JP2596029Y2 - 洗浄具 - Google Patents
洗浄具Info
- Publication number
- JP2596029Y2 JP2596029Y2 JP1991052692U JP5269291U JP2596029Y2 JP 2596029 Y2 JP2596029 Y2 JP 2596029Y2 JP 1991052692 U JP1991052692 U JP 1991052692U JP 5269291 U JP5269291 U JP 5269291U JP 2596029 Y2 JP2596029 Y2 JP 2596029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- bag member
- elastic foam
- bag
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は食器、身体等の洗浄に好
適な洗浄具に関する。
適な洗浄具に関する。
【０００２】
【従来の技術】摩擦力を大きくし、洗浄力を高めるため
に、スポンジを合成樹脂網材よりなる袋の中に収容した
洗浄具が先に提案されているが、このような洗浄具にお
いては、スポンジを出し入れすることができないため、
スポンジ又は袋が損耗すると、洗浄具全体が使用に耐え
なくなってしまうことが多かった。
に、スポンジを合成樹脂網材よりなる袋の中に収容した
洗浄具が先に提案されているが、このような洗浄具にお
いては、スポンジを出し入れすることができないため、
スポンジ又は袋が損耗すると、洗浄具全体が使用に耐え
なくなってしまうことが多かった。
【０００３】また、細かい繊維を使用した布製袋に、ベ
ルベットクロスファスナーを取り付けた開閉可能な舌片
よりなる蓋を設け、布製袋にスポンジを取出し可能に収
納したハンドクリーナーが実開平１−１５３１１４号公
報に開示されている。 しかし、このものは、袋の素材が
網材ではないため洗浄力が低く、袋の蓋部分にベルベッ
トクロスファスナーを取付けなければならないので製造
が面倒であり、身体を洗浄するのに用いると、ベルベッ
トクロスファスナーが肌に当たって不快感があり、しか
も、長期間使用すると、ベルベットクロスファスナーが
疲労してその係着力が低下し、スポンジが脱出しやすく
なるという欠点がある。
ルベットクロスファスナーを取り付けた開閉可能な舌片
よりなる蓋を設け、布製袋にスポンジを取出し可能に収
納したハンドクリーナーが実開平１−１５３１１４号公
報に開示されている。 しかし、このものは、袋の素材が
網材ではないため洗浄力が低く、袋の蓋部分にベルベッ
トクロスファスナーを取付けなければならないので製造
が面倒であり、身体を洗浄するのに用いると、ベルベッ
トクロスファスナーが肌に当たって不快感があり、しか
も、長期間使用すると、ベルベットクロスファスナーが
疲労してその係着力が低下し、スポンジが脱出しやすく
なるという欠点がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、製造
が容易であり、損傷あるいは汚損した弾性発泡体又は袋
部材を簡単に交換することが可能で、経済的であると共
に清潔で、洗浄力が強く、肌触りが良好で、長期間使用
しても弾性発泡体が袋部材から脱出する心配が無く、耐
用年数の長い洗浄具を提供することにある。
が容易であり、損傷あるいは汚損した弾性発泡体又は袋
部材を簡単に交換することが可能で、経済的であると共
に清潔で、洗浄力が強く、肌触りが良好で、長期間使用
しても弾性発泡体が袋部材から脱出する心配が無く、耐
用年数の長い洗浄具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の洗浄具は、上記
課題を達成するために、矩形の網材を三等分し、三等分
線に沿って内折りにして、中間部シートの上に一方の端
部シートを重ねると共に、該一方の端部シートの上に他
方の端部シートを重ね、折り畳み線に交差する両縁に沿
って縫着し、折り重ねられた各シートの折り畳み線と網
材の両自由端との間にそれぞれ開口部を形成して成る袋
部材に、該袋部材とほぼ同形の弾性発泡体を、前記開口
部を通して袋部材内内の中間部シートと一方の端部シー
トとの間に着脱自在に収納する。
課題を達成するために、矩形の網材を三等分し、三等分
線に沿って内折りにして、中間部シートの上に一方の端
部シートを重ねると共に、該一方の端部シートの上に他
方の端部シートを重ね、折り畳み線に交差する両縁に沿
って縫着し、折り重ねられた各シートの折り畳み線と網
材の両自由端との間にそれぞれ開口部を形成して成る袋
部材に、該袋部材とほぼ同形の弾性発泡体を、前記開口
部を通して袋部材内内の中間部シートと一方の端部シー
トとの間に着脱自在に収納する。
【０００６】
【作用】袋部材を構成する網材の摩擦力により洗浄力が
高まると共に、弾性発泡体が補強され、弾性発泡体又は
袋部材が損傷した場合は新しい弾性発泡体又は袋部材と
交換する。折り重ねられた一方の端部シートと中間部シ
ートの間に弾性発泡体を収納した後、その開口部を他方
の端部シートで覆って、弾性発泡体の脱出を防ぐ。
高まると共に、弾性発泡体が補強され、弾性発泡体又は
袋部材が損傷した場合は新しい弾性発泡体又は袋部材と
交換する。折り重ねられた一方の端部シートと中間部シ
ートの間に弾性発泡体を収納した後、その開口部を他方
の端部シートで覆って、弾性発泡体の脱出を防ぐ。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。洗浄具１は、合成樹脂からなる網材を素材
とする袋部材２と、該袋部材２の中に収納される弾性発
泡体３とを備える。
に説明する。洗浄具１は、合成樹脂からなる網材を素材
とする袋部材２と、該袋部材２の中に収納される弾性発
泡体３とを備える。
【０００８】袋部材２は、ナイロン、ポリエチリン等の
合成樹脂網材よりなる長方形の網シート４を、図１及び
図２に示すように、長さの三等分し、三等分線に沿って
両端部を重ねるように内折りにして三重に重ねると共
に、その折り畳み線に交差する網シート４の両縁に沿っ
て縫着し、網シート４の短辺４ａ，４ｂを自由端とし
て、折り重ねられた各シートの折り畳み線と網シート４
の短辺４ａ，４ｂとの間にそれぞれ開口部を形成し、平
面長方形の袋状に構成される。
合成樹脂網材よりなる長方形の網シート４を、図１及び
図２に示すように、長さの三等分し、三等分線に沿って
両端部を重ねるように内折りにして三重に重ねると共
に、その折り畳み線に交差する網シート４の両縁に沿っ
て縫着し、網シート４の短辺４ａ，４ｂを自由端とし
て、折り重ねられた各シートの折り畳み線と網シート４
の短辺４ａ，４ｂとの間にそれぞれ開口部を形成し、平
面長方形の袋状に構成される。
【０００９】弾性発泡体３は、連続気泡性の軟質発泡パ
ルプ材を素材とし、厚み分を見込んで袋部材２の平面形
状より一回り小さいほぼ同形の長方形の板状をなす。
ルプ材を素材とし、厚み分を見込んで袋部材２の平面形
状より一回り小さいほぼ同形の長方形の板状をなす。
【００１０】袋部材２に弾性発泡体３を収納するには、
袋部材２の短辺４ａの下から指を入れて、図４に示すよ
うに、一番上に重ねられた一方の端部シート６を裏返
し、この一方の端部シート６と、一方の端部シート６の
下面に重合されていた他方の端部シート７とが上下両表
面に露出し、一番下に重ねられていた中間部シート８が
両端部シート６、７の間に挟まれるようにする。
袋部材２の短辺４ａの下から指を入れて、図４に示すよ
うに、一番上に重ねられた一方の端部シート６を裏返
し、この一方の端部シート６と、一方の端部シート６の
下面に重合されていた他方の端部シート７とが上下両表
面に露出し、一番下に重ねられていた中間部シート８が
両端部シート６、７の間に挟まれるようにする。
【００１１】次に、一方の端部シート６と中間部シート
８との間に形成された収納部９に、図３及び図４の矢印
に示すように、短辺４ａに沿って形成される開口部１０
を通して弾性発泡体３を収納した後、短辺４ｂの下から
指を入れて他方の端部シート７を裏返し、図５及び図６
に示すように、他方の端部シート７を被せて開口部１０
を塞ぎ、中間部シート８と他方の端部シート７とを袋部
材２の表面に露出させる。
８との間に形成された収納部９に、図３及び図４の矢印
に示すように、短辺４ａに沿って形成される開口部１０
を通して弾性発泡体３を収納した後、短辺４ｂの下から
指を入れて他方の端部シート７を裏返し、図５及び図６
に示すように、他方の端部シート７を被せて開口部１０
を塞ぎ、中間部シート８と他方の端部シート７とを袋部
材２の表面に露出させる。
【００１２】このようにすると、中間部シート８の上に
一方の端部シート６が重ねられ、さらに一方の端部シー
ト６の上に他方の端部シート７が重ねられ、網シート４
の縫い代が内側に隠れて体裁が良く、開口部１０が他方
の端部シート７で覆われて中間部シート８と一方の端部
シート６との間に収納された弾性発泡体３がみだりに脱
落することもなく、開口部１０を閉じるのに紐、スライ
ドファスナー、ベルベットクロスファスナー等の固着具
を必要とせず、このような固着具や網シート４の切断端
部が肌に当たって不快感を与えることもない。
一方の端部シート６が重ねられ、さらに一方の端部シー
ト６の上に他方の端部シート７が重ねられ、網シート４
の縫い代が内側に隠れて体裁が良く、開口部１０が他方
の端部シート７で覆われて中間部シート８と一方の端部
シート６との間に収納された弾性発泡体３がみだりに脱
落することもなく、開口部１０を閉じるのに紐、スライ
ドファスナー、ベルベットクロスファスナー等の固着具
を必要とせず、このような固着具や網シート４の切断端
部が肌に当たって不快感を与えることもない。
【００１３】なお、表面に現れる他方の端部シート７
と、中間部シート８とに織り模様等を施すこともでき
る。
と、中間部シート８とに織り模様等を施すこともでき
る。
【００１４】また、弾性発泡体３又は袋部材２が古くな
った場合は、他方の端部シート７を裏返して図４に示す
状態にし、開口部１０を露出させて弾性発泡体３又は袋
部材２を交換する。
った場合は、他方の端部シート７を裏返して図４に示す
状態にし、開口部１０を露出させて弾性発泡体３又は袋
部材２を交換する。
【００１５】洗浄具の販売に際しては、複数の袋部材２
及び弾性発泡体３を１セットとし、それらを適当に組み
合わせて使用する。
及び弾性発泡体３を１セットとし、それらを適当に組み
合わせて使用する。
【００１６】
【考案の効果】本考案の洗浄具は、網シートよりなる袋
部材に弾性発泡体を着脱自在に収納したので、網シート
の摩擦力によって洗浄力が向上し、強靭な網シートによ
って弾性発泡体が補強され、耐用年数が長くなり、耐久
性の劣る弾性発泡体が損傷した時にはこれを簡単に交換
することができ、このため袋部材を長期に亘って使用す
ることが可能で、経済的である。
部材に弾性発泡体を着脱自在に収納したので、網シート
の摩擦力によって洗浄力が向上し、強靭な網シートによ
って弾性発泡体が補強され、耐用年数が長くなり、耐久
性の劣る弾性発泡体が損傷した時にはこれを簡単に交換
することができ、このため袋部材を長期に亘って使用す
ることが可能で、経済的である。
【００１７】また、材質の異なる弾性発泡体及び袋部材
を別々にすてることが出来、また処理することが出来る
ので、その処分が容易となる。さらに、網シートを折り
畳んで縁部分を縫うだけで簡単に袋部材を製造すること
ができ、ベルベットクロスファスナー等の固着具を用い
ていないため、固着具が肌に当たって不快感を与えるこ
とがないばかりか、弾性発泡体を収納した一方の端部シ
ートと中間部シートとの間の開口は他方の端部シートに
よって覆われて、弾性発泡体が袋本体から脱出する心配
がなく、袋部材が破れるまで長期間使用することができ
る。
を別々にすてることが出来、また処理することが出来る
ので、その処分が容易となる。さらに、網シートを折り
畳んで縁部分を縫うだけで簡単に袋部材を製造すること
ができ、ベルベットクロスファスナー等の固着具を用い
ていないため、固着具が肌に当たって不快感を与えるこ
とがないばかりか、弾性発泡体を収納した一方の端部シ
ートと中間部シートとの間の開口は他方の端部シートに
よって覆われて、弾性発泡体が袋本体から脱出する心配
がなく、袋部材が破れるまで長期間使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示す袋部材の斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図
【図３】弾性発泡体収納前の袋部材及び弾性発泡体の斜
視図
視図
【図４】弾性発泡体収納途中の図３のＢ−Ｂ線断面図
【図５】洗浄具の斜視図
【図６】図５のＣ−Ｃ線断面図
１ 洗浄具 ２ 袋部材 ３ 弾性発泡体 ４ 網シート ４ａ，４ｂ 短辺 ６，７ 端部シート ８ 中間部シート ９ 収納部 １０ 開口部
フロントページの続き (72)考案者 笠井 國雄 東京都目黒区青葉台１丁目15番14号 株 式会社アミーワールド 内 (56)参考文献 実開 昭63−52490（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−153114（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47K 7/02
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形の網材を三等分し、三等分線に沿っ
て内折りにして、中間部シートの上に一方の端部シート
を重ねると共に、該一方の端部シートの上に他方の端部
シートを重ね、折り畳み線に交差する両縁に沿って縫着
し、折り重ねられた各シートの折り畳み線と網材の両自
由端との間にそれぞれ開口部を形成して成る袋部材に、
該袋部材とほぼ同形の弾性発泡体を、前記開口部を通し
て前記袋部材内の中間部シートと一方の端部シートとの
間に着脱自在に収納した洗浄具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052692U JP2596029Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052692U JP2596029Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 洗浄具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529489U JPH0529489U (ja) | 1993-04-20 |
| JP2596029Y2 true JP2596029Y2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12921945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991052692U Expired - Fee Related JP2596029Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 洗浄具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010046268A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Benesse Corporation | ハンドパペット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6352490U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-08 | ||
| JPH01153114U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-23 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP1991052692U patent/JP2596029Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0529489U (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |