JP2604331Y2 - 針カバー付き医療用具 - Google Patents

針カバー付き医療用具

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JP2604331Y2
JP2604331Y2 JP1993010945U JP1094593U JP2604331Y2 JP 2604331 Y2 JP2604331 Y2 JP 2604331Y2 JP 1993010945 U JP1993010945 U JP 1993010945U JP 1094593 U JP1094593 U JP 1094593U JP 2604331 Y2 JP2604331 Y2 JP 2604331Y2
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needle
syringe
connector
medical device
needle cover
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井 雅 彦 真
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SB Kawasumi Laboratories Inc
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Kawasumi Laboratories Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は針を有する医療用具において、患
者に薬液を注入した後あるいは患者から血液を採取した
後等に患者の血液に接触した針が作業者に誤って刺さっ
てしまう事故を防ぐことのできる針カバー付き医療用具
の改良に関する。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】針カバー
付き医療用具として、特公平4−74028号に針を先
端に装着したシリンジとその外周に装着される針カバー
より構成され、それぞれの各部材に設けられた突起と孔
のバネ作用により針を針カバー内に収納し、針が再び露
出しないようにしたものが開示されている。しかしなが
ら、前記針カバー付き医療用具はバネ作用により突起と
孔を係合可能にしているので、シリンジと針カバーは終
始安定して固定されず、例えば外部から何らかの衝撃を
受けた場合、突起と孔の係合がはずれ、再び針が露出し
て誤って作業者の手を突き刺す事故の発生が予測され
る。
【0003】また特開平3−63066号には、針キャ
ップを装着した針ハウジングに針カバーをスライド可能
に装着し、針カバーを前方にスライドし針を針カバー内
に収納した後、それぞれの部材に設けた孔と突起を係止
する針カバー付き医療用具が開示されている。しかしな
がら、この医療用具は針キャップと針カバーを双方備え
るため部品点数が多くなり、構造が複雑になるためコス
ト高になっていた。また前記の医療用具と同様の事故も
予想される。そこで本考案者は以上の課題を解決するた
めに鋭検討を重ねた結果次の考案に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】[1]本考案は、針管
と針基よりなる注入針と、前記注入針を内部に収
納する針カバー部材と、前記針基と接続されかつ前
記針カバー部材の後方部に固定されるコネクター
からなり、前記針カバー部材には前記針基の固定溝
13と前記コネクターを固定するための溝部12が形
成され、前記コネクターは針基接続部と前記溝部
に対応する突起部8とシリンジまたはカテーテル針接
続部10が形成されてなる針カバー付き医療用具を提
供する。 [2]本考案は、[1]記載の各部材と先端にコネクタ
ー接続部14を形成したシリンジ15とピストン16
り構成されるシリンジ部材4またはカテーテル針よりな
る針カバー付き医療用具を提供する。 [3]本考案は、針管25と針基26よりなる注射針
と、前記針管25の針カバー部材23と、前記針基
と接続されるコネクター27と、前記コネクター27
を接続しかつ前記針カバー部材23を固定するためのシ
リンジ35またはカテーテル針とからなり、前記針カバ
ー部材23は針管の針カバー31とシリンジまたはカテ
ーテル針装着部39が連結片38を介して形成されると
ともにシリンジまたはカテーテル針装着部39の内面に
は前記コネクター27を固定するための溝部32が形成
され、前記コネクター27は針基接続部29と前記溝部
32に対応する突起部28が形成され、前記シリンジ
5またはカテーテル針にはコネクター接続部34が形成
されてなる針カバー付き医療用具21を提供する。 [4]本考案は、[3]記載のシリンジ35にピストン
36を設けた針カバー付き医療用具21を提供する。 [5]本考案は、コネクター27とシリンジ35は一体
成形されてなる[3]ないし[4]記載の針カバー付き
医療用具21を提供する。
【0005】
【実施例】図1は本考案の針カバー付き医療用具1(以
下医療用具1)の概略図である。医療用具1は針管5と
針基6よりなる注入針2と、前記注入針2を内部に収納
する針カバー部材3と、前記針基6と接続されかつ前記
針カバー部材3の後方部に固定されるコネクター7とか
ら構成される。
【0006】前記針カバー部材3は、図2(図1の針カ
バー部材3の断面図)と図3(図2のA矢視図)に示す
ように、針カバー11内面の前方に前記針基6の固定溝
13が形成され、後方にコネクター7を固定するための
溝部12が形成されている。またコネクター7は前方に
針基接続部9が形成され、その後方に前記溝部12に対
応する突起部8が形成されている(図4は図1のB矢視
図)。前記溝部12と突起部8は、例えばらせん状のネ
ジ突起とネジ溝が好ましいがその他の形状も採用するこ
とができる。
【0007】また必要に応じて前記コネクター7の突起
部8の後方にシリンジ接続部10を形成し、これに先端
にコネクター接続部14を形成したシリンジ15とピス
トン16より構成されるシリンジ部材4を接続すること
ができる。
【0008】次に本考案の注入装置1の組み立てと使用
方法の一例について説明する。針基6と針基接続部9及
びシリンジ接続部10とコネクター接続部14を接続し
て、注入針2とコネクター7及びシリンジ部材4を接続
する。これらを図5の様に針カバー11の中にセット
し、針管5のみを露出させた状態で針管5を患者に穿刺
し、シリンジ15内の薬液を患者に注入する。
【0009】患者から針管5を抜いた後、図6のように
注入針2を針カバー11内に収納すると共に突起部8と
溝部12を接合して注入針2を針カバー11内に固定す
ることより、針管5を針カバー11の外に露出しないよ
うにすることができる。これにより患者の血液に触れた
針管5が誤って作業者の手を突き刺すような事故を防止
することができる。
【0010】以上の使用例では、シリンジ部材4を用い
た場合についても説明したが、シリンジ部材4の代わり
にカテーテル針を使用することもできる。この場合、針
管5は留置針となるので合成樹脂製のものが使用され
る。また前記シリンジ接続部10はカテーテル針接続部
となる。
【0011】図7は本考案のその他の医療用具21の概
略図である。医療用具21は、針管25と針基26より
なる注入針22と、前記針管25の針カバー部材23
と、前記針基26と接続されるコネクター27と、前記
コネクター27を接続しかつ前記針カバー部材23を固
定するためのシリンジ部材24とから構成されている。
【0012】前記針カバー部材23は、図8から図10
(図8は図7の針カバー部材の一部切欠断面図、図9は
図8のC矢視図、図10は図8のD矢視図)に示す様
に、針管25の針カバー31とシリンジ装着部39が連
結片38を介して形成され前記シリンジ装着部39の内
面には、前記コネクター27を固定するための溝部32
が形成されている。
【0013】また、コネクター27は前方に針基接続部
29が形成され、その後方に前記溝部32に対応する突
起部28が形成されている。前記溝部32と突起部28
は例えば、らせん状のネジ突起とネジ溝が好ましいが、
その他の形状も採用することができる。
【0014】また、必要に応じて前記シリンジ35の中
にピストン36を配置することによりシリンジ35とピ
ストン36より構成されるシリンジ部材24を接続する
ことができる。
【0015】次に医療用具21の組み立てと使用方法の
一例について説明する。図1の医療用具1と同様に注入
針22とコネクター27及びシリンジ部材24を接続す
る。続いて図11のようにシリンジ35にシリンジ装着
部39を装着すると同時に針管25に針カバー31を取
り付ける。シリンジ35と針管25は、シリンジ装着部
39と針カバー31を前後にスライド可能に移動できる
ように形成されている。針管25の先端を露出させた状
態で針管25を患者に穿刺しシリンジ35内の薬液を患
者に注入する。
【0016】患者から針管25を抜いた後、図12のよ
うに注入針22を後方に移動させて針管25の先端を針
カバー31内に収納すると共に突起部28と溝部32を
接合して固定することにより針管25の先端を針カバー
31の外に露出しないようにすることができる。これに
より患者の血液に触れた針管25が誤って作業者の手を
突き刺すような事故を防止することができる。
【0017】医療用具21も前記医療用具1の場合と同
様にシリンジ部材の代わりにカテーテル針を使用するこ
とができる。この場合、前記シリンジ装着部39はカテ
ーテル針装着部となる。また医療用具21はコネクター
27とシリンジ35一体成形により連続して形成する
こともできる。
【0018】
【考案の作用効果】(1)注入針2(22)の使用後、
注入針2(22)の針基6(26)を接続したコネクタ
ー7(27)を後方にスライドさせ、突起部8(28)
と溝部12(32)を接合することにより、針管5(2
5)(針管の先端)を針カバー11(31)内に収納す
ると共に注入針2(22)を針カバー11(31)に固
定することができる。これにより針管5(25)(針管
の先端)は、針カバー11(31)の外に露出しないの
で患者の血液に触れた針管25が誤って作業者の手を突
き刺す様な事故を防止することができる。 (2)針カバー11(31)は使用前後に針管5(2
5)を収納(針管5(25)に被冠)することができる
ので、従来の医療用具のように針キャップと針カバーを
別々に設ける必要がなく部品点数を少なくすることがで
きコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の針カバー付き医療用具の分解図
【図2】図1の針カバー部材の断面図
【図3】図2の矢視図
【図4】図1のコネクターのB矢視図
【図5】図1の医療用具の使用状態図
【図6】図1の医療用具の使用状態図
【図7】針カバー付き医療用具の概略図
【図8】図7の針カバー部材の一部切欠断面図
【図9】図8のC矢視図
【図10】図9のD矢視図
【図11】図7の医療用具の使用状態図
【図12】図7の医療用具の使用状態図
【符号の説明】
1、21 医療用具 2、22 注入針 3、23 針カバー部材 4、24 シリンジ部材 5、25 針管 6、26 針基 7、27 コネクター 8、28 ネジ突起(突起部) 9、29 針基接続部 10、30 シリンジ接続部 11、31 針カバー 12、32 ネジ溝(溝部) 13 固定溝 14、34 コネクター接続部 15、35 シリンジ 16、36 ピストン 37 針管挿通路 38 連結片 39 シリンジ装着部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】針管と針基よりなる注入針と、前記
    注入針を内部に収納する針カバー部材と、前記針基
    と接続されかつ前記針カバー部材の後方部に固定さ
    れるコネクターとからなり、前記針カバー部材には
    前記針基の固定溝13と前記コネクターを固定する
    ための溝部12が形成され、前記コネクターは針基接
    続部と前記溝部12に対応する突起部8とシリンジま
    たはカテーテル針接続部10が形成されてなることを特
    徴とする針カバー付き医療用具
  2. 【請求項2】請求項1記載の各部材と先端にコネクター
    接続部14を形成したシリンジ15とピストン16より
    構成されるシリンジ部材4またはカテーテル針よりなる
    ことを特徴とする針カバー付き医療用具
  3. 【請求項3】針管25と針基26よりなる注射針22
    と、前記針管25の針カバー部材23と、前記針基26
    と接続されるコネクター27と、前記コネクター27
    接続しかつ前記針カバー部材23を固定するためのシリ
    ンジ35またはカテーテル針とからなり、前記針カバー
    部材23は針管の針カバー31とシリンジまたはカテー
    テル針装着部39が連結片38を介して形成されるとと
    もにシリンジまたはカテーテル針装着部39の内面には
    前記コネクター27を固定するための溝部32が形成さ
    れ、前記コネクター27は針基接続部29と前記溝部
    に対応する突起部28が形成され、前記シリンジ35
    またはカテーテル針にはコネクター接続部34が形成さ
    れてなる、ことを特徴とする針カバー付き医療用具
  4. 【請求項4】請求項3記載のシリンジ35にピストン
    を設けたことを特徴とする針カバー付き医療用具
  5. 【請求項5】コネクター27とシリンジ35は一体成形
    されてなることを特徴とする請求項ないし請求項4記
    載の針カバー付き医療用具21
JP1993010945U 1993-02-18 1993-02-18 針カバー付き医療用具 Expired - Lifetime JP2604331Y2 (ja)

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