JP2600196Y2 - 床面清掃機用バッテリ交換装置 - Google Patents
床面清掃機用バッテリ交換装置Info
- Publication number
- JP2600196Y2 JP2600196Y2 JP1993028521U JP2852193U JP2600196Y2 JP 2600196 Y2 JP2600196 Y2 JP 2600196Y2 JP 1993028521 U JP1993028521 U JP 1993028521U JP 2852193 U JP2852193 U JP 2852193U JP 2600196 Y2 JP2600196 Y2 JP 2600196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- door plate
- tray
- floor
- cleaning machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転ブラシを回転して
床面を掃除する床面掃除機(スイーパー)とか、同じく
回転ブラシを回転して床面を洗浄する床面洗浄機(スク
ラバー)、或は、パッドを回転して床面の艶出しを行う
床面艷出機(ポリッシャー)と云った各種床面掃除機
(以下単に床面清掃機と云う)の技術分野で利用される
ものであって、具体的には、床面清掃機の動力源として
使用するバッテリの交換を容易に行うことができるバッ
テリ交換装置に関するものである。
床面を掃除する床面掃除機(スイーパー)とか、同じく
回転ブラシを回転して床面を洗浄する床面洗浄機(スク
ラバー)、或は、パッドを回転して床面の艶出しを行う
床面艷出機(ポリッシャー)と云った各種床面掃除機
(以下単に床面清掃機と云う)の技術分野で利用される
ものであって、具体的には、床面清掃機の動力源として
使用するバッテリの交換を容易に行うことができるバッ
テリ交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床面清掃機の動力源としては、バッテリ
が機動性、低騒音性、衛生面等の全ての点で、100V
交流電源とかガソリンエンジンと云った他の動力源より
も優れているが、床面清掃機で使用されるバッテリは、
通常の場合、1個の重量が50〜60Kgと非常に重く
造られているため、清掃作業中にこのバッテリを交換す
る場合は頗る面倒で、且つ、危険でもあった。
が機動性、低騒音性、衛生面等の全ての点で、100V
交流電源とかガソリンエンジンと云った他の動力源より
も優れているが、床面清掃機で使用されるバッテリは、
通常の場合、1個の重量が50〜60Kgと非常に重く
造られているため、清掃作業中にこのバッテリを交換す
る場合は頗る面倒で、且つ、危険でもあった。
【0003】そこで、このバッテリ交換を簡単に、且
つ、安全に行うために、例えば実開平3−3961号公
報に開示されているようなバッテリ交換装置が考えられ
た。
つ、安全に行うために、例えば実開平3−3961号公
報に開示されているようなバッテリ交換装置が考えられ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のバッテリ交換装
置は、バッテリを載せるトレイに車輪を取付け、このト
レイをバッテリを載せたまま収納室から引出して台車に
載せ、次いで、同じく台車に載せていた交換用のバッテ
リをトレイごと収納室内に押込んで交換するものであっ
て、重いバッテリを少い力で円滑に、且つ、安全に交換
できる利点を備えているが、しかし、このバッテリ交換
装置はトレイに車輪を取付けているため、収納室の内部
にトレイの移動を防止する複雑なストッパ機構を設けな
くてはならず、また、同様のストッパ機構を備えた専用
の台車を使用したり、台車を機体側に連結する特殊な連
結機構を使用するため、装置全体が大掛かりになってコ
ストが高くなるとか、清掃機に加えて略同じ大きさの台
車を使用するため、その収納スペースも約2倍に成って
しまって、狭い場所では使用できないと云った問題があ
った。
置は、バッテリを載せるトレイに車輪を取付け、このト
レイをバッテリを載せたまま収納室から引出して台車に
載せ、次いで、同じく台車に載せていた交換用のバッテ
リをトレイごと収納室内に押込んで交換するものであっ
て、重いバッテリを少い力で円滑に、且つ、安全に交換
できる利点を備えているが、しかし、このバッテリ交換
装置はトレイに車輪を取付けているため、収納室の内部
にトレイの移動を防止する複雑なストッパ機構を設けな
くてはならず、また、同様のストッパ機構を備えた専用
の台車を使用したり、台車を機体側に連結する特殊な連
結機構を使用するため、装置全体が大掛かりになってコ
ストが高くなるとか、清掃機に加えて略同じ大きさの台
車を使用するため、その収納スペースも約2倍に成って
しまって、狭い場所では使用できないと云った問題があ
った。
【0005】従って本考案の技術的課題は、台車のよう
な大掛かりな装置を使用しなくても、重いバッテリを簡
単に、且つ、安全に交換できるようにすることである。
な大掛かりな装置を使用しなくても、重いバッテリを簡
単に、且つ、安全に交換できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。機
体内に搭載したバッテリを動力源として各部を作動して
床面の掃除、艷出し、又は、洗浄を行うように構成した
床面清掃機に於いて、
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。機
体内に搭載したバッテリを動力源として各部を作動して
床面の掃除、艷出し、又は、洗浄を行うように構成した
床面清掃機に於いて、
【0007】(1) 機体内にバッテリをトレイに載せ
て収納する収納室を設け、この収納室の一側に設けた入
口に扉板を開閉自在に取付ける一方、扉板の外側面には
扉板を開閉する時に把手として使用し、且つ、開いた扉
板をその内側面が上記収納室の載置面と同一平面と成る
ように支持する支持杆を取付けると共に、上記の扉板を
開閉自在に取付ける支持軸の軸穴を扉板を長手方向に進
退作動できるように長孔に形成して、上記入口の両側に
は、扉板の両側に突出したロック片を上から受入れて閉
じた状態にロックするロック溝を上向きに開口形成する
こと。
て収納する収納室を設け、この収納室の一側に設けた入
口に扉板を開閉自在に取付ける一方、扉板の外側面には
扉板を開閉する時に把手として使用し、且つ、開いた扉
板をその内側面が上記収納室の載置面と同一平面と成る
ように支持する支持杆を取付けると共に、上記の扉板を
開閉自在に取付ける支持軸の軸穴を扉板を長手方向に進
退作動できるように長孔に形成して、上記入口の両側に
は、扉板の両側に突出したロック片を上から受入れて閉
じた状態にロックするロック溝を上向きに開口形成する
こと。
【0008】(2) バッテリを載せるトレイの前面部
にトレイ引出し用の把手を設けると共に、このトレイに
は釣り上げ用紐を取付けること。
にトレイ引出し用の把手を設けると共に、このトレイに
は釣り上げ用紐を取付けること。
【0009】(3) バッテリを載せるトレイに、2本
の釣り上げ用紐を対角状に交差させて取付けること。
の釣り上げ用紐を対角状に交差させて取付けること。
【0010】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、機体に設けた収納室の扉板を開
くと、扉板が支持杆によってその内側面を収納室の載置
面と同一平面と成るように支持されるため、重いバッテ
リをトレイに載せた状態でそのまま収納室から扉板の内
側面上を滑らせて引出すことができ、また、交換するバ
ッテリも、同じくトレイに載せた状態で扉板の内側面上
を滑らせて収納室内に収納することができるから、重い
バッテリの交換を台車を使用せずに簡単に、且つ、安全
に行うことを可能にする。
で述べた手段によれば、機体に設けた収納室の扉板を開
くと、扉板が支持杆によってその内側面を収納室の載置
面と同一平面と成るように支持されるため、重いバッテ
リをトレイに載せた状態でそのまま収納室から扉板の内
側面上を滑らせて引出すことができ、また、交換するバ
ッテリも、同じくトレイに載せた状態で扉板の内側面上
を滑らせて収納室内に収納することができるから、重い
バッテリの交換を台車を使用せずに簡単に、且つ、安全
に行うことを可能にする。
【0011】更に上記(1)で述べた手段によれば、収
納室の扉板を閉じる時に、扉板を少し持ち上げて両側の
ロック片を入口側のロック溝に上から嵌込むことによっ
て、扉板を閉じた状態に確実にロックして、運転中に扉
板が開いてバッテリが収納室の外に脱落すると云った事
故を完全に防止することを可能にする。
納室の扉板を閉じる時に、扉板を少し持ち上げて両側の
ロック片を入口側のロック溝に上から嵌込むことによっ
て、扉板を閉じた状態に確実にロックして、運転中に扉
板が開いてバッテリが収納室の外に脱落すると云った事
故を完全に防止することを可能にする。
【0012】上記(2)で述べた手段によれば、収納室
の扉板を開いた時に、重いバッテリを載せたトレイを把
手を持って扉板の内側面上に容易に引出すことができ、
また、引出したバッテリを紐を持ってトレイごと釣り上
げて簡単に取出すことができるから、重いバッテリの交
換を簡単に、且つ、安全に行うことを可能にする。
の扉板を開いた時に、重いバッテリを載せたトレイを把
手を持って扉板の内側面上に容易に引出すことができ、
また、引出したバッテリを紐を持ってトレイごと釣り上
げて簡単に取出すことができるから、重いバッテリの交
換を簡単に、且つ、安全に行うことを可能にする。
【0013】上記(3)で述べた手段によれば、トレイ
に対して2本の紐を対角状に交差させて取付けているた
め、紐を持ってバッテリを釣り上げた時に、一方の紐が
切断しても他方の紐がバランスを保って釣り上げ状態を
維持するため、紐の切断によるバッテリの落下を防止し
て、バッテリを安全に交換することを可能にする。
に対して2本の紐を対角状に交差させて取付けているた
め、紐を持ってバッテリを釣り上げた時に、一方の紐が
切断しても他方の紐がバランスを保って釣り上げ状態を
維持するため、紐の切断によるバッテリの落下を防止し
て、バッテリを安全に交換することを可能にする。
【0014】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0015】
【実施例】以下に、上述した本考案に係る床面清掃機用
バッテリ交換装置の好適な実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。図1は本考案に係るバッテリ交換装置
を備えた床面洗浄機の外観を示した側面図で、図2はそ
の背面図を示すものであって、これ等の図面に於いて、
1は洗浄機の機体、1Rは操作ハンドル、2は先端に排
水バルブを備えた汚水排水用ホース、3と4はモータM
によって駆動回転する駆動輪とキャスタ、Vは電源用の
バッテリ、5は機体の前面に取付けたブラシカバー、5
aはホース6を通して作用されるブロアー(図示せず)
の吸引作用を上述したブラシカバー5の底面部に設けた
前後のスキージ(図示せず)に及ぼすダクトであって、
これ等前後のスキージは、例えば実願平4−51780
号に示されているような可撓性プレートの開閉動作に従
って、機体1が図1に於いて左方向に前進する時は前部
のスキージが閉じて後部のスキージのみが汚水を吸引
し、反対に機体1が図1に於いて右方向に後進する時
は、後部のスキージが閉じて前部のスキージのみが汚水
を吸引するように構成されている。
バッテリ交換装置の好適な実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。図1は本考案に係るバッテリ交換装置
を備えた床面洗浄機の外観を示した側面図で、図2はそ
の背面図を示すものであって、これ等の図面に於いて、
1は洗浄機の機体、1Rは操作ハンドル、2は先端に排
水バルブを備えた汚水排水用ホース、3と4はモータM
によって駆動回転する駆動輪とキャスタ、Vは電源用の
バッテリ、5は機体の前面に取付けたブラシカバー、5
aはホース6を通して作用されるブロアー(図示せず)
の吸引作用を上述したブラシカバー5の底面部に設けた
前後のスキージ(図示せず)に及ぼすダクトであって、
これ等前後のスキージは、例えば実願平4−51780
号に示されているような可撓性プレートの開閉動作に従
って、機体1が図1に於いて左方向に前進する時は前部
のスキージが閉じて後部のスキージのみが汚水を吸引
し、反対に機体1が図1に於いて右方向に後進する時
は、後部のスキージが閉じて前部のスキージのみが汚水
を吸引するように構成されている。
【0016】次に、7は上記モータMを駆動源にして上
記ブラシカバー5の内部で回転して床面を洗浄する回転
ブラシ、5bはホース5cを通して送られて来る洗浄水
(清水又は洗剤液)をブラシカバー5内の回転ブラシ7
に給水する給水管、1Tは機体1内に設けた汚水を回収
するための汚水タンク、1Hはこの汚水タンク1Tの上
面開口部を塞ぐ機体1の上蓋、1Sは汚水タンク1Tの
内部に設けた洗浄水用袋であって、この袋1Sの内部に
収容した洗浄水がポンプ(図示せず)の運転に従ってホ
ース5cを通して給水管5bに送られ、回転ブラシ7に
給水される仕組に成っている。
記ブラシカバー5の内部で回転して床面を洗浄する回転
ブラシ、5bはホース5cを通して送られて来る洗浄水
(清水又は洗剤液)をブラシカバー5内の回転ブラシ7
に給水する給水管、1Tは機体1内に設けた汚水を回収
するための汚水タンク、1Hはこの汚水タンク1Tの上
面開口部を塞ぐ機体1の上蓋、1Sは汚水タンク1Tの
内部に設けた洗浄水用袋であって、この袋1Sの内部に
収容した洗浄水がポンプ(図示せず)の運転に従ってホ
ース5cを通して給水管5bに送られ、回転ブラシ7に
給水される仕組に成っている。
【0017】本考案に係るバッテリ交換装置は以上の如
く構成した床面洗浄機或はその他の床面清掃機に実施さ
れるものであって、図3に於いて1Xは上述した機体1
の内底部に設けたバッテリVの収納室で、バッテリVは
図2並びに図5に示す如く2つを1組にしてトレイ13
に載せられ、そのまま収納室1X内の載置面1Z上に載
置され、上述したモータMとかポンプ或はブロアー等の
動力源として使用される仕組に成っている。
く構成した床面洗浄機或はその他の床面清掃機に実施さ
れるものであって、図3に於いて1Xは上述した機体1
の内底部に設けたバッテリVの収納室で、バッテリVは
図2並びに図5に示す如く2つを1組にしてトレイ13
に載せられ、そのまま収納室1X内の載置面1Z上に載
置され、上述したモータMとかポンプ或はブロアー等の
動力源として使用される仕組に成っている。
【0018】尚、図4と図5に於いて13aは上述した
トレイ13の手前部分に設けた引出し用の把手、13
b,13bはトレイ13に取付けた釣り上げ用の紐(ロ
ープ)であって、これ等2本の紐13b,13bは、釣
り上げ時に一方が切断してもバランスを保って釣り上げ
状態を維持できるようにトレイ13に対して対角状に交
差させて取付けている。尚、図中13cは紐13b,1
3bの握り部、Vaは各バッテリV,Vの接続プラグで
ある。
トレイ13の手前部分に設けた引出し用の把手、13
b,13bはトレイ13に取付けた釣り上げ用の紐(ロ
ープ)であって、これ等2本の紐13b,13bは、釣
り上げ時に一方が切断してもバランスを保って釣り上げ
状態を維持できるようにトレイ13に対して対角状に交
差させて取付けている。尚、図中13cは紐13b,1
3bの握り部、Vaは各バッテリV,Vの接続プラグで
ある。
【0019】次に、図1乃至図3に於いて、10は上述
した収納室1Xの一側(後部側面)に開口した入口に開
閉自在に取付けた扉板で、11はこの扉板10を支持す
る支持軸、11aは支持軸11を架設した機体1側のブ
ラケットであって、この支持軸11を挿通した扉板10
側の軸穴10aは図3の如く長孔に成っていて、この長
い軸穴10aに沿って扉板10の全体をその長さ方向に
進退作動できる仕組に成っている。
した収納室1Xの一側(後部側面)に開口した入口に開
閉自在に取付けた扉板で、11はこの扉板10を支持す
る支持軸、11aは支持軸11を架設した機体1側のブ
ラケットであって、この支持軸11を挿通した扉板10
側の軸穴10aは図3の如く長孔に成っていて、この長
い軸穴10aに沿って扉板10の全体をその長さ方向に
進退作動できる仕組に成っている。
【0020】また、12は上記扉板10の上端部外側面
に直角に突設した支持杆で、この支持杆12は扉板10
を開閉する時に把手として使用する一方、扉板10を開
いた時に先端のゴム管12aの部分を床面に接地させ
て、扉板10の全体をその内側面10Zが上述した収納
室1Xの載置面1Zと同一平面と成るように水平に支持
するように構成されている。
に直角に突設した支持杆で、この支持杆12は扉板10
を開閉する時に把手として使用する一方、扉板10を開
いた時に先端のゴム管12aの部分を床面に接地させ
て、扉板10の全体をその内側面10Zが上述した収納
室1Xの載置面1Zと同一平面と成るように水平に支持
するように構成されている。
【0021】更に図3に於いて、10b,10bは上記
扉板10の左右両側に突設したロック片で、1Xb,1
Xbはこれ等ロック片10b,10bを上から受け入れ
るように収納室1Xの入口両側に上向きに開口形成した
ロック溝であって、扉板10の全体を少し持ち上げた状
態で閉じてこれを降ろすと、左右のロック片10b,1
0bを左右のロック溝1Xb,1Xbの内部に上から嵌
込んでロックすることができ、また、このロック状態を
外す時も、扉板10の全体を少し持ち上げるだけで容易
に外して扉板10を開くことができる仕組に成ってい
る。
扉板10の左右両側に突設したロック片で、1Xb,1
Xbはこれ等ロック片10b,10bを上から受け入れ
るように収納室1Xの入口両側に上向きに開口形成した
ロック溝であって、扉板10の全体を少し持ち上げた状
態で閉じてこれを降ろすと、左右のロック片10b,1
0bを左右のロック溝1Xb,1Xbの内部に上から嵌
込んでロックすることができ、また、このロック状態を
外す時も、扉板10の全体を少し持ち上げるだけで容易
に外して扉板10を開くことができる仕組に成ってい
る。
【0022】本考案に係る床面清掃機用バッテリ交換装
置は以上述べた如き構成であるから、バッテリVを交換
する場合は、先ず扉板10を少し持ち上げてロック片1
0b,10bをロック溝1Xb,1Xbから外しながら
手前に開けば、図3に示すように扉板10は支持杆12
によってその内側面10Zを、バッテリVが収納されて
いる収納室1Xの載置面1Zと同一平面と成るように水
平に支持されるから、把手13aに手を掛けてバッテリ
Vをトレイ13に載せたまま載置面1Z及び内側面10
Zの上を滑らせて簡単に引出すことができ、また、この
引出したバッテリVは紐13b,13bを用いてトレイ
13に載せたまま釣り上げて新たなバッテリVと交換で
き、且つ、交換したバッテリVも、トレイ13に載せた
まま内側面10Zと載置面1Zの上を滑らせて収納室1
X内に簡単に収納することができる。
置は以上述べた如き構成であるから、バッテリVを交換
する場合は、先ず扉板10を少し持ち上げてロック片1
0b,10bをロック溝1Xb,1Xbから外しながら
手前に開けば、図3に示すように扉板10は支持杆12
によってその内側面10Zを、バッテリVが収納されて
いる収納室1Xの載置面1Zと同一平面と成るように水
平に支持されるから、把手13aに手を掛けてバッテリ
Vをトレイ13に載せたまま載置面1Z及び内側面10
Zの上を滑らせて簡単に引出すことができ、また、この
引出したバッテリVは紐13b,13bを用いてトレイ
13に載せたまま釣り上げて新たなバッテリVと交換で
き、且つ、交換したバッテリVも、トレイ13に載せた
まま内側面10Zと載置面1Zの上を滑らせて収納室1
X内に簡単に収納することができる。
【0023】以上の様にしてバッテリVの交換が済んだ
ら、再び扉板10を閉じて収納室1Xの入口を塞ぎ、床
面の清掃運転を再開するが、扉板10はロック片10
b,10bを入口の左右に設けたロック溝1Xb,1X
bに上から嵌込んでロックしているため、ロックが完全
で運転中に扉板10が不用意に開いてバッテリVが外に
脱落する心配もなく、また、バッテリVを釣り上げる2
本の紐13b,13bは、トレイ13に対して対角状に
交差させて取付けているため、釣り上げている時に一方
の紐13bが切れても他方の紐13bがバランスを保っ
て釣り上げ状態を維持するから、紐13bの切断による
バッテリVの落下を防止できる。
ら、再び扉板10を閉じて収納室1Xの入口を塞ぎ、床
面の清掃運転を再開するが、扉板10はロック片10
b,10bを入口の左右に設けたロック溝1Xb,1X
bに上から嵌込んでロックしているため、ロックが完全
で運転中に扉板10が不用意に開いてバッテリVが外に
脱落する心配もなく、また、バッテリVを釣り上げる2
本の紐13b,13bは、トレイ13に対して対角状に
交差させて取付けているため、釣り上げている時に一方
の紐13bが切れても他方の紐13bがバランスを保っ
て釣り上げ状態を維持するから、紐13bの切断による
バッテリVの落下を防止できる。
【0024】尚、上述した実施例では、本考案に係るバ
ッテリ交換装置を床面洗浄機に実施した状態が説明され
ているが、本考案はそれ以外の床面掃除機とか、床面艷
出機にも同様に実施できることは勿論である。
ッテリ交換装置を床面洗浄機に実施した状態が説明され
ているが、本考案はそれ以外の床面掃除機とか、床面艷
出機にも同様に実施できることは勿論である。
【0025】
【考案の効果】本考案に係る床面清掃機用バッテリ交換
装置は以上述べた如くであって、重いバッテリをトレイ
に載せたまま収納室の載置面と、この載置面と同一平面
に支持された扉板の内側面の上を滑らせて収納室の外に
引出し、且つ、この引出したバッテリをトレイに載せた
まま紐を持って釣り上げて交換できるから、台車のよう
な大掛かりな装置を使用しなくても容易に、而かも、安
全にバッテリ交換できる利点を発揮できるものであっ
て、扉板のロックを完全なものとし、且つ、トレイの釣
り上げ用として2本の紐を対角状に交差して取付けた安
全対策が施されている点と相俟って、床面掃除機とか床
面洗浄機、或は、床面艷出機と云った各種の床面清掃機
に実施して、頗る実用性の高いものである。
装置は以上述べた如くであって、重いバッテリをトレイ
に載せたまま収納室の載置面と、この載置面と同一平面
に支持された扉板の内側面の上を滑らせて収納室の外に
引出し、且つ、この引出したバッテリをトレイに載せた
まま紐を持って釣り上げて交換できるから、台車のよう
な大掛かりな装置を使用しなくても容易に、而かも、安
全にバッテリ交換できる利点を発揮できるものであっ
て、扉板のロックを完全なものとし、且つ、トレイの釣
り上げ用として2本の紐を対角状に交差して取付けた安
全対策が施されている点と相俟って、床面掃除機とか床
面洗浄機、或は、床面艷出機と云った各種の床面清掃機
に実施して、頗る実用性の高いものである。
【図1】本考案に係るバッテリ交換装置を実施した床面
洗浄機の側面図である。
洗浄機の側面図である。
【図2】同じく床面洗浄機の背面図である。
【図3】本考案の要部を示した斜視図である。
【図4】トレイに載せたバッテリの平面図である。
【図5】同じくトレイに載せたバッテリの平面図であ
る。
る。
V バッテリ 1 機体 1X 収納室 1Z 載置面 1Xb ロック溝 10 扉板 10a 長い軸穴 10b ロック片 11 支持軸 12 支持杆 13 トレイ 13a 把手 13b 紐
フロントページの続き (72)考案者 都丸 雄吾 静岡県引佐郡細江町気賀8123番地 アマ ノ株式会社細江事業所内 (56)参考文献 特開 平6−153320(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 11/00 - 11/40 B08B 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 機体内に搭載したバッテリを動力源とし
て各部を作動して床面の掃除、艶出し、又は、洗浄を行
うように構成した床面清掃機に於いて、 機体内にバッテリをトレイに載せて収納する収納室を設
け、この収納室の一側に設けた入口に扉板を開閉自在に
取付ける一方、扉板の外側面には扉板を開閉する時に把
手として使用し、且つ、開いた扉板をその内側面が上記
収納室の載置面と同一平面と成るように支持する支持杆
を取付けると共に、上記の扉板を開閉自在に取付ける支
持軸の軸穴を扉板を長手方向に進退作動できるように長
孔に形成して、上記入口の両側には、扉板の両側に突出
したロック片を上から受入れて閉じた状態にロックする
ロック溝を上向きに開口形成したことを特徴とする床面
清掃機用バッテリ交換装置。 - 【請求項2】 バッテリを載せるトレイの前面部にトレ
イ引出し用の把手を設けると共に、このトレイには釣り
上げ用紐を取付けたことを特徴とする請求項1記載の床
面清掃機用バッテリ交換装置。 - 【請求項3】 バッテリを載せるトレイに、2本の釣り
上げ用紐を対角状に交差させて取付けたことを特徴とす
る請求項1又は2記載の床面清掃機用バッテリ交換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028521U JP2600196Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 床面清掃機用バッテリ交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028521U JP2600196Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 床面清掃機用バッテリ交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681444U JPH0681444U (ja) | 1994-11-22 |
JP2600196Y2 true JP2600196Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12250983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993028521U Expired - Fee Related JP2600196Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 床面清掃機用バッテリ交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600196Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006137143A1 (ja) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Idx Company, Ltd. | 架台装置、ペデスタル |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP1993028521U patent/JP2600196Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681444U (ja) | 1994-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7163422B2 (ja) | 表面掃除機及びトレー | |
US4196492A (en) | Automatic carpet cleaning machine | |
US4210978A (en) | Automatic carpet cleaning machine | |
RU2733363C1 (ru) | Машина для чистки поверхностей с закрывающим устройством для устройства для сбора грязной жидкости | |
US5093955A (en) | Combined sweeper and scrubber | |
US7013528B2 (en) | Floor cleaner with dusting | |
JP2872306B2 (ja) | 床洗浄装置 | |
US4819676A (en) | Combination sweeping and scrubbing system and method | |
US20120137464A1 (en) | Mopping Machine | |
US5890258A (en) | Carpet cleaner with pull-out tray support for service and repair of components | |
WO2001060227A1 (en) | Multi-function, battery-powered, rider cleaning machine | |
KR101577319B1 (ko) | 무전원 자동청소기 | |
US6209168B1 (en) | Combination brushroll and nozzle inlet control mechanism | |
US20230389769A1 (en) | Base station and robot cleaner system | |
JP2600196Y2 (ja) | 床面清掃機用バッテリ交換装置 | |
CN215937267U (zh) | 清洁设备 | |
JPH0994201A (ja) | 搭乗式床面洗浄機 | |
WO2022137455A1 (ja) | 清掃車 | |
CN211633128U (zh) | 一种室内地面电动清洗机 | |
JP2002233485A (ja) | 手押掃除機 | |
CN112294202A (zh) | 一种室内地面电动清洗机 | |
JP3035723U (ja) | 移動洗車ユニット | |
US20100205766A1 (en) | Vacuum Device Including Selectively Activated, Secondary Vacuum Source and Floor Cleaning Machine Utilizing the Vacuum Device | |
JP2860005B2 (ja) | 電気掃除機の吸込口体 | |
JP3097152U (ja) | 電気床磨き機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |