JP2595992Y2 - 通信式ガス検針システムの耐雷装置 - Google Patents
通信式ガス検針システムの耐雷装置Info
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- Japan
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- bypass circuit
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- ground
- metering system
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガスセンターと通信す
るガス検針システムに装備される耐雷装置に関し、特に
電源側、通信回線側及び大地側からの外来サージ侵入に
よるシステム破壊を回避できるようにした耐雷装置に関
する。
るガス検針システムに装備される耐雷装置に関し、特に
電源側、通信回線側及び大地側からの外来サージ侵入に
よるシステム破壊を回避できるようにした耐雷装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガス検針システムに設けられる耐雷装置
としては、例えば図2に示すような耐雷方式が知られて
いる。この方式によれば、ガス警報器10の回路部10
aより商用電源P側には、耐サージ用のバイパス回路1
1を構成する一対の耐サージ素子(バリスタ)12が設
けられ、その中点は接地端(これを、FG端子と呼ぶ)
13に接続されている。
としては、例えば図2に示すような耐雷方式が知られて
いる。この方式によれば、ガス警報器10の回路部10
aより商用電源P側には、耐サージ用のバイパス回路1
1を構成する一対の耐サージ素子(バリスタ)12が設
けられ、その中点は接地端(これを、FG端子と呼ぶ)
13に接続されている。
【0003】これに対し、通信回線T側に接続されるガ
ス漏れ自動通報装置20には、ガス警報器10と同様
に、回路部20aより通信回線T側に、耐サージ用のバ
イパス回路21を構成する一対のバリスタ22が設けら
れ、その中点もFG端子23に接続されている。上述し
たこれら2つのFG端子13、23は接続ラインLを介
して接続されている。
ス漏れ自動通報装置20には、ガス警報器10と同様
に、回路部20aより通信回線T側に、耐サージ用のバ
イパス回路21を構成する一対のバリスタ22が設けら
れ、その中点もFG端子23に接続されている。上述し
たこれら2つのFG端子13、23は接続ラインLを介
して接続されている。
【0004】ガスメータ30は、通常屋外においてガス
配管(図示せず)の途中に設けられており、その内部に
はマイコン、制御弁駆動回路などの回路部30aが設け
られるほかに、図示しない遮断弁やガス流量センサ、駆
動電源などを内蔵している。このガスメータ30にも、
FG端子33が設けられるが、このFG端子33とフレ
ーム30bとの間には耐サージ素子(ギャップ)32が
直列接続される。尚、このフレーム30bは接地端(こ
れをG端子と呼ぶ)34を介して直接大地に接続されて
いる。
配管(図示せず)の途中に設けられており、その内部に
はマイコン、制御弁駆動回路などの回路部30aが設け
られるほかに、図示しない遮断弁やガス流量センサ、駆
動電源などを内蔵している。このガスメータ30にも、
FG端子33が設けられるが、このFG端子33とフレ
ーム30bとの間には耐サージ素子(ギャップ)32が
直列接続される。尚、このフレーム30bは接地端(こ
れをG端子と呼ぶ)34を介して直接大地に接続されて
いる。
【0005】ガスメータ30のFG端子33は前出の接
続ラインLに接続される。これにより、通信回線T側よ
り侵入したサージ電圧は、バリスタ22によって構成さ
れるバイパス回路21及び接続ラインLを介し、バイパ
ス回路11のバリスタ12から商用電源P側に抜け、ま
た接続ラインL、ギャップ32を通って大地側へとアー
スされる。同様に、商用電源P側から侵入したサージ電
圧は、このバイパス回路構成により通信回線T側と大地
側へ通り抜け、大地側から侵入したサージ電圧もギャッ
プ32、接続ラインLを介して通信回線T側と商用電源
P側に抜け、以上のようにして各機器の回路部10a,
20a,30aが雷より防護されている。
続ラインLに接続される。これにより、通信回線T側よ
り侵入したサージ電圧は、バリスタ22によって構成さ
れるバイパス回路21及び接続ラインLを介し、バイパ
ス回路11のバリスタ12から商用電源P側に抜け、ま
た接続ラインL、ギャップ32を通って大地側へとアー
スされる。同様に、商用電源P側から侵入したサージ電
圧は、このバイパス回路構成により通信回線T側と大地
側へ通り抜け、大地側から侵入したサージ電圧もギャッ
プ32、接続ラインLを介して通信回線T側と商用電源
P側に抜け、以上のようにして各機器の回路部10a,
20a,30aが雷より防護されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述した耐雷装置は、
ガスメータ30を介する大地側へのアースも想定して、
初めからガスメータ30本体内部に耐サージ素子として
のギャップ32を設け、システムの耐サージ性能を向上
させたものである。しかしながら、現実には、商用電源
側や通信回線側へのアースのみ想定してガスメータ内部
には耐サージ素子を設けない検針システムも数多くあ
る。
ガスメータ30を介する大地側へのアースも想定して、
初めからガスメータ30本体内部に耐サージ素子として
のギャップ32を設け、システムの耐サージ性能を向上
させたものである。しかしながら、現実には、商用電源
側や通信回線側へのアースのみ想定してガスメータ内部
には耐サージ素子を設けない検針システムも数多くあ
る。
【0007】このような検針システムに対し、システム
全体の耐サージ性能を向上するべくサージ電圧を大地側
にもアースしようとして、仮にガスメータのFG端子3
3を直接大地に接地してしまうと、各機器の回路部作動
に影響のない低いノイズさえも接続ラインL、FG端子
33を介して大地側へと抜けてしまうという問題があ
る。加えて、各機器の耐電圧試験の際にも、素子に対し
印加される電圧を、設定耐電圧値まで上昇させることが
できず、試験不能となってしまう問題がある。
全体の耐サージ性能を向上するべくサージ電圧を大地側
にもアースしようとして、仮にガスメータのFG端子3
3を直接大地に接地してしまうと、各機器の回路部作動
に影響のない低いノイズさえも接続ラインL、FG端子
33を介して大地側へと抜けてしまうという問題があ
る。加えて、各機器の耐電圧試験の際にも、素子に対し
印加される電圧を、設定耐電圧値まで上昇させることが
できず、試験不能となってしまう問題がある。
【0008】本考案はかかる問題に鑑み、耐サージ素子
を内蔵しないガスメータを有する検針システムにおい
て、ガスメータを改造したり交換することなく耐サージ
性能を向上できる通信式ガス検針システムの耐雷装置を
提供することを目的とする。
を内蔵しないガスメータを有する検針システムにおい
て、ガスメータを改造したり交換することなく耐サージ
性能を向上できる通信式ガス検針システムの耐雷装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本考案によれば、耐サージ素子を内蔵しないガスメータ
を有する通信式ガス検針システムの耐雷装置であって、
電源側に接続されガス漏れを検出するガス警報器と、マ
イコンを内蔵してガス使用情報を検出するガスメータ
と、前記ガス警報器の出力端とガスメータの入出力端に
接続されこれらの情報を通信回線を介してガスセンター
に通報するガス漏れ自動通報装置と、ガス警報器の回路
部より電源側に耐サージ素子を有する第1のバイパス回
路、及び、ガス漏れ自動通報装置の回路部より通信回線
側に耐サージ素子を有する第2のバイパス回路を備え、
上記第1のバイパス回路の接地端が第2のバイパス回路
の接地側に接続されている通信式ガス検針システムにお
いて、前記ガス漏れ自動通報装置の内部に、第2のバイ
パス回路に接続された耐サージ素子を有する第3のバイ
パス通路を設け、該第3のバイパス回路の他端は前記ガ
ス漏れ自動通報装置の接地端に接続し、前記ガスメータ
のフレームに設けられた接地端を、前記第3のバイパス
回路の他端が接続される接地端に接続したことを特徴と
する通信式ガス検針システムの耐雷装置が提供される。
このとき、第3のバイパス回路の耐サージ素子の耐電圧
値は、第1のバイパス回路又は第2のバイパス回路の耐
サージ素子の耐電圧値より大きく設定すれば良い。
本考案によれば、耐サージ素子を内蔵しないガスメータ
を有する通信式ガス検針システムの耐雷装置であって、
電源側に接続されガス漏れを検出するガス警報器と、マ
イコンを内蔵してガス使用情報を検出するガスメータ
と、前記ガス警報器の出力端とガスメータの入出力端に
接続されこれらの情報を通信回線を介してガスセンター
に通報するガス漏れ自動通報装置と、ガス警報器の回路
部より電源側に耐サージ素子を有する第1のバイパス回
路、及び、ガス漏れ自動通報装置の回路部より通信回線
側に耐サージ素子を有する第2のバイパス回路を備え、
上記第1のバイパス回路の接地端が第2のバイパス回路
の接地側に接続されている通信式ガス検針システムにお
いて、前記ガス漏れ自動通報装置の内部に、第2のバイ
パス回路に接続された耐サージ素子を有する第3のバイ
パス通路を設け、該第3のバイパス回路の他端は前記ガ
ス漏れ自動通報装置の接地端に接続し、前記ガスメータ
のフレームに設けられた接地端を、前記第3のバイパス
回路の他端が接続される接地端に接続したことを特徴と
する通信式ガス検針システムの耐雷装置が提供される。
このとき、第3のバイパス回路の耐サージ素子の耐電圧
値は、第1のバイパス回路又は第2のバイパス回路の耐
サージ素子の耐電圧値より大きく設定すれば良い。
【0010】
【作用】接地端を直接大地に接地させた第3バイパス回
路を第2バイパス回路の接地端に接続したため、通信回
線側からのサージ電圧は、第2バイパス回路を通り第3
バイパス回路から大地にアースされるルートと、第2バ
イパス回路及び第1バイパス回路を介して電源側に抜け
るルートに分割される。また、電源側から侵入したサー
ジ電圧は、第1バイパス回路を通り第3バイパス回路か
ら大地にアースされるルートと、第1バイパス回路及び
第2バイパス回路を介して通信回線側に抜けるルートに
分割され、ガスメータに耐サージ素子を内蔵させなくと
も耐サージ性能を向上することができる。
路を第2バイパス回路の接地端に接続したため、通信回
線側からのサージ電圧は、第2バイパス回路を通り第3
バイパス回路から大地にアースされるルートと、第2バ
イパス回路及び第1バイパス回路を介して電源側に抜け
るルートに分割される。また、電源側から侵入したサー
ジ電圧は、第1バイパス回路を通り第3バイパス回路か
ら大地にアースされるルートと、第1バイパス回路及び
第2バイパス回路を介して通信回線側に抜けるルートに
分割され、ガスメータに耐サージ素子を内蔵させなくと
も耐サージ性能を向上することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は、本考案の一実施例による耐雷装置の電気
的構成を示すブロック図であり、図2で説明した構成要
素と同一または相当部分には同一参照番号を付してあ
る。
する。図1は、本考案の一実施例による耐雷装置の電気
的構成を示すブロック図であり、図2で説明した構成要
素と同一または相当部分には同一参照番号を付してあ
る。
【0012】ガス警報器10は、AC100Vの商用電
源P側に接続されるプラグ14と、プラグ14からの電
源ライン15にその入力端を接続したガス警報回路部1
0aを備えており、回路部10aより商用電源P側に
は、耐サージ用の第1のバイパス回路11を構成する一
対のバリスタ12が設けられ、その中点はFG端子13
に接続されている。このバリスタ12は商用電源P側か
らの侵入するサージ電圧の瞬間的な立ち上がりを平滑化
するものであって、その耐電圧値は、回路部10aの耐
電圧値より低い値に設定されており、これにより商用電
源P側から侵入したサージ電圧はバリスタ12を優先し
て流れることになる。
源P側に接続されるプラグ14と、プラグ14からの電
源ライン15にその入力端を接続したガス警報回路部1
0aを備えており、回路部10aより商用電源P側に
は、耐サージ用の第1のバイパス回路11を構成する一
対のバリスタ12が設けられ、その中点はFG端子13
に接続されている。このバリスタ12は商用電源P側か
らの侵入するサージ電圧の瞬間的な立ち上がりを平滑化
するものであって、その耐電圧値は、回路部10aの耐
電圧値より低い値に設定されており、これにより商用電
源P側から侵入したサージ電圧はバリスタ12を優先し
て流れることになる。
【0013】ガスメータ30は、その内部にマイコン、
遮断弁駆動回路などの回路部30aや、図示しない遮断
弁やガス流量センサ、駆動電源を内蔵しており、後述す
るガス漏れ自動通報装置20との間で時々刻々との変化
するデータの授受を行うため、回路部30aの入出力端
はガス漏れ自動通報装置20の回路部20aの入出力端
に接続される。尚、このガスメータ30のフレーム(ボ
ディ)30bは、大地側に接地される。
遮断弁駆動回路などの回路部30aや、図示しない遮断
弁やガス流量センサ、駆動電源を内蔵しており、後述す
るガス漏れ自動通報装置20との間で時々刻々との変化
するデータの授受を行うため、回路部30aの入出力端
はガス漏れ自動通報装置20の回路部20aの入出力端
に接続される。尚、このガスメータ30のフレーム(ボ
ディ)30bは、大地側に接地される。
【0014】ガス漏れ自動通報装置20は、ガス警報器
10と同様に、回路部20aより通信回線T側に、耐サ
ージ用の第2バイパス回路21を構成する一対のバリス
タ22が設けられ、その中点もFG端子23に接続され
ている。上述した第1バイパス回路11と第2バイパス
回路21は、双方のFG端子13、23同士をラインL
で電気的に接続することで相互接続されている。バリス
タ22の耐電圧値は、バリスタ12と同様に、回路部2
0aの耐電圧値より低い値に設定されており、これによ
り通信回線T側から侵入したサージ電圧は回路部20a
よりもバリスタ22を優先して流れる。
10と同様に、回路部20aより通信回線T側に、耐サ
ージ用の第2バイパス回路21を構成する一対のバリス
タ22が設けられ、その中点もFG端子23に接続され
ている。上述した第1バイパス回路11と第2バイパス
回路21は、双方のFG端子13、23同士をラインL
で電気的に接続することで相互接続されている。バリス
タ22の耐電圧値は、バリスタ12と同様に、回路部2
0aの耐電圧値より低い値に設定されており、これによ
り通信回線T側から侵入したサージ電圧は回路部20a
よりもバリスタ22を優先して流れる。
【0015】以上のように構成される検針システムにお
いて、本実施例によれば、ガス漏れ自動通報装置20に
は、直接大地に接地できるG端子24が設けられ、ガス
メータ30のフレーム30bに設けられたG端子34と
接続される。更に、ガス漏れ自動通報装置20の内部に
おいて、前出のFG端子23とG端子24の間には、耐
サージ用の第3のバイパス回路35を構成するギャップ
36が接続される。このギャップ36の耐電圧は、シス
テムに影響のない低サージ電圧の大地側への抜けを防止
するため、また各機器の耐電圧試験を可能にするため、
バリスタ12、22以上の耐電圧値を以て設定される
[設定例;バリスタ12(270V)、バリスタ22
(390V)、ギャップ36(1KV)]。
いて、本実施例によれば、ガス漏れ自動通報装置20に
は、直接大地に接地できるG端子24が設けられ、ガス
メータ30のフレーム30bに設けられたG端子34と
接続される。更に、ガス漏れ自動通報装置20の内部に
おいて、前出のFG端子23とG端子24の間には、耐
サージ用の第3のバイパス回路35を構成するギャップ
36が接続される。このギャップ36の耐電圧は、シス
テムに影響のない低サージ電圧の大地側への抜けを防止
するため、また各機器の耐電圧試験を可能にするため、
バリスタ12、22以上の耐電圧値を以て設定される
[設定例;バリスタ12(270V)、バリスタ22
(390V)、ギャップ36(1KV)]。
【0016】ガス漏れ自動通報装置20にギャップ36
を設けた本システムの耐サージ電圧作動を説明する。
を設けた本システムの耐サージ電圧作動を説明する。
【0017】通信回線T側からサージ電圧が侵入した場
合、そのサージ電圧は回路部20aの前段に設けられた
バリスタ22によってFG端子23に導かれ、ここから
ラインLを通って一方は第1バイパス回路部11のバリ
スタ12に導かれ、商用電源P側へとバイパスされる。
また、これに加えて、FG端子23に導かれたサージ電
圧は、第3バイパス回路35のギャップ36、G端子2
4、34を介して大地側へとアースされることになる。
合、そのサージ電圧は回路部20aの前段に設けられた
バリスタ22によってFG端子23に導かれ、ここから
ラインLを通って一方は第1バイパス回路部11のバリ
スタ12に導かれ、商用電源P側へとバイパスされる。
また、これに加えて、FG端子23に導かれたサージ電
圧は、第3バイパス回路35のギャップ36、G端子2
4、34を介して大地側へとアースされることになる。
【0018】これに対し、商用電源P側からサージ電圧
が侵入した場合、そのサージ電圧はガス警報器10の回
路部10aの前段に設けられたバリスタ12によってF
G端子13に導かれ、ここからラインLを通ってガス漏
れ自動通報装置20のFG端子23に導かれる。そし
て、このFG端子23から一方は第2バイパス回路部2
1のバリスタ22に導かれ最終的には通信回線T側へと
バイパスされ、他方は、第3バイパス回路35のギャッ
プ36、G端子24、34を介して大地側へとアースさ
れることになる。
が侵入した場合、そのサージ電圧はガス警報器10の回
路部10aの前段に設けられたバリスタ12によってF
G端子13に導かれ、ここからラインLを通ってガス漏
れ自動通報装置20のFG端子23に導かれる。そし
て、このFG端子23から一方は第2バイパス回路部2
1のバリスタ22に導かれ最終的には通信回線T側へと
バイパスされ、他方は、第3バイパス回路35のギャッ
プ36、G端子24、34を介して大地側へとアースさ
れることになる。
【0019】尚、大地側からのサージ電圧侵入に対して
は、サージ電圧はガスメータ30のG端子34、及びガ
ス漏れ自動通報装置20のG端子24、FG端子23を
通って、一方はバリスタ12を介し商用電源P側へバイ
パスされ、他方はバリスタ22を介し通信回線T側へバ
イパスされる。
は、サージ電圧はガスメータ30のG端子34、及びガ
ス漏れ自動通報装置20のG端子24、FG端子23を
通って、一方はバリスタ12を介し商用電源P側へバイ
パスされ、他方はバリスタ22を介し通信回線T側へバ
イパスされる。
【0020】以上説明したように本実施例によれば、ガ
ス漏れ自動通報装置20内に、新たに、G端子24とこ
れに連携するギャップ36を設けたため、アース接地さ
れるガスメータ30内に耐サージ素子を設けるガス検針
システムと同様なサージ電圧バイパスルートを提供する
ことができ、ガスメータ30を改造したり交換しなくと
も耐サージ性能を向上することができる。
ス漏れ自動通報装置20内に、新たに、G端子24とこ
れに連携するギャップ36を設けたため、アース接地さ
れるガスメータ30内に耐サージ素子を設けるガス検針
システムと同様なサージ電圧バイパスルートを提供する
ことができ、ガスメータ30を改造したり交換しなくと
も耐サージ性能を向上することができる。
【0021】尚、図示した実施例ではG端子24はガス
メータ30のG端子34を介して大地に接地されている
が、当然ながらG端子24を直接大地に接地しても良
い。
メータ30のG端子34を介して大地に接地されている
が、当然ながらG端子24を直接大地に接地しても良
い。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ガス漏れ自動通報装置に、接地端を直接大地に接地させ
た第3バイパス回路を付加したため、ガスメータに耐サ
ージ素子を内蔵させなくとも耐サージ性能を向上するこ
とができる。
ガス漏れ自動通報装置に、接地端を直接大地に接地させ
た第3バイパス回路を付加したため、ガスメータに耐サ
ージ素子を内蔵させなくとも耐サージ性能を向上するこ
とができる。
【図1】本考案の一実施例による耐雷装置の電気的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来の耐雷装置の電気的構成を示すブロック図
である。
である。
10 ガス警報器 10a,20a 回路部 11 第1バイパス回路 12,22 バリスタ 13,23 FG端子(接地端) 24,34 G端子(接地端) 20 ガス漏れ自動通報装置 21 第2バイパス回路 30 ガスメータ 35 第3バイパス回路 36 ギャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 耐サージ素子を内蔵しないガスメータを
有する通信式ガス検針システムの耐雷装置であって、電
源側に接続されガス漏れを検出するガス警報器と、マイ
コンを内蔵してガス使用情報を検出するガスメータと、
前記ガス警報器の出力端とガスメータの入出力端に接続
されこれらの情報を通信回線を介してガスセンターに通
報するガス漏れ自動通報装置と、ガス警報器の回路部よ
り電源側に耐サージ素子を有する第1のバイパス回路、
及び、ガス漏れ自動通報装置の回路部より通信回線側に
耐サージ素子を有する第2のバイパス回路を備え、上記
第1のバイパス回路の接地端が第2のバイパス回路の接
地側に接続されている通信式ガス検針システムにおい
て、 前記 ガス漏れ自動通報装置の内部に、第2のバイパス回
路に接続された耐サージ素子を有する第3のバイパス通
路を設け、該第3のバイパス回路の他端は前記ガス漏れ
自動通報装置の接地端に接続し、 前記ガスメータのフレームに設けられた接地端を、前記
第3のバイパス回路の他端が接続される接地端に接続し
た ことを特徴とする通信式ガス検針システムの耐雷装
置。 - 【請求項2】 第3のバイパス回路の耐サージ素子の耐
電圧値は、第1のバイパス回路又は第2のバイパス回路
の耐サージ素子の耐電圧値より大きく設定されることを
特徴とする請求項1に記載の通信式ガス検針システムの
耐雷装置。 - 【請求項3】 前記第3のバイパス回路の接地端が大地
に接地されていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の通信式ガス検針システムの耐雷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043763U JP2595992Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信式ガス検針システムの耐雷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043763U JP2595992Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信式ガス検針システムの耐雷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714748U JPH0714748U (ja) | 1995-03-10 |
JP2595992Y2 true JP2595992Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12672803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993043763U Expired - Fee Related JP2595992Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信式ガス検針システムの耐雷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595992Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP1993043763U patent/JP2595992Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714748U (ja) | 1995-03-10 |
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