JP2595762Y2 - 腰痛治療器具 - Google Patents

腰痛治療器具

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JP2595762Y2
JP2595762Y2 JP1992091013U JP9101392U JP2595762Y2 JP 2595762 Y2 JP2595762 Y2 JP 2595762Y2 JP 1992091013 U JP1992091013 U JP 1992091013U JP 9101392 U JP9101392 U JP 9101392U JP 2595762 Y2 JP2595762 Y2 JP 2595762Y2
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智昭 千葉
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、腰痛治療器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】腰痛の原因は、一般的に、腹筋、背柱起
立筋、大腰筋等の筋力の低下、萎縮、背骨のずれ、背柱
の曲がり、背骨と背骨の間の軟骨(椎間板)の薄化・硬
化による神経圧迫等が原因と言われている。腰痛の物理
学的療法は、現在のところ牽引の外にはほとんどないと
言っても過言ではない。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】両方の膝を立て左右
にゆっくりと倒すストレッチ運動が、腰痛の予防と治療
に有効であることが知られている。しかし、このストレ
ッチ運動を自分で行うと、無理な力が入り身体の筋肉が
緊張してリラックスできない。このため、筋肉が十分に
ほぐれないため、ストレッチ効果が少ないという問題が
あった。足を水平方向に動かすいわゆる金魚運動器械が
あるが、腰痛の予防及び治療には有効でなかった。
【0004】そこで、この考案は、無理な力が入ること
なく腰のストレッチを誰でも行うことができる腰痛治療
器具を提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】この目的は、膝部を添え
る1対の添え部材であって、使用者の体に対し少なくと
も横方向に可動なものと、添え部材の各々を、使用者の
体に対し横方向に同期して倒す駆動機構とからなる、本
考案による腰痛治療器具によって達成される。
【0006】添え部材が、駆動機構の働きにより横方向
に倒れる角度は、調節可能であることが好ましい。さら
に、添え部材が、駆動機構の働きにより横方向に倒れる
速さは、調節可能であることが好ましい。
【0007】
【作用】この考案による腰痛治療器具によれば、患者
が、この治療器具に仰向きに寝て、膝を添え部材に添え
るように膝を起て、添え部材を駆動機構で10分間程度
にわたって患者の身体に対し横方向に交互に同期して、
すなわち添え部材の各々を左右同一方向に同期して倒す
と、萎縮した腰の筋肉が伸びる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の好ましい1実施例について、
添付図面を参照しながら説明する。
【0009】図1に示した実施例において、ベッド10
の上部に、枕11が、患者がベッドに寝た場合に頭部が
くる位置に、また、患者の足がくる位置に足置き板12
が設けられる。この足置き板は、起てた膝が伸びないよ
うにするためのものである。枕11と足置き板12の間
には、足置き板寄りに、添え部材14が、ベッド上方に
向かって2本設けられる。この添え部材14の形状は、
図示のプレート状に限定されない。添え部材は、ベッド
下方に設けた駆動機構(図示せず)に接続される。
【0010】駆動機構は、例えば、ベッド下の中央に設
けたモータからの出力を歯車装置を用いて添え部材14
を左右に揺動させる構造など、2個の物体を同期して左
右に揺動するために用いる公知の機構を利用をできる。
この駆動機構により、添え部材14の各々をベッド10
の長さ方向に対し幅方向両側に同期して、すわわち、両
添え部材を例えばまず右方向に次いで左方向に倒す。な
お、図2では、図面を簡略にするため、患者の両腕は、
省略し、体を棒線で表わしてある。
【0011】ベッド10には、患者の臀部がくる位置
に、凹部を形成し患者の臀部の一部を収容することによ
り、患者の身体が治療中ずれ難くするとよい。
【0012】また、足置き板12は、ベッド10の長さ
方向、上下方向に移動自在に構成すると、膝の角度を調
整し易くなる。
【0013】このように構成される、本考案による治療
器具の使用法を説明する。
【0014】患者は、ベッド10の上に横たわる。膝を
添え部材14に添え足を足置き板12に置いて、上半身
を寝せた状態で膝を起てる(図1および2参照)。つい
で、駆動装置を作動させ、添え部材14を患者の身体に
対し横方向に交互に患者の脚がベッド面と平行になるま
で倒す(図3参照)。このとき、添え部材14の各々
は、駆動装置により同一方向に同期して倒される。添え
部材14が左右に倒れることにより、これらに添えた膝
が添え部材と一緒左右に捩れ、腰も左右に捩れる。添え
部材14の左右方向への倒れは、一分間に左右に20−
40往復程度とするのが好ましい。
【0015】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば、
起てた膝が駆動機構によって患者の身体に対し横方向に
交互に倒れるので、萎縮した腰の筋肉が伸び、固まった
骨格を緩められて、腰が正常な状態に戻る。また、腰に
捩れ運動が与えられることにより、腰骨(腰椎)の間の
薄化した軟骨(椎間板)は、栄養が良くなって厚みが加
わり、神経圧迫が取れる。本考案による腰痛治療器具
は、無理な力、姿勢が加わらないので、事故の心配なく
誰でも容易に使用できる。また、患者は、左右方向への
往復運動を自力で行なう必要がないので、疲労しなくて
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による腰痛治療器具の正面図である。
【図2】本考案による腰痛治療器具の側面図である。
【図3】本考案による腰痛治療器具を使用中の状態を示
す、図2の3−3における断面図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 枕 12 足置き板 13 支持体 14 添え部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膝部に添える1対の添え部材(14)で
    あって、使用者の体に対し少なくとも横方向に可動なも
    のと、添え部材(14)の各々を、使用者の体に対し横
    方向に同期して倒す駆動機構とからなる腰痛治療器具。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記添え部材
    (14)が前記駆動機構の働きにより横方向に倒れる角
    度は、調節可能である腰痛治療器具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかの記載にお
    いて、前記添え部材(14)が前記駆動機構の働きによ
    り横方向に倒れる速さは、調節可能である腰痛治療器
    具。
JP1992091013U 1992-12-14 1992-12-14 腰痛治療器具 Expired - Lifetime JP2595762Y2 (ja)

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JPH0648650U JPH0648650U (ja) 1994-07-05
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CA2827400A1 (en) * 2011-02-15 2012-08-23 Jeffrey M. Leismer Vibration unit for musculoskeletal vibration system for jointed limbs
RS59285B1 (sr) * 2014-03-20 2019-10-31 Stayble Therapeutics Ab Kompozicija za upotrebu u lečenju bola povezanog sa intervertebralnim diskom

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JPH0648650U (ja) 1994-07-05

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