JP2603855B2 - 多胴形推進管 - Google Patents
多胴形推進管Info
- Publication number
- JP2603855B2 JP2603855B2 JP63159000A JP15900088A JP2603855B2 JP 2603855 B2 JP2603855 B2 JP 2603855B2 JP 63159000 A JP63159000 A JP 63159000A JP 15900088 A JP15900088 A JP 15900088A JP 2603855 B2 JP2603855 B2 JP 2603855B2
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- Japan
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- collar
- tube
- rubber ring
- cross
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中に管きょを築造する推進工法などにおけ
る推進管に関する。
る推進管に関する。
(従来の技術) 従来、河川下を横断する管路としては、第12図(ア)
に示すように、2つの断面円形のトンネル9,9を用い、
一方を、例えば、下水道、他方を電力ケーブル用とした
り、あるいは一本の場合では管内に汚泥や沈澱物が溜ま
り易いため、第12図(イに示すように、管10内を隔壁11
で仕切り、2本のトンネルとし、一方を通常の水路と
し、他方は予備の水路などに利用している。つまり、一
方に汚泥などが溜まった場合には、他方の水路に水を流
すようにし、汚泥の清掃ができるようにしている。
に示すように、2つの断面円形のトンネル9,9を用い、
一方を、例えば、下水道、他方を電力ケーブル用とした
り、あるいは一本の場合では管内に汚泥や沈澱物が溜ま
り易いため、第12図(イに示すように、管10内を隔壁11
で仕切り、2本のトンネルとし、一方を通常の水路と
し、他方は予備の水路などに利用している。つまり、一
方に汚泥などが溜まった場合には、他方の水路に水を流
すようにし、汚泥の清掃ができるようにしている。
また、上述の第12図(イ)のもののほか、さらに第12
図(ウ)に示すようなものもあり、これらの管10,12は
それぞれ隔壁11,13によって内部が仕切られ、一方のト
ンネルを下水道などとし、他方の他の目手に使用するな
どし、管内を多目的に用いる場合もある。
図(ウ)に示すようなものもあり、これらの管10,12は
それぞれ隔壁11,13によって内部が仕切られ、一方のト
ンネルを下水道などとし、他方の他の目手に使用するな
どし、管内を多目的に用いる場合もある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第12図(ア)に示すものは、2本のト
ンネル9,9を築造し、上記のようにそれぞれの用途に用
いているが、管9の数量などの工事数量がトンネル1本
に較べ、2倍となり、またトンネルの占有面積が大きく
なってしまい時に都市部などにおいては不利である。
ンネル9,9を築造し、上記のようにそれぞれの用途に用
いているが、管9の数量などの工事数量がトンネル1本
に較べ、2倍となり、またトンネルの占有面積が大きく
なってしまい時に都市部などにおいては不利である。
さらに、第12図(イ)の場合、隔壁11を設けるために
は、管10に既製の隔壁を取り付けるか、管10を推進した
後、コンクリートなどにより隔壁を築造するなどの方法
がとられるが、いずれにしても管10の敷設と、隔壁11を
設ける作業は別の作業となり、それらに関わる手間また
は材料などが多くなり、工事が煩雑なものとなる。さら
に、流体を流す場合には、円形断面に比べ抵抗が大きく
なる。
は、管10に既製の隔壁を取り付けるか、管10を推進した
後、コンクリートなどにより隔壁を築造するなどの方法
がとられるが、いずれにしても管10の敷設と、隔壁11を
設ける作業は別の作業となり、それらに関わる手間また
は材料などが多くなり、工事が煩雑なものとなる。さら
に、流体を流す場合には、円形断面に比べ抵抗が大きく
なる。
また、第12図(ウ)は、既製の角形2連の管の例を示
すものであるが、このような管12を推進する場合、断面
形状が円形でないため、回転カッターにより掘削が困難
であり、手堀り式の掘削方式かまたは推進機が特殊にな
るなどの制約を受けてしまう。
すものであるが、このような管12を推進する場合、断面
形状が円形でないため、回転カッターにより掘削が困難
であり、手堀り式の掘削方式かまたは推進機が特殊にな
るなどの制約を受けてしまう。
また、角形断面を水路として用いた場合、円形断面と
較べ管内の流量が少ない場合、一定以上の流速が確保で
きないなどの問題がある。
較べ管内の流量が少ない場合、一定以上の流速が確保で
きないなどの問題がある。
さらに、土圧や水圧による曲げモーメントに耐えられ
る断面を確保する必要から、部材の厚さが大きくなった
り、あるいは鉄筋量を多くする必要があった。
る断面を確保する必要から、部材の厚さが大きくなった
り、あるいは鉄筋量を多くする必要があった。
本発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目
的とするところは、隔壁を設ける手間を省き、止水性が
良好でかつ回転カッターによる掘削も可能で、しかも角
形断面のものに比べ強度が優れた多胴形推進管を提供す
ることにある。
的とするところは、隔壁を設ける手間を省き、止水性が
良好でかつ回転カッターによる掘削も可能で、しかも角
形断面のものに比べ強度が優れた多胴形推進管を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、管1の断面が、2つ以上の円形断面のその
一部を重複接合して形成されるまゆ形、ダルマ形あるい
は重複円形の形状であって、少なくとも上記管の重複部
分において上記断面内部を複数の部屋に分割する隔壁2
が管1の外周部と一体形成となっており、上記管1の継
手部には鋼製のカラー4、止水用のゴム輪6およびこの
ゴム輪6を取り付けるためのゴム輪用溝1bを有し、前記
カラー4は管1と略同じ形状をなし管1の外周より大き
めのカラー本体4と、管1の端面が当接するカラー本体
中央部内側に垂直に立設されたウエブ5よりなる断面略
T型をなし、あるいは前記ウエブ5を有さずその一部を
予め管1に埋込んだことにより、上記目的を達成してい
る。
一部を重複接合して形成されるまゆ形、ダルマ形あるい
は重複円形の形状であって、少なくとも上記管の重複部
分において上記断面内部を複数の部屋に分割する隔壁2
が管1の外周部と一体形成となっており、上記管1の継
手部には鋼製のカラー4、止水用のゴム輪6およびこの
ゴム輪6を取り付けるためのゴム輪用溝1bを有し、前記
カラー4は管1と略同じ形状をなし管1の外周より大き
めのカラー本体4と、管1の端面が当接するカラー本体
中央部内側に垂直に立設されたウエブ5よりなる断面略
T型をなし、あるいは前記ウエブ5を有さずその一部を
予め管1に埋込んだことにより、上記目的を達成してい
る。
(作用) 本発明の多胴形推進管は管の断面が、2つ以上の円形
断面のその一部を重複接合して形成されるまゆ形、ダル
マ形あるいは重複円形の形状となっているため、回転カ
ッターによる掘削も可能で、かつ製造段階で予め隔壁は
外殻と一体成型されているので、わざわざ別途後で隔壁
を設ける必要がなく、かつ止水性、強度についても良好
である。
断面のその一部を重複接合して形成されるまゆ形、ダル
マ形あるいは重複円形の形状となっているため、回転カ
ッターによる掘削も可能で、かつ製造段階で予め隔壁は
外殻と一体成型されているので、わざわざ別途後で隔壁
を設ける必要がなく、かつ止水性、強度についても良好
である。
また、その断面形状から角形断面のものに比べ強度的
に優れている。
に優れている。
さらに、2つの推進管を接続する管の継手部には鋼製
のカラー、止水用のゴム輪およびこのゴム輪を取り付け
るためのゴム輪用溝を有し、前記カラーは管と略同じ形
状をなし管の外周より大きめのカラー本体と、管の端面
が当接するカラー本体中央部内側に垂直に立設されたウ
エブよりなる断面略T型をなし、あるいは前記ウエブを
有さずその一部を予め管に埋込んだ構造となっているの
で、管の接続作業が簡単で、確実に接続でき、継手部の
止水性、強度も良好なものになっている。
のカラー、止水用のゴム輪およびこのゴム輪を取り付け
るためのゴム輪用溝を有し、前記カラーは管と略同じ形
状をなし管の外周より大きめのカラー本体と、管の端面
が当接するカラー本体中央部内側に垂直に立設されたウ
エブよりなる断面略T型をなし、あるいは前記ウエブを
有さずその一部を予め管に埋込んだ構造となっているの
で、管の接続作業が簡単で、確実に接続でき、継手部の
止水性、強度も良好なものになっている。
(実施例) 第1図ないし第11図(ア)〜(ウ)は本発明の実施例
を示すものであり、以下図面に沿って説明する。
を示すものであり、以下図面に沿って説明する。
第1図および第2図は本発明による実施例の断面図で
ある。図中1は、例えばコンクリート製の管であり、外
周部がまゆ形状あるいは、複数の円が接合した形状をな
している。また、2は管1の内部を、例えばそれぞれ半
円状の複数の部屋に分割する隔壁であり、管1の外周部
と一体成型のものとなっている。3は管1に形成された
孔であり、適位置に適間隔でもって形成され、これは推
進工法などにおいて管内部から外部へ滑材などを注入す
るためのものである。
ある。図中1は、例えばコンクリート製の管であり、外
周部がまゆ形状あるいは、複数の円が接合した形状をな
している。また、2は管1の内部を、例えばそれぞれ半
円状の複数の部屋に分割する隔壁であり、管1の外周部
と一体成型のものとなっている。3は管1に形成された
孔であり、適位置に適間隔でもって形成され、これは推
進工法などにおいて管内部から外部へ滑材などを注入す
るためのものである。
第3図および第4図は、上記管1に用いられる鋼製の
カラーを示したものである。図中4は管1と略同じ形状
をなし、その内周が菅の外周より僅かに大きくなるよう
に形成されたカラー本体、5は管の端面が当接するカラ
ー本体4中央部内側に垂直に立設されたウエブで、この
カラー4はウエブ5によりその断面が略T字型に形成さ
れている。5aはウエブ5の一部であり、前述の管1の隔
壁2に接する部分である。
カラーを示したものである。図中4は管1と略同じ形状
をなし、その内周が菅の外周より僅かに大きくなるよう
に形成されたカラー本体、5は管の端面が当接するカラ
ー本体4中央部内側に垂直に立設されたウエブで、この
カラー4はウエブ5によりその断面が略T字型に形成さ
れている。5aはウエブ5の一部であり、前述の管1の隔
壁2に接する部分である。
第5図および第6図は上記カラー4とともに管1に用
いられる輪ゴムを示し、図中6は、ゴム輪であり、6aは
前述の管1の隔壁2に接着するゴム輪の一部で、本図に
示すように、ゴム輪6の円弧部と隔壁2に密接する部分
6aとが一体成型のものとなっていれば、管1の内と外
部、あるいは内部と内部の止水性が向上し、管1を水路
等に使用した場合、非常に好ましい。
いられる輪ゴムを示し、図中6は、ゴム輪であり、6aは
前述の管1の隔壁2に接着するゴム輪の一部で、本図に
示すように、ゴム輪6の円弧部と隔壁2に密接する部分
6aとが一体成型のものとなっていれば、管1の内と外
部、あるいは内部と内部の止水性が向上し、管1を水路
等に使用した場合、非常に好ましい。
また、第7図は管1にゴム輪6を取り付けた状態を示
す外観図である。
す外観図である。
また、第8図および第9図は、上記カラー4およびゴ
ム輪6を用い管の継手部を示したものである。
ム輪6を用い管の継手部を示したものである。
第8図は管1の円弧部の継手部を示したものであり、
第9図は隔壁2の継手部を示したものである。しかし
て、管1の端部にはカラー4を装着するため、その外周
より僅かに小さい段差部1aが形成され、この段差部1aは
ウエブ5により仕切られたカラー4の一方が収まる寸法
になっている。また、この段差部1aのほぼ中央部にはゴ
ム輪6を装着するためのゴム輪用溝1bが形成されてい
る。また、7は管1の内周部の端部に設けられた溝であ
り、この溝7に、例えばモルタルなどを打設する事によ
り、管1の内部と外部あるいは内部と内部との止水性を
向上させることができる。
第9図は隔壁2の継手部を示したものである。しかし
て、管1の端部にはカラー4を装着するため、その外周
より僅かに小さい段差部1aが形成され、この段差部1aは
ウエブ5により仕切られたカラー4の一方が収まる寸法
になっている。また、この段差部1aのほぼ中央部にはゴ
ム輪6を装着するためのゴム輪用溝1bが形成されてい
る。また、7は管1の内周部の端部に設けられた溝であ
り、この溝7に、例えばモルタルなどを打設する事によ
り、管1の内部と外部あるいは内部と内部との止水性を
向上させることができる。
また、第10図に示すように、カラー8を予め管1に埋
込んだものとしておくことも可能である。
込んだものとしておくことも可能である。
以上述べたような管1を用いて築造されたトンネルは
以下のような用途で利用することが可能である。
以下のような用途で利用することが可能である。
第1図を参照しつつその例を説明する。
管1によって築造されたトンネルの内部は隔壁2を介
して2つの部屋に分割されており、2本のトンネルとな
っているので、例えば隔壁2の左側のトンネルを汚水管
とし、右側を雨水管として利用することができる。また
は、左側を電力ケーブル用のトンネルとし、右側を通信
ケーブル用とすることも可能である。
して2つの部屋に分割されており、2本のトンネルとな
っているので、例えば隔壁2の左側のトンネルを汚水管
とし、右側を雨水管として利用することができる。また
は、左側を電力ケーブル用のトンネルとし、右側を通信
ケーブル用とすることも可能である。
この場合、左右のトンネルは、隔壁2によって完全に
遮蔽されているので、例えば電力ケーブルに火災事故が
起こっても通信ケーブルまで延焼するのを防止すること
ができる。
遮蔽されているので、例えば電力ケーブルに火災事故が
起こっても通信ケーブルまで延焼するのを防止すること
ができる。
また、このトンネルを河川横断のサイフォン管に利用
する場合、通常は左側を水路として使用し、右側は予備
のトンネルとしておき、左側のトンネルに沈澱物などが
溜まった場合、右側の予備のトンネルに水などを流すよ
うにし、左側のトンネル内の沈澱物を清掃することが可
能である。
する場合、通常は左側を水路として使用し、右側は予備
のトンネルとしておき、左側のトンネルに沈澱物などが
溜まった場合、右側の予備のトンネルに水などを流すよ
うにし、左側のトンネル内の沈澱物を清掃することが可
能である。
また、11図(ア)に示すように、管1の内部に隔壁2
を適数設け、管1内を適数に分割して用いることも可能
である。
を適数設け、管1内を適数に分割して用いることも可能
である。
さらに、第11図(イ)に示すように、管1は大小異径
の円が接合した形状あるいはダルマ形などとすることも
可能である。
の円が接合した形状あるいはダルマ形などとすることも
可能である。
また、第11図(ウ)に示すように、管1は円が例えば
3つ接合した形状のものとすることも可能である。
3つ接合した形状のものとすることも可能である。
なお、上記実施例では、コンクリート管について説明
してあるが、コンクリート管以外のダクタイル管、鋼
管、繊維補強管等でもよいことは勿論である。
してあるが、コンクリート管以外のダクタイル管、鋼
管、繊維補強管等でもよいことは勿論である。
(発明の効果) 以上のように構成した本発明によれば、管の内部を複
数の部屋に分割する隔壁を設け、かつこの隔壁を管と一
体成型のものとしたため、従来のように管体のみを施設
した後、別途に隔壁を設ける作業が不用であり、また管
内の各部屋相互の止水性が向上する効果がある。
数の部屋に分割する隔壁を設け、かつこの隔壁を管と一
体成型のものとしたため、従来のように管体のみを施設
した後、別途に隔壁を設ける作業が不用であり、また管
内の各部屋相互の止水性が向上する効果がある。
また、管がまゆ形あるいは複数の円を接合させた形状
であるため、回転カッターまたはそれらの組合せによる
掘削が可能であり、掘削方式が手堀り式あるいは特殊な
掘削機での掘削に限られることがない。
であるため、回転カッターまたはそれらの組合せによる
掘削が可能であり、掘削方式が手堀り式あるいは特殊な
掘削機での掘削に限られることがない。
さらに、当初から隔壁を有し、かつまゆ形等の形状で
あるため、強度的にも優れている。
あるため、強度的にも優れている。
また、2つの管を接続する管の継手部には鋼製のカラ
ー、止水用のゴム輪およびこのゴム輪を取り付けるため
のゴム輪用溝を有しているので、管の接続作業が簡単
で、確実に接続でき、継手部の止水性、強度も良好なも
のになっている。
ー、止水用のゴム輪およびこのゴム輪を取り付けるため
のゴム輪用溝を有しているので、管の接続作業が簡単
で、確実に接続でき、継手部の止水性、強度も良好なも
のになっている。
第1図は発明の実施例の正面断面図であって第2図中B
−B線断面図、第2図は第1図中A−A線断面図、第3
図および第4図は本発明における管に適用されるカラー
で、第3図は第4図中D−D線断面図、第4図は第3図
中C−C線断面図、第5図および第6図は本発明に適用
されるゴム輪本体を示すもので、第5図はその正面図、
第6図は側面図、第7図はゴム輪本体を管に取り付けた
状態を示す斜視図、第8図は本発明の管にカラー、ゴム
輪を組み込んだ状態の部分断面図を示すもので、第5図
中E−E線の矢視状態、第9図は同上の部分断面図で、
第5図中F−F線の矢視状態、第10図は管にカラーを予
め埋め込んだものの部分断面図、第11図(ア)〜(ウ)
は本発明の他の適用例、第12図(ア)〜(ウ)は従来例
である。 1……管、2……隔壁、3……孔、4……カラー本体、
5……ウエブ、6……ゴム輪、7……溝、8……カラ
ー、
−B線断面図、第2図は第1図中A−A線断面図、第3
図および第4図は本発明における管に適用されるカラー
で、第3図は第4図中D−D線断面図、第4図は第3図
中C−C線断面図、第5図および第6図は本発明に適用
されるゴム輪本体を示すもので、第5図はその正面図、
第6図は側面図、第7図はゴム輪本体を管に取り付けた
状態を示す斜視図、第8図は本発明の管にカラー、ゴム
輪を組み込んだ状態の部分断面図を示すもので、第5図
中E−E線の矢視状態、第9図は同上の部分断面図で、
第5図中F−F線の矢視状態、第10図は管にカラーを予
め埋め込んだものの部分断面図、第11図(ア)〜(ウ)
は本発明の他の適用例、第12図(ア)〜(ウ)は従来例
である。 1……管、2……隔壁、3……孔、4……カラー本体、
5……ウエブ、6……ゴム輪、7……溝、8……カラ
ー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 紀夫 東京都中央区新川1丁目24番4号 大豊 建設株式会社内 (72)発明者 富沢 勉 東京都中央区新川1丁目24番4号 大豊 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−21813(JP,A) 特開 昭51−88813(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】管の断面が、2つ以上の円形断面のその一
部を重複接合して形成されるまゆ形、ダルマ形あるいは
重複円形の形状であって、少なくとも上記管の重複部分
において上記断面内部を複数の部屋に分割する隔壁が管
の外周部と一体形成となっており、上記管の継手部には
鋼製のカラー、止水用のゴム輪およびこのゴム輪を取り
付けるためのゴム輪用溝を有し、前記カラーは管と略同
じ形状をなし管の外周より大きめのカラー本体と、管の
端面が当接するカラー本体中央部内側に垂直に立設され
たウエブよりなる断面略T型をなし、あるいは前記ウエ
ブを有さずその一部を予め管に埋込んだことを特徴とす
る多胴形推進管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63159000A JP2603855B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 多胴形推進管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63159000A JP2603855B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 多胴形推進管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028496A JPH028496A (ja) | 1990-01-11 |
JP2603855B2 true JP2603855B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=15684040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63159000A Expired - Lifetime JP2603855B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 多胴形推進管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603855B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2730842B2 (ja) * | 1993-03-19 | 1998-03-25 | 鹿島建設株式会社 | トンネル分岐合流部の構築方法、覆工構造及びその装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5188813A (ja) * | 1975-01-31 | 1976-08-03 | ||
JPS564115Y2 (ja) * | 1976-07-31 | 1981-01-29 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63159000A patent/JP2603855B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028496A (ja) | 1990-01-11 |
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