JP2595832Y2 - 道路標識清掃装置 - Google Patents

道路標識清掃装置

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JP2595832Y2
JP2595832Y2 JP1993068954U JP6895493U JP2595832Y2 JP 2595832 Y2 JP2595832 Y2 JP 2595832Y2 JP 1993068954 U JP1993068954 U JP 1993068954U JP 6895493 U JP6895493 U JP 6895493U JP 2595832 Y2 JP2595832 Y2 JP 2595832Y2
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JP
Japan
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sign
plate
cleaning
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parallel
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JP1993068954U
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JPH0734024U (ja
Inventor
泰助 佐藤
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Informex Inc
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  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は道路標識の標示板前面を
自走しながら回転することにより、該標示板前面を清掃
する道路標識清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路標識は年1回清掃が行われるが、
現在、この清掃を行う方法としては、高速道路を車線規
制し表示板の下に高所作業車を停止させ、バケットに人
が乗り人手によって清掃を行っているため、より安全な
機械式の清掃装置が望まれていた。
【0003】そこで、特公平1−49845号公報に開
示されるような機械式の清掃装置の提案がある。この提
案は、トラックの荷台にパンタグラフを設け、このパン
タグラフ上のドラムブラシを径方向に移動および回転さ
せるようにし、このドラムブラシを回転させながら標示
板に沿って上下動および前後動させて清掃を行うもので
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ドラムブラ
シは上下動と前後動のみしか行わないため、ドラムブラ
シが標示板に対して平行となるように車両を停止し、下
向きに約3度傾斜して取付けられる標示面(標示板前
面)を均等な圧力で清掃することが困難であり、ドラム
ブラシが偏って標示面に当接して標示面を傷つける恐れ
があった。
【0005】また、装置全体が大掛かりな駆動機構とな
るため、一台当たりの製造コストが高くなると共に現場
まで移動し、視線規制をして清掃を行わなければならな
いため作業時間が掛かる外、車線規制による交通渋滞を
招くといった問題があった。さらに、標示面が最も汚れ
ている冬季においては、路面状態が悪いために車線規制
が行えず標示面の認識性低下に一層拍車がかかるといっ
た問題もあった。
【0006】本考案は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、標示板に平行に移動
する簡単な機構の清掃装置によって、何時でも簡単に清
掃が行えると共に遠隔操作によっても行うことができる
道路標識清掃装置を提供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の道路標識清掃装
置は前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、標示板と、該標示板と平行に配置固定されたガイド
レールと、該ガイドレールに案内されて前記標示板の前
面と平行に移動する走行装置と、該走行装置によって前
記標示板の前面を移動し、かつ、駆動機構によって回転
しながら移動する乾式清掃用ブラシとで構成したもので
あり、また、前記走行装置が前記標示板の端部に移動し
た位置において、前記清掃用ブラシと共に格納する格納
箱を前記標示板の端部に取付けることが望ましい。
【0008】
【作用】本考案の道路標識清掃装置は前記した如く構成
したので、走行用モータを駆動することにより、ブラシ
が標示板の前面を平行移動し、標示板の前面を清掃する
ことができ、また、清掃時以外は格納箱内に収納してお
くことができるものでる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る道路標識清掃装置を図面
と共に説明する。1は高速道路の路肩部分に立設した支
柱にして、上方に2本の梁2が水平方向に取付けられて
いる。そして、この梁2には前方に約3度前傾して標示
板3が固定されている。なお、以上の構成は従来におけ
る道路標識と同じ構造である。
【0010】4は前記梁2間の3個所に取付けられた取
付杆にして、梁2の上下に突出した上下端にガイドレー
ル5が取付けられている。そして、このガイドレール5
は前記標示板3の左右端より突出しており、それぞれの
先端にはストッパ5aが取付けられている。
【0011】6は前記上下のガイドレール5に跨がって
走行自在に取付けられた走行装置にして、枠体6aの上
下に前記各ガイドレール5にガイドされる車輪6b、6
b′が各一対取付けられている。そして、車輪6bには
枠体6a上に固定された走行用モータ6cの出力軸との
間でベルト6dが巻回されている。なお、6eはベルト
6dの張り具合を調整するためのテンションプーリであ
る。
【0012】また、前記枠体6aにはポリウレタンフォ
ームからなるドラムブラシ6fが前記標示板3の前面標
示面に接触するように取付けられ、枠体6aより突出す
る軸には傘歯車6gが取付けられている。そして、この
傘歯車6gには枠体6a上に固定された回転用モータ6
hの出力軸に取付けられた傘歯車6iと噛合されてい
る。なお、走行装置6の全前には、「清掃中」との反射
文字が記載された看板6jが取付けられている。
【0013】而して、走行用モータ6cが回転するとベ
ルト6dを介して車輪6bが回転し、走行装置6はガイ
ドレール5に沿って、すなわち、標示板3と平行に移動
する。一方、回転用モータ6hが回転すると傘歯車6
i,6gを介してドラムブラシ6fが回転するので、走
行装置6の移動にともなって標示板3の標示面を清掃す
るものである。
【0014】7は前記支柱1の前記梁2との接続部分に
取付けられた格納箱にして、前記した走行装置6が終端
(梁2の基端側)に移動した位置において収納される。
そして、この格納箱7の開口部7aには、一端が格納箱
7に対して回転自在に取付けられた平行板8a,8b
と、該平行板8a,8b間を斜めに接続する連結杆8c
とからなる扉8が取付けられている(図2参照)。
【0015】この扉8は走行装置6が格納箱7内に位置
するときには、図2の実線のように格納箱7の開口部7
aを平行板8aによって塞いでいるが、走行装置6が前
記走行用モータ6cによって移動(図2において上方)
すると、走行装置6が平行板8aを倒す方向に押され、
開口部7aを開放するようになる。そして、走行装置6
が通過できる程度まで平行板8aが開かれると(図2の
仮想線)、走行装置6は格納箱7より外側に出て、前記
した標示面の清掃を行う。なお、平行板8aの回動と共
に連結杆8cを介して平行板8bも倒される。
【0016】また、走行装置6による清掃が終わって格
納箱7に戻ると、走行装置6は平行板8bに当接して、
これを起立方向に回動させるので、連結杆8cを介して
平行板8aも起立方向に回動される。そして、枠体6a
が完全に格納箱7内に収納された状態においては、平行
板8aは開口部7aを塞いだ状態(図2の実線)にな
る。
【0017】次に、前記した構成において全体の動作説
明を行う。この道路標識清掃装置は走行用モータ6cを
駆動することにより、ドラムブラシ6fが標示板3の前
面を平行移動し、また、回転用モータ6hを駆動するこ
とによりドラムブラシ6fが回転するので、標示板3の
前面を清掃することができる。また、清掃時以外は格納
箱7内に収納されているので、機械部分の保護とドラム
ブラシ6fの汚れを防止できるものである。
【0018】
【0019】さらに、格納箱7に太陽電池と充電器を設
けて外部電源を利用しないようにしてもよく、かつ、リ
モコン受信機を備えて車内からの遠隔操作や中央制御室
からの指令によって行うようにしてもよい。さらに、ま
た、雨センサを配置して降雨検知による自動制御によっ
て清掃を行うようにしてもよい。この場合、雨が清掃時
の水としての役目をなすことになる。その他、格納箱7
内にブラシ清掃装置を配置するなど種々の付属品を設け
ることができるものである。なお、格納箱7は完全に閉
じられた構造(箱体)とする必要はない。
【0020】
【考案の効果】本考案は前記したように、標示板の表面
を回転しながら移動するポリウレタンフォーム等の乾式
ブラシを用いたことにより、ブラシは標示面に対して加
圧力が一定となって標示面を傷めることがないと共に、
標示面全体に対して均一に当接するので、拭きムラが生
じることがなく標示面全体を綺麗に清掃することができ
る。 さらに、不使用時にはブラシを標示板の端部に取
付けられた格納箱内に収容しておくことができるので、
ブラシを回転させるための機構部分の保護が図れると共
に、ブラシを大気汚染による汚れから守ることができる
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る道路標識清掃装置の正面図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】走行部分とブラシ回転部分の拡大側面図であ
る。
【図5】走行部分の拡大正面図である。
【符号の説明】
3 標示板 5 ガイドレール 6 走行装置 6f ブラシ 7 格納箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 9/00 E01H 1/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標示板と、該標示板と平行に配置固定さ
    れたガイドレールと、該ガイドレールに案内されて前記
    標示板の前面と平行に移動する走行装置と、該走行装置
    によって前記標示板の前面を移動し、かつ、駆動機構に
    よって回転しながら移動する乾式清掃用ブラシとで構成
    したことを特徴とする道路標識清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記走行装置が前記標示板の端部に移動
    した位置において、前記清掃用ブラシと共に格納する格
    納箱を前記標示板の端部に取付けたことを特徴とする請
    求項1記載の道路標識清掃装置。
JP1993068954U 1993-11-30 1993-11-30 道路標識清掃装置 Expired - Lifetime JP2595832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068954U JP2595832Y2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 道路標識清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068954U JP2595832Y2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 道路標識清掃装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0734024U JPH0734024U (ja) 1995-06-23
JP2595832Y2 true JP2595832Y2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=13388580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993068954U Expired - Lifetime JP2595832Y2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 道路標識清掃装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134415U (ja) * 1982-02-27 1983-09-09 株式会社東栄製作所 道路用反射柱
JPS60230412A (ja) * 1984-04-28 1985-11-15 日本道路興業株式会社 表示板自動清掃装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0734024U (ja) 1995-06-23

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