JP2600202Y2 - 閃光装置用ブラケット - Google Patents
閃光装置用ブラケットInfo
- Publication number
- JP2600202Y2 JP2600202Y2 JP1993045504U JP4550493U JP2600202Y2 JP 2600202 Y2 JP2600202 Y2 JP 2600202Y2 JP 1993045504 U JP1993045504 U JP 1993045504U JP 4550493 U JP4550493 U JP 4550493U JP 2600202 Y2 JP2600202 Y2 JP 2600202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- bracket
- flash device
- fixing member
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Accessories Of Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、カメラと閃光装置を
結合するブラケットに関するものである。
結合するブラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラと閃光装置を各々三脚
ネジを用いて結合するブラケットは知られているが、通
常のカメラの三脚ネジは1ヶ所しかないので、カメラと
ブラケットは1ヶ所で固定される。従って、撮影中にカ
メラが三脚ネジを中心に回転し易く、撮影レンズの光軸
と閃光装置の光軸とにズレが生じることによって、露出
アンダーの写真やブレた写真ができるといった問題があ
った。
ネジを用いて結合するブラケットは知られているが、通
常のカメラの三脚ネジは1ヶ所しかないので、カメラと
ブラケットは1ヶ所で固定される。従って、撮影中にカ
メラが三脚ネジを中心に回転し易く、撮影レンズの光軸
と閃光装置の光軸とにズレが生じることによって、露出
アンダーの写真やブレた写真ができるといった問題があ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに、ブラケットにカメラを前後から挟み込んで固定す
る固定部材を設けることが考えられるが、カメラ後方の
固定部材により裏蓋の開閉が規制され、ブラケット裝着
中にはフィルム交換ができないという問題がある。ま
た、三脚ネジを2ヶ所以上設ければ、裏蓋開閉に支障が
ないが、三脚ネジを2ヶ所以上設けたカメラは少なく、
撮影者が自由にカメラを選択することができない。
めに、ブラケットにカメラを前後から挟み込んで固定す
る固定部材を設けることが考えられるが、カメラ後方の
固定部材により裏蓋の開閉が規制され、ブラケット裝着
中にはフィルム交換ができないという問題がある。ま
た、三脚ネジを2ヶ所以上設ければ、裏蓋開閉に支障が
ないが、三脚ネジを2ヶ所以上設けたカメラは少なく、
撮影者が自由にカメラを選択することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本願考案にお
ける、ストラップを挿通するための挿通部を有するカメ
ラの底部に螺嵌するカメラ用固定ネジと、閃光装置の底
部に螺嵌する閃光装置用固定ネジとを設け、該カメラと
該閃光装置とを結合可能としたブラケットにおいて、一
端を前記ブラケットに固着し他端を前記挿通部に挿通可
能に形成したカメラ固定部材を備えたことを特徴とする
ブラケットにより解決される。
ける、ストラップを挿通するための挿通部を有するカメ
ラの底部に螺嵌するカメラ用固定ネジと、閃光装置の底
部に螺嵌する閃光装置用固定ネジとを設け、該カメラと
該閃光装置とを結合可能としたブラケットにおいて、一
端を前記ブラケットに固着し他端を前記挿通部に挿通可
能に形成したカメラ固定部材を備えたことを特徴とする
ブラケットにより解決される。
【0005】
【実施例】本願考案の1実施例を図1乃至図5に基づ
き、詳細に説明する。
き、詳細に説明する。
【0006】図1は、従来のブラケットを用いてカメラ
と閃光装置を連結した正面図であり、10はブラケット、
20はカメラ、30は閃光装置である。カメラ20及び閃光装
置30の底面には三脚ネジが設けられており、ブラケット
10に設けた固定ネジ11及び12により、カメラ20及び閃光
装置30をブラケット10に固定している。このように、カ
メラ20は固定ネジ11のみで固定されているので、固定ネ
ジ11を中心に回転し易く、露出アンダーの写真やブレた
写真が生じがちだった。
と閃光装置を連結した正面図であり、10はブラケット、
20はカメラ、30は閃光装置である。カメラ20及び閃光装
置30の底面には三脚ネジが設けられており、ブラケット
10に設けた固定ネジ11及び12により、カメラ20及び閃光
装置30をブラケット10に固定している。このように、カ
メラ20は固定ネジ11のみで固定されているので、固定ネ
ジ11を中心に回転し易く、露出アンダーの写真やブレた
写真が生じがちだった。
【0007】図2は、上記問題を解決した本願考案の実
施例のブラケットを用いた正面図であり、図1と同一部
品には同符号を付し、説明を略す。13はカメラ固定部材
であり、一端をブラケット10にビス14により固着し、他
端を鉤状に曲げ、通常はストラップを通す吊環21に差し
込み可能に形成している。このような固定部材13をブラ
ケット10に設けることにより、カメラは吊環21により規
制され、カメラは固定ネジ11を中心に回転することがな
く、上記の問題が生じない。また、カメラの側面にある
吊環21を用いているので、図示していない裏蓋に影響す
ることなく、フィルム交換に支障を来すことがない。な
お、図2では、カメラ固定部材13を2本のビス14により
ブラケット10に固着しているが、図3に示す如く、カメ
ラ固定部材113の下部に突起113aと雌ネジ113bを設
け、ブラケット110には長孔110aと丸孔110bを設ける
ことにより、突起113aを長孔110aに挿入し、固定ネジ
114を丸孔110bを通して雌ネジ113bにネジ込むとによ
り、カメラ固定部材113はブラケット110に固定ネジ114
を1本のみ用いるだけで固着され、取り外しも容易にな
る。
施例のブラケットを用いた正面図であり、図1と同一部
品には同符号を付し、説明を略す。13はカメラ固定部材
であり、一端をブラケット10にビス14により固着し、他
端を鉤状に曲げ、通常はストラップを通す吊環21に差し
込み可能に形成している。このような固定部材13をブラ
ケット10に設けることにより、カメラは吊環21により規
制され、カメラは固定ネジ11を中心に回転することがな
く、上記の問題が生じない。また、カメラの側面にある
吊環21を用いているので、図示していない裏蓋に影響す
ることなく、フィルム交換に支障を来すことがない。な
お、図2では、カメラ固定部材13を2本のビス14により
ブラケット10に固着しているが、図3に示す如く、カメ
ラ固定部材113の下部に突起113aと雌ネジ113bを設
け、ブラケット110には長孔110aと丸孔110bを設ける
ことにより、突起113aを長孔110aに挿入し、固定ネジ
114を丸孔110bを通して雌ネジ113bにネジ込むとによ
り、カメラ固定部材113はブラケット110に固定ネジ114
を1本のみ用いるだけで固着され、取り外しも容易にな
る。
【0008】図4は、閃光装置30と反対側にて、カメラ
固定部材213の一端をブラケット210に固着し、他端を吊
環22に差し込み可能に形成した図であり、カメラの三脚
ネジが閃光装置30側に設けられているときは、このよう
にした方がよい。
固定部材213の一端をブラケット210に固着し、他端を吊
環22に差し込み可能に形成した図であり、カメラの三脚
ネジが閃光装置30側に設けられているときは、このよう
にした方がよい。
【0009】図5は、リストストラップ用吊環323を有
するカメラ320を図2と同様に固定した図であるが、吊
環323の位置が低いので専用のカメラ固定部材313を用い
てブラケット311に固着している。
するカメラ320を図2と同様に固定した図であるが、吊
環323の位置が低いので専用のカメラ固定部材313を用い
てブラケット311に固着している。
【0010】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本願考案に
よれば、三脚ネジを中心にしたカメラの回転を防止する
ので、カメラの光軸と閃光装置の光軸がずれることがな
く、その結果、露出アンダーの写真やブレた写真が生じ
ることがない。
よれば、三脚ネジを中心にしたカメラの回転を防止する
ので、カメラの光軸と閃光装置の光軸がずれることがな
く、その結果、露出アンダーの写真やブレた写真が生じ
ることがない。
【図1】従来のブラケットを用いてカメラと閃光装置を
連結した図である。
連結した図である。
【図2】本願考案のブラケットを用いてカメラと閃光装
置を連結した図である。
置を連結した図である。
【図3】カメラ固定部材の変形例である。
【図4】カメラ固定部材を閃光装置と反対側に設けた図
である。
である。
【図5】リストストラップ用カメラ固定部材を用いた図
である。
である。
10,110,210,311 ブラケット 13,113,213,313 カメラ固定部材 21,22,323 吊環 20,320 カメラ 30 閃光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 富波 徹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 審査官 柏崎 康司 (56)参考文献 実開 昭56−65490(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/56 G03B 15/05
Claims (3)
- 【請求項1】 ストラップを挿通するための挿通部を有
するカメラの底部に螺嵌するカメラ用固定ネジと、閃光
装置の底部に螺嵌する閃光装置用固定ネジとを設け、該
カメラと閃光装置とを結合可能としたブラケットにおい
て、一端を前記ブラケットに固着し他端を前記挿通部に
挿通可能に形成したカメラ固定部材を備えたことを特徴
とするブラケット。 - 【請求項2】 前記カメラ固定部材の前記他端が、鉤形
に形成されていることを特徴とする請求項1記載のブラ
ケット。 - 【請求項3】 前記カメラ固定部材の前記一端が、前記
ブラケットから取り外し可能であることを特徴とする請
求項1記載のブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045504U JP2600202Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 閃光装置用ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045504U JP2600202Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 閃光装置用ブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716929U JPH0716929U (ja) | 1995-03-20 |
JP2600202Y2 true JP2600202Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12721244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045504U Expired - Fee Related JP2600202Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 閃光装置用ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600202Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4680002B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2011-05-11 | パナソニック フォト・ライティング 株式会社 | ストロボ装置 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP1993045504U patent/JP2600202Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716929U (ja) | 1995-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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