JP2597627Y2 - 検相器 - Google Patents
検相器Info
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- JP2597627Y2 JP2597627Y2 JP1993024376U JP2437693U JP2597627Y2 JP 2597627 Y2 JP2597627 Y2 JP 2597627Y2 JP 1993024376 U JP1993024376 U JP 1993024376U JP 2437693 U JP2437693 U JP 2437693U JP 2597627 Y2 JP2597627 Y2 JP 2597627Y2
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- JP
- Japan
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- phase information
- phase
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- circuit
- unit
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、検相器に関し、さら
に詳しくは、操作性を向上させた検相器に関する。
に詳しくは、操作性を向上させた検相器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の検相器の構成を示す斜視図
である。この検相器は、1対の検出棒から構成されてい
る。
である。この検相器は、1対の検出棒から構成されてい
る。
【0003】51は検相される一方の電力線、52は他
方の電力線である。53は一方の検出棒、54は他方の
検出棒である。55は検出棒53の先端に配置された接
触子であり、フック状に形成されている。56は判定装
置内蔵部、57は表示部、58は絶縁部、59は絶縁物
により構成された握持部である。60は検出棒54の 先
端に配置された接触子であり、フック状に形成されてい
る。61は判定装置内蔵部、62は表示部、63は絶縁
部、64は絶縁物により構成された握持部である。
方の電力線である。53は一方の検出棒、54は他方の
検出棒である。55は検出棒53の先端に配置された接
触子であり、フック状に形成されている。56は判定装
置内蔵部、57は表示部、58は絶縁部、59は絶縁物
により構成された握持部である。60は検出棒54の 先
端に配置された接触子であり、フック状に形成されてい
る。61は判定装置内蔵部、62は表示部、63は絶縁
部、64は絶縁物により構成された握持部である。
【0004】次に、検出棒53の電気回路の構成を図4
に示す。なお、検出棒54の電気回路の構成は検出棒5
3の回路構成の受信回路73cを送信回路に代えたもの
である。
に示す。なお、検出棒54の電気回路の構成は検出棒5
3の回路構成の受信回路73cを送信回路に代えたもの
である。
【0005】図において、70は入力抵抗、71は検出
抵抗であり、入力抵抗70と検出抵抗71は直列接続さ
れている。検出抵抗71は、電力線51の相情報を電圧
降下量として検出する。入力抵抗70の一端は接触子5
5に接続され、検出抵抗71の一端は大地と人体間の静
電容量72を介して接地されている。
抵抗であり、入力抵抗70と検出抵抗71は直列接続さ
れている。検出抵抗71は、電力線51の相情報を電圧
降下量として検出する。入力抵抗70の一端は接触子5
5に接続され、検出抵抗71の一端は大地と人体間の静
電容量72を介して接地されている。
【0006】73は判定装置であり、前記判定装置内蔵
部56に内蔵されている。73aは増幅回路であり、検
出抵抗71における電圧降下量を増幅し出力する。73
bは矩形波生成回路であり、増幅回路73aの出力信号
を矩形波に変換して出力する。この矩形波には、電力線
51の相情報が含まれている。73cは受信回路であ
り、検出棒54の送信回路から送信されてくる信号を受
信する。受信回路73cは、受信した信号を増幅し、検
出棒54により検出された電力線52の相情報が含まれ
る矩形波を再生し、処理回路73eに供給する。この処
理回路73eには、前記矩形波生成回路73bが出力す
る矩形波が供給される。処理回路73eは、電力線51
の相情報が含まれる矩形波と電力線52の相情報が含ま
れる前記矩形波との論理積演算あるいは排他的論理和演
算を行い、この演算結果を出力する。
部56に内蔵されている。73aは増幅回路であり、検
出抵抗71における電圧降下量を増幅し出力する。73
bは矩形波生成回路であり、増幅回路73aの出力信号
を矩形波に変換して出力する。この矩形波には、電力線
51の相情報が含まれている。73cは受信回路であ
り、検出棒54の送信回路から送信されてくる信号を受
信する。受信回路73cは、受信した信号を増幅し、検
出棒54により検出された電力線52の相情報が含まれ
る矩形波を再生し、処理回路73eに供給する。この処
理回路73eには、前記矩形波生成回路73bが出力す
る矩形波が供給される。処理回路73eは、電力線51
の相情報が含まれる矩形波と電力線52の相情報が含ま
れる前記矩形波との論理積演算あるいは排他的論理和演
算を行い、この演算結果を出力する。
【0007】73fは整流回路であり、前記処理回路7
3eの出力する演算結果を整流し、その平均電圧を出力
する。73gは判別回路であり、図示していないコンパ
レータを備えており、予め設定された所定の基準値と前
記平均電圧とを比較し、(処理回路73eで論理積演算
が行われる場合)平均電圧が基準値より大きくなると同
相判定信号を出力し、あるいは、(処理回路73eで排
他的論理和演算が行われる場合)平均電圧が基準値より
小さくなると同相判定信号を出力する。73hは表示部
であり、同相あるいは異相の判定表示を行う。また、7
3iはバッテリであり、前記判定装置73に電力を供給
する。
3eの出力する演算結果を整流し、その平均電圧を出力
する。73gは判別回路であり、図示していないコンパ
レータを備えており、予め設定された所定の基準値と前
記平均電圧とを比較し、(処理回路73eで論理積演算
が行われる場合)平均電圧が基準値より大きくなると同
相判定信号を出力し、あるいは、(処理回路73eで排
他的論理和演算が行われる場合)平均電圧が基準値より
小さくなると同相判定信号を出力する。73hは表示部
であり、同相あるいは異相の判定表示を行う。また、7
3iはバッテリであり、前記判定装置73に電力を供給
する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来の検相器は判定装
置等を一体に備えていることから重量が増加し、柱上に
持上げるのには容易でなく、また、同相あるいは異相の
判定を表示する表示部57,62は接触子55,60近
傍の判定装置内蔵部56,61に設けられていることか
ら、柱上に作業員が登り表示部57,62を確認し判定
を行うことになり、作業員の行う判定を責任者が同時に
確認することが出来ないという問題点がある。
置等を一体に備えていることから重量が増加し、柱上に
持上げるのには容易でなく、また、同相あるいは異相の
判定を表示する表示部57,62は接触子55,60近
傍の判定装置内蔵部56,61に設けられていることか
ら、柱上に作業員が登り表示部57,62を確認し判定
を行うことになり、作業員の行う判定を責任者が同時に
確認することが出来ないという問題点がある。
【0009】この考案は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、この考案の第1の目的は、柱上
に登らなくても同相あるいは異相の判定を容易かつ確実
に行うことの出来る検相器を得ることである。
目してなされたもので、この考案の第1の目的は、柱上
に登らなくても同相あるいは異相の判定を容易かつ確実
に行うことの出来る検相器を得ることである。
【0010】この考案の第2の目的は、小型,軽量化を
実現し操作性を向上させた検相器を得ることである。
実現し操作性を向上させた検相器を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案に係る検相器
は、相情報を検出して送信する回路部を内装する握持部
を有する少なくとも1対の検出棒、これ等から分離され
構成される判定装置とからなり、夫々の検出棒は電力線
等の充電部に接触させる接触子と、電力線等の充電部に
おける相情報を含む矩形波信号を接触子を介して検出す
る検出部と、該検出部により検出した電力線等の充電部
における相情報を含む矩形波信号を判定装置に送出する
相情報を検出して送信する回路部とを備えており、判定
装置は前記検出棒の相情報を検出して送信する回路部か
ら送られてきた相情報を含む矩形波信号の受信手段と、
該受信手段により受信した相情報を基に夫々の検出棒に
おける検出部により検出された相情報を含む矩形波信号
相互間の位相関係を識別する検相識別処理回路部と、前
記受信手段により受信した夫々の前記検出棒における相
情報を含む矩形波信号を表示すると共に識別結果を基に
前記相情報相互間の位相関係を識別表示する表示手段を
備えることを特徴とする検相器に係るものである。
は、相情報を検出して送信する回路部を内装する握持部
を有する少なくとも1対の検出棒、これ等から分離され
構成される判定装置とからなり、夫々の検出棒は電力線
等の充電部に接触させる接触子と、電力線等の充電部に
おける相情報を含む矩形波信号を接触子を介して検出す
る検出部と、該検出部により検出した電力線等の充電部
における相情報を含む矩形波信号を判定装置に送出する
相情報を検出して送信する回路部とを備えており、判定
装置は前記検出棒の相情報を検出して送信する回路部か
ら送られてきた相情報を含む矩形波信号の受信手段と、
該受信手段により受信した相情報を基に夫々の検出棒に
おける検出部により検出された相情報を含む矩形波信号
相互間の位相関係を識別する検相識別処理回路部と、前
記受信手段により受信した夫々の前記検出棒における相
情報を含む矩形波信号を表示すると共に識別結果を基に
前記相情報相互間の位相関係を識別表示する表示手段を
備えることを特徴とする検相器に係るものである。
【0012】
【作用】この考案における検相器は、検出棒と判定装置
とを分離し、検出棒は接触子と検出回路部と相情報を検
出して送信する回路部とにより構成し、判定装置は相情
報の受信手段と相情報を含む矩形波信号相互間の位相関
係を識別表示する検相識別処理回路部と、前記受信手段
により受信した夫々の前記検出棒における相情報を含む
矩形波信号を、手許部において識別表示する表示手段に
より構成するようにしたので、検出棒の小型軽量化が実
現でき、検相器の持運びが容易となり操作性が向上す
る。さらに、表示手段を検出棒から分離した判定手段に
構成したので、同相あるいは異相の判定を行うために柱
上に登る必要がなく、同相あるいは異相の判定を容易、
且つ複数の者により同時に行うことが出来る。
とを分離し、検出棒は接触子と検出回路部と相情報を検
出して送信する回路部とにより構成し、判定装置は相情
報の受信手段と相情報を含む矩形波信号相互間の位相関
係を識別表示する検相識別処理回路部と、前記受信手段
により受信した夫々の前記検出棒における相情報を含む
矩形波信号を、手許部において識別表示する表示手段に
より構成するようにしたので、検出棒の小型軽量化が実
現でき、検相器の持運びが容易となり操作性が向上す
る。さらに、表示手段を検出棒から分離した判定手段に
構成したので、同相あるいは異相の判定を行うために柱
上に登る必要がなく、同相あるいは異相の判定を容易、
且つ複数の者により同時に行うことが出来る。
【0013】
【実施例】実施例1.図1は 、この考案の一実施例の検相器を示す斜視図であ
る。この検相器は、相情報を検出して送信する回路部を
内装する握持部を有する少なくとも1対の検出棒および
これ等から分離される判定装置から構成されている。図
において、21は一方の検出棒、22は他方の検出棒で
ある。23は検相される一方の電力線、24は他方の電
力線である。25は検出棒21の先端に配置された接触
子であり、フック状に形成されている。26は絶縁部で
ある。27は絶縁物により構成された握持部であり、電
力線23の相情報を検出し送信する相情報検出送信回路
28が内蔵されている。29は検出棒22の先端に配置
された接触子であり、フック状に形成されている。
る。この検相器は、相情報を検出して送信する回路部を
内装する握持部を有する少なくとも1対の検出棒および
これ等から分離される判定装置から構成されている。図
において、21は一方の検出棒、22は他方の検出棒で
ある。23は検相される一方の電力線、24は他方の電
力線である。25は検出棒21の先端に配置された接触
子であり、フック状に形成されている。26は絶縁部で
ある。27は絶縁物により構成された握持部であり、電
力線23の相情報を検出し送信する相情報検出送信回路
28が内蔵されている。29は検出棒22の先端に配置
された接触子であり、フック状に形成されている。
【0014】30は絶縁部、31は絶縁物により構成さ
れた握持部であり、握持部31には、電力線24の相情
報を検出して送信する相情報検出送信回路部32が内蔵
されている。33は判定装置(判定回路,検相識別処理
回路)であり、前記検出棒21および検出棒22と分離
され構成されている。この判定装置33は、受信用アン
テナ33a,表示部(表示手段)33b,判定回路33
c等により構成されている。
れた握持部であり、握持部31には、電力線24の相情
報を検出して送信する相情報検出送信回路部32が内蔵
されている。33は判定装置(判定回路,検相識別処理
回路)であり、前記検出棒21および検出棒22と分離
され構成されている。この判定装置33は、受信用アン
テナ33a,表示部(表示手段)33b,判定回路33
c等により構成されている。
【0015】次に、この検相器の電気回路の構成につい
て図2を基に説明する。図2(a)において、相情報検
出送信回路部28は、検出部(検出回路)35と送信部
(相情報を検出して送信する回路)36から構成されて
いる。検出部35は、入力抵抗35a,検出抵抗35
b,増幅部35c,矩形波生成部35dから構成されて
いる。入力抵抗35aと検出抵抗35bとは直列接続さ
れている。検出抵抗35bは、電力線23の相情報を電
圧降下量として検出する。入力抵抗35aの一端は接触
子25に接続され、検出抵抗35bの一端は大地間と静
電容量C1を介して接地される。送信部36は、周波数
f1の搬送波信号を生成する発振部36a、矩形波生成
部35dから出力される相情報を含んだ矩形波を基に前
記搬送波信号に変調をかけると共に被変調波を増幅する
変調増幅部36b、アンテナ36c等により構成されて
いる。
て図2を基に説明する。図2(a)において、相情報検
出送信回路部28は、検出部(検出回路)35と送信部
(相情報を検出して送信する回路)36から構成されて
いる。検出部35は、入力抵抗35a,検出抵抗35
b,増幅部35c,矩形波生成部35dから構成されて
いる。入力抵抗35aと検出抵抗35bとは直列接続さ
れている。検出抵抗35bは、電力線23の相情報を電
圧降下量として検出する。入力抵抗35aの一端は接触
子25に接続され、検出抵抗35bの一端は大地間と静
電容量C1を介して接地される。送信部36は、周波数
f1の搬送波信号を生成する発振部36a、矩形波生成
部35dから出力される相情報を含んだ矩形波を基に前
記搬送波信号に変調をかけると共に被変調波を増幅する
変調増幅部36b、アンテナ36c等により構成されて
いる。
【0016】一方、図2(b)に示すように相情報検出
送信回路部32も上述した相情報検出送信回路部28と
同様に、検出部37と送信部(相情報を検出して送信す
る回路部)38から構成されている。検出部37は、入
力抵抗37a,検出抵抗37b,増幅部37c,矩形波
生成部37dから構成されている。入力抵抗37aと検
出抵抗37bとは直列接続されている。検出抵抗37b
は、電力線24の相情報を電圧降下量として検出する。
入力抵抗37aの一端は接触子29に接続され、検出抵
抗37bの一端は静電容量C2を介して接地される。送
信部38は、周波数f2の搬送波信号を生成する発振部
38a、矩形波生成部37dから出力される相情報を含
んだ矩形波信号を基に前記搬送波信号に変調をかけると
共に被変調波を増幅する変調増幅部38b、アンテナ3
8c等により構成されている。
送信回路部32も上述した相情報検出送信回路部28と
同様に、検出部37と送信部(相情報を検出して送信す
る回路部)38から構成されている。検出部37は、入
力抵抗37a,検出抵抗37b,増幅部37c,矩形波
生成部37dから構成されている。入力抵抗37aと検
出抵抗37bとは直列接続されている。検出抵抗37b
は、電力線24の相情報を電圧降下量として検出する。
入力抵抗37aの一端は接触子29に接続され、検出抵
抗37bの一端は静電容量C2を介して接地される。送
信部38は、周波数f2の搬送波信号を生成する発振部
38a、矩形波生成部37dから出力される相情報を含
んだ矩形波信号を基に前記搬送波信号に変調をかけると
共に被変調波を増幅する変調増幅部38b、アンテナ3
8c等により構成されている。
【0017】図2(c)に示すように、判定装置33の
判定回路33cは、受信部(受信手段)33d,受信信
号処理部33e,整流部33f,同相/異相判別部33
gから構成されている。受信部33dは、検出棒21お
よび検出棒22から送られてくる信号をアンテナ38c
により受信し、周波数f1と周波数f2の信号を夫々分
離して検出し、検出棒21および検出棒22において夫
々検出された電力線23および電力線24における相情
報を含む矩形波を再生増幅し、処理部33eに供給す
る。処理回路33eは、電力線23の相情報が含まれる
矩形波と電力線24の相情報が含まれる矩形波との論理
積演算あるいは排他的論理和演算を行い、この演算結果
を出力する。33fは整流回路であり、前記処理部33
eの出力する演算結果を整流し、その平均電圧を出力す
る。33gは判別部であり、図示していないコンパレー
タを備えており、予め設定された所定の基準値と前記平
均電圧とを比較し、(処理部33eで論理積演算が行わ
れる場合)平均電圧が基準値より大きくなると同相判定
信号を出力し、あるいは、(処理部33eで排他的論理
和演算が行われる場合)平均電圧が基準値より小さくな
ると同相判定信号を出力する。表示部33bは、この同
相判定信号により同相の判定表示を行う。
判定回路33cは、受信部(受信手段)33d,受信信
号処理部33e,整流部33f,同相/異相判別部33
gから構成されている。受信部33dは、検出棒21お
よび検出棒22から送られてくる信号をアンテナ38c
により受信し、周波数f1と周波数f2の信号を夫々分
離して検出し、検出棒21および検出棒22において夫
々検出された電力線23および電力線24における相情
報を含む矩形波を再生増幅し、処理部33eに供給す
る。処理回路33eは、電力線23の相情報が含まれる
矩形波と電力線24の相情報が含まれる矩形波との論理
積演算あるいは排他的論理和演算を行い、この演算結果
を出力する。33fは整流回路であり、前記処理部33
eの出力する演算結果を整流し、その平均電圧を出力す
る。33gは判別部であり、図示していないコンパレー
タを備えており、予め設定された所定の基準値と前記平
均電圧とを比較し、(処理部33eで論理積演算が行わ
れる場合)平均電圧が基準値より大きくなると同相判定
信号を出力し、あるいは、(処理部33eで排他的論理
和演算が行われる場合)平均電圧が基準値より小さくな
ると同相判定信号を出力する。表示部33bは、この同
相判定信号により同相の判定表示を行う。
【0018】この実施例では、検出棒21,22と判定
装置33とは分離されており、検出棒21により検出さ
れた電力線23の相情報および検出棒22により検出さ
れた電力線24の相情報は、ワイヤレスで判定装置33
に送られ、両者の相情報の同相/異相関係が判定され
る。従って、検出棒には相情報検出送信回路のみを構成
すればよいので、小型,軽量化が実現でき、さらに相情
報の同相/異相関係の判定は地上の判定装置で行われる
ので同相/異相関係の判定の確認が容易であり、同時に
複数の者により確認することが出来るようになる。
装置33とは分離されており、検出棒21により検出さ
れた電力線23の相情報および検出棒22により検出さ
れた電力線24の相情報は、ワイヤレスで判定装置33
に送られ、両者の相情報の同相/異相関係が判定され
る。従って、検出棒には相情報検出送信回路のみを構成
すればよいので、小型,軽量化が実現でき、さらに相情
報の同相/異相関係の判定は地上の判定装置で行われる
ので同相/異相関係の判定の確認が容易であり、同時に
複数の者により確認することが出来るようになる。
【0019】さらに、判別装置には、再生した相情報を
含む矩形波を液晶表示器等により視覚的に表示する手段
を設けてもよく、このようにすると検出棒において電力
線の相情報が正常に検出されているか否か、あるいは相
情報を含む信号が正常に受信されているか否かを容易に
確認することが出来る。
含む矩形波を液晶表示器等により視覚的に表示する手段
を設けてもよく、このようにすると検出棒において電力
線の相情報が正常に検出されているか否か、あるいは相
情報を含む信号が正常に受信されているか否かを容易に
確認することが出来る。
【0020】
【考案の効果】この考案によれば、検出棒と判定手段と
を分離し、判定手段に相情報間の位相関係を表示する表
示手段を設けたので、検出棒の小型軽量化が実現でき、
検相器の持運びが容易となり操作性が向上する。さら
に、同相あるいは異相の判定を行うため、あるいは確認
するために柱上に登る必要がなく地上で行うことが出
来、同相あるいは異相の判定を容易に行うことができ
る。
を分離し、判定手段に相情報間の位相関係を表示する表
示手段を設けたので、検出棒の小型軽量化が実現でき、
検相器の持運びが容易となり操作性が向上する。さら
に、同相あるいは異相の判定を行うため、あるいは確認
するために柱上に登る必要がなく地上で行うことが出
来、同相あるいは異相の判定を容易に行うことができ
る。
【図1】この考案の一実施例の検相器を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】この考案の一実施例の検相器の電気回路図であ
る。
る。
【図3】従来の検相器の構成を示す斜視図である。
【図4】従来の検相器の電気回路図である。
21,22 検出棒 25,29 接触子 33b 表示部(表示手段) 33 判定装置(判定回路,検相識別処理回路) 33d 受信部(受信手段) 35,37 検出部 35b,37b 検出抵抗 36,38 送信部(相情報を検出して送信する回路
部)
部)
Claims (1)
- 【請求項1】 相情報を検出して送信する回路部を内装
する握持部を有する少なくとも1対の検出棒とこれ等か
ら分離され構成される判定装置とからなり、夫々の検出
棒は電力線等の充電部に接触させる接触子と、電力線等
の充電部における相情報を含む矩形波信号を接触子を介
して検出する検出部と、該検出部により検出した電力線
等の充電部における相情報を含む矩形波信号を判定装置
に送出する相情報を検出して送信する回路部とを備えて
おり、判定装置は前記検出棒の相情報を検出して送信す
る回路部から送られてきた相情報を含む矩形波信号の受
信手段と、該受信手段により受信した相情報を基に夫々
の検出棒における検出部により検出された相情報を含む
矩形波信号相互間の位相関係を識別する検相識別処理回
路と、前記受信手段により受信した夫々の前記検出棒に
おける相情報を含む矩形波信号を表示すると共に識別結
果を基に前記相情報間の位相関係を識別表示する表示手
段を備えることを特徴とする検相器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024376U JP2597627Y2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 検相器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024376U JP2597627Y2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 検相器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743241U JPH0743241U (ja) | 1995-08-18 |
JP2597627Y2 true JP2597627Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=12136479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993024376U Expired - Fee Related JP2597627Y2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 検相器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597627Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6180743B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2017-08-16 | 株式会社エネゲート | 電力計測装置のケーブルのバイパス接続支援システムと、それを用いた電力計測装置のケーブルのバイパス接続方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4341721A (en) * | 1980-10-01 | 1982-07-27 | Uniroyal, Inc. | Diphosphites |
JP2670360B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1997-10-29 | 東北電力株式会社 | 接触型検相器 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP1993024376U patent/JP2597627Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743241U (ja) | 1995-08-18 |
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