JP2596657B2 - 共同レール - Google Patents

共同レール

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JP2596657B2
JP2596657B2 JP3168388A JP16838891A JP2596657B2 JP 2596657 B2 JP2596657 B2 JP 2596657B2 JP 3168388 A JP3168388 A JP 3168388A JP 16838891 A JP16838891 A JP 16838891A JP 2596657 B2 JP2596657 B2 JP 2596657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定量の高圧燃料をディ
ーゼルエンジンのシリンダへ噴射する高圧共同レール燃
料噴射システム即ち共同噴射方式に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの燃料噴射システムは燃料を加
圧しそれをディーゼルエンジンのシリンダへ噴射する際
にジャーク(Jerk)タイプ燃料システムを採用して
いる。これによればポンプ要素がエンジンで駆動される
カムによって起動され、燃料を充分高圧に加圧して燃料
噴射ノズルの圧力起動噴射弁を開く。電磁ユニット噴射
装置を有する燃料システムのような形態では、プランジ
ャがエンジンによって駆動されるカムによって起動さ
れ、ソレノイドが付勢されソレノイド弁が閉じられると
きに燃焼室内の燃料を加圧する。計量及び調時は制御さ
れた始動及び制御されたパルスを有する電子制御モジュ
ール即ちエレクトロニックコントロールモジュールから
の信号によって達成される。かかる燃料システムの別の
形態では、燃料は電子的又は機械的ポンプ装置によって
共同レール(common rail )内にて加圧され次いで電磁
ノズルへ分与され、このノズルはエンジンシリンダ内へ
加圧燃料を噴射する。電子ポンプ及び電磁ノズルの双方
はエレクトロニックコントロール(電子制御)モジュー
ル信号によって制御されている。
【0003】
【発明が解決しようといる課題】共同レールを使用する
1つの問題点は、ディーゼルエンジン内が約20.00
0psi 程の高圧となることである。別の問題点は公知の
燃料噴射システムにおいては制御された耐久性及び燃料
噴射プレッシャの切断を有することである。通常の燃料
噴射装置即ち噴射システムは、一般に噴射圧力と時間と
の曲線において圧力が最大値まで増大しその後減少し、
幾分曲った三角形状の曲線を画く。このような圧力と時
間の関係は当初は噴射圧力が低いためエンジンシリンダ
内にほんの僅かの気化燃料供給をもたらしている。圧力
曲線があるレベルに達するとその圧力はよりよい気化と
供給とをもたらす。圧力がピーク圧から減じるとその減
少圧力が再びわずかの気化と供給とを提供しエンジンは
高い粒子放出と煙を排出する。
【0004】燃料噴射装置の設計上の1つの目的は、直
角配列をなす圧力対時間の曲線が当初から高い最適圧力
上昇を有するようにし、不良気化及び不良噴入の時間を
減じて勝れた気化と鋭い最終圧力降下を提供して不燃燃
料を減じることである。
【0005】これまでの燃料噴射ノズルの例として下記
の米国特許などがある。第4,527,737号、第
4,550,875号、第4,603,671号、第
3,331,327号、及び第4,509,691号、
また高圧共同レールは米国特許第4,777,921号
に開示されている。電磁燃料噴射ポンプについての文献
としては、SAEテクニカルペーパーシリーズの第88
0,421号に“EMI−シリーズ−電磁燃料噴射ポン
プ”として記載してある(ミシガン州デトロイト市のイ
ンタナショナルコングレス&エクスポジション社刊、1
988年2月29日〜3月4日発行)。その他の文献と
しては、SAEテクニカルペーパシリーズの第840,
273号(同上社刊、1984年2月27日〜3月2日
発行)、同第850,453号“ディーゼルエンジンの
電子燃料噴射システム”(1985年2月25日発
行)、同第810,258号“ディーゼルエンジンの制
御燃焼用電子燃料噴射装置”(1981年2月23日発
行)、同第861,098号“EECIVフルオーソリ
ティディーゼル燃料内燃制御”(1986年8月4日発
行)、及び英国特許願第GB−2118624A号など
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的は
改良された高圧の共同レール燃料噴射装置即ち共同噴射
装置を提供することである。好ましい実施例ではこの装
置は、ばねケージへ取付けられた内方端を備えたニード
ル弁を有する新規な電磁噴射装置を有している。これは
ばねケージ内部のバランス室内に保持された停滞又は滞
留圧力により閉鎖部にて補助されかつ開放部にてスロー
ダウンする圧力を有している。
【0007】燃料はソレノイド起動弁において噴射装置
まで搬送される。高圧燃料は開放部へニードル弁を偏倚
している。噴射装置ソレノイドが消勢されると、ソレノ
イド弁がニードルへ近ずく燃料圧力を停止し、該圧力が
エンジン燃焼室へ流入するノズルにより該ノズル内にて
降下する。噴射終了時には高圧燃料部分がバランス室へ
バイパスされ、ばねを補助しかつフニードル弁をその閉
鎖位置の方へ強制する。
【0008】ニードル弁蓋に対する圧力補助は、ばねケ
ージの上室と下室との間のオリフィスの寸法を調節する
ことによって調整出来、該オリフィスを介する燃料を補
助のための所定圧力に制限する。下方バランス室内の所
定寸法のオリフィスは、ニードル開口を次の噴射を遅く
しエンジンの要求を補助る。
【0009】本発明は、新規な多要素燃料ポンプを有し
ている。180°だけはなして配置した一対の突出部を
有するカムシャフトの周りに4つのポンプ要素が載置さ
れている。カムシャフトが90°回転すると、第1の対
の対向したポンプ手段が放出運動をする位置に移動し、
他の2つのポンプ手段は吸込運動状態となる。カムシャ
フトが回転を続けると、この2つの対のポンプ要素が変
動し、対応するソレノイド弁組立体の方へ燃料を放出す
る。一つの実施例ではポンプは電子制御モジュールから
の電気信号に応答して2つのソレノイド弁組立体によっ
て起動される。別の実施例ではポンプ要素は機械的に起
動される。
【0010】ここでは2つの形態の共同レールが開示さ
れている。双方の形態においてこの共同レールは矩形形
状を有する一体の金属ハウジングを有している。燃料は
共同レール内へ一方向にポンプから放出され噴射装置へ
直角に排出される。一方の共同レールはV形状に配置さ
れたシリンダを有するエンジンに用いられ、燃料が入り
込む中央室と燃料が電磁噴射装置へ出る2つの側方室と
を有する。中央室は横方向孔を介して側方室へ接続され
ている。これはポンプストローク及び反射波によっても
たらされるレールの中央通路内の圧力破壊を減じかつ側
方室内に一定圧力及び一定燃料分布を与える助けをす
る。直線状に配置されたシリンダを有するディーゼルエ
ンジンにおいては共同レールは中央室と横方向孔で接続
された側方室とを有する。
【0011】共同レール内の圧力は共同レール上に載置
された圧力センサを介して電子制御モジュールによって
モニタされている。この電子制御モジュールはソレノイ
ド弁組立体へ対する信号を調整することによりレール内
に必要圧力を維持する。
【0012】本発明の一実施例は、ディーゼル燃料噴射
システムに使用する高圧共同レールであって、高圧燃料
を受入れる細長い中央室と高圧燃料を排出する1つ又は
それ以上の側方室とを有する本体と、前記中央室を前記
側方室に連結し該中央室に入っている高圧燃料のポンプ
ストローク効果及び波形反射効果を減少しかつこれによ
り前記側方室から排出される高圧燃料の定圧燃料分布を
提供する横方向ねじ付通路と、を有している高圧共同レ
ールである。
【0013】本発明の別の実施例によれば、ディーゼル
エンジン燃料噴射手段用燃料ポンプであって、燃料源か
ら燃料を受入れる本体と、軸線周りに回転出来るよう本
体内に支持されいる回転自在なカムシャフトであって、
第1のカム突出部とこれから180°だけはなれており
該カムシャフトの回転軸周りの環状通路内を回転する第
2のカム突出部とを含む一対のカム突出部を有している
カムシャフトと、カムシャフトの回転軸線に対し垂直に
本体へ載置された少なくとも一対の往復動可能なポンプ
要素であって、各ポンプ要素が軸線方向通路を有する細
長いプランジャを含んでおり、かつ第1端及び第2端
と、プランジャに滑動自在に載置された構造体と、該構
造体にカムシャフトを接続しているタペット手段と、を
含み、第1端が液体燃料源に接続され、構造体が軸線方
向通路の第2端に拡張可能な室を形成しかつ該構造体と
プランジャとの相対運動の方向によって室の体積を増減
するよう可動であり、該室体積が増大するとき、燃料が
内部に受入れられ、該室体積が減少するとき燃料がそこ
から排出されるポンプ要素と、カムシャフトの回転に応
答して高圧燃料が通る燃料噴射手段へポンプ要素を流体
接続する手段と、を含んで成る燃焼ポンプである。また
本発明の別の実施例は、内燃機関へ燃料を供給する電磁
噴出流噴射装置であって、上部及び下部を有し、さらに
内部通路手段であって高圧燃料を受入れるため該上部に
ある第1端と該通路からの高圧燃料を通すため該下部に
ある第2端とを有する該内部通路を有している噴射装置
本体と、高圧燃料が圧力バランスをとった環部を介して
前記通路まで搬送されるソレノイド付勢位置と高圧燃料
が前記通路へ通るのを環部により妨げられるソレノイド
消勢位置との間で作動可能な該圧力バランスをとった環
状部を有する前記通路の第1端に滑動自在に載置された
ソレノイド起動の第1弁と、前記通路の第2端を通る加
圧燃料流を制御するため本体内を移動可能なニードル弁
であって、前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド付勢
位置にあるとき前記通路の第2端を介して加圧燃料が通
る開位置の第1方向の可動でありかつ前記ソレノイド起
動弁が前記ソレノイド消勢位置にあるとき前記通路の第
2端を介して加圧燃料が通るのを阻止する閉位置の方へ
の前記と逆の第2方向へ可動であるニードル弁と、前記
通路と流体連通状態に該通路の第2端付近にて本体内に
該ニードル弁のための座を形成し、該ニードル弁を前記
第2方向へ偏倚し、かつ上方バランス室と下方バランス
室とその間にある所定寸法の第1オリフィスとを有して
いるばねケージと、前記本体の前記下部に滑動可動に載
置されており前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消
勢位置にあるときに、前記第2方向にあるニードル弁を
閉鎖位置へ偏倚するため前記ばねケージ内に加圧燃料を
連通して鋭利な噴射を得るようにする作用を行なう手段
を有している圧力バランスをとっている調整可動な第2
弁と、前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置
にあるとき前記ばねケージ内に滞留燃料圧力を維持し、
これにより前記ソレノイド起動弁が次に前記ソレノイド
付勢位置にきたとき前記第1位置にあるニードル弁の運
動を開位置の方へ遅くするための手段と流体連通してい
る前記下方バランス室内の所定寸法の第2オリフィス
と、を有して成る噴出流噴射装置である。
【0014】さらにまた別の実施例はディーゼルエンジ
ンのシリンダ内へ所定量の高圧燃料を噴射する高圧共通
レール燃料噴出装置であって、燃料源からの燃料を受入
れる第1本体と、軸線周りに回転可能なように第1本体
に支持されており、第1カム突出部と180°だけはな
れている第2カム突出部とを有しかつカム軸の回転軸線
周りの環状通路内を回転可能となっている一対のカム突
出部とを有する回転可能なカムシャフトと、該カム軸の
回転軸線に垂直に第1本体内に載置されている少なくと
も1対の往復動可能なポンプ要素であって各ポンプ要素
が軸線方向通路を有する細長いプランジャを有してお
り、かつ第1端及び第2端と、軸線方向通路の第2端に
拡張可能な室を形成するようにプランジャ上に滑動可能
に載置された構造体であって該構造体とプランジャの相
対運動の方向によって室の体積を増減するように可動と
なるよう前記プランジャ上に載置されている構造体と、
該構造体へ対しカム軸を接続しているタペット手段と、
を含み、第1端が液体燃料源へ接続されており、前記室
容積が拡大するとき燃料が内部に受入れられかつ室容積
が減少するとき燃料がそこから排出されるようになって
いる少なくとも一対のポンプ要素と、前記カムシャフト
の回転に応答して加圧燃料を通すため共同レール手段へ
ポンプ要素を流体連結する手段と、第1本体から加圧燃
料を受入れるような長手方向中央室と、加圧燃料を排出
するような1つ又はそれ以上の側方室と、を有する第2
本体を含む共同レール手段と、加圧燃料中のポンプスト
ローク効果及び波状反射効果を減じるためかつ前記側方
室から排出される燃料中に一定の圧力及び燃料分与を提
供するよう前記側方室に前記中央室を連結する横方向ね
じ付通路と、カムシャフトの回転に応答して加圧燃料を
通すため燃料噴射手段へ共同レール手段を流体連結する
手段と、上部及び下部を有し、さらに内部通路手段であ
って高圧燃料を受入れるため該上部にある第1端と該通
路からの高圧燃料を通すため該下部にある第2端とを有
する該内部通路を有している噴射装置本体を含んでいる
燃料噴射手段と、高圧燃料が圧力バランスをとった環部
を介して前記通路まで搬送されるソレノイド付勢位置と
高圧燃料が前記通路へ通るのを環状部により妨げられる
ソレノイド消勢位置との間で作動可能な該圧力バランス
をとった環状部を有する前記通路の第1端に滑動自在に
載置されたソレノイド起動の第1弁と、前記通路の第2
端を通る加圧燃料流を制御するため噴射装置本体内を移
動可能なニードル弁であって前記ソレノイド起動弁が前
記ソレノイド付勢位置にあるとき前記通路の第2端を介
して加圧燃料が通る開位置の第1方向へ可動でありかつ
前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にある
とき前記通路の第2端を介して加圧燃料が通るのを阻止
する閉位置の方への前記と逆の第2方向へ可動であるニ
ードル弁と、該通路の第2端付近にて噴射装置本体内に
該ニードル弁のための座を形成し、前記通路と流体連通
状態に該ニードル弁を前記第2方向へ偏倚し、かつ上方
バランス室と下方バランス室とその間にある所定寸法の
第1オリフィスとを有しているばねケージと、前記噴射
装置本体の前記下部に滑動可能に載置されており、前記
ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にあり前記
ニードル弁を前記第2方向に偏倚しているばねケージを
閉鎖位置にもたらし鋭利な噴射を得るように加圧燃料を
前記ばねケージ内へ連通するようにしたときに前記第2
弁を開放するよう作動する手段を有する圧力バランスを
とっている調整可能な第2弁と、前記ソレノイド起動弁
が前記ソレノイド消勢位置にあるとき、前記ばねケージ
内に滞留燃料圧力を維持し、これにより前記ソレノイド
起動弁が次に前記ソレノイド付勢位置にきたとき前記第
1位置にあるニードル弁の運動を開位置の方へ遅くする
ための手段と流体連通している前記下方バランス室内の
所定寸法の第2オリフィスと、を有して成る噴出流噴射
装置である。
【0015】本発明のさらに別の目的及び利点は下記の
記載から明白となろう。
【0016】
【実施例】好ましい燃料噴出装置10は、図1に示すよ
うに、電子制御されたポンプ12と、ソレノイド弁装置
14A、14Bと、共同レール装置16と、電磁噴出装
置18と、から成る。燃料は燃料供給部20から導管2
2を介してソレノイド弁装置14A、14Bまで送られ
る。これら2つの弁装置14A、14Bは同一構造を有
しており、これらの機能はポンプ12との流体連結の点
において異なっている。
【0017】図4に示すように、ソレノイド弁14Aは
本体28を有している。この本体28は半体30A、3
0Bを含む長手方向通路30を有している。側方通路3
2が通路30に直行し該通路30と交差している。通路
32の一端34は拡径されている。燃料入口取付体36
がこの拡径端34に取付けてある。一対の締付具38、
40が該取付体36を本体28へ締付けている。取付体
36は導管部分22A(図1)からの燃料を受入れる道
路42を有している。
【0018】図4を参照すると、本体28には電磁作動
のソレノイド44が載置されており、このソレノイド4
4は制御弁46へ接続されている。この制御弁46は通
路32内に滑動自在に配置してあり往復運動するように
なっている。該制御弁46は外端から離れた位置に環状
溝48を有している。拡径端34の底部にはテーパ部分
が設けてあり、制御弁46の端部52のための座52を
提供している。
【0019】ソレノイド44が作動し、図5Aに示す閉
鎖位置と、図5Bに示す開放位置との間において制御弁
46を移動する。閉鎖位置では弁端部52が座50に係
合して通路42、32間での流体流を阻止している。一
方、開放位置では制御弁46が取付体36に衝接し、通
路32と、通路42に対する取付体36内の一対の通路
52A、52Bと、の間の流体流を開放している。これ
ら閉鎖位置(図A)と開放位置(図B)の双方におい
て、通路30の両半体30A、30B間には流体接続が
ある。
【0020】図4において、本体28は通路30の伸長
部を形成している内部通路56を有している。また本体
は該通路56に直角に交叉する第2通路58を有してい
る。本体28に載置されている取付体60は第2通路5
8の一端の伸長部を形成している内部通路62を有して
いる。取付体60の反対側に載置されている第2取付体
64は通路58の端部の伸長部を形成している内部通路
66を有している。
【0021】図1において、導管68が取付体60とポ
ンプ12との間の流体接続を形成し、他の導管70が取
付体64とポンプ12との間の流体接続を形成してい
る。
【0022】図4において、本体28の端部にはナット
72が載置されている。このナット72は内部室74を
有している。ナット72にはねじ付取付体76が載置さ
れている。この取付体76は図1の導管80に接続され
た通路78を有している。前記内部室74にはコップ形
状部材82が載置されている。この部材82は内筒形の
内壁と、通路30Bに連通している開口84とを有して
いる。この開口84は滑動自在に載置された中空の逆止
弁86のための弁座85を形成している。この逆止弁8
6は円錐形端部88を有しており、該端部88は弁座8
5に衝接して通路30から内部室74への流体流を閉鎖
している。逆止弁86には、ばね90が載置されてお
り、該ばね90は逆止弁86を閉鎖位置の方へ偏倚して
いる。
【0023】図5に示すように、逆止弁86は四角形断
面を有し、円筒形の一体的壁部材であるコップ形状部材
82内に滑動自在に載置され円錐形端部88が弁座85
からはなれるときに通路30から内部室74への流体流
を可能としている。
【0024】図4において、ソレノイド44が付勢され
ると該ソレノイドが制御弁46を取付体36から引戻し
て通路32、42の流体流を閉鎖する。制御弁46は環
状肩部94を有している。この肩部94にはワッシャ9
6が載置されている。このワッシャ96とリティナ10
0との間には戻しばね98が配置されており、制御弁4
6を取付体36の方へ制御弁の開位置の方へ偏倚してい
る。
【0025】作動時において、制御弁46が閉鎖位置に
着座すると、流体流が通路30と導管22A(図1)と
の間で阻止される。逆止弁86が開放されると、燃料が
ポンプ12から通路30A、30Bを通り導管80へと
流出する(図1)。制御弁46が上方に移動して取付体
36が弁開放位置に係合すると燃料は通路30Aを通
り、逆止弁86が閉鎖されると導管22Aへ流出する。
【0026】図1における第2ソレノイド弁装置14B
は構造がソレノイド14Aと同一であり、本体112へ
載置されたソレノイド110を有している。本体112
の一端にはナット114が載置され該ナット114は内
部通路116を有している。該通路116の一端は取付
体118及び導管120によってポンプ12へ接続され
ている。内部通路116の反対端は取付体122及び導
管124によって上述と同様にしてポンプ12へ接続さ
れている。
【0027】本体112は、一端が内部通路116へ他
端が取付体128に通じている内部通路126を有して
いる。逆止弁130が本体112から導管132への燃
料流を開閉する手段を有している。前記導管132は共
同レール16へ接続されている。燃料は燃料供給部20
から導管134を介して受入れられる。
【0028】ソレノイド110は制御弁111を移動し
て、制御弁46が通路30と導管22Aとの間の流れを
制御するように、内部通路116と導管134との間の
流体流を制御する。燃料は導管80、132から共同レ
ール16まで排出される。
【0029】図6及び図6Aを参照すると、共同レール
16は比較的平坦な金属本体150を有している。この
本体150は、中央の室152Bと、側方の室152
A、152Cと、を有している。本体150は端部壁1
54、156及び側方壁158、160によって取囲ま
れた矩形断面とを有している。端部壁154、156は
一対の入口取付具162、164を有している。入口取
付具162は導管80へ接続され、ソレノイド弁装置1
4Aから共通レールの中央の室152Bへの燃料を受入
れている。また入口取付具164はソレノイド弁装置1
4Bから導管132を介して中央の室152Bへ入る燃
料を受入れるようになっている。側方壁158は燃料排
出取付具166A〜166Fを有し、反対の側方壁16
0は別の燃料排出取付具168A〜168Fを有してい
る。
【0030】側方の室152A、152Cは横方向孔1
65A〜165Fを介して中央の室152Bへ連通して
いる。これらの孔165A〜165Fは側方の室内に一
定の圧力及び完全な圧力分布を発生し、かつ、ポンピン
グストロークや反射圧力波のために中央の室内に発生す
る圧力変動を減少する。
【0031】燃料排出取付具165、166、168の
数又は横方向孔の数はエンジンの用途によって変動す
る。例えば6シリンダエンジンの場合、共同レール16
は、6個の排出取付具と、3個の孔(図6Aのように配
列)又は6個の取付具と6個の孔(図6Bのように配
列)を有する。
【0032】燃料排出取付具166A〜166F、16
8A〜168Fの夫々は導管170のような手段によっ
て、噴出装置18により例示される電磁インジェクタに
接続されている。
【0033】各壁154は出口172を有している。取
付具174が出口開口に載置されかつ導管176によっ
て調整可能な開放弁178へ接続されている。この弁1
78は、室152A内に圧力を保持し所定の最大圧力レ
ベルを超えたとき該室152Aの圧力を解放する。
【0034】圧力変換器180もまた端部壁154に載
置されておりかつ室152C内の圧力をモニタしている
エレクトロニックコントロール(電子制御)モジュール
440へ接続されている。
【0035】図2及び3を参照すると、燃料ポンプ12
はハウジング200を有している。このハウジングには
カムシャフト202が載置されている。このカムシャフ
ト202は機械的接続具204によってエンジン206
(図3)へ接続されている。カムシャフト202は18
0°だけはなれて載置された2つの同様の突出部20
8、210を有している。ハウジングには4個の同様の
構成をしたポンプ212、214、216、218がカ
ムシャフトの回転軸周りに互いに90°だけはなれて載
置されている。ポンプ212を代表例として説明する
と、これはポンプハウジング200内の開口222内に
配置された取付フランジ220を有している。このフラ
ンジ220は内方通路230を有する取付具228と、
内方通路230に連通する内方通路260を有するプラ
ンジャ252と、を有している。タペットブッシング2
40がポンプハウジング開口222の内側端に滑動自在
に載置されている。タペットローラ244が、タペット
ブッシング240によって担持されたピン246へ回転
自在に載置されている。このローラ244はカムシャフ
ト202と回転自在に係合し、タペットブッシング24
0がカムシャフト202の位置に応じて開口222内を
移動可能となっている。
【0036】ブッシング250がタペットブッシング2
40の頂部に載置されかつばね偏倚部材270と接して
いる。このばね部材270の他端は取付フランジ220
と係合している。該ばね偏倚部材270はブッシング2
50とタペットブッシング240とをカムシャフト20
2の方へ強制しており、カムシャフトが回転するときに
2つのカム突出部208、210上をローラ244が回
動する。
【0037】ポンプ218をみると、プランジャ252
がブッシング孔245内に滑動自在に載置されておりポ
ンプ室256を形成している。このポンプ室256はカ
ムシャフト202上のタペットの位置によって膨脹収縮
する。プランジャ252はポンプ室256の方へ又はそ
こから遠くへ燃料を通すため内部通路260を有してい
る。この配置はタペットローラ244がカムシャフト突
出部208又は210の一方に乗るとタペットローラ2
44がブッシング240をプランジャ252の方へ移動
してプランジャ室256の寸法を減じ、これにより通路
230を介して高圧燃料を搬送するようになっている。
カムシャフト202が回動しタペットローラ244がい
ずれかのシャフト突出部の背側に乗ると、一端がブッシ
ング240と係合しているばね偏倚部材270がブッシ
ング240をカムシャフト202の方へ強制してポンプ
室256を拡大する。ポンプ室256が拡大すると、該
室が低圧区域を発生してプランジャ252内の通路23
0を介して室256内へ燃料を引き込む。
【0038】こうして、カムシャフト202が回転する
と、ポンプ212、216のポンプ室内に燃料を引込む
と同時にポンプ214、218のポンプ室から燃料を送
り出す。カムシャフト202が回転し続けると燃料がポ
ンプ214、218のポンプ室内に引込まれ、ポンプ2
12、216のポンプ室から送り出される。こうしてポ
ンプ要素のバランスのとれた運動をするポンプ作用を提
供しかつカムシャフト202上への曲げ応力を減少す
る。
【0039】ボールタイプチェック弁242がプランジ
ャ252の下端に近接して位置づけてあり、ポンプ室2
56内の圧力によって開閉される。ブッシング250が
燃料引込ストロークで下方に移動するとチェック弁24
2は弁座からはなれ、プランジャ252とブッシング2
50との間に生じる燃料漏れが装置内に吸収され外側ラ
インへの必要な燃料リターンが減じられる。ブッシング
のポンプストローク運動時に、室256内の圧力はチェ
ック弁を着座してプランジャ・プッシング接触面に対す
る燃料供給を閉じる。
【0040】図1において、ポンプ212、216は夫
々導管124、120によってソレノイド弁装置14B
へ接している。同様に、ポンプ214、218は夫々導
管70、68によってソレノイド弁装置14Aへ接して
いる。ポンプ212、216、214、218は、ソレ
ノイド弁組立体44、110内の制御弁46、111が
開いているか閉じているかによって燃料を共同レール1
6の方へ送給するか又は、燃料を燃料供給導管へ循環さ
せる。
【0041】ソレノイド弁組立体44、110上のソレ
ノイドは電子制御モジュール440によって付勢され又
は消勢されて制御されている。このモジュール440は
圧力変換器180によって共同レール16内の圧力をモ
ニタしている。こうして共同レール16内の圧力は電子
制御モジュール用の正しい要素をセットすることによっ
て全てのエンジン速度をプレセットできる。
【0042】図7、7A、7B、7C、7D、7Eを参
照すると、標準的電磁噴出装置18が本体300を有し
ている。この本体300は、上端にねじ止めされたナッ
ト302と、下端に取付けられている保持キャップ30
4と、を有している。該ナット302には電磁起動ソレ
ノイド306が取付けてある。このソレノイド306は
室310内に配置されたアーマチュア308を有しかつ
Oリング312によってナット302へシールされてい
る。
【0043】ソレノイド306のアーマチュア308は
細長い弁314に接続されている。この弁314は室3
16を介してナットまで伸長している。弁314は本体
300内の孔318へ滑動自在に載置されている。この
弁314は長い内部通路320を有しておりかつ横方向
通路322が室316へ連通している端部を有してい
る。この室316は次いで取付体326の通路324に
連通している(図7E参照)。
【0044】図7A及び7Bを参照すると、弁314は
環状溝328を有している。この環状溝には環状保持板
330が取付けてあり、該保持板330は当該溝の幅よ
り小さい厚みを有している。また該保持板付近にはシム
332が載置されている。
【0045】溝328及び保持板330の両端が許す限
りの範囲でのみ弁314の移動を許すことによって該弁
314の運動を調整するため保持板の厚みが使用され
る。図7Aは、弁314が最下位置にきて保持板330
と衝合している状態を示し、図7Bは、弁314が上方
位置にきて保持板330の下縁と衝合している状態を示
す。
【0046】弁314は室316内に配置された環状肩
部334を有する。該室内に戻りばね336(図7)が
載置されており、その一端がナット302と衝接してい
る。一方該ばね336の他端はばねの座335と衝合
し、該弁314を保持キャップ304の方へ偏倚するた
め肩部334に着座している。
【0047】弁314は下端付近に環状通路340を有
している。本体200は通路340に通じている内方通
路342を有している。ねじ付取付具344が本体30
0に載置されている。本体は通路342に通じる入口通
路346を有している。通路342は導管170(図
1)へ連通し、共同レール16から燃料を受入れてい
る。
【0048】本体300はまた孔318にて終っている
入口開口350を備えた搬送通路348を有している。
入口開口350の位置は、弁314が最下位置にあると
きに該開口350を通る流体が阻止されるところにあ
る。弁314は上方位置にあるときに環状通路340と
入口開口350との間の流体連結を開放する。
【0049】図7において、本体300はさらに通路3
60を有している。この通路360は通路361、36
3を介して本体300の底部を孔318へ接続してい
る。小さい室362が、弁314の下方の末端と孔31
8の底部との間に形成され、この室362は弁の運動を
もたらしかつ通路360、361、363を介し通路3
20と室370との間の流体連通をもたらす空間を提供
している。
【0050】保持キャップ304が大きい内部室370
を有している。この室370は底部開口372を有して
いる。室370には細長いスプレー先端374が設けて
あり、該先端374の下端は開口372を突抜けてい
る。またこのスプレー先端の外方端は燃料を図示してい
ないエンジンシリンダの通すための開口376を有して
いる。
【0051】スプレー先端374は細長い僅かにテーパ
がついている通路378を有している。該通路378の
下端は燃料を開口376まで通している。通路378の
上端は拡径部380を有しスプレー先端374内の通路
382へ流体接続している。拡径部380はテーパを有
しかつ円筒形孔384にて終っており、この孔384は
スプレー先端374の上端を介して伸長している。
【0052】ニードル弁386が前記通路378に載置
されている。該ニードル弁386の下端390はテーパ
を有し、スプレー先端374内のテーパ付座392へ座
しており、開口376を通る燃料流を開閉している。ニ
ードル弁386の上端は細い端部394を有している。
ばね座396が孔398を有し、該孔398がニードル
弁386の細い端部394を受入れている。ばね座39
6は室406内にて可動となっており、弁の開閉位置間
にてニードル弁386の移動を画成している。ばね座3
96は隆起した中間部400を有しニードル弁移動を制
限している。
【0053】図7、7C及び7Dを参照すると、ばねケ
ージ402が室370内に載置されている。このケージ
402は、下方の均衡(バランス)室406と上方の均
衡(バランス)室408とを分離している壁404を有
している。下方室406にあるコイルばね410の上端
は壁404に係合し、下端はばね座396に係合しばね
座396とニードル弁386とをニードル弁の閉鎖位置
の方へ強制している。上方室408内にあるコイルばね
412の下端は壁404に係合している。該上方室40
8には弁414が載置されておりかつ該弁414はばね
412の上端に係合している。弁414は円形部418
と本体300の座417に着座するテーパ付部416と
を有している。該弁414の上部は本体300内の孔4
50に係合しかつ内ねじ付部452を有している。
【0054】ピストン・ねじ手段420の下端がねじ部
419を介して弁414に係合している。この手段42
0は、弁414に対して調整高さを固定している固定ナ
ット422を有している。ピストン・ねじ手段420
は、弁がソレノイド306を付勢することによって上方
位置に持上げられたときに弁314の下端に予かじめ設
定した間隔423を維持するように調整される。ソレノ
イド306が消勢されると、弁314は、ばね336に
よって降下され、該弁314はピストン・ねじ手段42
0及び弁414を座417から着座していない弁座41
6まで下方へ押下げ、通路430、421から燃料がオ
リフィス424を介して室408、406へ流入するこ
とを可能としている。
【0055】ばねケージ402は上端が通路348に、
下端が通路382、スプレー先端374に連通している
通路430を有している。さらに該ケージ402は側方
オリフィス441を有している。このオリフィス441
は下方室406から外側ばねケージ402まで伸長し、
該ケージ402は保持キャップ304の内側に沿って室
370まで連通している。
【0056】図1を参照すると、エンジンの作動中、燃
料タンクなどの燃料供給部20からの燃料は図示してい
ない供給ポンプによって所定の圧力にてソレノイド弁装
置14A、14Bを介して電子的に制御されたポンプ1
2まで供給される。カムシャフト202が回転されると
き、ポンプ手段12の各対抗する対をなすポンプ21
2、214、216、218が各ポンプ室へ燃料を吸込
み、次いで対応するソレノイド弁装置14A又は14B
まで燃料を送り込む。
【0057】ポンプ212、214、216、218か
らの燃料はソレノイドの弁装置14A、14Bを介して
通り、ソレノイド制御弁46、111の位置に応じて燃
料供給部20へ再循環される。例えばソレノイド弁組立
体14Aがエレクトロニックコントロール(電子制御)
モジュール440からのあるパルスを有する信号により
付勢されると、ソレノイドアーマチュア44(図4)が
閉鎖位置まで制御弁46を引張り、ポンプから送られ通
路30を通る燃料は逆止弁86(図4)を開放し取付体
76を介して燃料を共同レール16の方へ通す。
【0058】次に2つのソレノイド弁装置14A、14
Bが付勢され、対抗するポンプのタイミングに関連づけ
られる。
【0059】ソレノイド弁組立体14A、14Bのソレ
ノイドが消勢されるとポンプ送り工程が終り例えばばね
98によって強制された制御弁46がテーパ付座50を
開き、燃料通路30Aが通路42内へ開放し燃料タンク
まで戻り、通路30B内の圧力降下を生じ、このためば
ね90が弁86を着座させ、ポンプからレールへの燃料
流を止める。
【0060】ソレノイド弁組立体からくる燃料は、どの
ソレノイド弁組立体がポンプモードにあるかによって取
付具162又は164のいずれかを介して共同レール中
央室152Bへ入る。燃料はエレクトロニックコントロ
ールモジュール440指令により調整された所定圧力に
て共同レール内に蓄積される。エレクトロニックコント
ロールモジュール440は圧力変換器180により共同
レール圧力をモニターし、そのプレセットインプットデ
ータによってソレノイド弁組立体に対する信号を調整し
必要な共同レール圧力を達成する。
【0061】共同レールの中央通路からの高圧燃料は横
方向ねじ付孔165A〜165Fを介して側方の室15
2A、152C内へ入る。これらの横方向孔付オリフィ
スはポンプストローク効果を制限しかつ燃料波が反射し
この側方通路全てが該側方通路に沿って一定の高圧力を
有し、対応する出口取付具を介して全ての電磁インジェ
クタに対し等しい燃料を圧力分布とをもたらしている。
図6Aに示すこの共同レールの構造はV形状に配置した
シリンダを有するディーゼルエンジンに使用される。横
方向孔付通路の数は側方燃料出口取付具の数の半分に等
しい。
【0062】図6Bは直線状シリンダ配置をディーゼル
エンジンに使用するための1つの中央通路504Bとた
だ1個の側方通路504Aとを有する共同レールを示し
ている。燃料は中央通路504Bの両側に載置された取
付具508、518を介してこのレールに入る。側方通
路504Aは一端に載置された圧力変換器506と他端
に載置された解放弁516とを有する。横方向孔付通路
512A〜512Fの数は側方燃料出口取付具の数に等
しい。
【0063】共同レール燃料出口取付具の数は、このシ
ステムが使用されるディーゼルエンジンシリンダの数に
よって変動出来る。
【0064】共同レールからの燃料は取付具344を介
してインジェクタ本体へ入っている各電磁インジェクタ
へ搬送されている。燃料流は常閉の開口350を有する
インジェクタソレノイド弁環状通路340にて停止す
る。ソレノイド306がエレクトロニックコントロール
(電子制御)モジュール440からの信号によって付勢
されると、アーマチュア308及び弁314が持上が
り、開口350、通路348、421、430、38
2、378を通る燃料流を開放する。ソレノイド弁は環
状通路340の上下両側によって圧力バランスが保たれ
ている。
【0065】加圧燃料はスプレー先端374まで下方へ
連続する。燃料圧力がニードル弁386のテーパ部分に
抗して作用する。燃料圧力はニードル弁を持上げ、スプ
レー開口手段376を介してエンジンの燃料室内に加圧
燃料を噴出させる。
【0066】ソレノイド306が付勢され弁314が持
上げられると、ピストン420が調整され、弁314の
上端に小さい間隔423を形成し、弁414を本体のテ
ーパ付座417上のテーパ付座416に着座し、燃料が
通路421、418に入るのを阻止し、ばねケージ上方
室408に入るようにする。
【0067】ソレノイド306が消勢されると噴出行程
が終り、ソレノイド弁314がばね336によって下方
へ移動され開口350を閉じる。スプレー開口376を
通る燃料は室378及び380内にて燃料圧力降下を生
じ、ばね410がニードル弁386を座392に着座し
スプレー開口376を通る燃料を閉じる(図7)。
【0068】同時にソレノイド弁314が降下すると、
ソレノイド弁の下端が間隔423を減少させて弁414
を押し開き通路421、418からの加圧燃料を室40
8へ流す。加圧燃料はオリフィス424を介して座39
6の上部の室406へ流れ、ばね410がニードル弁を
早期に閉じる助けをし、鋭い噴出端を提供している。こ
のオリフィス424はいかに大きい圧力補助が座396
の頂部に付与されるかを決定し、ニードル弁を閉じる助
けをしている。
【0069】室406内の圧力は、室406の側壁のオ
リフィス440の寸法を決めることにより所定レベルに
保持される。この余剰圧力はエンジンの要求によって次
の噴出の際のニードル弁の開放を遅らす必要がある。
【0070】本発明は図面によって詳述したがこれらは
1つの例示であり何ら限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例を示す高圧の共同レー
ル燃料噴射シルテム即ち共同噴射方式を示す図、
【図2】好ましい燃料ポンプ装置の断面図、
【図3】図2に示す好ましい燃料ポンプ装置の長手方向
断面図、
【図4】好ましいソレノイド弁装置を示す図、
【図5】図4のFig.5−Fig.5線に沿ってみた
断面図、
【図6】共同レールへ燃料を供給するための閉鎖位置に
あるソレノイド弁の拡大断面図、
【図7】タンクへ燃料を戻すバイパスのための開放位置
にあるソレノイド弁の拡大断面図、
【図8】図1の好ましい共同レールの側面図、
【図9】1つの中央通路と2つの側方通路とを有する好
ましい共同レールの横断面図、
【図10】1つの中央通路と1つの側方通路とを有する
共同レールの横断面図、
【図11】好ましい電磁噴射装置の長手方向断面図、
【図12】噴射装置ソレノイド弁による噴射燃料搬出通
路の入口開閉を示す拡大断面図、
【図13】噴射装置ソレノイド弁による噴射燃料搬出通
路の入口開閉を示す拡大断面図、
【図14】バランス室へ対する燃料通路の開閉を示す
図、
【図15】バランス室へ対する燃料通路の開閉を示す
図、
【図16】図11の線7E−7Eに沿ってみた拡大図で
ある。
【符号の説明】
10:燃料噴射装置 12:ポン
プ 14A,14B:ソレノイド弁装置 16:レー
ル 18:電磁噴出装置 20:燃料
供給部 28:本体 36:燃料
入口取付体 44:ソレノイド 46:制御
弁 48:環状溝 60:取付
体 64:第2取付体 74:内部
室 76:ねじ付取付体 82:コッ
プ形状部材 86:逆止弁 98:戻し
ばね 100:リテイナ 110:ソ
レノイド 111:制御弁 112:本
体 118、122、128:取付体 130:逆
止弁 150:金属本体 152A,
152C:側方の室 152B:中央の室 178:解
放弁 180:圧力変換器 200:ハ
ウジング 202:カムシャフト 206:エ
ンジン 212、214、216、218:ポンプ 222:開
口 244:タペットローラ 252:プ
ランジャ 256:ポンプ室 300:本
体 306:電磁起動ソレノイド 310:室 314:弁 316:室 322:横方向通路 326:取
付体 328:環状溝 330:環
状保持板 362、370:室 374:ス
プレー先端 386:ニードル弁 402:ケ
ージ 406:下方バランス室 408:上
方バランス室 420:ピストンねじ手段 424:オ
リフィス 440:電子制御モジュール 504A,
504B:通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 59/06 F02M 59/06 63/02 63/02 Z

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル燃料噴射システムにて使用す
    る高圧共同レールであって、 高圧燃料を受入れる細長い中央室と、高圧燃料を排出す
    る1つ又はそれ以上の側方室と、を有する本体と; 前記中央室を前記側方室に連結し該中央室へ入っている
    高圧燃料のポンプストローク効果及び波状反射効果を減
    少しかつこれにより前記側方室から排出される高圧燃料
    の定圧燃料分布を提供する横方向通路と、 を有している高圧共同レール。
  2. 【請求項2】 各側方室が矩形形状を有している請求項
    1の高圧共同レール。
  3. 【請求項3】 高圧燃料が第1方向から前記中央室内に
    受入れられかつ第1方向に直角をなす第2方向に1つ又
    はそれ以上の側方室から排出される請求項1の高圧共同
    レール。
  4. 【請求項4】 中央室とそのいずれか一側にある1つの
    側方室とがある請求項1の高圧共同レール。
  5. 【請求項5】 さらに、前記共同レール内の圧力をモニ
    ターしかつその内部に所望の圧力を維持するため該共同
    レール上に載置された圧力調整手段を有している請求項
    1の高圧共同レール。
  6. 【請求項6】 ディーゼルエンジン燃料噴射手段のため
    の燃料ポンプであって、 燃料源から燃料を受入れる本体と、 軸線周りに回転出来るよう本体内に支持されている回転
    自在なカムシャフトであって、第1のカム突出部とこれ
    から180°だけはなれており該カムシャフトの回転軸
    周りの環状通路内を回転する第2のカム突出部とを含む
    一対のカム突出部を有しているカムシャフトと、 カムシャフトの回転軸線に対し垂直に本体へ載置された
    少なくとも一対の往復動可能なポンプ要素であって、各
    ポンプ要素が軸線方向通路を有する細長いプランジャを
    含んでおり、かつ第1端及び第2端と、プランジャに滑
    動自在に載置された構造体と、該構造体にカムシャフト
    を接続しているタペット手段と、を含み、第1端が液体
    燃料源に接続され、構造体が軸線方向通路の第2端に拡
    張可能な室を形成しかつ該構造体とプランジャとの相対
    運動の方向によって室の体積を増減するよう可動であ
    り、該室体積が増大するとき、燃料が内部に受入れら
    れ、該室体積が減少するとき燃料がそこから排出される
    ポンプ要素と、 カムシャフトの回転に応答して高圧燃料が通る燃料噴射
    手段へポンプ要素を流体接続する手段と、 を含んで成る燃料ポンプ。
  7. 【請求項7】 カム突出部がカムシャフトの回転軸に垂
    直に配置されている請求項6の燃料ポンプ。
  8. 【請求項8】 一対のプランジャ起動ポンプ要素がカム
    シャフトの回転軸に対し垂直に配置されている請求項6
    の燃料ポンプ。
  9. 【請求項9】 燃料が液体燃料源から受入れられかつ同
    一の通路を介して該燃料噴射手段まで排出されるように
    ポンプ要素が配置されている請求項6の燃料プンプ。
  10. 【請求項10】燃料が第2の対のポンプ要素によって受
    入れられるときに燃料が第1の対のポンプ要素から、か
    つ燃料が第1の対のポンプ要素によって受入れられると
    きに燃料が第2の対のポンプ要素から交互に排出されう
    るように配置された第1及び第2の対の往復動可能ポン
    プ要素を有し、これによりこれらの第1及び第2の対の
    ポンプ要素が排出ストロークの間中カムシャフト上で均
    衡のとれたポンプ作用を提供している請求項9の燃料ポ
    ンプ。
  11. 【請求項11】さらに燃料が第1の対のポンプ要素に受
    入れられかつそこから放出され次いで第2の対のポンプ
    要素に受入れられかつそこから排出され、燃料噴射手段
    へ対して調整された搬出量の燃料を保持しているソレノ
    イド起動の弁手段を有している請求項10の燃料ポン
    プ。
  12. 【請求項12】ポンプ要素が電磁駆動されている請求項
    6の燃料ポンプ。
  13. 【請求項13】ポンプ要素が機械的に駆動されている請
    求項6の燃料ポンプ。
  14. 【請求項14】 さらに前記プランジャと本体との間の
    燃料漏れを吸収するように前記プランジャの第2端に近
    接して位置ずけられたチェック弁を有している請求項6
    の燃料ポンプ。
  15. 【請求項15】 内燃機関へ燃料を供給する電磁噴出流
    噴射装置であって、上部及び下部を有し、さらに内部通
    路手段であって高圧燃料を受入れるため該上部にある第
    1端と該通路からの高圧燃料を通すため該下部にある第
    2端とを有する該内部通路を有している噴射装置本体
    と、 高圧燃料が圧力バランスをとった環部を介して前記通路
    まで搬送されるソレノイド付勢位置と高圧燃料が前記通
    路へ通るのを環部により妨げられるソレノイド消勢位置
    との間で作動可能な該圧力バランスをとった環状部を有
    する前記通路の第1端に滑動自在に載置されたソレノイ
    ド起動の第1弁と、 前記通路の第2端を通る加圧燃料流を制御するため本体
    内を移動可能なニードル弁であって、前記ソレノイド起
    動弁が前記ソレノイド付勢位置にあるとき前記通路の第
    2端を介して加圧燃料が通る開位置の第1方向の可動で
    ありかつ前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位
    置にあるとき前記通路の第2端を介して加圧燃料が通る
    のを阻止する閉位置の方への前記と逆の第2方向へ可動
    であるニードル弁と、 前記通路と流体連通状態に該通路の第2端付近にて本体
    内に該ニードル弁のための座を形成し、該ニードル弁を
    前記第2方向へ偏倚し、かつ上方バランス室と下方バラ
    ンス室とその間にある所定寸法の第1オリフィスとを有
    しているばねケージと、 前記本体の前記下部に滑動可動に載置されており前記ソ
    レノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にあるとき
    に、前記第2方向にあるニードル弁を閉鎖位置へ偏倚す
    るため前記ばねケージ内に加圧燃料を連通して鋭利な噴
    射を得るようにする作用を行なう手段を有している圧力
    バランスをとっている調整可動な第2弁と、 前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にある
    とき前記ばねケージ内に滞留燃料圧力を維持し、これに
    より前記ソレノイド起動弁が次に前記ソレノイド付勢位
    置にきたとき前記第1位置にあるニードル弁の運動を開
    位置の方へ遅くするための手段と流体連通している前記
    下方バランス室内の所定寸法の第2オリフィスと、 を有して成る噴出流噴射装置。
  16. 【請求項16】 ディーゼルエンジンのシリンダ内へ所
    定量の高圧燃料を噴射する高圧共通レール燃料噴出装置
    であって、 燃料源からの燃料を受入れる第1本体と、 軸線周りに回転可能なように第1本体に支持されてお
    り、第1カム突出部と180°だけはなれている第2カ
    ム突出部とを有しかつカム軸の回転軸線周りの環状通路
    内を回転可能となっている一対のカム突出部とを有する
    回転可能なカムシャフトと、 該カム軸の回転軸線に垂直に第1本体内に載置されてい
    る少なくとも1対の往復動可能なポンプ要素であって各
    ポンプ要素が軸線方向通路を有する細長いプランジャを
    有しており、かつ第1端及び第2端と、軸線方向通路の
    第2端に拡張可能な室を形成するようにプランジャ上に
    滑動可能に載置された構造体であって該構造体とプラン
    ジャの相対運動の方向によって室の体積を増減するよう
    に可動となるよう前記プランジャ上に載置されている構
    造体と、該構造体へ対しカム軸を接続しているタペット
    手段と、を含み、第1端が液体燃料源へ接続されてお
    り、前記室容積が拡大するとき燃料が内部に受入れられ
    かつ室容積が減少するとき燃料がそこから排出されるよ
    うになっている少なくとも一対のポンプ要素と、 前記カムシャフトの回転に応答して加圧燃料を通すため
    共同レール手段へポンプ要素を流体連結する手段と、 第1本体から加圧燃料を受入れるような長手方向中央室
    と、加圧燃料を排出するような1つ又はそれ以上の側方
    室と、を有する第2本体を含む共同レール手段と、 加圧燃料中のポンプストローク効果及び波状反射効果を
    減じるためかつ前記側方室から排出される燃料中に一定
    の圧力及び燃料分与を提供するよう前記側方室に前記中
    央室を連結する横方向ねじ付通路と、 カムシャフトの回転に応答して加圧燃料を通すため燃料
    噴射手段へ共同レール手段を流体連結する手段と、 上部及び下部を有し、さらに内部通路手段であって高圧
    燃料を受入れるため該上部にある第1端と該通路からの
    高圧燃料を通すため該下部にある第2端とを有する該内
    部通路を有している噴射装置本体を含んでいる燃料噴射
    手段と、 高圧燃料が圧力バランスをとった環部を介して前記通路
    まで搬送されるソレノイド付勢位置と高圧燃料が前記通
    路へ通るのを環状部により妨げられるソレノイド消勢位
    置との間で作動可能な該圧力バランスをとった環状部を
    有する前記通路の第1端に滑動自在に載置されているソ
    レノイド起動の第1弁と、 前記通路の第2端を通る加圧燃料流を制御するため噴射
    装置本体内を移動可能なニードル弁であって前記ソレノ
    イド起動弁が前記ソレノイド付勢位置にあるとき前記通
    路の第2端を介して加圧燃料が通る開位置の第1方向へ
    可動でありかつ前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド
    消勢位置にあるとき前記通路の第2端を介して加圧燃料
    が通るのを阻止する閉位置の方への前記と逆の第2方向
    へ可動であるニードル弁と、 該通路の第2端付近にて噴射装置本体内に該ニードル弁
    のための座を形成し、前記通路と流体連通状態に該ニー
    ドル弁を前記第2方向へ偏倚し、かつ上方バランス室と
    下方バランス室とその間にある所定寸法の第1オリフィ
    スとを有しているばねケージと、 前記噴射装置本体の前記下部に滑動可能に載置され、前
    記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にあり前
    記ニードル弁を前記第2方向に偏倚しているばねケージ
    を閉鎖位置にもたらし鋭利な噴射を得るように加圧燃料
    を前記ばねケージ内へ連通するようにしたときに前記第
    2弁を開放するよう作動する手段を有する圧力バランス
    をとっている調整可能な第2弁と、 前記ソレノイド起動弁が前記ソレノイド消勢位置にある
    とき、前記ばねケージ内に滞留燃料圧力を維持し、これ
    により前記ソレノイド起動弁が次に前記ソレノイド付勢
    位置にきたとき前記第1位置にあるニードル弁の運動を
    開位置の方へ遅くするための手段と流体連通している前
    記下方バランス室内の所定寸法の第2オリフィスと、 を有して成る噴出流噴射装置。
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