JP2598254Y2 - 引出し式アンテナ装置 - Google Patents

引出し式アンテナ装置

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JP2598254Y2
JP2598254Y2 JP1992023467U JP2346792U JP2598254Y2 JP 2598254 Y2 JP2598254 Y2 JP 2598254Y2 JP 1992023467 U JP1992023467 U JP 1992023467U JP 2346792 U JP2346792 U JP 2346792U JP 2598254 Y2 JP2598254 Y2 JP 2598254Y2
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JP
Japan
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antenna
guide tube
holder
antenna element
antenna holder
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JP1992023467U
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JPH0578017U (ja
Inventor
徹文 高安
寛 羽賀
顕 手戸
達雄 桑山
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は携帯無線電話機等に用い
られる引出し式アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機等では、携帯性を考慮してア
ンテナは引出式が用いられ、携帯時には無線機本体内に
収納され、使用時には適宜引出される様な構成になって
いる。
【0003】従来の引出し式アンテナ装置を、図2、図
3により説明する。
【0004】図中、1は携帯無線機のケースであり、該
ケース1の上面にナット座2が貫通固着され、該ナット
座2にはアンテナホルダ3が挿通螺着されている。該ア
ンテナホルダ3には屈撓可能なアンテナエレメント4が
摺動自在に貫通している。
【0005】該アンテナエレメント4は上端部に前記ア
ンテナホルダ3の内径よりも太径の頭部5が形成され、
該頭部5に続く首部6は前記アンテナホルダ3に所要の
摩擦力をもって嵌合する様になっている。又、アンテナ
エレメント4の下端には前記アンテナホルダ3の内径よ
りも太径のストッパ7が形成され、該ストッパ7に続く
脚部8は前記アンテナホルダ3に所要の摩擦力をもって
嵌合する様になっている。前記首部6と前記脚部8との
間を連続する屈撓可能部9は前記アンテナホルダ3を遊
貫している。
【0006】又、前記ケース1内には、樹脂製のガイド
チューブ10が設けられ、前記アンテナエレメント4は
該ガイドチューブ10に収納される様になっている。該
ガイドチューブ10は前記アンテナエレメント4の出入
れの際、前記アンテナエレメント4の下端がケース1内
の他の部品に干渉しない様にアンテナエレメント4を案
内するものであり、このガイドチューブ10により前記
アンテナエレメント4が屈撓した状態でも前記ケース1
内に収納することができる様になっている。
【0007】而して、前記アンテナエレメント4を引出
した状態では、前記脚部8と前記アンテナホルダ3とが
嵌合して、アンテナエレメント4の引出し状態が保持さ
れ、前記アンテナエレメント4の収納状態では前記首部
6とアンテナホルダ3とが嵌合してアンテナエレメント
4の収納状態が保持される様になっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記した様に、引出し
式アンテナ装置では引出した状態と収納した状態とでア
ンテナエレメント4を保持する様、前記首部6と脚部8
を若干太径にして前記アンテナホルダ3に嵌合する様に
しているので、使用環境によってはアンテナエレメント
4の出入れ時に、アンテナホルダ3と屈撓可能部9との
間隙から水、或は埃が浸入すると言う不具合があった。
【0009】本考案は斯かる実情に鑑み、引出し式アン
テナ装置からの水、埃の浸入を防止し、携帯無線機等引
出し式アンテナ装置が用いられる電子機器の信頼性を向
上させようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、ケースに設け
たアンテナホルダにアンテナエレメントを摺動自在に貫
通させ、該アンテナエレメントを収納するガイドチュー
ブの上端を前記アンテナホルダに外嵌密着固定し、該ガ
イドチューブの下端を封止したことを特徴とし、又、
イドチューブの上端と該ガイドチューブに接するアンテ
ナホルダの接触部分とを熱圧着フィルムを介して密着固
定したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】引出し式アンテナ装置は、ケース内部から密封
された状態となり、アンテナホルダとアンテナエレメン
トとの間からガイドチューブ10内に浸入した水等はケ
ース内部に入込むことがない。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0013】尚、図1中、図3中で示したものと同一の
機能を有するものには同符号を付し、その説明を省略す
る。
【0014】ガイドチューブ10を上方に延出させ、上
端をアンテナホルダ3に嵌合密着する。又、ガイドチュ
ーブ10の下端部には封止栓11を嵌着する。更に、前
記アンテナホルダ3はOリング12を介在させ、ナット
座2に挿通螺着する。
【0015】斯かる構成とすることで、アンテナエレメ
ント4はガイドチューブ10により密封された状態とな
り、アンテナエレメント4と前記アンテナホルダ3との
間から水が浸入しても前記ガイドチューブ10内に溜ま
るのみとなり、ケース1内の電子回路を水で濡らすこと
はなくなる。而して、引出し式アンテナ装置を具備した
携帯無線機を使用環境を気にすること無く、自由に使用
することができる。
【0016】尚、ナット座2とアンテナホルダ3との螺
合部で十分な密閉性が得られれば、前記Oリング12は
省略することができる。
【0017】又、ガイドチューブ10を更に延長し、該
ガイドチューブ10の下端の封止栓11を省略し、該下
端をケース1の下面に密着させ、該ケース1に前記ガイ
ドチューブ10に連通する水抜き孔を設け、ガイドチュ
ーブ10内に浸入した水等をガイドチューブ10に溜め
ること無く、ケース1外に排出できる様にしてもよい。
【0018】次に、前記ガイドチューブ10と前記アン
テナホルダ3との嵌合密着手段の一例を説明する。
【0019】上記した様にガイドチューブ10を樹脂製
部品とし、更にアンテナホルダ3を金属製部品とした場
合、両者の嵌合密着は以下の如く行えばよい。即ち、前
記アンテナホルダ3に熱圧着フィルムを巻付け、前記ガ
イドチューブ10の先端をアンテナホルダ3に挿入し、
該挿入部分を所要の圧力を与えて加熱することで、アン
テナホルダ3とガイドチューブ10は強固に、且液密に
密着する。
【0020】尚、アンテナホルダ3を樹脂材料で成形す
れば、ガイドチューブ10とアンテナホルダ3とは直接
密着することが可能であることは言う迄もない。
【0021】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、引出し
式アンテナ装置を密封構造とすることができ、引出し式
アンテナ装置からの水、埃の浸入を防止することがで
き、携帯無線機等の電子機器の信頼性を向上させ得と共
に使用環境を選ぶこと無く携帯無線機等の電子機器の自
由な使用が可能になる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】引出し式アンテナ装置を具備する携帯無線機の
断面図である。
【図3】従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 3 アンテナホルダ 4 アンテナエレメント 10 ガイドチューブ 11 封止栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 手戸 顕 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際 電気株式会社内 (72)考案者 桑山 達雄 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際 電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−52383(JP,A) 特開 平1−163347(JP,A) 実開 昭57−26102(JP,U) 実開 平1−110506(JP,U) 実開 平1−149125(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに設けたアンテナホルダにアンテ
    ナエレメントを摺動自在に貫通させ、該アンテナエレメ
    ントを収納するガイドチューブの上端を前記アンテナホ
    ルダに外嵌密着固定し、該ガイドチューブの下端を封止
    したことを特徴とする引出し式アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 ガイドチューブの上端と該ガイドチュー
    ブに接するアンテナホルダの接触部分とを熱圧着フィル
    ムを介して密着固定した請求項1の引出し式アンテナ装
    置。
JP1992023467U 1992-03-19 1992-03-19 引出し式アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2598254Y2 (ja)

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JP1992023467U JP2598254Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 引出し式アンテナ装置

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JPH0578017U JPH0578017U (ja) 1993-10-22
JP2598254Y2 true JP2598254Y2 (ja) 1999-08-03

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ID=12111337

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5765849B2 (ja) * 2011-07-05 2015-08-19 テーダブリュ電気株式会社 携帯端末用アンテナ構造及びその組付方法並びに携帯端末

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JPS5726102U (ja) * 1980-07-12 1982-02-10
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JPH0578017U (ja) 1993-10-22

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