JP2596936B2 - 埋設物探知用標識体の敷設方法 - Google Patents

埋設物探知用標識体の敷設方法

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JP2596936B2
JP2596936B2 JP62193297A JP19329787A JP2596936B2 JP 2596936 B2 JP2596936 B2 JP 2596936B2 JP 62193297 A JP62193297 A JP 62193297A JP 19329787 A JP19329787 A JP 19329787A JP 2596936 B2 JP2596936 B2 JP 2596936B2
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米数 山田
成実 山沢
泰夫 宇崎
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Meisei Electric Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Meisei Electric Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、埋設物の近傍に標識体を埋設しておき、後
日、地上からこの標識体を検知することにより上記埋設
物の埋設地点を探知するようにした埋設物探知システム
において、上記標識体を埋設物の近傍に敷設する方法に
関するものである。
(従来の技術) 地中埋設物の近傍にLC共振回路で構成された標識体
(以下、マーカーという。)を予め埋設しておき、後
日、地上から上記LC共振回路の共振周波数成分を有する
探知用信号を送出してこのLC共振回路の応動(探知用信
号の吸収又は共振信号の放出等)を検知して、上記地中
埋設物の埋設位置を探知するシステムが公知である。
かかるシステムで使用されるマーカーを地中埋設物の
近傍に敷設する際、従来は埋設物の近傍にマーカーを置
き、その後掘り出した土を埋め戻す方法がとられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のマーカーの敷設方法によると、土を埋め戻
す際に投入された土砂によってマーカーの位置が変わっ
たり、又はマーカーの敷設姿勢が変わったり(例えば斜
めになる)して、意図した地点に正しく敷設できないこ
とがしばしば生じており、後日、このマーカーを基に埋
設物の位置を探知する場合の誤探知の原因となってい
る。
本発明は以上のような従来の問題点を解決すべく提案
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の埋設物探知用標識体の敷設方法は、埋設物の
近傍に配置され、地上から送出した探知信号に応動して
この埋設物の埋設地点を知らせるようになった標識体を
敷設する方法であって、中央部に通孔を有する平板状の
標識体を準備する工程と、標識体の通孔内を挿通し得る
棒状をしており、垂直状態になった際に上端部に嵌合さ
れた標識体を水平状態で保持するとともに、その標識体
の保持を解除し得るようになったストッパーが設けられ
た案内具を準備する工程と、棒状の案内具を垂直状態に
立てて、その上端部に標識体を嵌合させてストッパーに
よって水平状態に保持する工程と、標識体が保持された
案内具を垂直状態に保持して、その下端部を、標識体の
敷設地点に位置させる工程と、その案内具の上端部に嵌
合された標識体のストッパーによる保持を解除して、標
識体を案内具に沿って落下させて案内具の下端部に水平
状態で嵌合させる工程と、案内具の下端部に嵌合した標
識体を、案内具との嵌合が解除された際にもその移動が
規制される程度の深さになるように埋める工程と、埋め
られた土の中から案内具の下端部を引き抜く工程と、を
包含することを特徴とする。
また、本発明の埋設物探知用標識体の敷設方法は、埋
設物の近傍に配列され、地上から送出した探知信号に応
動してこの埋設物の埋設地点を知らせるようになった標
識体を敷設する方法であって、中央部に把持用突起が設
けられた平板状の標識体を準備する工程と、この標識体
の把持用突起が嵌入して把持される凹部が底面に設けら
れるとともに、凹部による把持用突起の把持を解除し得
るようになった棒状の案内具を準備する工程と、前記標
識体を敷設位置に水平状態で配置する工程と、その標識
体の把持用突起を、垂直状態に立てられた前記案内具の
凹部によって把持する工程と、案内具の凹部にて把持さ
れた状態の標識体を、案内具の凹部による把持が解除さ
れた際にもその移動が規制される程度の深さになるよう
に、案内具の下端部とともに埋める工程と、埋められた
標識体の把持用突起の案内具の凹部による把持を解除す
る工程と、埋められた土の中から案内具の下端部を引き
抜く工程と、を包含することを特徴とする。
(作用) 特許請求の範囲第1項に記載された埋設物探知用標識体
の敷設方法では、中央に通孔を有する平板状の標識体
と、その標識体の通孔内を挿通し得る棒状をした案内具
とが使用される。案内具は、垂直状態に立てらてた際
に、上端部に嵌合された標識体を水平状態で保持するス
トッパーが設けられており、このストッパーは、標識体
の保持を解除し得るようにもなっている。そして、案内
具の上端部に標識体を保持した状態で、案内具の下端部
を標識体の敷設地点に位置させて、ストッパーによる標
識体の保持を解除することにより、標識体は、案内具に
沿って落下して、標識体の敷設地点に、案内具の下端部
に嵌合された状態で置かれる。このような状態で、標識
体は、ある程度の深さに埋められる。このとき、案内具
の下端部に嵌合された標識体は、案内具によって移動を
規制されており、埋められる際に移動したり、姿勢が変
化するおそれがない。そして、土によって標識体の移動
が規制されるような状態にまで、標識体が埋められる
と、案内具が土中から引き抜かれ、標識体は、土中にて
水平状態で埋められた状態になる。
特許請求の範囲第2項に記載された埋設物探知用標識
体の敷設方法では、中央部に把持用突起が設けられた標
識体と、この標識体の把持用突起が嵌入して把持される
凹部が底面に設けられた棒状の案内具とが使用される。
案内具は、底面に設けられた凹部による把持用突起の把
持を解除し得るようになっています。そして、標識体を
敷設位置に水平状態で配置して、その把持用突起を、垂
直状態に立てられた前記案内具の凹部によって把持し
て、ある程度の深さに埋められる。このとき、案内具の
凹部によって把持された標識体は、埋められる際に移動
したり、姿勢が変化するおそれがない。そして、土によ
って標識体の移動が規制されるような状態まで、標識体
が埋められると、案内具が土中から引き抜かれ、標識体
は、土中にて水平状態で埋められた状態になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
マーカー1は概ね第3図に示すような形状に構成され
ている。すなわち、中央部分に通孔101を有する円板状
のケース102の内部にLC共振回路等の探知信号応動手段
が収納されて構成されている。
このようなマーカー1を敷設する場合の本発明の実施
例を第1図(a)〜(d)により説明する。
まず、複数個のマーカー1a,1b,…を、それぞれの通孔
101に棒状の案内具2を通して嵌合させることにより、
この案内具2にセットする。そして、例えばガス管のよ
うな埋設物3の埋設工事の際に、第1図(a)に示すよ
うに、この埋設物3の近傍(マーカーの敷設個所)に上
記案内具2の先端が位置するように当該案内具2を垂直
状態に立てる。このとき、マーカー1a,1b…は案内具2
に設けられたストッパ201に阻止されて下方に落下する
ことはない。
次に、案内具2に設けたストッパ解除ボタン202を押
すと瞬時的にストッパ201が案内具2の内部に引っ込
み、第1図(b)に示すように最も下に位置したマーカ
ー1aが落下し、案内具2で決めた位置にこのマーカー1a
が、案内具2に嵌合された水平状態で置かれる。
ストッパ201は、図示していないが、案内具2の周壁
に形成した小孔に装着されたもので、スプリングにより
常時外方へ付勢され、ストッパ解除ボタン202を押すと
このストッパ201は案内具2の内部空間に引っ込み、ス
トッパ解除ボタン202を離すと瞬時に元の状態に復帰す
るようになされている。
次に、第1図(c)に示すように、案内具2を立てた
まま掘り返された土砂を埋め戻す。このとき、投入する
土砂によってマーカー1aが衝撃を受けても、このマーカ
ー1aは案内具2に支持され、位置を規制されたままであ
るので移動したり傾いたりすることはない。
土砂の埋め戻しが上記マーカー1aが、案内具2による
規制を解除した際にも移動しない程度の深さにまでなっ
たとき、上記案内具2を埋め戻した土中から引き抜き残
りの土砂をさらに埋め戻すと、第1図(d)に示すよう
に埋設部3の埋設工事の完了と同時にマーカー1aの敷設
も完了する。
以上の実施例において、マーカー1を同時に複数案内
具にセットするようにしたのは、複数個所のマーカー1
の敷設に便利であるようにするためである。
第2図は、本発明に係るマーカー1の敷設方法に使用
する案内具2の他の例を示したものである。
第2図に示す案内具2で敷設するマーカー1の形状
は、例えば第4図に示すように構成される。すなわち、
探知信号応動手段を収納した円板状のケース102の中心
に円錐形状の把持用突起103が設けてある。
案内具2は、中空の管状体203の中空部分204に押出棒
205が嵌め込まれている。管状体203の下端は底板207で
閉塞されており、この底板207の中心にマーカー1の前
記した突起103を嵌入保持するための略円錐形状の把持
用凹部206を形成している。突起103の先端は管状体203
の中空部分204に突入されている。なお、管状態203の少
なくとも把持用凹部206の周辺部は若干の弾力性がある
ように構成されているとよい。
マーカー1を敷設する際には、マーカー1の突起103
を案内具2の把持用凹部206に押し込んでこのマーカー
1を案内具2で保持し、埋設物3の近傍にこのマーカー
1を水平状態で置く。そして、前記第1図で説明したと
同様に、土砂を埋め戻した後に、押出棒205により管状
体203の内部から外方向に向けてマーカー1の突起103を
押出するとともに、案内具2を引き抜いてマーカー1の
敷設を完了する。
この第2図に示す案内具2は、マーカー1を置いた個
所で上から押圧できるので、マーカー1の敷設姿勢の修
正等に便利である。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、マーカーをその
敷設位置に案内する案内具を土砂の埋め戻し後に引き抜
くようにしたので、土砂の埋め戻しの際にマーカーの位
置が変わったり、又は敷設姿勢が変わったりすることが
なくなり、マーカーを意図した地点に正しく敷設できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明埋設物探知用標識体の敷設方法の実施例を
示し、第1図(a)〜(d)は敷設方法の一具体例を手
順を追って示す断面図、第2図は同他の具体例を示す断
面図、第3図及び第4図はいずれもマーカーの各実施例
を示す斜視図である。 1(1a,1b,1c,1d,1e)……マーカー 101……通孔 102……ケース 103……把持用突起 2……案内具 201……ストッパ 202……ストッパ解除ボタン 203……管状体 204……中空部分 205……押出棒 206……把持用凹部 3……埋設物
フロントページの続き (72)発明者 宇崎 泰夫 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明 星電気株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋設物の近傍に配置され、地上から送出し
    た探知信号に応動してこの埋設物の埋設地点を知らせる
    ようになった標識体を敷設する方法であって、 中央部に通孔を有する平板状の標識体を準備する工程
    と、 標識体の通孔内を挿通し得る棒状をしており、垂直状態
    になった際に上端部に嵌合された標識体を水平状態で保
    持するとともに、その標識体の保持を解除し得るように
    なったストッパーが設けられた案内具を準備する工程
    と、 棒状の案内具を垂直状態に立てて、その上端部に標識体
    を嵌合させてストッパーによって水平状態に保持する工
    程と、 標識体が保持された案内具を垂直状態に保持して、その
    下端部を、標識体の敷設地点に位置させる工程と、 その案内具の上端部に嵌合された標識体のストッパーに
    よる保持を解除して、標識体を案内具に沿って落下させ
    て案内具の下端部に水平状態で嵌合させる工程と、 案内具の下端部に嵌合した標識体を、案内具との嵌合が
    解除された際にもその移動が規制される程度の深さにな
    るように埋める工程と、 埋められた土の中から案内具の下端部を引き抜く工程
    と、 を包含することを特徴とする埋設物探知用標識体の敷設
    方法。
  2. 【請求項2】埋設物の近傍に配列され、地上から送出し
    た探知信号に応動してこの埋設物の埋設地点を知らせる
    ようになった標識体を敷設する方法であって、 中央部に把持用突起が設けられた平板状の標識体を準備
    する工程と、 この標識体の把持用突起が嵌入して把持される凹部が底
    面に設けられるとともに、凹部による把持用突起の把持
    を解除し得るようになった棒状の案内具を準備する工程
    と、 前記標識体を敷設位置に水平状態で配置する工程と、 その標識体の把持用突起を、垂直状態に立てられた前記
    案内具の凹部によって把持する工程と、 案内具の凹部にて把持された状態の標識体を、案内具の
    凹部による把持が解除された際にもその移動が規制され
    る程度の深さになるように、案内具の下端部とともに埋
    める工程と、 埋められた標識体の把持用突起の案内具の凹部による把
    持を解除する工程と、 埋められた土の中から案内具の下端部を引き抜く工程
    と、 を包含することを特徴とする埋設物探知用標識体の敷設
    方法。
JP62193297A 1987-07-31 1987-07-31 埋設物探知用標識体の敷設方法 Expired - Lifetime JP2596936B2 (ja)

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