JP2600206B2 - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JP2600206B2 JP62261435A JP26143587A JP2600206B2 JP 2600206 B2 JP2600206 B2 JP 2600206B2 JP 62261435 A JP62261435 A JP 62261435A JP 26143587 A JP26143587 A JP 26143587A JP 2600206 B2 JP2600206 B2 JP 2600206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、縦型熱処理装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明では、被熱処理物を支持するために用いる縦型
熱処理装置用ボートにおいて、この縦型熱処理装置用ボ
ートが複数のボートにより構成され、これによって縦型
熱処理装置の高さを小さくすることができる。
〔従来の技術〕
近年、半導体製造装置として、縦型拡散炉や縦型低圧
CVD装置(LPCVD装置)が用いられるようになった。これ
らの縦型拡散炉及び縦型LPCVD装置は、半導体ウエハの
出し入れを炉口の上側から行う下部ヒータ方式と、半導
体ウエハの出し入れを炉口の下側から行う上部ヒータ方
式とに大別される。
第6図は、従来の上部ヒータ方式の縦型熱処理装置を
示す。この第6図に示すように、従来の上部ヒータ方式
の縦型熱処理装置は、ヒータ11によって加熱された石英
管12の中に、下側から、多数の半導体ウエハ13が支持さ
れたウエハボート14を上記石英管12の蓋15とともにボー
ト搬送機構16によって上昇させることにより収容し、不
純物拡散、CVD等を行うようになっている。上記蓋15
は、上記ボート搬送機構16の軸16aの回りに回転可能か
つこの軸16aに沿って昇降可能に設けられているボート
搬送板16bの上に載置されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来の上部ヒータ方式の縦型熱処理装置は、半
導体ウエハ13のローディング/アンローディングのため
の高さ方向のスペースを少なくともウエハボート長以上
取らなければならないので、装置全体の高さは最低でも
ヒータ長+ウエハボート長となり、例えば2.5〜3mと高
くなってしまうという問題があった。この問題は、下部
ヒータ方式の縦型熱処理装置でも同様である。
従って本発明の目的は、その高さを小さくすることが
できる縦型熱処理装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、被熱処理物を熱処理するための熱処理管
と、熱処理管を加熱するための加熱手段と、熱処理管に
対するボートの搬入及び搬出を熱処理管の下側の管口か
ら行うためのボート搬入及び搬出手段とを有する縦型熱
処理装置において、ボート搬入及び搬出手段はボート搬
送機構と補助アーム機構とを有し、補助アーム機構は、
フレームとこのフレームに対して水平方向に移動可能か
つ上下方向に昇降可能に設けられている補助アームとか
らなり、ボートとして複数のボートにより構成されるも
のを用いるようにしている。
〔作用〕
上記した手段によれば、被熱処理物のローディング/
アンローディングのための高さ方向のスペースとして
は、複数のボートを構成する各ボートのローディング/
アンローディングに必要なスペースを取ればよいので、
被熱処理物のローディング/アンローディングのための
高さ方向のスペースを小さくすることができ、従って縦
型熱処理装置の高さを小さくすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、本発明の一実施例によるウエハボートを用
いた上部ヒータ方式の縦型熱処理装置を示す断面図であ
り、第2図は、本発明の一実施例によるウエハボートを
示す斜視図である。
第1図に示すように、本実施例による縦型熱処理装置
は、石英管1と、ヒータ2と、石英管1のための例えば
スレンレス鋼板の蓋3と、ボート搬送機構4と、補助ア
ーム機構5とにより主として構成されている。
上記蓋3の上には例えば石英製の台6が取り付けられ
ている。そして、この台6の上に、半導体ウエハ7が支
持された例えば石英製のウエハボート8が複数個(本実
施例においては6個)積み重ねられている。このように
台6の上にこれらのウエハボート8を載せたのは、これ
らのウエハボート8をヒータ2の均熱域に入れるためで
ある。これらのウエハボート8の全長は、例えば、従来
用いられている単一の長いウエハボートの全長と同程度
である。また、これらのウエハボート8のうち上下の2
個のウエハボートは、ダミーの半導体ウエハ7を収納す
るためのものであり、その他のウエハボート8は、製品
の半導体ウエハ7を収納するためのものである。なお、
このようにダミーの半導体ウエハ7を設けるのは、石英
管1内に配列される半導体ウエハ7のうち両端の半導体
ウエハは、熱放射の影響で温度が不均一となること等に
より、不純物拡散やCVDが均一に行われないためであ
る。製品の半導体ウエハ7を収納するためのウエハボー
ト8は、半導体製造ラインでは通常1キャリア25枚単位
で取り扱われるので、半導体ウエハ7を例えば25枚収納
することができる長さとする。また、ダミーの半導体ウ
エハ7を収納するためのウエハボート8は、例えば10枚
程度の半導体ウエハを収納することができる長さとす
る。
第2図に示すように、上記ウエハボート8は、例えば
4本の支持棒8aと、これらの支持棒8aを連結するための
連結棒8bとから成る。各支持棒8aの一端部(下端部)8c
はその他の部分に比べて径が大きくなっており、この一
端部8cにこの支持棒8aの径よりも少し大きい径の穴8dが
設けられている。そして、これらの穴8dを他のウエハボ
ートの支持棒の先端にはめることにより、第1図に示す
ようにウエハボート8を積み重ねることができるように
なっている。また、各支持棒8aには、半導体ウエハ8を
収容するための溝8eが設けられている。
第1図に示すように、上記蓋3は、ボート搬送機構4
の軸4aの周りに回転可能かつこの軸4aに沿って昇降可能
に設けられているボート搬送板4bの上に載置されてい
る。また、補助アーム機構5の補助アーム5aは、フレー
ム5bに対して水平方向に移動可能かつ上下方向に昇降可
能に設けられている。
次に、上述のように構成された本実施例による縦型熱
処理装置に半導体ウエハ7をローディングする方法につ
いて説明する。
第3図に示すように、まずボート搬送板4bを石英管1
から十分に離れた位置に下降及び回転させ、その位置で
台6の上に1番目のウエハボート8を図示省略したロー
ディング機構により載置した後、このボート搬送板4bを
軸4aの回りに回転させてこのウエハボート8を石英管1
の真下に位置させる。なお、ボート搬送板4bを石英管1
の真下に位置させた状態で台6の上にウエハボート8を
直接載置するようにしてもよい。
次に第4図に示すように、補助アーム機構5の補助ア
ーム5aを上記ウエハボート8側に移動させてその先端部
をこのウエハボート8の下方に差し込んだ後、この補助
アーム5aを上昇させてウエハボート8を持ち上げる。次
に、この状態で1番目のウエハボート8と同様にして2
番目のウエハボート8を石英管1から離れた位置で台6
の上に載置した後、ボート搬送板4bを回転させてこの2
番目のウエハボート8を1番目のウエハボート8の真下
に位置させる。
次に、補助アーム5aを下降させることにより、第5図
に示すように、この補助アーム5aにより持ち上げられて
いる1番目のウエハボート8を2番目のウエハボート8
の上に積み重ねる。その後、補助アーム5aをウエハボー
ト8と反対側に移動させて最初の位置に戻す。
このように、台6の上に載置したウエハボート8を補
助アーム5aにより持ち上げては次のウエハボート8を台
6の上に載置するという一連の動作を繰り返すことによ
り全てのウエハボート8を積み重ねた後、ボート搬送板
4bを蓋3が石英管1の下部に当たるまで上昇させる。こ
れによって、第1図に示すように、全てのウエハボート
8が石英管1の中に収納される。その後、不純物拡散、
CVD等を行う。
半導体ウエハ7のアンローディングは、上述のローデ
ィングと逆の手順で行うことができる。すなわち、積み
重ねられたウエハボート8を下から順次アンローディン
グすればよい。
上述のように、本実施例によれば、ウエハボートがボ
ート長の小さい複数のウエハボート8により構成されて
いるので、半導体ウエハ7のローディング/アンローデ
ィングのために必要な高さ方向のスペースは各ウエハボ
ート8のローディング/アンローディングに必要なスペ
ースだけでよい。従って、縦型熱処理装置全体の高さ
を、従来の一体型のウエハボートを用いた縦型熱処理装
置に比べて極めて小さくすることができる。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本
発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、ウエハボート8の個数は必要に応じて適宜選
定することができる。また、上述の実施例においては、
半導体ウエハ7を収納するためのウエハボート8につい
て説明したが、本発明は半導体ウエハ以外の被熱処理物
を収納する各種のボートに適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ボート搬入及び搬出手段はボート搬
送機構と補助アーム機構とを有し、補助アーム機構は、
フレームとこのフレームに対して水平方向に移動可能か
つ上下方向に昇降可能に設けられている補助アームとか
らなり、ボートとして複数のボートにより構成されるも
のを用いるようにしているので、被熱処理物のローディ
ング/アンローディングのための高さ方向のスペースを
小さくすることでき、従って縦型熱処理装置の高さを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるウエハボートを用いた
上部ヒータ方式の縦型熱処理装置を示す断面図、第2図
は本発明の一実施例によるウエハボートを示す斜視図、
第3図〜第5図は第1図に示す縦型熱処理装置に半導体
ウエハをローディングする方法を説明するための断面
図、第6図は従来のウエハボートを用いた上部ヒータ方
式の縦型熱処理装置を示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:石英管、2:ヒータ、4:ボート搬送機構、5:補助アーム
機構、7:半導体ウエハ(被熱処理物)、8:ウエハボー
ト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被熱処理物を熱処理するための熱処理管
    と、 上記熱処理管を加熱するための加熱手段と、 上記熱処理管に対するボートの搬入及び搬出を上記熱処
    理管の下側の管口から行うためのボート搬入及び搬出手
    段とを有する縦型熱処理装置において、 上記ボート搬入及び搬出手段はボート搬送機構と補助ア
    ーム機構とを有し、 上記補助アーム機構は、フレームとこのフレームに対し
    て水平方向に移動可能かつ上下方向に昇降可能に設けら
    れている補助アームとからなり、 上記ボートとして複数のボートにより構成されるものを
    用いるようにした ことを特徴とする縦型熱処理装置。
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