JP2604303Y2 - テレビセットとテレビセット台との位置決め構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、テレビセットをテレビ
セット台に設置する際に、及びその後においてテレビセ
ットがテレビセット台上での位置決め及び滑り防止する
ことを目的とする構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、テレビセットのテレビセット台上
での位置決め用の位置決め成形品は、テレビセット台の
天板にビスあるいは、接着剤において固定されているの
が普通であり、又、テレビセットにはリブ等を出してあ
るのが普通である。

【０００３】以下図面を参照しながら、上述した従来の
テレビセット台位置決め構造の一例について説明する。

【０００４】図３は、従来のテレビセット台位置決め特
構造を示すものである。図３において、１はテレビセッ
ト、２はテレビセット台の天板、３は位置決め成形品、
４は取り付けビスである。

【０００５】以上のように構成されたテレビセット台位
置決め構造について、以下その動作を説明する。

【０００６】まず、位置決め成形品４を取り付けビス６
を用いてテレビセット台の天板２に取り付けられてお
り、テレビセット１のピン５を位置決め成形品４に挿入
させ、テレビセットのテレビセット台上での位置決めが
可能としていた。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、位置決め成形品４をテレビセット台の天
板２に取り付けに際し、ビスあるいは接着剤を使用しな
ければならず作業工数が大きいという課題を有してい
た。

【０００８】本考案は上記課題に鑑み、位置決め成形品
をテレビセット台の天板に、取り付けビスあるいは接着
剤を使用しなくても取り付けることができるテレビセッ
ト台位置決め構造を提供するものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のテレビセット台位置決め構造は、テレビセッ
ト台の天板に位置決め成形品を取り付ける方法として、
位置決め成形品をテレビセット台の天板に圧入して固定
したものである。

【００１０】

【作用】本考案は上記した構成によって、テレビセット
台の天板に位置決め成形品を取り付けに際し、取り付け
ビスあるいは接着剤を使用せずにとりつけられることと
なる。

【００１１】

【実施例】以下、本考案の位置実施例のテレビセット台
位置決め構造について図面を参照しながら説明する。

【００１２】図１は本考案実施例の概要を示す要部斜視
図である。図２は本考案に用いる位置決め成形品の斜視
図を示す。図１において、１はテレビセット、２はテレ
ビセット台の天板、３は位置決め成形品である。

【００１３】まず、位置決め成形品３をテレビセット台
の天板２に圧入し、テレビセット台の天板２に位置決め
成形品３を固定する。この構成により取り付けビスある
いは接着剤を使用することなく、位置決め成形品がテレ
ビセット台の天板から外れなくなる。テレビセット１の
底面に丸リブ７を設け、その丸リブ７を位置決め成形品
３に挿入するか被せるかして、テレビセットのテレビセ
ット台上で位置決め及び、滑り防止の機能となる。

【００１４】図２に位置決め成形品３の斜視図を示す。
以上のように本考案実施例によれば、位置決め成形品３
をテレビセット台の天板２に取り付けビスあるいは接着
剤なしで取り付けでき、テレビセットの位置決め及び滑
りを防止できる。

【００１５】

【考案の効果】以上のように本考案によれば、位置決め
成形品をテレビセット台の天板に取り付けるに際し、取
り付けビスあるいは接着剤を使用せず取り付けでき、取
り付け工数及びコストをダウンすることができる。又、
取り付け作業性が向上し作業時間が短縮できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例におけるテレビセット台位置決
め構造の要部斜視図

【図２】本考案の説明に用いる位置決め成形品の斜視図

【図３】従来のテレビセット台位置決め構造の斜視図

【符号の説明】

１ テレビセット ２ テレビセット台の天板 ３ 位置決め成形品 ７ 丸リブ

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面に環状リブを配設したテレビセット
   と、環状頭部を有する段付きピンを天面に圧入固定した
   テレビセット台とを用意し、前記テレビセットを前記テ
   レビセット台上に搭載した際、前記環状リブの凹部内に
   前記段付きピンの環状頭部が挿嵌されるようにしたこと
   を特徴とするテレビセットとテレビセット台との位置決
   め構造。