JP2598524Y2 - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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JP2598524Y2
JP2598524Y2 JP1992065152U JP6515292U JP2598524Y2 JP 2598524 Y2 JP2598524 Y2 JP 2598524Y2 JP 1992065152 U JP1992065152 U JP 1992065152U JP 6515292 U JP6515292 U JP 6515292U JP 2598524 Y2 JP2598524 Y2 JP 2598524Y2
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solenoid
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valve
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solenoids
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明 太田
孝幸 伊藤
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太陽鉄工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流路の切り換えに用い
られるソレノイドバルブに関し、特にダブルソレノイド
型のソレノイドバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気圧シリンダ又は油圧シリ
ンダなどを制御するために、ダブルソレノイド型のソレ
ノイドバルブがしばしば用いられる。
【0003】このタイプのソレノイドバルブでは、スプ
ールを内蔵したバルブボディ、スプールを左右に移動駆
動するためにバルブボディの両側に設けられた2つのソ
レノイド部などを有しており、ソレノイドに駆動電源を
接続するためのコネクタがそれぞれのソレノイド部の端
部に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のソレノイドバルブでは、2つのコネクタが両端部に設
けられているので、それぞれに対して外部配線工事を行
わなくてはならず、その工事が面倒であった。
【0005】また、コネクタに接続された電線が2箇所
から外部へ引き出されることとなるので、それらの電線
が機械装置と干渉しないように配線経路を決定すること
が容易でない場合があった。また、配線の外観体裁を良
くする上での障害ともなっていた。
【0006】本考案は、上述の問題に鑑み、配線工事を
簡単に行うことができ、外観体裁の面でも有利なソレノ
イドバルブを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案に係るソ
レノイドバルブは、上述の課題を解決するため、弁体を
内蔵したバルブボディと、前記弁体を移動駆動するため
、それぞれソレノイドを含んで樹脂モールドにより形
成されて前記バルブボディの両側に設けられた2つのソ
レノイド部と、前記2つのソレノイド部のいずれか一方
のみにおいて、そのソレノイド部に少なくとも一部が樹
脂モールドにより一体に形成されることにより下部に
出して設けられた配電用のコネクタと、前記2つのソレ
ノイド部に駆動電源を供給するために、これらのソレノ
イド部と前記配電用のコネクタとを接続する電気配線
と、を有し、前記2つのソレノイド部の間を前記電気配
線の一部として電気的に接続する少なくとも2本の電線
が埋め込まれた合成樹脂からなる連結カバーが、前記バ
ルブボディの上部に当該バルブボディに沿って設けられ
ており、前記連結カバーと前記2つのソレノイド部と
は、前記ソレノイド部のそれぞれの上部に設けられた接
続用のコネクタによって互いに電気的に接続されて構成
される。
【0008】
【0009】
【作用】外部からコネクタに配線接続することによっ
て、内部の電気配線を介して2つのソレノイド部に電源
を供給することが可能であり、これによってダブルソレ
ノイド型のソレノイドバルブの電気制御を行うことがで
きる。
【0010】連結カバーによって、2つのソレノイド部
の間が接続されるので、連結カバーの取り付け又は組み
立てなどによって必要な内部の電気配線が完成される。
【0011】
【実施例】図1は本考案に係るバルブ1の正面図、図2
はバルブ1の平面図、図3はバルブ1の右側面図であ
る。
【0012】バルブ1は、バルブボディ11、パイロッ
ト駆動部12,12、ソレノイド部13,15、表示部
14,16、連結カバー17、及びマニホルド18など
が、ネジ31〜34で締めつけられて組み立てられてい
る。
【0013】バルブボディ11には、軸方向に沿って左
右に移動可能なスプール21が内蔵されており、パイロ
ット駆動部12からのパイロット圧によってスプール2
1が移動駆動される。パイロット駆動部12は、ソレノ
イド部13,15にそれぞれ内蔵されたソレノイド13
a,15aの作動に応じて、パイロット圧を発生してバ
ルブボディ11に供給する。
【0014】一方のソレノイド部13には、その下端面
から突出するコネクタ19が樹脂モールドにより一体に
形成されている。他方のソレノイド部15には、その下
端面にキャップ20がはめ込まれている。
【0015】ソレノイド13a,15aに電源を供給す
るために、これらとコネクタ19とを接続する電気配線
22が設けられている。電気配線22は、ソレノイド部
15、表示部16、連結カバー17、表示部14、ソレ
ノイド部13、及びコネクタ19に渡って、2本又は3
本の電線、プリント配線、又はコネクタなどによって結
ばれている(図8を参照)。
【0016】図4はソレノイド部13及び表示部14の
断面正面図、図5は図4の左側面図である。ソレノイド
部13は、ソレノイド13a及びプリント基板42など
を樹脂モールドにより一体に形成したものである。ソレ
ノイド13aへの通電によりプランジャ41が吸引され
て作動する。
【0017】プリント基板42には、上述のコネクタ1
9、表示部14と接続するためのコネクタ43、リード
線44などがはんだ付けにより実装されており、且つソ
レノイド13aの引出し線45が接続されている。
【0018】表示部14は、プリント基板51、及びカ
バー52からなっている。プリント基板51には、プリ
ント基板42のコネクタ43と接続されるコネクタ5
3、連結カバー17と接続するためのコネクタ54、及
び2つの発光ダイオード55などが実装されている。カ
バー52には、連結カバー17の両端部に設けられた連
結ピン72(図7参照)をコネクタ54に差し込むため
の2つの窓56,56が設けられている。
【0019】表示部14は、ネジ33によってソレノイ
ド部13に着脱可能に取り付けられており、ネジ33を
緩めることによってカバー52が取り外され、その状態
でプリント基板51を図4の上方へ引き抜くことによっ
てコネクタ53がコネクタ43から外れる。
【0020】図6はソレノイド部15及び表示部16の
断面正面図である。ソレノイド部15及び表示部16
は、上述のソレノイド部13及び表示部14と大体にお
いて同様な構造を有しており、そのような部分には同一
の符号を付してある。
【0021】ソレノイド部15には、外部配線のための
コネクタ19が設けられておらず、これに代えて、3ピ
ンのコネクタ61が設けられており、このコネクタ61
には3ピンの内の2ピンを短絡して回路を構成するため
のジャンプ基板62が差し込まれている。これらを保護
するために、上述したカバー20がはめ込まれている。
【0022】図7は連結カバー17の断面正面図であ
る。図2をも参照して、連結カバー17は、表示部14
と表示部16との間を電気配線22の一部として電気的
に接続するためのものであり、断面が方形の2本の電線
71がほぼ平行に配置された状態で合成樹脂内に埋め込
まれて形成されたものである。
【0023】連結カバー17の両端部には、表示部1
4,16のそれぞれのコネクタ54に差し込んで接続す
るための、電線71と連続する連結ピン72が設けられ
ている。
【0024】連結ピン72の基部73にはOリング74
が装着されており、このOリング74がカバー52の窓
56の内周面に弾性的に嵌入し、これによって窓56を
外気から密封している。なお、符号75,76は、電線
71を止めるための止め具、76aは手動操作ピン76
を挿通するための穴である。
【0025】図8はバルブ1の電気回路図である。図に
示されているように、コネクタ19の端子A,COM間
に電源を供給すると、ソレノイド13aに通電されてこ
れが作動するとともに、表示部14の発光ダイオード5
5が発光する。また、コネクタ19の端子B,COM間
に電源を供給すると、ソレノイド15aに通電されてこ
れが作動するとともに、表示部16の発光ダイオード5
5が発光する。
【0026】上述の実施例によると、外部配線のための
コネクタ19は一方のソレノイド部13のみに設けら
れ、この単一のコネクタ19に配線接続を行うのみで、
両方のソレノイド部13,15に通電することができ
る。したがって、単純に考えると配線工事に要する工数
が従来の約半分となり、大幅な工数削減を図ることがで
きるとともに、メンテナンスも容易である。
【0027】また、電線が片側に集約されるので、機械
装置と干渉しないような配線経路を決定することが容易
となり、外観体裁の面でも有利である。上述の実施例に
よると、プリント基板42、プリント基板51、表示部
14,16などを共用することができるので、部品管理
が容易となって製造原価の低減が図られる。また、ソレ
ノイド部13,15、表示部14,16、連結カバー1
7などを互いに連結することによって電気配線22が完
成するので、バルブ1の組み立て、メンテナンスなどが
容易である。
【0028】上述の実施例においては、パイロット駆動
部12を有するパイロット作動方式のソレノイドバルブ
について説明したが、パイロット駆動部12のない直動
式のソレノイドバルブにも適用することができる。スプ
ール弁以外のバルブにも適用可能である。表示部14,
16を省略することも可能である。その他、バルブ1の
各部の構造、形状、寸法、材質などは、本考案の主旨に
沿って種々変更することができる。
【0029】
【考案の効果】本考案によると、配線工事を簡単に行う
ことができ、外観体裁の面でも有利である。また、連結
カバーなどを互いに連結することによって電気配線が完
成するので、ソレノイドバルブの組み立て、メンテナン
スなどが容易である。しかも、ソレノイド部は樹脂モー
ルドにより形成され、配電用のコネクタは少なくとも一
部が樹脂モールドにより一体に形成され、また接続用の
コネクタに接続された連結カバーは2本の電線が埋め込
まれた合成樹脂からなるので、耐水性、防塵性などの耐
環境性が向上する。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバルブの正面図である。
【図2】バルブの平面図である。
【図3】バルブの右側面図である。
【図4】コネクタの設けられた側のソレノイド部及び表
示部の断面正面図である。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】コネクタの設けられていない側のソレノイド部
及び表示部の断面正面図である。
【図7】連結カバーの断面正面図である。
【図8】バルブの電気回路図である。
【符号の説明】
1 バルブ(ソレノイドバルブ) 11 バルブボディ 13,15 ソレノイド部 17 連結カバー 19 コネクタ 21 スプール(弁体) 22 電気配線 54 コネクタ 71 電線 72 連結ピン(コネクタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/06 305

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁体を内蔵したバルブボディと、 前記弁体を移動駆動するために、それぞれソレノイドを
    含んで樹脂モールドにより形成されて前記バルブボディ
    の両側に設けられた2つのソレノイド部と、 前記2つのソレノイド部のいずれか一方のみにおいて、
    そのソレノイド部に少なくとも一部が樹脂モールドによ
    り一体に形成されることにより下部に突出して設けられ
    配電用のコネクタと、 前記2つのソレノイド部に駆動電源を供給するために、
    これらのソレノイド部と前記配電用のコネクタとを接続
    する電気配線と、 を有し 前記2つのソレノイド部の間を前記電気配線の一部とし
    て電気的に接続する少なくとも2本の電線が埋め込まれ
    た合成樹脂からなる連結カバーが、前記バルブボディの
    上部に当該バルブボディに沿って設けられており、 前記連結カバーと前記2つのソレノイド部とは、前記ソ
    レノイド部のそれぞれの上部に設けられた接続用のコネ
    クタによって互いに電気的に接続されてなる ことを特徴
    とするソレノイドバルブ。
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