JP2596932Y2 - 断熱カーテン装置付きサンルーム - Google Patents

断熱カーテン装置付きサンルーム

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JP2596932Y2
JP2596932Y2 JP1992094471U JP9447192U JP2596932Y2 JP 2596932 Y2 JP2596932 Y2 JP 2596932Y2 JP 1992094471 U JP1992094471 U JP 1992094471U JP 9447192 U JP9447192 U JP 9447192U JP 2596932 Y2 JP2596932 Y2 JP 2596932Y2
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curtain
heat
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insulating curtain
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健司 植田
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Greenhouses (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、断熱カーテン装置付
ンルームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サンルームは、太陽光線を室内に
とり入れるため、独立型では全体が、主建物付属型では
付属部分全体が骨組を除き透明ガラス板などの透明体で
形成せられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の上記サンルーム
では、冬季には室内が暖かく快適であるが、夏季には室
内が暑くなり過ぎてそのままでは使用し難いし、冬季で
も太陽が照っていない日や夜中では、一般に気密性が完
全でないために寒いという問題がある。
【0004】本考案の目的は、上記の問題を解決した断
熱カーテン装置付きサンルームを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案による断
熱カーテン装置付きサンルームは、むねの前方の前屋根
と、前屋根の前縁が接続せられた前壁と、むねの後方の
後屋根と、後屋根の後縁が接続せられた後壁と、前後屋
根および前後壁の各左縁が接続せられた左側壁と、前後
屋根および前後壁の各右縁が接続せられた右側壁とを有
しかつ前後屋根および前後壁が透明である独立型サンル
ームであって、むねの室内側下方にむねと平行に設けら
れかつ断熱カーテン出入口を有するコイル状断熱カーテ
ン収容部と、収容部内の前と後に並列状に配置せられた
断熱カーテン巻取り巻戻し用駆動ローラと、駆動ローラ
に取付けられかつコイル状に巻きうるように相互に連結
せられた多数の断熱材充填中空スラットで構成せられて
いる断熱カーテンと、断熱カーテンの両側縁部の移動経
路に対応する位置においてサンルーム内面にそって設け
られかつ断熱カーテンの側縁部が移動自在にはめ入れら
れている溝状案内部を有するガイド・レールとよりなる
断熱カーテン装置を備え、断熱カーテンを構成する多数
のスラットには、上から下に向かって順次左端と右端と
交互に、溝状案内部の底を滑る合成樹脂製滑り部材が装
着せられており、断熱カーテンおよびこれの巻取り巻戻
用駆動ローラは、前屋根および前側壁の全面ならびに
後屋根および後壁の全面をそれぞれ室内から覆いうるよ
うに少なくとも各2つ存在しているものである。
【0006】請求項2の考案による断熱カーテン装置付
サンルームは、主建物の垂直壁から張出し状に設けら
れた屋根と、屋根の前縁が接続せられた前壁と、屋根お
よび前壁の各左縁が接続せられかつ後縁が主建物の垂直
壁に接続せられた左側壁と、屋根および前壁の各右縁が
接続せられた右側壁とを有しかつ屋根および前壁が透明
である付属型サンルームであって、屋根後端部の室内側
下方にむねと平行に設けられかつ断熱カーテン出入口を
一側に有するコイル状断熱カーテン収容部と、収容部内
に配置せられた断熱カーテン巻取り巻戻し用駆動ローラ
と、駆動ローラに取付けられかつコイル状に巻きうるよ
うに相互に連結せられた多数の断熱材充填中空スラット
で構成せられている断熱カーテンと、断熱カーテンの両
側縁部の移動経路に対応する位置においてサンルーム
面にそって設けられかつ断熱カーテンの側縁部が移動自
在にはめ入れられている溝状案内部を有するガイド・レ
ールとよりなる断熱カーテン装置を備え、断熱カーテン
を構成する多数のスラットには、上から下に向かって順
次左端と右端と交互に、溝状案内部の底を滑る合成樹脂
製滑り部材が装着せられており、断熱カーテンおよびこ
れの巻取り巻戻し用駆動ローラは、屋根および前壁の全
面をそれぞれ室内から覆いうるように少なくとも各1つ
存在しているものである。
【0007】請求項3の考案による断熱カーテン装置付
サンルームは、主建物の垂直壁から張出し状に設けら
れた屋根と、屋根の前縁が接続せられた前壁と、屋根お
よび前壁の各左縁が接続せられかつ後縁が主建物の垂直
壁に接続せられた左側壁と、屋根および前壁の各右縁が
接続せられた右側壁とを有しかつ少なくとも屋根全体の
うち後端部以外の屋根部分および前壁が透明である付属
サンルームであって、屋根後端部の室内側下方および
前壁の上端部の室内側後方に、それぞれむねと平行に設
けられかつ断熱カーテン出入口を一側に有するコイル状
断熱カーテン収容部と、収容部内に配置せられた断熱カ
ーテン巻取り巻戻し用駆動ローラと、駆動ローラに取付
けられかつコイル状に巻きうるように相互に連結せられ
た多数の断熱材充填中空スラットで構成せられている断
熱カーテンと、断熱カーテンの両側縁部の移動経路に対
応する位置においてサンルーム内面にそって設けられか
つ断熱カーテンの側縁部が移動自在にはめ入れられてい
る溝状案内部を有するガイド・レールとよりなる断熱カ
ーテン装置を備え、断熱カーテンを構成する多数のスラ
ットには、上から下に向かって順次左端と右端と交互
に、溝状案内部の底を滑る合成樹脂製滑り部材が装着せ
られており、断熱カーテンおよびこれの巻取り巻戻し
駆動ローラは、屋根の面および前壁の全面をそれぞれ
室内から覆いうるように少なくとも各2つ存在している
ものである。
【0008】左右側壁としては、不透明の断熱壁、中空
部に断熱ガスが充填されるか真空にされている中空状断
熱壁、透明2重断熱壁などが好ましいが、通常の建物に
使用せられているごく普通の壁でもよい。
【0009】
【作用】本考案は、上述のような構成を有するので、断
熱の必要な場合は、上記収容部のローラから断熱カーテ
ンを巻戻せば、サンルーム内面を室内側から覆うことが
できる。断熱が不必要な場合は、断熱カーテンをローラ
に巻取って収容部内に収めておけば、サンルームは常態
に戻る。
【0010】また、断熱カーテンを構成する多数のスラ
ットには、上から下に向かって順次左端と右端と交互
に、溝状案内部の底を滑る合成樹脂製滑り部材が装着せ
られているから、断熱カーテンを巻取ったり、巻戻しす
るさい、スラットが溝状案内部の底に突張って移動しに
くいということがない。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を、以下図面を参照して説明
する。なお、この明細書において、前とは図1ないし図
4、図11、図12ならびに図16および図17の左方
をいい、後とは同図の右方をいう。
【0012】実施例1 図1ないし図10は、請求項1の考案の実施例を示すも
のであり、図1ないし図4に示す断熱カーテン装置付き
サンルームは、むね(1) の前方の前屋根(2) と、前屋根
(2) の前縁が接続せられた前壁(3) と、むね(1) の後方
の後屋根(4) と、後屋根(4) の後縁が接続せられた後壁
(5) と、前後屋根(2)(4)および前後壁(3)(5)の各左縁が
接続せられた左側壁(6) と、前後屋根(2)(4)および前後
壁(3)(5)の各右縁が接続せられた右側壁(図示略)とを
有しかつ前後屋根(2)(4)および前後壁(3)(5)が透明であ
る独立型のものであって、むね(1) の室内側下方にむね
(1) と平行に設けられかつ断熱カーテン出入口(7)(8)を
前後上端に有するコイル状断熱カーテン収容部(9) と、
収容部(9) 内の前と後に並列状に水平に配置せられた断
熱カーテン巻取り巻戻し用駆動ローラ(10)と、駆動ロー
ラ(10)に取付けられかつコイル状に巻きうるように相互
に連結せられた多数の断熱材充填中空スラット(11)で構
成せられている断熱カーテン(12)と、断熱カーテン(12)
の両側縁部の移動経路に対応する位置においてサンルー
内面にそって設けられかつ断熱カーテン(12)の側縁部
が移動自在にはめ入れられている溝状案内部(17)を有す
るガイド・レール(14)(14A) とよりなる断熱カーテン装
置を備え、断熱カーテン(12)を構成する多数のスラット
(11)には、上から下に向かって順次左端と右端と交互
に、溝状案内部(17)の底を滑る合成樹脂製滑り部材(27)
が装着せられており、断熱カーテン(12)およびこれの巻
取り巻戻し用駆動ローラ(10)は、前屋根(2) および前側
壁(3) の全面ならびに後屋根(4) および後壁(5) の全面
をそれぞれ室内から覆いうるように各2つずつ存在して
いる。
【0013】左側壁(6) は半透明断熱パネルで構成され
ており、図示は略したが、右側壁もこれと同様の構成で
ある。そして、左側壁(6) の中央には、下端部に吹出口
(31)を有する空気調和装置(32)が取付けられている。前
屋根(2) の後半部および前壁(3) の上半部には、それぞ
れ開き窓(33)(34)が備わっている。
【0014】ガイド・レール(14)は、図5ないし図7に
示すように、前屋根(2) の両端の垂木(15)から前壁(3)
の両端の縦桟(16)にかけて取付けられるとともに、後屋
根(4) の両端の垂木(15)から後壁(4) の両端の縦桟(16)
にかけて取付けられている。ガイド・レール(14)の溝状
案内部(17)の一対の対向壁(17a)(17b)の縁部には、閉鎖
状態の断熱カーテン(12)の両側縁部を介して対向状に、
塵埃侵入防止用の多数の化学繊維製毛状物(18)が長さ方
向に帯状に設けられている。多数の毛状物(18)は基布に
植えられて横断面H状の帯状部材(19)の片面に貼付けら
れており、帯状部材(19)は毛状物(18)の存在するを露
出させて一対の対向壁(17a)(17b)の縁部に対向状に設け
られた内部拡大溝(20)に嵌合せられている。
【0015】断熱カーテン(12)を構成する各スラット(1
1)は、図8ないし図10に示すように、中空アルミニウ
ム製であり、内部に充填せられている断熱材(21)には、
ウレタン・フオームが用いられている。
【0016】各スラット(11)の上縁には、その長さ方向
にのびた上方突出部(22)が設けられるとともに、その先
端に後下向き鉤部(23)が設けられており、各スラット(1
1)の下縁には、下位スラットの鉤部(23)付き上方突出部
(22)のほぼ全体を上下動自在に収めうる横断面逆U形の
下向き凹部(24)が形成せられ、凹部(24)の開口後縁に
は、その長さ方向にのびた前向き水平突出部(25)が設け
られ、これにより下位のスラットが重力により降下した
さいその鉤部(23)が受止められるようになされている。
上方突出部(22)には、採光用横長孔(13)が長さ方向に所
定間隔をおいて複数あけられている(図10参照)。ス
ラット(11)の前壁(11a) には、長さ方向にのびかつ平行
な複数の後方突出リブ(26)が設けられている。スラット
(11)の後壁(11b) は横断面凹弧状に形成せられている。
【0017】滑り部材(27)は、スラット(11)の上方突出
部(22)と下向き凹部(24)との間において、スラット(11)
の中空端部内に挿入せられている挿入部(28)と、スラッ
ト(11)の端面を覆いかつ上下にスラット横ずれ防止翼(2
9)を有する頭部(30)とよりなる。頭部(30)は、溝状案内
部(17)の底と接する中央部は平坦であり、その上部と下
部は上下のスラット横ずれ防止翼(29)の端に向かって底
より次第に離れるように勾配が付されている。滑り部材
(27)の挿入部(28)は、スラット(11)の後壁(11b) にほぼ
そう横断面アーチ状部(28a) と、アーチ状部(28a) の前
面に間隔をおいて平行に設けられた2つの水平前向き突
条(28b) よりなる。滑り部材(27)の翼部(29)付き頭部(3
0)は、側面からみて挿入部(28)のアーチ部(28a) とほぼ
同じ曲率のアーチ状に形成せられている。
【0018】滑り部材(27)の挿入部(28)の先端上下に
は、その尖った水平突出部(28c) が設けられている。挿
入部(28)がスラット(11)の中空端部に挿入せられるさい
は、挿入すべき部分にある断熱材(21)が除去せられる。
【0019】図示しない可逆モータを動力源とする駆動
装置により、ローラ(10)を断熱カーテン(12)を巻戻し方
向に回転させ、断熱カーテン(12)を溝状案内部(17)の案
内のもとに降下せしめると、最下位のスラット(11)が前
後壁(3)(5)のベース(35)の上面に当接する。当接するま
で、各スラット(11)は重力により、下位のスラット(11)
の鉤部(23)が上位のスラット(11)の水平突出部(25)に受
止められて、採光用横長孔(13)を有する上方突出部(22)
が露出している(図10参照)。断熱カーテン(12)を降
下した状態でサンルーム内に採光の必要なさいは、この
状態を保っておく。最下位のスラット(11)がベース(35)
の上面に上記のように当接してから、さらに断熱カーテ
ン(12)をローラ(10)から巻戻すと、下位のスラット(11)
の上方突出部(22)が上位のスラット(11)の下向き凹部(2
4)内に入り込んで前者のスラット(11)の上縁が後者のス
ラット(11)の下縁に密接し、断熱カーテン(12)が完全に
閉鎖せられ室内は外気と完全に断熱せられる(図4参
照)。
【0020】断熱カーテン(12)をローラ(10)に巻取る
と、通常の独立型サンルームに戻る(図1参照)。動力
装置のモータのスイッチは任意にオン・オフできるの
で、断熱カーテン(12)の巻戻し長さは自由に選択でき
る。図2は後屋根(4) および後壁(5) を室内側から断熱
カーテン(12)で覆った状態を示し、図3は前後屋根(2)
(4)を室内側から断熱カーテン(12)で覆った状態を示
す。
【0021】実施例2 図11ないし図15は、請求項2の考案の実施例を示す
ものであり、図11および図12に示す断熱カーテン装
置付きサンルームは、主建物の垂直壁(A) から張出し状
に設けられた屋根(42)と、屋根(42)の前縁が接続せられ
た前壁(43)と、屋根(42)および前壁(43)の各左縁が接続
せられかつ後縁が主建物の垂直壁(A) に接続せられた左
側壁(46)と、屋根(42)および前壁(43)の各右縁が接続せ
られた右側壁(図示略)とを有しかつ屋根(42)、前壁(4
3)および左右側壁(46)の後部下半以外が透明である付属
型のものであって、コイル状断熱カーテン収容部(49)が
屋根後端部の室内側下方にむね(41)と平行に設けられか
つ断熱カーテン出入口(47)を上前側に有し、断熱カーテ
ン(12)をロール(10)から完全に巻戻したさいは、床面(4
5)に最下端のスラット(11)が当接するようになってい
る。また、ロール(10)とカーテン(12)はそれぞれ直列に
複数存在する。したがって、屋根(42)の中間垂木(15
A) (図13参照)および前壁(43)の中間縦桟(16A)
(図14参照)にかけてそわされた中間ガイド・レール
(14A) は溝状案内部(17)を両側に備えている(図13な
いし15参照)。端部ガイド・レール(14)は溝状案内部
(17)を1つしか備えていない。
【0022】上記以外は実施例1と同様であるので、同
一部分は実施例1と同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0023】図11は、断熱カーテン(12)をロール(10)
にほぼ巻取り、普通の付属型サンルームとして使用する
状態を示し、図12は断熱カーテン(12)をロール(10)か
ら床(43)の上面まで巻戻した状態を示す。
【0024】実施例3 図16および図17は、請求項3の考案の実施例を示す
ものであり、同図のサンルームは、主建物の垂直壁(A)
から張出し状に設けられた屋根(52)と、屋根(52)の前縁
が接続せられた前壁(53)と、屋根(52)および前壁(53)の
各左縁が接続せられかつ後縁が主建物の垂直壁(A) に接
続せられた左側壁(56)と、屋根(52)および前壁(53)の各
右縁が接続せられた右側壁(図示略)とを有しかつ屋根
(52)の後端部以外の屋根部分、前壁(53)および左側壁(5
6)の引違い戸が透明である付属型のものであって、屋根
用コイル状断熱カーテン収容部(59)は屋根後端部の室内
側下方に、むね(51)と平行に設けられかつ断熱カーテン
出入口(57)を上前側に有し、前壁用コイ状断熱カーテン
収容部(60)は前壁(53)の上端部の室内側後方に、むね(5
1)と平行に設けられかつ断熱カーテン出入口(58)を下前
側に有し、屋根用断熱カーテン(12)をロール(10)から完
全に巻戻したさいは、前壁用コイル状断熱カーテン収容
部(60)の上部後端に最前端のスラット(11)が当接するよ
うになっており、前壁用断熱カーテン(12)をロール(10)
から完全に巻戻したさいは、床面(65)に最下端のスラッ
ト(11)が当接するようになっている。また、ロール(10)
とカーテン(12)はそれぞれ直列に複数存在し、屋根(52)
の中間垂木(15A) および前壁(53)の中間縦桟(16A) にか
けてそわされた中間ガイド・レール(14A) が溝状案内部
(17)を両側に備えている点は、実施例2と同様である。
【0025】上記以外は実施例1と同様であるので、同
一部分は実施例1と同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0026】図16は、断熱カーテン(12)をロール(10)
にほぼ巻取り、普通の付属型サンルームとして使用する
状態を示し、図17は屋根用および前壁用断熱カーテン
(12)をそれぞれロール(10)から屋根(52)および前壁(53)
のそれぞれ全体を室内側から覆うように巻戻した状態を
示す。
【0027】
【考案の効果】本考案の断熱カーテン付きサンルーム
よれば、断熱の必要な場合は、収容部のローラから断熱
カーテンを巻戻せば、サンルーム内面を室内側から覆う
ことができ、断熱が不必要な場合は、断熱カーテンをロ
ーラに巻取って収容部内に収めておけば、サンルーム
常態に戻る。したがって、夏季太陽熱により室内が暑す
ぎる場合は、断熱カーテンにより直射日光を遮ることが
できるばかりかこれを全部巻戻せば外気温から室内を断
熱することができるし、冬季で太陽の照っていない日や
夜中には断熱できるので室内を保温することができ、
ンルームを快適に使用することができる。しかも、断熱
カーテンの巻取りや巻戻しは、スラットに装着せられか
つ溝状案内部の底を滑る合成樹脂製滑り部材の存在によ
り円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案の実施例を示す通常のサンルー
として使用する態様の断熱カーテン付きサンルーム
垂直断面図である。
【図2】後屋根および後壁を室内側から断熱カーテンで
覆った状態を示す図1の断熱カーテン付きサンルーム
垂直断面図である。
【図3】前後屋根を室内側から断熱カーテンで覆った状
態を示す図1の断熱カーテン付きサンルームの垂直断面
図である。
【図4】前屋根および前壁ならびに後屋根および後壁を
室内側から断熱カーテンで覆った状態を示す断熱カーテ
ン付きサンルームの垂直断面図である。
【図5】図1のV −V 線にそう拡大断面図で、断熱カー
テンが存在する状態を示すものである。
【図6】図1のVI−VI線にそう拡大断面図で、断熱カー
テンが存在する状態を示すものである。
【図7】図6のVII −VII 線にそう拡大断面図である。
【図8】断熱カーテンの一部の垂直拡大斜視断面図であ
る。
【図9】図7のIX−IX線にそう拡大断面図である。
【図10】各スラットの採光長孔を露出した状態を示す
図8相当の斜視断面図である。
【図11】請求項2の考案の実施例を示す通常のサンル
ームとして使用する態様の断熱カーテン付きサンルーム
の垂直断面図である。
【図12】屋根および前壁を室内側から断熱カーテンで
覆った状態を示す図11の断熱カーテン付きサンルーム
の垂直断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線にそう拡大断面図で、
断熱カーテンが存在する状態を示すものである。
【図14】図11のXIV −XIV 線にそう拡大断面図で、
断熱カーテンが存在する状態を示すものである。
【図15】図14のXV−XV線の矢視にそう一部を切欠い
た正面図である。
【図16】請求項3の考案の実施例を示す通常のサンル
ームとして使用する態様の断熱カーテン付きサンルーム
の垂直断面図である。
【図17】屋根および前壁を室内側から断熱カーテンで
覆った状態を示す図16の断熱カーテン付きサンルーム
の垂直断面図である。
【符号の説明】
(1)(41)(51) :むね (2)(42)(52) :前屋根 (3)(43)(53) :前壁 (4) :後屋根 (5) :後壁 (6)(46)(56) :右側壁 (7)(8)(47)(57)(58):断熱カーテン出入口 (9) :コイル状断熱カーテン収容部 (10):ローラ (11):スラット (12):断熱カーテン (14)(14A) :カーイド・レール (17):溝状案内部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/56 A01G 9/14 A01G 9/24 E04H 1/12 308 E06B 9/02

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 むねの前方の前屋根と、前屋根の前縁が
    接続せられた前壁と、むねの後方の後屋根と、後屋根の
    後縁が接続せられた後壁と、前後屋根および前後壁の各
    左縁が接続せられた左側壁と、前後屋根および前後壁の
    各右縁が接続せられた右側壁とを有しかつ前後屋根およ
    び前後壁が透明である独立型サンルームであって、むね
    の室内側下方にむねと平行に設けられかつ断熱カーテン
    出入口を有するコイル状断熱カーテン収容部と、収容部
    内の前と後に並列状に配置せられた断熱カーテン巻取り
    巻戻し用駆動ローラと、駆動ローラに取付けられかつコ
    イル状に巻きうるように相互に連結せられた多数の断熱
    材充填中空スラットで構成せられている断熱カーテン
    と、断熱カーテンの両側縁部の移動経路に対応する位置
    においてサンルーム内面にそって設けられかつ断熱カー
    テンの側縁部が移動自在にはめ入れられている溝状案内
    部を有するガイド・レールとよりなる断熱カーテン装置
    を備え、断熱カーテンを構成する多数のスラットには、
    上から下に向かって順次左端と右端と交互に、溝状案内
    部の底を滑る合成樹脂製滑り部材が装着せられており、
    断熱カーテンおよびこれの巻取り巻戻し用駆動ローラ
    は、前屋根および前側壁の全面ならびに後屋根および後
    壁の全面をそれぞれ室内から覆いうるように少なくとも
    各2つ存在している断熱カーテン装置付きサンルーム
  2. 【請求項2】 主建物の垂直壁から張出し状に設けられ
    た屋根と、屋根の前縁が接続せられた前壁と、屋根およ
    び前壁の各左縁が接続せられかつ後縁が主建物の垂直壁
    に接続せられた左側壁と、屋根および前壁の各右縁が接
    続せられた右側壁とを有しかつ屋根および前壁が透明で
    ある付属型サンルームであって、屋根後端部の室内側下
    方にむねと平行に設けられかつ断熱カーテン出入口を一
    側に有するコイル状断熱カーテン収容部と、収容部内に
    配置せられた断熱カーテン巻取り巻戻し用駆動ローラ
    と、駆動ローラに取付けられかつコイル状に巻きうるよ
    うに相互に連結せられた多数の断熱材充填中空スラット
    で構成せられている断熱カーテンと、断熱カーテンの両
    側縁部の移動経路に対応する位置においてサンルー
    面にそって設けられかつ断熱カーテンの側縁部が移動自
    在にはめ入れられている溝状案内部を有するガイド・レ
    ールとよりなる断熱カーテン装置を備え、断熱カーテン
    を構成する多数のスラットには、上から下に向かって順
    次左端と右端と交互に、溝状案内部の底を滑る合成樹脂
    製滑り部材が装着せられており、断熱カーテンおよびこ
    れの巻取り巻戻し用駆動ローラは、屋根および前壁の全
    面をそれぞれ室内から覆いうるように少なくとも各1つ
    存在している断熱カーテン装置付きサンルーム
  3. 【請求項3】 主建物の垂直壁から張出し状に設けられ
    た屋根と、屋根の前縁が接続せられた前壁と、屋根およ
    び前壁の各左縁が接続せられかつ後縁が主建物の垂直壁
    に接続せられた左側壁と、屋根および前壁の各右縁が接
    続せられた右側壁とを有しかつ少なくとも屋根全体のう
    ち後端部以外の屋根部分および前壁が透明である付属型
    サンルームであって、屋根後端部の室内側下方および前
    壁の上端部の室内側後方に、それぞれむねと平行に設け
    られかつ断熱カーテン出入口を一側に有するコイル状断
    熱カーテン収容部と、収容部内に配置せられた断熱カー
    テン巻取り巻戻し用駆動ローラと、駆動ローラに取付け
    られかつコイル状に巻きうるように相互に連結せられた
    多数の断熱材充填中空スラットで構成せられている断熱
    カーテンと、断熱カーテンの両側縁部の移動経路に対応
    する位置においてサンルーム内面にそって設けられかつ
    断熱カーテンの側縁部が移動自在にはめ入れられている
    溝状案内部を有するガイド・レールとよりなる断熱カー
    テン装置を備え、断熱カーテンを構成する多数のスラッ
    トには、上から下に向かって順次左端と右端と交互に、
    溝状案内部の底を滑る合成樹脂製滑り部材が装着せられ
    ており、断熱カーテンおよびこれの巻取り巻戻し用駆動
    ローラは、屋根の面および前壁の全面をそれぞれ室内
    から覆いうるように少なくとも各2つ存在している断熱
    カーテン装置付きサンルーム
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