JP2599435Y2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JP2599435Y2
JP2599435Y2 JP1991088380U JP8838091U JP2599435Y2 JP 2599435 Y2 JP2599435 Y2 JP 2599435Y2 JP 1991088380 U JP1991088380 U JP 1991088380U JP 8838091 U JP8838091 U JP 8838091U JP 2599435 Y2 JP2599435 Y2 JP 2599435Y2
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JP
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signal
stage
circuit
control circuit
gain control
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JP1991088380U
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英治 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テレビジョン受像機の
利得制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機には、アンテナ端子
に続いて通常チューナーからなるRF段、及びIF段
(中間周波増幅段)が順次設けられ、各々にAGC回路
が掛けられて受信電波のレベルによるコントラストの変
動を少なくし、映像信号出力を常に一定にして最適受信
状態を実現するように構成されている。
【0003】そして、従来、この種回路では映像信号が
ない状態においては、IF段からの検波出力がノイズに
より異常に高いレベルとなっていた。そこで、これを防
止するために、IF段中にリミッタ回路を設け、このリ
ミッタ回路により一定以上の振幅を有するノイズをリミ
ッタして振幅が一定になるように制御していた。
【0004】しかしながら、従来回路においては、図4
に示すようにリミッタ回路を用いて振幅を一定にしても
A点のエッジ部分が後段のビデオ回路中のシャープネス
回路、2次微分回路等によりさらに強調され、画面が飽
和し、発振状の画面となり、使用者に不快感を与えてい
た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は上述
の点に鑑みなされたものであり、簡単な構成で信号がな
い状態での画面の発振を除去する自動利得制御回路を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、映像信号中の
映像信号の有無を検出し、この映像信号の有無に応じて
入力映像信号の利得を制御するものである。
【0007】
【作用】映像検波出力を倍圧整流回路を用いて直流電圧
に変換し、この直流電圧によりトランジスタを動作さ
せ、検波出力段の信号利得を制御する。
【0008】
【実施例】図1に本考案の一実施例を説明する。
【0009】図1において、1は電波を受信するアンテ
ナ、2はアンテナ1で受信された信号を中間周波信号
(以下、IF信号と略す。)に変換するためのチューナ
等からなる高周波増幅段(以下、RF段と略す。)、3
はRF段からのIF信号をSAWFを介して検波するた
めの中間周波増幅段(以下、IF段と略す。)、4は信
号有無検出回路である。そして、この信号有無検出回路
4は直流成分をカットするコンデンサC1とダイオード
D1,D2からなる倍圧整流回路とコンデンサC2から
なる平滑回路とスイッチングトランジスタQ1、Q2と
バイアス用の抵抗R1,R2,R3,R4,R5とゲイ
ン変更用の抵抗R6とから構成されいる。
【0010】次に、本考案の自動利得制御回路の動作を
図5を用いて説明する。
【0011】通常、IF段3から出力された映像検波出
力中に映像信号が存在する場合、コンデンサC1により
直流がカットされた信号は、IF段3に設けられたリミ
ッタ回路により図5aに示す如く振幅の小さな交流信号
となっている。そして、この振幅の小さな交流信号はダ
イオードD1,D2からなる倍圧整流回路により、図5
bに示す如く正極性の成分のみ取り出されて倍電圧に昇
圧される。この昇圧された出力は、コンデンサC2から
なる平滑回路により平滑され、図5cに示す如くローレ
ベルの直流信号となる。従って、このローレベルの直流
信号はトランジスタQ1をオンの状態に保持し、これに
伴いトランジスタQ2をオフの状態に保持する。従っ
て、映像ラインと接地との間には抵抗R6が接続されな
い。
【0012】今、IF段3から出力された映像検波出力
中に映像信号が検出されない場合、コンデンサC1によ
り直流がカットされた信号は、振幅の大きい交流信号と
なる。そして、この振幅の大きい交流信号は、ダイオー
ドD1,ダイオードD2からなる倍圧整流回路により、
正極性の成分のみ取り出されて倍圧に昇圧される。この
昇圧された出力は、コンデンサC2からなる平滑回路に
より平滑され、ハイレベルの直流信号となる。従って、
このハイレベルの直流信号はトランジスタQ1をオフに
反転し、これにともないトランジスタQ2がオンとな
る。従って、映像検波出力段に対して抵抗R6が並列に
接続されることになり、映像検波出力の利得が押さえら
れる。
【0013】また、図2、及び図3にその他の実施例を
示す。
【0014】図2が図1と異なる点は無信号時にRF段
2のAGC電圧を制御することにより映像検波出力の利
得を押さえている点、また図3が図1と異なる点は無信
号時にIF段3のAGC電圧を制御することにより映像
検波出力の利得を押さえている点である。
【0015】尚、その他の回路及び動作は図1と同様な
ためその説明は省略する。
【0016】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成することによ
り、映像信号の有無を検出し、その検出出力に応じて映
像検波出力の利得を切り換えるようにしたので、ノイズ
の飽和による画面の発振を防止でき、使用者に不快感を
与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動利得制御回路を示す一実施例であ
る。
【図2】本考案の自動利得制御回路を示す他の実施例で
ある。
【図3】本考案の自動利得制御回路を示す他の実施例で
ある。
【図4】VIF段のリミッタ回路の動作を示す図であ
る。
【図5】本考案の信号有無検出回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RF段 3 IF段 4 信号有無検出回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の利得を制御する回路におい
    て、制御対象である映像信号が存在するか否かを検出す
    る手段を備え、その検出結果に応じて増幅率が制御され
    る増幅器を使用することにより映像信号の利得を制御す
    ること特徴とする自動利得制御回路。
JP1991088380U 1991-10-28 1991-10-28 自動利得制御回路 Expired - Lifetime JP2599435Y2 (ja)

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JPH0539086U JPH0539086U (ja) 1993-05-25
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