JP2596946Y2 - 日除け付き建築用電動シヤツター装置 - Google Patents

日除け付き建築用電動シヤツター装置

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JP2596946Y2
JP2596946Y2 JP1993020093U JP2009393U JP2596946Y2 JP 2596946 Y2 JP2596946 Y2 JP 2596946Y2 JP 1993020093 U JP1993020093 U JP 1993020093U JP 2009393 U JP2009393 U JP 2009393U JP 2596946 Y2 JP2596946 Y2 JP 2596946Y2
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JP
Japan
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shutter
opening
sunshade
electric
winding
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JP1993020093U
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JPH0673296U (ja
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道義 松井
孝信 栗林
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マンシヨンや住宅の窓
等に建付けられる日除け付き建築用電動シヤツター装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】一般に、
この種建築用電動シヤツターの中には、シヤツターカー
テンの全開時において日除けができるよう、シヤツター
カーテンのガイドレールよりも屋外側でシート、簾等の
日除け体の開閉ができるようにしたものがあり、そのた
め、シヤツターケース内にシヤツターカーテンを巻装す
る主巻取りドラムと共に、日除け体を巻装する副巻取り
ドラムを内装している。
【0003】しかるに従来、この日除け体は、手動で開
閉を行うものであつたため、その開閉にはシヤツターカ
ーテンを全開にした状態で行う必要があつて、面倒かつ
煩雑になるという問題がある。そこで、日除け体の開閉
を自動的に行うべく副巻取りドラムに電動開閉機を備え
ることも提唱されるが、シヤツターケース内には主巻取
りドラム様の電動開閉機が既に内装されているため、シ
ヤツターケースを大型にして副巻取りドラム用開閉機の
内装スペースを確保しなければならない許りでなく、専
用の開閉機が二組必要になつて部品点数も多く、組付け
面倒なうえ、コストアツプになる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる日除け付
き建築用電動シヤツター装置を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、窓開口天井部に建付けられ
るシヤツターケース内に、窓開口の開閉をするシヤツタ
ーカーテンの巻装をする主巻取りドラムと、開放さされ
た窓開口の日除けをする日除け体の巻装をする副巻取り
ドラムとを備えてなる日除け付き建築用電動シヤツター
装置において、前記シヤツターケースに電動開閉機を配
設し、該電動開閉機の出力軸と前記各巻取りドラムと
を、択一的な動力伝動をする断続クラツチ機構を介して
連動連結してあることを特徴とするものである。
【0005】そして本考案は、この構成によつて、主巻
取りドラム用の開閉機を副巻取りドラムの巻装作動に有
効に利用できるようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は住宅やマンシヨン等の窓開
口に建付けられる窓シヤツターのシヤツターカーテンで
あつて、該シヤツターカーテン1は、窓開口の天井部に
設けたシヤツターケース2に内装される後述の電動開閉
機3付きの主巻取りドラム4に巻装され、該開閉機3の
正逆駆動に伴う主巻取りドラム4のシヤツターカーテン
1の巻取り、巻出し作動に基づいて窓開口の左右に建付
けられたガイドレール5に案内されながら開閉昇降する
様になつていること等は何れも従来通りである。
【0007】6はシート状の日除け体7が巻装される副
巻取りドラムであつて、該副巻取りドラム6は、前記主
巻取りドラム4の屋外側に位置してシヤツターケース2
に内装されるものであり、そして、後述するように副巻
取りドラム6の巻取り、巻出しに基づいて日除け体7の
開閉ができるようになつている。
【0008】扨、前記開閉機3の出力軸3aには、それ
ぞれチエン伝動機構8、9を介して上記主、副の巻取り
ドラム4、6に連動連結される主、副のスプロケツト1
0、11が軸受10a、11aを介して軸回り方向に回
動自在で軸芯方向には移動しない状態で軸支されている
が、出力軸3aには、さらに両スプロケツト10、11
への択一的な動力伝動を司る断続クラツチ機構12が設
けられている。ここで実施される断続クラツチ機構12
を構成するクラツチ爪体13は、両スプロケツト10、
11間に位置して出力軸3aに対して軸芯方向移動自在
で軸回り方向には一体回動するよう例えばスプライン嵌
合、キー嵌合、面取り嵌合等の適宜嵌合手段により設け
られているが、該クラツチ爪体13の外周に形成された
係合溝13cには、シヤツターケース2側に一体的に取
付けられたソレノイド機構14から延設されるシフタ1
5が摺動自在に係合されている。そしてソレノイド機構
14は、非通電時(内装する電磁コイルが非励磁状態の
とき)には、クラツチ爪体13に設けた第一爪13aが
前記主スプロケツト10に設けた爪受け部10bに嵌合
係止するようシフタ15が位置セツトされて、出力軸3
aと主スプロケツト10とを動力続状態にするが、通電
時(内装する電磁コイルが励磁状態のとき)には、クラ
ツチ爪体13に設けた第二爪13bが前記副スプロケツ
ト11に設けた爪受け部11bに嵌合係止するようシフ
タ15が移動することになつて、出力軸3aと副スプロ
ケツト11とが動力続状態となり、この様にして出力軸
3aから主、副スプロケツト10、11への択一的な動
力伝動ができるようになつている。因みに、電動開閉機
3は、シヤツターカーテン1、日除け体7の開閉を行う
べくそれぞれ設けた図示しない各開閉操作スイツチの操
作によつて何れも駆動するが、ソレノイド機構14は、
シヤツターカーテン1の開閉用操作スイツチの操作では
通電されず、日除け体7の開閉用操作スイツチの操作で
通電するように回路設定されている。
【0009】叙述のごとく構成された本考案の実施例に
おいて、シヤツターカーテン1の開閉を行う場合には、
対応する開閉操作スイツチを操作すれば良く、また、日
除け体7の開閉を行う場合には、対応する開閉操作スイ
ツチを操作すれば良く、これら開閉スイツチの操作によ
つて、断続クラツチ機構12が対応する主、副スプロケ
ツト10、11に対して択一的な動力伝動をすべく作動
することになる。この結果、日除け体7の開閉を、従来
のように手動でなく、電動によつて自動的に行うことが
できることになるが、該電動とするにあたり、日除け体
7専用の電動開閉機ではなく、シヤツターカーテン1の
開閉を行うための電動開閉機3と共用化することになつ
て、部品点数を大幅に省略できる許りでなく、電動開閉
機3は一組のみでよいため、シヤツターケース2も、二
組の開閉電動機を内装する必要がなくなつて、その分、
軽量コンパクト化することができる。
【0010】尚、本考案は前記実施例に限定されないも
のであることは勿論であつて、断続クラツチ機構として
は、択一的な動力伝動を逆の関係にしても良く、さらに
は、非通電時には何れの巻取りドラムに対しても非動力
伝動状態(中立状態)とし、シヤツターカーテンの開
閉、日除け体の開閉を行うべく対応する操作スイツチを
操作することに伴いソレノイド機構のプランジヤが作動
して対応する側に対して動力伝動状態となるようにして
も良いが、前記実施例のものでは、非通電時においてシ
ヤツターカーテン1側の主巻取りドラム4と動力伝動状
態になつているから、電動開閉機3にブレーキ付き(非
通電時にブレーキ制動がなされる)のものを採用してお
けば、非通電時において主巻取りドラムの自由な回動が
規制されることになり、これによつて、全閉状態で不心
得者がシヤツターカーテンを持ち上げることに伴い主巻
取りドラムがカーテン巻取り方向に回転して開いてしま
う不具合を回避できて、防犯性の高いものにできるとい
う利点もあり都合が良い。
【0011】
【作用効果】以上要するに、本考案は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シヤツターカーテンの開閉と日除
け体の開閉とを、それぞれ電動開閉機を用いて行うこと
ができるが、この場合に、電動開閉機からの動力が、断
続クラツチ機構の択一的な動力伝動の切換えによつて、
主、副巻取りドラムの何れか一方へ選択的に動力伝動さ
れることになる。この結果、日除け体の開閉を、従来の
ように手動でなく、電動によつて自動的に行うことがで
きるものであるが、日除け体専用の電動開閉機を必要と
することなく、シヤツターカーテンの開閉を行うための
電動開閉機と共用化することができ、部品点数を大幅に
省略できる許りでなく、電動開閉機は一組のみでよいた
め、シヤツターケースも、二組の開閉電動機を内装する
必要がなくなつて、その分、軽量コンパクト化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】日除け付き電動シヤツターの全体斜視図であ
る。
【図2】日除け付き電動シヤツターの側面図である。
【図3】日除け付き電動シヤツターの要部斜視図であ
る。
【図4】クラツチ機構の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 シヤツターカーテン 2 シヤツターケース 3 電動開閉機 4 主巻取りドラム4 5 ガイドレール 6 副巻取りドラム 7 日除け体7 8 チエン伝動機構 10 主スプロケツト 12 断続クラツチ機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓開口天井部に建付けられるシヤツター
    ケース内に、窓開口の開閉をするシヤツターカーテンの
    巻装をする主巻取りドラムと、開放さされた窓開口の日
    除けをする日除け体の巻装をする副巻取りドラムとを備
    えてなる日除け付き建築用電動シヤツター装置におい
    て、前記シヤツターケースに電動開閉機を配設し、該電
    動開閉機の出力軸と前記各巻取りドラムとを、択一的な
    動力伝動をする断続クラツチ機構を介して連動連結して
    あることを特徴とする日除け付き建築用電動シヤツター
    装置。
JP1993020093U 1993-03-26 1993-03-26 日除け付き建築用電動シヤツター装置 Expired - Lifetime JP2596946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0673296U JPH0673296U (ja) 1994-10-11
JP2596946Y2 true JP2596946Y2 (ja) 1999-06-28

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