JP2597505Y2 - リモートコントロール送信機 - Google Patents

リモートコントロール送信機

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JP2597505Y2
JP2597505Y2 JP1992080958U JP8095892U JP2597505Y2 JP 2597505 Y2 JP2597505 Y2 JP 2597505Y2 JP 1992080958 U JP1992080958 U JP 1992080958U JP 8095892 U JP8095892 U JP 8095892U JP 2597505 Y2 JP2597505 Y2 JP 2597505Y2
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JP
Japan
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data
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setting
control
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JP1992080958U
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JPH0641294U (ja
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滋 小山
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空調機等の制御機器を
赤外線等により遠隔的にデータ送信してコントロールす
るリモートコントロール送信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に空調機等の制御機器には、離れた
位置からスイッチ操作してコントロールするための送信
機が備えられ、たとえば温度設定やオンオフ時刻設定を
送信機側で行い、制御機器に赤外線送信することによっ
て遠くに居ながらにして制御機器の作動状態を設定でき
るようにしている。
【0003】このような送信機における設定データの送
信方法としては、たとえば、特開昭62-94,098 号に開示
されているように制御データ設定スイッチによりデータ
を設定した後、設定終了指令専用のスイッチにより制御
機器に設定データを送信する構成や、実公昭59-862号の
ようにデータ更新スイッチを押し続けている間所定周期
でデータ更新されかつ更新データをその都度送信する構
成が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、こうした送
信機は、内部のコントロール手段すなわちスイッチ操作
によるデータ更新と設定を行う処理回路自体きわめて少
電力での作動が可能であり、表示部を備えたにしても液
晶表示パネルの採用で同様に少電力駆動ができ、またデ
ータ変更操作やそれに伴う表示制御も頻繁に行われるも
のでないため、内部電源としての電池消耗はそれ程なく
長期使用が可能であるものの、赤外線のような送信には
発光ダイオードが必要となり、遠隔位置からの確実な送
信を行うためのエネルギーが大きくなるため、電池消耗
に最も影響を与える要素となっている。
【0005】こうしたことから、データの送信は最終的
な設定データを送信すれば送信に要するエネルギーロス
を防いで電池消耗を押さえることが可能であるが、前述
した特開昭62-94,098 号の方法では、最終設定データを
送信することにおいて送信エネルギーを最小にできるも
のの、データ設定スイッチとは別に専用の送信スイッチ
を備えるものであるため、データ設定操作と送信操作と
を別々に行う必要があり、スイッチの増加と操作の煩わ
しさがある。
【0006】また、後者の実公昭59-862号の送信方法で
は、データ更新とデータ送信とを同一スイッチにて兼用
させスイッチの増加を防いでいるが、スイッチの押し続
けによるデータの連続更新の都度送信を行うために、送
信回数がデータ更新回数と比例して多くなり送信エネル
ギーが大きくなって電池消耗が早くなるという不具合を
生ずる。
【0007】本考案は、制御データの更新を連続的に行
ってもそのデータ更新毎に送信することなく変更操作終
了時に最終設定データを送信するよう構成して送信エネ
ルギーロスを最小に押さえるとともに、専用の送信スイ
ッチを設けることなくスイッチ操作を簡便にしつつ操作
部のスイッチ増加を防いでの簡易構造とすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、空調機等の制
御機器を遠隔的にコントロール可能に、制御データを変
更する設定スイッチおよび赤外線等によりデータ送信す
る送信部とを有したリモートコントロール送信機であっ
て、上記設定スイッチの操作によるスイッチ操作信号に
基づき上記制御データを所定のデータ更新周期にて更新
するデータ変更部と、このデータ変更部において変更さ
れる制御データの更新を判定するデータ更新判定部と、
このデータ更新判定部からのデータ更新判定信号により
初期化され、上記所定のデータ更新周期よりも長い所定
時間後に送信指令信号を上記送信部へ出力する遅延タイ
マ部とを設けたものである。
【0009】
【作用】制御データを所定のデータ更新周期にて更新す
るデータ変更部のデータ更新をデータ更新判定部にて判
定し、このデータ更新判定部からの判定信号によりデー
タ更新される都度初期化される遅延タイマ部の遅延動作
により、制御データが所定の更新周期にて連続更新され
ている時には送信部への送信指令信号が送信されること
がなく、データ更新が中断もしくは終了して所定時間以
上新たなデータ更新がない場合にはじめてデータ設定終
了として送信するため、設定スイッチの操作解除による
データ設定操作の終了とともにその最終設定データを確
実に送信することができる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す回路ブロック図
であり、データ設定スイッチ1によるスイッチ操作信号
が処理回路2により検出され、所定モードのデータ変更
を行う。処理回路2はたとえばクロック発生器3とデー
タ設定スイッチ1との出力を論理積回路4にて処理し、
スイッチ1の閉成時間ゲートを開いてクロック発生器3
からのデータ更新周期を設定したクロック信号をデータ
変更回路5に通過させる構成をとる。データ変更回路5
は予め段階的に変更する所定の複数変更データを記憶し
たデータメモリ6のデータを上記クロック信号に同期し
て循環的に読み出し、ラッチ回路7にデータ出力する。
【0011】ラッチ回路7にて保持された制御データは
駆動回路8を通して表示部9にて表示され、操作者は、
この表示部9にて表示されるデータを見ながら所望のデ
ータに設定することができる。表示部9は液晶表示パネ
ルが消費電力を少なくするうえで望ましく、送信機を空
調機用としたときには、設定温度,オンオフ時刻等の制
御データを表示可能とする。
【0012】処理回路2における変更データの更新判定
はデータ変更回路5の出力でも可能であるが、ここでは
最新表示データが保持されるラッチ回路7の出力をデー
タ更新判定回路10にて判定するよう構成する。データ更
新判定回路10は、ラッチ回路7におけるデータの更新を
判定し、データが更新されるとデータ更新判定信号を出
力する。このデータ更新判定信号は、遅延タイマ回路11
に供給され、遅延タイマ回路11はその判定信号入力によ
って初期化クリアされる。
【0013】遅延タイマ回路11は、カウンタによる時間
計数方式をとり、上記判定信号にてクリアされる構成と
してもよいし、あるいはCR時定数回路により判定信号
にて放電初期化される構成とすることもできる。従って
遅延タイマ回路11にて設定された遅延時間たとえば 0.5
秒の間データの更新が成されず結果データ更新判定回路
10からの判定信号が出力されない場合にはじめて送信回
路12への送信指令信号が出力され、これにより送信回路
12からデータ変更回路5において設定された最終の設定
データがシリアル変換されて出力され、発光ダイオード
13から図示しない空調機等の制御機器にデータ送信され
るものである。
【0014】上記構成の送信機を空調機用として使用
し、その代表的変更データを設定温度として説明する。
操作パネル上の各種スイッチ類の中での温度設定スイッ
チを実施例のデータ設定スイッチ1とすると、設定スイ
ッチ1をオンしそのオン操作を継続すると、スイッチ操
作信号が処理回路2の論理積回路4に加わり、その操作
時間だけクロック発生器3からのクロック信号がデータ
変更回路5に供給される。データ変更回路5は、データ
メモリ6に多段に設定された複数の設定データを順次循
環的に読み出し、ラッチ回路7に出力する。温度設定と
しては、たとえば18℃から26℃までの1℃単位で変更で
きるようにメモリ設定し、この温度データを順次クロッ
ク信号に同期して読み出す構成を採ることができるが、
こうした変更データが最小単位の場合はメモリ6への設
定データの記憶に代えて、単に内部カウンタ(プリセッ
トカウンタ)を用意してクロック信号によりカウントア
ップさせてそのデータを更新データとして用いることも
できる。
【0015】いま、設定スイッチ1操作前の設定データ
が20℃であって、これを26℃にしたい場合には設定スイ
ッチ1を遅延時間0.5秒より短い間隔でプッシュ操作を
繰り返すか、またはスイッチ1を押し続けることによ
り、データは1℃単位で上昇変更される。スイッチ1を
押し続けて操作した場合のデータ更新周期はクロック信
号周期と同じであるので、このクロック信号周期を遅延
タイマ回路11の遅延時間0.5 秒より短い0.3 秒に設定す
れば、ラッチ回路7におけるデータ更新周期も0.3 秒と
なり、遅延タイマ回路11は0.3秒毎に初期化クリアされ
送信指令信号を出力することはない。
【0016】設定スイッチ1を操作し、表示部9を見な
がら設定温度が所望の26℃になったときに操作解除する
と、ラッチ回路7におけるデータは26℃相当となり、そ
の後の更新が0.5 秒以内に行われなければ、データ更新
判定回路10からの判定信号(クリア信号)は出力され
ず、遅延タイマ回路11は0.5 秒の遅延を持って送信指令
信号を送信回路12に出力する。これにより送信回路12は
データ変更回路5における最終設定データ、この場合26
℃に相当するデータをシリアル変換して発光ダイオード
13を発光させ、設定データを送信することとなる。
【0017】制御機器としての空調機は、送信機から送
信された設定データを受信部により受信し、シリアル変
換されている受信データを2進データに変換して、26℃
相当の制御データとして取り込み制御回路によって設定
温度への作動制御を行うことになる。また、設定データ
の形態は、本実施例では18℃から26℃という制御系の直
接的設定値で行っているが、送信機側と制御機器側の処
理データを、現在値からの変更幅分として扱うこともで
きる。すなわち、18℃から26℃への変更を、変更設定値
そのものとして送信する方式に代えて、その変更幅、こ
こでは8℃分の変化分に相当するデータを送信し、制御
機器側もこの変化分相当のデータを受信することにより
現在値にその変化分を加えて新たな設定値とするように
構成すれば同様の遠隔制御が可能となる。
【0018】また、データ設定スイッチ1は、本実施例
では温度設定として説明したが、これを制御機器として
の空調機を所定時間後にオン,オフ制御し、あるいは所
定時刻にオン,オフ制御するタイマ設定スイッチとして
用意する場合、その変更幅を30分単位とする等のデータ
設定はデータメモリ6にて予め設定しておけば、同様の
データ変更と最終設定データの送信を行うことができ
る。
【0019】また、本考案によれば、データ変更が遅延
タイマ回路11の遅延時間以上行われなければ、データ設
定終了としてデータ送信するため、たとえば18℃から26
℃へのデータ変更をゆっくりと確認しながら設定したい
場合は、設定スイッチ1を1回短時間で押すことによ
り、1℃毎の上昇単位にて送信が成されるため、データ
の上昇下降設定を考えながら行うことができ、さらに、
制御機器側にて受信に伴うデータ変更を確認できるよう
にブザー等の報知手段を備える場合には、その報知を確
認しながらの変更単位毎の設定操作が可能となる。
【0020】さらに、本実施例では、設定スイッチ1の
操作とともに、ただちに0.3 秒毎のデータ更新が成され
るが、たとえば設定スイッチ1の操作が1秒以上継続し
ているときにはじめて0.3 秒単位の早送り更新がスター
トする構成としてもよく、この場合は、設定スイッチ1
の操作と同時にまず変更単位1単位分の変更を行って同
時にその変更データを送信する構成としてもよく、短時
間のワンプッシュ操作による単位分変更と継続操作によ
る早送り更新を行うことができ、この場合も最初の1単
位変更データの送信と最終設定データの送信のみとな
り、データ更新毎に送信する構成に比して消費電力を大
幅に押さえることができる。
【0021】なお、図1に示した実施例では、本考案を
構成するための具体的回路ブロックに分解して説明した
が、こうした各回路ブロック機能はマイコンによって構
成することができ、各ブロックでの判定等はプログラミ
ングにて行うことが可能であって、その構成は実施例に
限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、リモートコントロール
送信機におけるデータ変更に基づいて遅延タイマ部を初
期化し、データ変更が遅延タイマ部にて設定した遅延時
間以上行われないときはじめて送信部へのデータ送信指
令が成されるため、データ更新毎に変更データを送信す
るに比して送信エネルギーの大幅な低減が成され、内蔵
電源の消耗を押さえての長期使用が可能となり、さらに
データ送信指令用の専用スイッチを設けることなくデー
タ設定スイッチの操作に連動しての送信が可能となり、
操作パネル上のスイッチ類の繁雑化を防いできわめて実
用価値の高い送信機を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1 データ設定スイッチ 2 処理回路 3 クロック発生器 4 論理積回路 5 データ変更回路 6 データメモリ 7 ラッチ回路 8 駆動回路 9 表示部 10 データ更新判定回路 11 遅延タイマ回路 12 送信回路 13 発光ダイオード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機等の制御機器を遠隔的にコントロ
    ール可能に、制御データを変更する設定スイッチおよび
    赤外線等によりデータ送信する送信部とを有したリモー
    トコントロール送信機であって、上記設定スイッチの操
    作によるスイッチ操作信号に基づき上記制御データを所
    定のデータ更新周期にて更新するデータ変更部と、この
    データ変更部において変更される制御データの更新を判
    定するデータ更新判定部と、このデータ更新判定部から
    のデータ更新判定信号により初期化され、上記所定のデ
    ータ更新周期よりも長い所定時間後に送信指令信号を上
    記送信部へ出力する遅延タイマ部とを設けたことを特徴
    とするリモートコントロール送信機。
JP1992080958U 1992-10-29 1992-10-29 リモートコントロール送信機 Expired - Lifetime JP2597505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992080958U JP2597505Y2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 リモートコントロール送信機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992080958U JP2597505Y2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 リモートコントロール送信機

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Publication Number Publication Date
JPH0641294U JPH0641294U (ja) 1994-05-31
JP2597505Y2 true JP2597505Y2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=13733025

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