JP2602431Y2 - Ｃａｔｖ機器のパイロットランプ取付構造とそれに使用されるパイロットランプユニット - Google Patents
Ｃａｔｖ機器のパイロットランプ取付構造とそれに使用されるパイロットランプユニットInfo
- Publication number
- JP2602431Y2 JP2602431Y2 JP1993011747U JP1174793U JP2602431Y2 JP 2602431 Y2 JP2602431 Y2 JP 2602431Y2 JP 1993011747 U JP1993011747 U JP 1993011747U JP 1174793 U JP1174793 U JP 1174793U JP 2602431 Y2 JP2602431 Y2 JP 2602431Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はＣＡＴＶ用の幹線増幅
器、幹線分岐増幅器などのＣＡＴＶ用機器のパイロット
ランプ取付け構造と、それに使用されるパイロットラン
プユニットに関するものである。
器、幹線分岐増幅器などのＣＡＴＶ用機器のパイロット
ランプ取付け構造と、それに使用されるパイロットラン
プユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＣＡＴＶ用機器には幹線増幅器、幹線分
岐器増幅器といった各種機器がある。これらＣＡＴＶ用
機器には図３に示すようにその動作を確認するためのパ
イロットランプＥが取付けられている。このパイロット
ランプＥは従来はＣＡＴＶ用機器の筐体Ａに形成された
パイロットランプ取付け部に組込まれていた。
岐器増幅器といった各種機器がある。これらＣＡＴＶ用
機器には図３に示すようにその動作を確認するためのパ
イロットランプＥが取付けられている。このパイロット
ランプＥは従来はＣＡＴＶ用機器の筐体Ａに形成された
パイロットランプ取付け部に組込まれていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記の様にＣＡＴＶ用
機器の筐体Ａにパイロットランプ取付け部をわざわざ設
けると、筐体Ａが複雑化し、小型化しにくく、コスト高
にもなる、という問題があった。
機器の筐体Ａにパイロットランプ取付け部をわざわざ設
けると、筐体Ａが複雑化し、小型化しにくく、コスト高
にもなる、という問題があった。
【０００４】本考案の目的は筐体にパイロットランプ取
付け部を設けなくともパイロットランプを取付けること
ができるＣＡＴＶ用機器のパイロットランプ取付け構造
と、ＣＡＴＶ用機器に手軽に取付け可能なパイロットラ
ンプユニットを実現することにある。
付け部を設けなくともパイロットランプを取付けること
ができるＣＡＴＶ用機器のパイロットランプ取付け構造
と、ＣＡＴＶ用機器に手軽に取付け可能なパイロットラ
ンプユニットを実現することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本件考案者は本件考案の
開発に先立って、従来のＣＡＴＶ用機器について鋭意研
究し、次のことに着目した。即ち、従来の幹線増幅器、
幹線分岐器増幅器等のＣＡＴＶ用機器の筐体Ａには図３
のように入力ケーブル接続端子Ｂ、出力ケーブル接続端
子Ｃ、分岐端子Ｄ、増幅器の動作状況を示すパイロット
ランプＥが取付けられ、更に、増幅器に電源供給するた
めの個別給電用端子Ｆが筐体Ａの左右両側面の夫々に一
個づつ、計２個設けられているものがある。
開発に先立って、従来のＣＡＴＶ用機器について鋭意研
究し、次のことに着目した。即ち、従来の幹線増幅器、
幹線分岐器増幅器等のＣＡＴＶ用機器の筐体Ａには図３
のように入力ケーブル接続端子Ｂ、出力ケーブル接続端
子Ｃ、分岐端子Ｄ、増幅器の動作状況を示すパイロット
ランプＥが取付けられ、更に、増幅器に電源供給するた
めの個別給電用端子Ｆが筐体Ａの左右両側面の夫々に一
個づつ、計２個設けられているものがある。
【０００６】個別給電用端子Ｆを２個設けることによ
り、給電ケーブルが筐体Ａの左右いずれの方向から引込
まれてきても、同ケーブルを筐体Ａの外側を引き回すこ
となく、近い方の個別給電用端子Ｆに接続できるという
利点がある。ちなみに、個別給電用端子Ｆが筐体Ａの左
右いずれか一方にしか無い場合には、給電ケーブルが個
別給電用端子Ｆと反対側から引込まれると、同ケーブル
を筐体Ａの外側を引き回して個別給電用端子Ｆに接続し
なければならないので、配線しにくく、また配線の体裁
も悪い。
り、給電ケーブルが筐体Ａの左右いずれの方向から引込
まれてきても、同ケーブルを筐体Ａの外側を引き回すこ
となく、近い方の個別給電用端子Ｆに接続できるという
利点がある。ちなみに、個別給電用端子Ｆが筐体Ａの左
右いずれか一方にしか無い場合には、給電ケーブルが個
別給電用端子Ｆと反対側から引込まれると、同ケーブル
を筐体Ａの外側を引き回して個別給電用端子Ｆに接続し
なければならないので、配線しにくく、また配線の体裁
も悪い。
【０００７】ところで、ＣＡＴＶ用機器への給電は二つ
の個別給電用端子Ｆのうちいずれか一方からのみ行えば
よいため、通常は他方の個別給電用端子Ｆは空いている
（ダミー端子が接続されている）。本件考案者はこの空
いている個別給電用端子Ｆを利用することを考え、本考
案を完成させたものである。
の個別給電用端子Ｆのうちいずれか一方からのみ行えば
よいため、通常は他方の個別給電用端子Ｆは空いている
（ダミー端子が接続されている）。本件考案者はこの空
いている個別給電用端子Ｆを利用することを考え、本考
案を完成させたものである。
【０００８】即ち、本考案のうち請求項１のＣＡＴＶ機
器のパイロットランプ取付構造は、図１に示すように入
力ケーブル接続端子１、出力ケーブル接続端子２、分岐
端子３、二以上の個別給電用端子４等を備えたＣＡＴＶ
機器５において、二以上の個別給電用端子４のうち空い
ている個別給電用端子４にパイロットランプ６を脱着可
能とし、同パイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５のパイ
ロット信号取出し部７に配線してなるものである。
器のパイロットランプ取付構造は、図１に示すように入
力ケーブル接続端子１、出力ケーブル接続端子２、分岐
端子３、二以上の個別給電用端子４等を備えたＣＡＴＶ
機器５において、二以上の個別給電用端子４のうち空い
ている個別給電用端子４にパイロットランプ６を脱着可
能とし、同パイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５のパイ
ロット信号取出し部７に配線してなるものである。
【０００９】本考案のうち請求項２のＣＡＴＶ機器用パ
イロットランプユニットは、図２に示す様にＣＡＴＶ機
器５の個別給電用端子４に脱着可能な連結部８内にパイ
ロットランプ６を取付け、同パイロットランプ６のリー
ド線９にＣＡＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に
接続可能な接続部１０が設けられてなるものである。
イロットランプユニットは、図２に示す様にＣＡＴＶ機
器５の個別給電用端子４に脱着可能な連結部８内にパイ
ロットランプ６を取付け、同パイロットランプ６のリー
ド線９にＣＡＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に
接続可能な接続部１０が設けられてなるものである。
【００１０】
【作用】請求項１のＣＡＴＶ機器のパイロットランプ取
付構造では、パイロットランプ６を空いている個別給電
用端子４に脱着可能としたので、筐体にパイロットラン
プを取付けるためのスペースをわざわざ確保しなくとも
パイロットランプ６を取付けることができる。
付構造では、パイロットランプ６を空いている個別給電
用端子４に脱着可能としたので、筐体にパイロットラン
プを取付けるためのスペースをわざわざ確保しなくとも
パイロットランプ６を取付けることができる。
【００１１】請求項２のＣＡＴＶ機器用パイロットラン
プユニットでは、パイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５
の個別給電用端子４に脱着可能な連結部８に取付けてあ
るので、同連結部８を空いている個別給電用端子４に取
付け、同パイロットランプ６のリード線９の接続部１０
をＣＡＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に接続す
るだけでパイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５に取付け
ることができる。
プユニットでは、パイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５
の個別給電用端子４に脱着可能な連結部８に取付けてあ
るので、同連結部８を空いている個別給電用端子４に取
付け、同パイロットランプ６のリード線９の接続部１０
をＣＡＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に接続す
るだけでパイロットランプ６をＣＡＴＶ機器５に取付け
ることができる。
【００１２】
【実施例】本考案のＣＡＴＶ機器のパイロットランプ取
付構造を図１の実施例に基づいて詳細に説明する。図１
の５はＣＡＴＶ機器であり、その筐体はアルミダイキャ
スト製の本体（図示されていない）２１と蓋体２２とか
ら構成され、その本体２１と蓋体２２とがボルト２３及
びナッット２４により開閉自在に連結されている。この
筐体には従来のこの種の筐体と同様に入力ケーブル接続
端子１、出力ケーブル接続端子２、分岐端子３、二以上
の個別給電用端子４等が設けられ、また、その内部には
従来からのＣＡＴＶ機器と同様に増幅回路、ＡＶＲ（定
電圧電源部）等々の各種電気回路が内蔵されている。
付構造を図１の実施例に基づいて詳細に説明する。図１
の５はＣＡＴＶ機器であり、その筐体はアルミダイキャ
スト製の本体（図示されていない）２１と蓋体２２とか
ら構成され、その本体２１と蓋体２２とがボルト２３及
びナッット２４により開閉自在に連結されている。この
筐体には従来のこの種の筐体と同様に入力ケーブル接続
端子１、出力ケーブル接続端子２、分岐端子３、二以上
の個別給電用端子４等が設けられ、また、その内部には
従来からのＣＡＴＶ機器と同様に増幅回路、ＡＶＲ（定
電圧電源部）等々の各種電気回路が内蔵されている。
【００１３】本考案では前記の個別給電用端子４のう
ち、空いている個別給電用端子４にパイロットランプ６
を取付けるようにしたものである。この場合、例えば図
２に示す様に螺子式の連結具８内にパイロットランプ
（例えば発光ダイオード、ネオンランプ等）６を組込
み、同パイロットランプ６のリード線９の先端部に接続
部（例えば差込みピン等）１０を取付けたパイロットラ
ンプユニット１１を使用し、その連結具８をＣＡＴＶ機
器５の個別給電用端子４にねじ込み、接続部１０をＣＡ
ＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に接続して電気
的に接続してある。
ち、空いている個別給電用端子４にパイロットランプ６
を取付けるようにしたものである。この場合、例えば図
２に示す様に螺子式の連結具８内にパイロットランプ
（例えば発光ダイオード、ネオンランプ等）６を組込
み、同パイロットランプ６のリード線９の先端部に接続
部（例えば差込みピン等）１０を取付けたパイロットラ
ンプユニット１１を使用し、その連結具８をＣＡＴＶ機
器５の個別給電用端子４にねじ込み、接続部１０をＣＡ
ＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に接続して電気
的に接続してある。
【００１４】パイロット信号取出し部７には、例えばＣ
ＡＴＶ用機器内のテストポイントが適する。このテスト
ポイントはＣＡＴＶ用機器内のＡＶＲへの供給電圧の確
認に使用される確認用端子であり、ここにはパイロット
ランプ６を点灯させるパイロット信号が供給されてい
る。この確認用端子での電圧確認はＣＡＴＶ用機器をＣ
ＡＴＶシステムに設置した際とか、保守点検時にしか行
われないので、同確認用端子は通常は空いている。従っ
て、この確認用端子を使用すると便利である。
ＡＴＶ用機器内のテストポイントが適する。このテスト
ポイントはＣＡＴＶ用機器内のＡＶＲへの供給電圧の確
認に使用される確認用端子であり、ここにはパイロット
ランプ６を点灯させるパイロット信号が供給されてい
る。この確認用端子での電圧確認はＣＡＴＶ用機器をＣ
ＡＴＶシステムに設置した際とか、保守点検時にしか行
われないので、同確認用端子は通常は空いている。従っ
て、この確認用端子を使用すると便利である。
【００１５】前記パイロットランプ１０をＣＡＴＶ機器
用筐体６に取付けるには、図１の蓋体２２を開き、空き
の個別給電用端子４に取付けられているダミー端子を外
し、その個別給電用端子４にパイロットランプユニット
１１の連結部８をねじ込み、リード線９の先の接続部１
０をパイロット信号取出し部７に接続すればよい。
用筐体６に取付けるには、図１の蓋体２２を開き、空き
の個別給電用端子４に取付けられているダミー端子を外
し、その個別給電用端子４にパイロットランプユニット
１１の連結部８をねじ込み、リード線９の先の接続部１
０をパイロット信号取出し部７に接続すればよい。
【００１６】
【考案の効果】本考案のＣＡＴＶ機器のパイロットラン
プ取付構造では、ＣＡＴＶ用機器の空いている個別給電
用端子を有効に利用でき、また、筐体にパイロットラン
プ取付部を設ける必要が無いので筐体の構造が簡潔にな
り、製造し易く、コストダウンも可能となる。また、既
存のＣＡＴＶ機器を設計変更したり、改良を加えたりす
ることなく、そのまま使用できるので実施化が容易であ
る。
プ取付構造では、ＣＡＴＶ用機器の空いている個別給電
用端子を有効に利用でき、また、筐体にパイロットラン
プ取付部を設ける必要が無いので筐体の構造が簡潔にな
り、製造し易く、コストダウンも可能となる。また、既
存のＣＡＴＶ機器を設計変更したり、改良を加えたりす
ることなく、そのまま使用できるので実施化が容易であ
る。
【００１７】本考案のＣＡＴＶ機器用パイロットランプ
ユニットは、新設のＣＡＴＶ機器は勿論のこと、既存の
ＣＡＴＶ機器に後付けすることができるので便利であ
る。また、ＣＡＴＶ機器用筐体に脱着可能であるため、
故障時等の交換が容易である。
ユニットは、新設のＣＡＴＶ機器は勿論のこと、既存の
ＣＡＴＶ機器に後付けすることができるので便利であ
る。また、ＣＡＴＶ機器用筐体に脱着可能であるため、
故障時等の交換が容易である。
【図１】（ａ）は本考案のＣＡＴＶ機器のパイロットラ
ンプ取付構造の一実施例を示す一部縦断の平面概略図、
（ｂ）はその側面概略図。
ンプ取付構造の一実施例を示す一部縦断の平面概略図、
（ｂ）はその側面概略図。
【図２】本考案のパイロットランプユニットの一実施例
を示す側面図。
を示す側面図。
【図３】従来のＣＡＴＶ機器の平面概略図。
１ 入力ケーブル接続端子 ２ 出力ケーブル接続端子 ３ 分岐端子 ４ 個別給電用端子 ５ ＣＡＴＶ機器 ６ パイロットランプ ７ パイロット信号取出し部 ８ 連結部 ９ リード線 １０ 接続部
Claims (2)
- 【請求項１】 入力ケーブル接続端子１、出力ケーブル
接続端子２、分岐端子３、二以上の個別給電用端子４等
を備えたＣＡＴＶ機器５において、二以上の個別給電用
端子４のうち空いている個別給電用端子４にパイロット
ランプ６を脱着可能とし、同パイロットランプ６をＣＡ
ＴＶ機器５のパイロット信号取出し部７に接続してなる
ことを特徴とするＣＡＴＶ機器のパイロットランプ取付
構造。 - 【請求項２】 ＣＡＴＶ機器５の個別給電用端子４に脱
着可能な連結部８にパイロットランプ６が取付けられ、
同パイロットランプ６のリード線９にＣＡＴＶ機器５の
パイロット信号取出し部７に接続可能な接続部１０が設
けられてなることを特徴とするＣＡＴＶ機器用パイロッ
トランプユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011747U JP2602431Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Ｃａｔｖ機器のパイロットランプ取付構造とそれに使用されるパイロットランプユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011747U JP2602431Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Ｃａｔｖ機器のパイロットランプ取付構造とそれに使用されるパイロットランプユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666182U JPH0666182U (ja) | 1994-09-16 |
| JP2602431Y2 true JP2602431Y2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=11786616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993011747U Expired - Lifetime JP2602431Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Ｃａｔｖ機器のパイロットランプ取付構造とそれに使用されるパイロットランプユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602431Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4512256B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2010-07-28 | マスプロ電工株式会社 | 電子機器ケース及び増幅装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP1993011747U patent/JP2602431Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0666182U (ja) | 1994-09-16 |
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