンス法を使用
して、10MHz〜1GHzの周波数、3.8mmギャップで第1図に
示すような織りワイヤー布の減衰能を測定した。周波数
領域の走査結果を第3図に示す。このグラフから、減衰
は90dB以上に存在することが判る。
(Society of Automotive Engineers)SAE−ARP−17
05仕様書に記載されている伝達インピーダンス法を使用
して、10MHz〜1GHzの周波数、3.8mmギャップで第1図に
示すような織りワイヤー布の減衰能を測定した。周波数
領域の走査結果を第3図に示す。このグラフから、減衰
は90dB以上に存在することが判る。
実施例2 第1図で説明したワイヤー布を、円錘貫入度260(10
-1mm)、伸び450%のポリジメチルシロキサンゲルによ
り含浸した。実施例1と同じ条件下で、含浸布について
周波数対減衰走査の測定を行った。得られた結果を第4
図に示している。このグラフから走査結果は第3図とは
異ならないことがわかり、従って、試験装置で圧縮され
た場合、ワイヤー布がゲルを通過して金属基材に接触で
きることが判る。
-1mm)、伸び450%のポリジメチルシロキサンゲルによ
り含浸した。実施例1と同じ条件下で、含浸布について
周波数対減衰走査の測定を行った。得られた結果を第4
図に示している。このグラフから走査結果は第3図とは
異ならないことがわかり、従って、試験装置で圧縮され
た場合、ワイヤー布がゲルを通過して金属基材に接触で
きることが判る。
実施例3 先の実施例で説明した方法と同じ方法を使用して115
マイクロメーターのモネルワイヤーから作った直径4mm
の編みワイヤーストリップの電磁周波数減衰能を測定し
た。走査結果を第5図に示す。
マイクロメーターのモネルワイヤーから作った直径4mm
の編みワイヤーストリップの電磁周波数減衰能を測定し
た。走査結果を第5図に示す。
実施例4 実施例3で説明したストリップを、円錘貫入度260(1
0-1mm)、伸び450%のポリジメチルシロキサンにより含
浸し、次に、先の実施例で説明したように遮蔽能を測定
した。第6図に走査結果を示しており、第5図の非含浸
の場合とほとんど同じ結果である。
0-1mm)、伸び450%のポリジメチルシロキサンにより含
浸し、次に、先の実施例で説明したように遮蔽能を測定
した。第6図に走査結果を示しており、第5図の非含浸
の場合とほとんど同じ結果である。
実施例5 実施例1で説明した、ゲル含浸をしていない織りワイ
ヤー布および実施例2で説明したゲルガスケットの腐食
試験を実施した。外径44.5mm、内径31.75mmのドーナツ
形状試験片を打ち抜いた。軍標準Mil−STD−810に従っ
て、試験片をアルミニウムディスクの間にはさみ、塩噴
霧にさらした。このアッセンブリ(または構造体)につ
いて100時間毎に500時間まで抵抗率の変化を測定した。
第7図に含浸および非含浸ワイヤー布の変化を示してい
る。接続部の導電性はゲルにより保護されることが判
る。
ヤー布および実施例2で説明したゲルガスケットの腐食
試験を実施した。外径44.5mm、内径31.75mmのドーナツ
形状試験片を打ち抜いた。軍標準Mil−STD−810に従っ
て、試験片をアルミニウムディスクの間にはさみ、塩噴
霧にさらした。このアッセンブリ(または構造体)につ
いて100時間毎に500時間まで抵抗率の変化を測定した。
第7図に含浸および非含浸ワイヤー布の変化を示してい
る。接続部の導電性はゲルにより保護されることが判
る。
第1A、1Bおよび1C図は、本発明のガスケットであり、導
電性要素はゲル材料内に含まれており、第1D図は2つの
面間に装着されたガスケットを示している。第2A図は、
本発明のガスケットを示し、導電性要素の一部分がゲル
材料の外側にあり、第2B図は、2つの面間に装着された
そのようなガスケットを示す。第3図は、先に説明した
ようにして測定した第1A図および第1B図に示した織りワ
イヤー布の遮蔽効果を示す周波数対信号減衰のグラフで
ある。第4図は、第1C図に示したガスケットの遮蔽効果
を示すグラフ、第5図は、編みワイヤーストラップの遮
蔽効果を示すグラフ、第6図は、編みワイヤーストラッ
プから作った本発明のガスケットの遮蔽効果を示すグラ
フ、第7図は、先に説明したように、塩溶液を噴霧した
場合の電気的接続部の抵抗の変化を示すグラフである。 1……ワイヤー、2……ゲル、3……面、 4……広がり部分、5……接触点、 6……中央ワイヤー、7……半径方向ワイヤー、 8……ゲル層、9……面、10……広がり部分。
電性要素はゲル材料内に含まれており、第1D図は2つの
面間に装着されたガスケットを示している。第2A図は、
本発明のガスケットを示し、導電性要素の一部分がゲル
材料の外側にあり、第2B図は、2つの面間に装着された
そのようなガスケットを示す。第3図は、先に説明した
ようにして測定した第1A図および第1B図に示した織りワ
イヤー布の遮蔽効果を示す周波数対信号減衰のグラフで
ある。第4図は、第1C図に示したガスケットの遮蔽効果
を示すグラフ、第5図は、編みワイヤーストラップの遮
蔽効果を示すグラフ、第6図は、編みワイヤーストラッ
プから作った本発明のガスケットの遮蔽効果を示すグラ
フ、第7図は、先に説明したように、塩溶液を噴霧した
場合の電気的接続部の抵抗の変化を示すグラフである。 1……ワイヤー、2……ゲル、3……面、 4……広がり部分、5……接触点、 6……中央ワイヤー、7……半径方向ワイヤー、 8……ゲル層、9……面、10……広がり部分。
フロントページの続き (72)発明者 ランドルフ・ダブリュ・チャン アメリカ合衆国94306カリフォルニア、 パロ・アルト、ラモナ・ストリート 3200番 (56)参考文献 特開 昭61−243882(JP,A) 特開 昭55−145781(JP,A) 特開 昭61−261385(JP,A) 実開 昭56−101257(JP,U)
Claims (10)
- 【請求項1】2つの面間の空間を電磁障害に対して電気
的に遮蔽し、かつ、環境的に封止するためのガスケット
であって、 (a)該面との電気的接触を形成し、また、該面間の空
間で電気的遮蔽を提供する導電性要素、および (b)円錘貫入度が約100〜350(10-1mm)、極限伸びが
少なくとも200%であり、該面間の空間を封止するゲル
材料であって、該面間で環境的封止を提供し、また、該
導電性要素に環境的保護を提供するように適当量で存在
して配置されているゲル材料 を有して成り、 ゲル材料が導電性要素を覆い、面間でガスケットが圧縮
された場合、該要素は、その一部分がゲル材料を突き抜
けて面に接触するようになされて配置されているガスケ
ット。 - 【請求項2】導電性要素が金属から作られている特許請
求の範囲第1項記載のガスケット。 - 【請求項3】導電性要素が変形可能である特許請求の範
囲第1項または第2項記載のガスケット。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
載のガスケットを該2つの面間に配置して、該面間でガ
スケットを圧縮してゲル材料を変形し、また、導電性要
素と該面との間で電気的接触を確保することにより、2
つの面間で電磁障害遮蔽および環境的封止を提供する方
法。 - 【請求項5】2つの面および該2つの面間で圧縮される
特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のガスケッ
トから成る構造体。 - 【請求項6】2つの面間の空間を電磁障害に対して電気
的に遮蔽し、かつ、環境的に封止するためのガスケット
であって、 (a)該面との電気的接触を形成し、また、該面間の空
間で電気的遮蔽を提供する導電性要素、および (b)円錘貫入度が約100〜350(10-1mm)、極限伸びが
少なくとも200%であり、該面間の空間を封止するゲル
材料であって、該面間で環境的封止を提供し、また、該
導電性要素に環境的保護を提供するように適当量で存在
して配置されているゲル材料 を有して成り、 導電性要素の少なくとも一部分はゲル材料の外側に配置
されて露出し、ゲル材料は、ガスケットが面間で圧縮さ
れた場合、面と封止的に接触するように変形し、また、
該要素の露出部分を封止するように該要素の回りで変形
するように配置されているのガスケット。 - 【請求項7】導電性要素が金属から作られている特許請
求の範囲第6項記載のガスケット。 - 【請求項8】導電性要素が変形可能である特許請求の範
囲第6項または第7項記載のガスケット。 - 【請求項9】特許請求の範囲第6〜8項のいずれかに記
載のガスケットを該2つの面間に配置して、該面間でガ
スケットを圧縮してゲル材料を変形し、また、導電性要
素と該面との間で電気的接触を確保することにより、2
つの面間で電磁障害遮蔽および環境的封止を提供する方
法。 - 【請求項10】2つの面および該2つの面間で圧縮され
る特許請求の範囲第6〜8項のいずれかに記載のガスケ
ットから成る構造体。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US282787A | 1987-01-13 | 1987-01-13 | |
US2,827 | 1987-01-13 | ||
US002,827 | 1987-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199786A JPS63199786A (ja) | 1988-08-18 |
JP2604776B2 true JP2604776B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=21702708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63006760A Expired - Lifetime JP2604776B2 (ja) | 1987-01-13 | 1988-01-13 | 電磁障害遮蔽ガスケットおよびその使用方法 |
Country Status (8)
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---|---|
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JP (1) | JP2604776B2 (ja) |
KR (1) | KR970004506B1 (ja) |
AT (1) | ATE120332T1 (ja) |
CA (1) | CA1294696C (ja) |
DE (1) | DE3853370T2 (ja) |
ES (1) | ES2070848T3 (ja) |
IL (1) | IL85083A (ja) |
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FI915242A (fi) * | 1991-11-06 | 1993-05-07 | Nokia Mobile Phones Ltd | Rf-skaermning av kretskort |
FR2690603B1 (fr) * | 1992-04-22 | 1994-07-22 | Altoflex | Bourrelet de blindage electrique. |
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DE4319965C3 (de) | 1993-06-14 | 2000-09-14 | Emi Tec Elektronische Material | Verfahren zur Herstellung eines Gehäuses mit elektromagnetischer Abschirmung |
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JP2690684B2 (ja) * | 1994-04-14 | 1997-12-10 | 北川工業株式会社 | 縫製電磁波シールド材 |
AU2425495A (en) * | 1994-04-26 | 1995-11-16 | Boeing Company, The | Corrosion resistant gasket for aircraft |
AU4122196A (en) * | 1994-12-14 | 1996-07-03 | N.V. Raychem S.A. | Sealing article |
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GB9605912D0 (en) * | 1996-03-21 | 1996-05-22 | Raychem Ltd | Sealant-carrying articles |
AU2035897A (en) * | 1996-03-21 | 1997-10-10 | Raychem Limited | Gel sealing articles |
ATE230833T1 (de) * | 1996-03-21 | 2003-01-15 | Tyco Electronics Ltd Uk | Gel-dichtung |
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JP2016534895A (ja) * | 2013-10-03 | 2016-11-10 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | 構造化可能なコンポジット |
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US9766662B2 (en) | 2015-04-22 | 2017-09-19 | Apple Inc. | Conductive gasket for a portable computing device |
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-
1988
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- 1988-01-12 DE DE3853370T patent/DE3853370T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-12 EP EP88300197A patent/EP0275171B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-12 ES ES88300197T patent/ES2070848T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-12 CA CA000556362A patent/CA1294696C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-12 AT AT88300197T patent/ATE120332T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-01-13 KR KR88000187A patent/KR970004506B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-01-13 JP JP63006760A patent/JP2604776B2/ja not_active Expired - Lifetime
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