JP2595608B2 - 磁気記録テープ再生装置のテープ方向切換装置 - Google Patents

磁気記録テープ再生装置のテープ方向切換装置

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JP2595608B2
JP2595608B2 JP63012920A JP1292088A JP2595608B2 JP 2595608 B2 JP2595608 B2 JP 2595608B2 JP 63012920 A JP63012920 A JP 63012920A JP 1292088 A JP1292088 A JP 1292088A JP 2595608 B2 JP2595608 B2 JP 2595608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録テープ再生装置におけるテープの
再生方向を切換え、また速送り方向を切換える装置に関
するものである。
従来の技術 通常、磁気記録テープ再生装置では、テープの再生方
向、速送り方向を切換える装置が備えられている。この
ような磁気テープ再生装置は、例えば特開昭61−123040
号公報に開示されている。
従来の磁気記録テープ再生装置で、再生方向、速送り
方向の切換は、再生のための駆動伝達手段や速送りのた
めの駆動伝達手段であるギアをソレノイドの駆動力によ
り移動させ、ギアの噛み合いを変換させることにより方
向の切換えをしていた。またその切換を駆動力にして磁
気ヘッドを進退させたり、テープを巻取るために挾むピ
ンチローラを進退させたりしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の磁気記録テープ再生装置では、ギア
をソレノイドの駆動力により移動させるため、噛合いが
衝撃的になり、故障しやすかった。また多数のソレノイ
ドやその他の部品を必要としたりするという問題があっ
た。
本発明は、上記した従来の磁気記録テープ再生装置を
改良するためになされたもので、部品点数を節約でき、
各部品の長寿命化が図れる磁気記録テープ再生装置のテ
ープ方向切換装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明を適用した磁気記
録テープ再生装置のテープ方向切換装置を説明する。
テープ方向切換装置は、モータで駆動されるカム部材
にストッパと複数のカム面を設けてある。ストッパがソ
レノイドと掛合している。カム面の一と係合するテープ
の再生方向切換部材は正方向再生駆動伝達手段と逆方向
再生駆動伝達手段とに係脱可能に配設される。カム面の
前記とは別な一と係合するテープの速送り方向切換部材
は正方向速送り駆動伝達手段と逆方向送り駆動伝達手段
とに係脱可能に配置される。
作用 本発明によれば、ソレノイドの吸引でストッパが開放
されてカム部材が駆動され、カム面に従動して再生方向
切換部材が正方向再生駆動手段と逆方向再生駆動手段の
いずれか一方に係合し、ソレノイドがさらに長時間吸引
されると、上記とは別のカム面に従動して速送り方向切
換部材が、現在のテープ再生方向に応じて正方向速送り
駆動伝達手段または逆方向速送り駆動伝達手段のいずれ
か一方に係合する。
実施例 以下、本発明のテープ方向切換装置を備えた磁気記録
テープ再生装置のテープの実施例を詳細に説明する。こ
の実施例の装置は、基本モードとして再生動作モード
(A面PLAY、B面PLAY)、速送り動作モード(A面F
F、B面FF)、装填動作モード(LOAD)、排出動作
モード(EJECT)、待機モード、切換モードを有し
ている。これらの基本モードが選択され、組み合わされ
ることにより種々の機能を有する装置となっている。
ここにいう再生動作モードとは通常の速さでテープ
が走行して磁気ヘッドが信号を拾っているモードであ
る。テープの走行方向によりA面再生動作モード(A面
PLAY)とB面再生動作モード(B面PLAY)がある。速
送り動作モードとは通常よりも高速でテープが巻取られ
磁気ヘッドが若干後退するものゝ、僅かながら信号を拾
っているモードで、やはりテープの走行方向によりA面
速送り動作モード(A面FF)とB面速送り動作モード
(B面FF)がある。なお巻戻し動作モード(REW)とい
う場合には、速送り動作モードと動作は同じであるがテ
ープの走行方向が逆の場合をいう。すなわちA面巻戻し
動作モード(A面REW)はB面速送り動作モード(B面F
F)、B面巻戻し動作モード(B面REW)はA面速送り動
作モード(A面FF)に他ならない。装填動作モードと
は装置外部からテープパックを搬送して再生定位置に装
填することに加え、テープの巻取り機構や磁気ヘッドの
位置を再生動作モードにまで進出させることをいう。
排出動作モードとは装填動作モードの逆の動作である。
すなわちテープの巻取り機構や磁気ヘッド等を再生動作
モードから待機モードに後退させ、再生定位置からテー
プパックを装置外部へ搬送することをいう。待機モー
ドとはテープパックが挿入されていない状態や中止(PA
USE)の状態であり、テープの走行が停止し、磁気ヘッ
ドが後退しているモードである。切換モードとは上記
の各モードの切換えである。
第1図は本発明を適用する磁気記録テープ再生装置実
施例のデッキ部全体の斜視図で、テープパック1を装填
する前の状態、すなわち待機モードのときを示してい
る。第2図も同じ状態ではあるが、第1図の方向から上
下軸(Z−Z′)で時計回り90゜回転した全体図であ
る。第3図はテープパック1を装填し、再生動作モード
のときを第1図と同一方向から示した全体図である。第
4図は第2図と同一方向の分解図、第5図は第1図と同
一方向の要部分解図、第6図、第7図は第1図と同一方
向の要部分解図、第8図、第9図は第1図の上下軸で反
時計回り90゜回転し下方から視た要部分解図、第10図、
第11図は第2図と同一方向の要部分解図である。X−
X′、Y−Y′、Z−Z′軸は各図の方向を示してい
る。また第12図は回路構成全体の概略を示すブロック図
である。
これらの図面に示した実施例の装置は、各動作を装填
用モータM1、リール駆動用モータM2およびソレノイドS
を駆動源とし、また各動作を検出するためのセンサを備
えている。構成の説明の便宜のため、主として装填用モ
ータM1により駆動される各部、主としてリール駆動用モ
ータM2により駆動される各部、主としてソレノイドSに
より駆動される各部、センサとその周辺の各部および回
路全体の概略に分けて順に説明する。
《主として装填用モータM1より駆動される各部の構成》 第1図、第2図に示すように、本体シャーシ2には第
1案内板5、第2案内板6およびリール軸シャーシ50が
取付けられ、リール軸シャーシ50に装填用モータM1が取
付けられている。モータM1とテープホルド3およびキャ
リッジ4に係合した可動板16とは駆動伝達手段8により
連結されている。第1案内板5と第2案内板6にはキャ
リッジ4が係合している。そのためキャリッジ4に連結
しているテープホルダ3は、これらの案内手段4・5・
6に従って移動可能である。
第5図に示すようにテープホルダ3の形状は、テープ
パック1に対して寸法的に余裕のある逆コ字形をしてお
り、テープパック1の入口近辺がテーパ状に広げられて
いる。テープホルダ3は軸17によりリンク板18に軸支さ
れており、さらにテープホルダ3の爪3aと3bがキャリッ
ジ4の穴に係合している。リンク板18の軸21は可動板16
の長穴16aを抜けて第1案内板5の直線ガイド長穴5aに
係合している。キャリッジ4の軸20はリンク板18の軸穴
18a、可動板16の長穴16b、第1案内板5の屈曲ガイド長
穴5bを貫通して回動板7を回動可能に支持している。す
なわちキャリッジ4の垂直部4aがテープホルダ3とリン
ク板18の間に挟まる形で、テープホルダ3とリンク板18
の間、リンク板18とキャリッジ4の間が夫々回動可能で
ある。可動板16の軸24は第1案内板5の屈曲ガイド長穴
5bと係合し、同じく軸25は直線ガイド長穴5aと係合して
いる。キャリッジ4の軸22はガイド長穴5aに係合し、そ
の外側で回動板7を回動可能に支持している。さらに軸
22には、可動板16との間にバネ27、前記したリンク板18
の軸21との間にバネ28が夫々掛渡されている。またキャ
リッジ4の軸23は第2案内板6の直線ガイド長穴6aに係
合している。
キャリッジ4とテープホルダ3の間にはスペーサ148
が挟まれて空隙が形成され、その空隙にはキャリッジ4
に軸支された回動ストッパ146が配設される。回動スト
ッパ146はバネ147により時計方向に付勢され、先端部14
6aは第1案内板5の切欠き5cに係合し、折返し部146bは
テープホルダ3のカセットテープ挾込み位置まで突出し
ている。キャリッジ4には、テープホルダ3の開口3cに
対応する位置に抑え板144が取付けられている。抑え板1
44はバネ性のある板材で造られ、下面にはプラスチック
の突起145が取付けられている。テープホルダ3に挾ま
れているカセットテープ1は巻取穴102(第1図参照)
を突起145で抑えられ吸衝的に安定する。
第1図に示す駆動伝達手段8は、装填用モータM1の回
転を直線運動に変換し可動板16に伝えるギヤ群の総称で
ある。これらのギヤ群は、第6図および第7図に示す装
填用モータM1の回転軸に連結されたウォーム10、ウォー
ムギア11、ウォームギア11と同軸のギア29、減速ギア列
12、ギア13および可動板16に形成されたラック14からな
る。この他、装填用モータM1の回転で駆動される部材と
して、ギア13と同軸のギア31がカムギア32と噛み合って
いる。
第4図、第6図に示すように、ヘッドシャーシ30に
は、テープから信号を拾うための磁気ヘッド40が取付け
らる。ヘッドシャーシ30は、ガイド穴30a・30b・30cに
本体シャーシ2に植設された摺動ピン36・37・38が夫々
係合し、本体シャーシ2に対しX−X′方向に摺動可能
である。ヘッドシャーシ30の先端部30dは、軸42により
本体シャーシ2に軸支された回動レバー43の軸44に当接
している。またヘッドシャーシ30と本体シャーシ2の間
にはバネ41が掛け渡され付勢されている。そのため、回
動レバー43も常時反時計方向に付勢されている。回動レ
バー43の下側に取付けられたピン45は、カムギア32の上
側カム面32aに当接する位置関係になっている。テープ
パック1が装置内にないときは上側カム面32aの凸部が
ピン45と当接している。すなわち、第1図の状態ではヘ
ッドシャーシ30がX′方向に進出するのが妨げられてい
る。しかし装填用モータM1が回転して上側カム面32aの
凹部がピン45と当接するようになるとヘッドシャーシ30
がX′方向に進出する。
なおヘッドシャーシ30と本体シャーシ2の間には後述
する走行切換のための機構等を配設するためスペーサが
適宜挾持まれている。
《主としてリール駆動用モータM2により駆動される各部
の構成》 第6図、第8図に示すように、本体シャーシ2の上面
には回転方向が一定しているリール駆動用モータM2が取
付けられている。モータM2の回転軸に取付けられたプー
リ60は本体シャーシ2の穴を通って下面に出ている。本
体シャーシ2の下面にはフライホイール62および63が回
転可能に取付けられており、ベルト61が前記のプーリ60
との間に懸回されており、これらのフライホイール62と
63はモータM2が回転中は常時相互に逆回転する。第9図
に示すようにフライホイール62には一体にギア62aが形
成され、その軸はキャプスタン62cを構成する。フライ
ホイール63には一体にギア63aおよび63bが形成され、そ
の軸はキャプスタン63cを構成する。ギア63bは減速ギア
列65・66・67と噛み合い、ギヤ67は切り替え用カムギア
70の外周ギア欠落部70cに対向している。
第6図、第7図に示すように、本体シャーシ2に取付
けられたリール軸シャーシ50には、リール軸87およびリ
ール軸88が夫々衝撃吸収バネ91および92を介して軸支さ
れている。リール軸87にはB面速送りギア77とB面再生
ギア113、リール軸88にはA面速送りギア78とA面再生
ギア114が夫々トーションバネによる緊張状態に取付け
られている。
第10図は示すように、本体シャーシ2の上面にはスラ
イドシャーシ85がY−Y′方向に摺動可能に係合してい
る。スライドシャーシ85の下面にはピン86が取付けられ
ており、本体シャーシ2に開けられたガイド穴2aを貫通
して切り替え用カムギア70の上側のカム面70bに係合し
ている。カム面70bは1周180゜の半面は凸部、半面は凹
部である。
シャーシ2には、2つのアイドラギア93と94が支持さ
れている。すなわちアイドラギア93はその軸がシャーシ
2の逃げ穴2bを通ってアイドラギア保持板95に取付けら
れている。アイドラギア保持板95は軸105により回動可
能にシャーシ2に支持されるともに、バネ103が掛渡さ
れ内側方向(Y方向)に付勢されている。シャーシ2に
軸支持された回動ストッパ97が、アイドルギア保持板95
の突起107と対向し当接可能な位置関係にある(第6図
参照)。アイドラギア94はアイドラギア93と対称の位置
関係に取付けられている。すなわちアイドラギア保持板
96、逃げ穴2c、軸106、バネ104、回動ストッパ98、突起
108は、前記の各対応部分とZ−Z′軸に関して対称で
ある。
第4図に示すように、回動ストッパ97および98には夫
々スライド長穴97aおよび98aが開けられており、ヘッド
シャーシ30の下面に取付けられた突起109および110に夫
々係合している。したがってヘッドシャーシ30がX方向
に後退した状態(待機モード)では、回動ストッパ97お
よび98がX方向に押されており、アイドラギア93および
94は共に自由状態である。ヘッドシャーシ30がX′方向
に進出した状態では、回動ストッパ97および98もX′方
向に戻り得る状態になる。一方、アイドラギア保持板95
および96は、第11図に示すように、夫々その一端がスラ
イドシャーシ85の折返し85bおよび85cに向かいあってい
る。
シャーシ2にはピンチローラ117および118が夫々ロー
ラ台123および124を介して回動可能に支持されている。
ローラ台123はトーションスプリング119により反時計方
向に付勢され、ローラ台124はトーションスプリング120
により時計方向に付勢されている。またローラ台123に
はピン121が取付けられ、ローラ台124にはピン122が取
付けられている。ピン121はヘッドシャーシ30とスライ
ドシャーシ85に当接する位置関係になっている。ピン12
2も同様である。ヘッドシャーシ30がX方向に後退して
いるときには(待機モード)、ピン121および122がこれ
に押さえピンチローラ117および118は共に後退してい
る。
ヘッドシャーシ30がX′方向に進出すると、ピン121
および122は、ヘッドシャーシ30との係合が切れ、スラ
イドシャーシ85に当接する。このときガムギア70が回転
してカム面70bの凸部から凹部への動きにしたがいスラ
イドシャーシ85が左行(矢示Y方向)すれば、ローラ台
124は時計方向に回動してピンチローラ118が進出してキ
ャプスタン62cに当接する。同時にローラ台123は押し戻
されて時計方向に回動しピンチローラ117がキャプスタ
ン63cから後退する。またスライドシャーシ85のY方向
への移動により折返し85cがアイドラギア保持板96を押
し、バネ104の付勢に抗して時計方向に回動させる。そ
のためアイドラギア94はY方向に後退し、自由状態を維
持する。一方、アイドラギア保持板95は回動ストッパ97
や折返し85bに規制されていないのでバネ103に引かれ、
アイドラギア93がY方向に進出する。この状態でアイド
ラギア93は、フライホイールギア62aおよびA面再生ギ
ア114に噛み合う。
カムギア70の回転によりスライドシャーシ85がY′方
向に移動するとピンチローラ117が進出してキャプスタ
ン63cに当接するが、ピンチローラ118がキャプスタン62
cから後退する。またアイドラギア93は後退し、アイド
ラギア94がフライホイールギア63aおよびB面再生ギア1
13に噛み合う。
すなわち、再生方向切換部材としてのスライドシャー
シ85がY方向へ移動するとアイドラギア保持板95とアイ
ドラギア93で構成された正方向再生駆動伝達手段との係
合が解除されて、アイドラギア93がフライホイールギア
62aおよびA面再生ギア114に噛み合って駆動力が伝達さ
れる。また、スライドシャーシ85がY′方向へ移動する
と、アイドラギア保持板96とアイドラギア94で構成され
た逆方向再生駆動伝達手段との係合が解除されて、アイ
ドラギア94がフライホイールギア63aおよびB面再生ギ
ア113に噛み合って駆動力が伝達される。
第10図、第11図に示すように、スライドシャーシ85に
は切抜穴85aが開けられており、切換板80はそこを通っ
てシャーシ2に対し軸81で回動可能に保持されている。
スライドシャーシ85と切換板80は軸82により連結されて
いる。一方、シャーシ2には速送り切換えのための駆動
板130が回動可能に支持されている。切換板80にはピン8
3が取付けられており、駆動板130に係合している。駆動
板130は先端部が山形をしており、傾斜部130aおよび130
bを有している。さらにシャーシ2にはギア保持板74が
軸75により回動可能に支持されている。ギア保持板74は
屈曲してシャーシ2の切抜き穴を通っている。上面側に
はピン76が植設され、それが切換板80の長孔80aに係合
している。第9図に示すように、ギア保持板74の下面側
には同軸の切換ギア72と73が軸支されている。切換ギア
72は前記のフライホイールギア63aおよび63bと対向して
いる。切換ギア73はB面速送りギア77およびA面速送り
ギア78と対向している。
カムギア70が回転してカム面70bの動きにしたがいス
ライドシャーシ85が左行(矢示Y方向)すると、軸82に
より押されて切換板80は軸81を中心に第11図において反
時計方向に回動する。ここで後述のカム面70a、従動部
材132の作用により駆動板130が反時計方向に回動する
と、傾斜部130aがピン83に当って押し、切換板80はさら
に回動する。そのためギア保持板74が軸75を中心として
第11図において時計方向(第9図において反時計方向)
に回動する。第9図の位置からギア保持板74が反時計方
向に回動するとギア72が63aと噛み合い、ギア73はB面
速送りギア77(第6図、第7図参照)と噛み合う。スラ
イドシャーシ85が右行(矢示Y′方向)すると、切換板
80は第11図において時計方向回動する。さらにカム面70
a、従動部材132の作用により駆動板130が回動すると、
傾斜部分130bがピン83に当って切換板80はさらに回動す
る。ギア保持板74は第11図において反時計方向に回動す
る。第9図の位置からギア保持板74が時計方向に回動す
るとギア72がギア62aと噛み合い、ギア73はA面速送り
ギア78と噛み合う。
すなわち、速送り方向切換部材としての従動部材132
回動にともなって駆動板130が回動すると、スライドシ
ャーシ85の移動位置に応じて切換板80に固定されたピン
83が駆動板130の傾斜部130aあるいは傾斜部130bに当接
することにより切換板80の回動方向が決定する。この切
換板80の回動方向に対応してギア保持板74が回動し、ギ
ア72がギア62aあるいはギア62bに選択的に噛み合い、ギ
ア73がB面早送りギア77あるいはA面早送りギア78に選
択的に噛み合って駆動力を伝達する。このように、スラ
イドシャーシ85の移動位置すなわち現在のテープ再生方
向に応じて、駆動板130の傾斜部130a、傾斜部130b、切
換板80、ギヤ保持板74、ギヤ72及びギヤ73は、正方向速
送り駆動伝達手段あるいは逆方向速送り駆動伝達手段と
して構成されているものである。
《主とてソレノイドSにより駆動される各部の構成》 第11図に示すように、本体シャーシ2の上面にはソレ
ノイドSが取付けられ、そのプランジャ136は凹凸が形
成されている。本体シャーシ2の下面には回動レバー13
1が軸137により回動可能に支持されている。回動レバー
131には第1突起爪131a、第2突起爪131bおよび第3突
起爪131cが形成されている。第1突起爪131aは本体シャ
ーシ2の開口を遊嵌してシャーシ上面に突出し、プラン
ジャ136に係合している。シャーシ2には従動部材132が
回動可能に支持されており、そこに回動レバー131の第
3突起131cに係合している(第9図参照)。従動部材13
2は、バネ139により第9図において反時計方向に付勢さ
れている。
第8図、第11図に示すように、切り替え用カムギヤ70
は、外周には180゜対向して二つのギア欠落部70c、上側
には半面が凸部で半面が凹部のカム面70b、下側には180
゜対向して同一のカム面70aが形成され、上側にはさら
に夫々180゜対向してストッパ突起70dおよび付勢用突起
70eが形成されている。下側のカム面70aは欠落部70fを
有しており、カムギア70の回転が停止している状態では
欠落部70fに従動部材132のピン133が位置する。従動部
材132に取付けられたピン134は、速送り切換えのための
駆動板130およびヘッドシャーシ30の開口に係合してい
る。回動レバー131の第2突起131bはカムギア70のスト
ッパ突起70dに係合している。またシャーシ2には付勢
バー140が軸支され、バネ141により付勢されている。こ
の付勢レバー141はカムギア70の付勢用突起70eに係合
し、カムギア70は第9図において時計方向に付勢されて
いる。なお、前記のとおりカムギア70のカム面70bには
スライドシャーシ85のピン86が係合し(第10図参照)、
ギア欠落部70cにはギヤ67が対向している(第9図参
照)。
ソレノイドSは、後術の制御回路により制御され、定
時間吸引される。ソレノイドSの動作によりプランジャ
136が吸引されると、回動レバー131の第1突起131aが引
かれ回動レバー131が回動し、第2突起131bはガムギア7
0のストッパ突起70dから離れる。そのためカムギア70は
付勢バー140とバネ141の付勢により僅かながら回転す
る。カムギア70は、ギア欠落部70cが回転し去り、外周
ギアがギア67と噛み合ってモータM2の駆動力により回転
する。ギア欠落部70cは180゜毎にあり、ソレノイドSの
動作が180゜回転以内に終了していれば回動レバー131も
付勢状態になるので、次のギア欠落部70cがギア67と対
向し、ストッパ突起70dが第2突起131bと係合するま
で、すなわち180゜回転して停止する。カム面70bが回転
することによりスライドシャーシ85が右行(または左
行)する。回動レバー131が回動したことにより従動部
材132も回動する。吸引時間が短ければ従動部材132のピ
ン133はカムギア70のカム面70aに係合することなく欠落
部70fに位置した状態のままで従動部材132はバネ139の
力で復帰する。復帰後はピン133がカム面70aに外側を通
るので、従動部材132は回動しない。ソレノイドSの吸
引中は従動部材132がカムギア70の中心寄りに回動して
いるため、吸引時間が長いと回転してきたカム面70aに
ピン133が係合する。そのため従動部材132はカム面70a
に従って回動し、ピン134がヘッドシャーシ30および速
送り切換え駆動板130を駆動する。すなわち従動部材132
の回動に従ってヘッドシャーシ30がX方向に戻される。
また駆動板130が駆動されると切換板80が回動するのは
前記の通りである。
《センサとその周辺の各部の構成》 第4図に示すように、第2案内板6には配線板53が取
付けらており、その配線板53にはスイッチSW1が取付け
らている。さらに第2案内板6のテープパック挿入線上
にはアクチュエータ54が軸支されており、テープパック
1をテープホルダ3に挟んで押込むとテープホルダ3の
軸23がアクチュエータ54を押しスイッチSW1を操作す
る。テープ装填を検知することができる。
同じく第2案内板6にはスイッチSW3が取付けられて
いる。スライドシャーシ85には操作端85dが形成されて
おり、その操作端85dがスイッチSW3のドグルレバーと係
合している。スライドシャーシ85が右行しているか左行
しているかを検知することができる。すなわちA面走行
の状態かB面走行の状態かを検知できる。
同じく第2案内板6にはスイッチSW5が取付けられて
おり、テープパック1の挿入口近くにはアクチュエータ
55が軸支されており、テープパック1をテープホルダ3
に挿入し、または引抜いたときアクチュエータ55が回動
しスイッチSW5を操作する。テープ挿入を検知すること
ができる。
第6図、第7図に示すように、リール軸シャーシ50に
は配線板51が取付けられており、その配線板51にはスイ
ッチSW2が取付けられている。そのスイッチSW2を操作す
るため、ヘッドシャーシ30には折曲げ部30eが形成され
ている。ヘッドシャーシ30がX′方向に進出したこと、
すなわちテープ再生をスイッチSW2で検知することがで
きる。
同じく配線板51にはスイッチSW4が取付けられてい
る。そのスイッチSW4を操作するためのアクチュエータ4
9がリール軸シャーシ50に回動可能に支持されている。
アクチュエータ49はバネ52により反時計方向に付勢され
ている。一方、カムギア32の下面には、下側カム面32b
(第7図鎖線示)が形成されている。待機モードでアク
チュエータ49は、その先端部49aが下側カム面32bの凸部
に当接して回動を阻止されている。しかし装填用モータ
M1が回転して下側カム面32bの凹部が先端部49aと当接す
るようになるとアクチュエータ49は回動可能となる。テ
ープパック1がメタルテープである場合はメタルテープ
検出孔1a(第1図参照)が設けられている。アクチュエ
ータ49の突起49bは、テープパック1が再生定位置にあ
るときメタルテープ検出孔1aと対向する位置になってい
る。テープパック1がメタルテープであれば、装填用モ
ータM1が回転したときアクチュエータ49が回転するので
スイッチSW4で検出される。すなわちイコライザの要、
不要を検知できる。
第8図に示すように、リール軸シャーシ50にはリール
軸87のギア77およびリール軸88が軸支されており、リー
ル軸87のギア77およびリール軸88のギア78の下面は、共
に光反射部Refと光吸収部Absに塗り分けられている。リ
ール軸シャーシ50の上の、ギア77の下面と対向する位置
にホトリフレクタPR1、ギア78の下面と対向する位置に
ホトリフレクタPR2を設けてある。そのためホトリフレ
クタPR1、ホトリフレクタPR2の出力によりリール軸87、
リール軸88の回転を検出できる。すなわちテープ終了を
検出できる。
《回路全体の概略構成》 第12図は回路全体の概略を示すブロック図である。図
中、150は装置全体の動作を制御する制御回路、151は装
置の各部に駆動電力を供給するための駆動回路、152は
磁気ヘッド40からの音声信号を増幅するプリアンプ、15
3は不要信号をカットするミュート回路、154は音声出力
がないことを検出する回路である。BS1〜BS5は、基本的
動作であるテープ速送り(FF)、テープ巻戻し(RE
W)、テープ排出/停止(EJECT/STOP)、テープ走行切
換(PRO)の各動作を選択するためのボードスイッチで
ある。なお同じく基本的動作であるテープ装填(LOAD)
はテープパックの挿入により自動的に開始し、再生(PL
AY)はテープ装填、テープ走行切換、テープ終了検出等
の後に自動的に開始するように制御されているため、別
段にスイッチは設けられていない。BSC5〜BSC8は前記各
基本的動作以外の動作を選択するスイッチである。その
他、装填用モータM1、リール駆動用モータM2、およびソ
レノイドSは前記した各駆動源、スイッチSW1、スイッ
チSW2、スイッチSW3、スイッチSW4、スイッチSW5、ホト
リフレクタPR1およびホトリフレクタPR2は夫々前記した
機能を有する各センサである。またデッキメカニズムは
前記に説明した機械的各部である。
上記した実施例の磁気記録テープ再生装置の動作の代
表的例をフローチャートおよびタイムチャートを参照し
て説明する。
《テープ装填動作》 第13図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチ
ャートが示してある。
第1図の状態からテープパック1をテープホルダ3に
挿入するとストッパ146が回動して第1案内板5との係
合が外れる。さらに人手により押込むと、テープホルダ
3とキャリッジ4は、バネ27が伸長しつつ軸21がガイド
長穴5aと16a、軸20がガイド長穴5bのガイド長穴16bの直
線部分、軸22がガイド長穴5a、軸23がガイド長穴6aを夫
々摺動し進み、軸23がアクチュエータ54を回動させスイ
ッチSW1が切換られる。この切換がトリガとなってミュ
ート回路153が動作し、装填用モータM1が正回転する。
モータM1の回転はウォーム10→ウォームギア11・ギア29
→減速ギア列12→ギア13→ラック14・可動板16を経て直
線運動に変換される。可動板16は、軸24がガイド長穴5b
の直線部分を摺動し、軸25がガイド長穴5aを摺動して進
み、やがてガイド長穴16bの傾斜部分が先行していたキ
ャリッジ4の軸20に当るため、キャリッジ4とテープホ
ルダ3も共に進む。バネ27および28に引かれているた
め、軸20がガイド長穴5bの立下り位置まで進んだ後、そ
の立下りに沿って落ち、キャリッジ4は軸22と23を中心
に回動する。軸20に抑えられて回動板18も軸21として回
動し、そのあおりを軸17から受けると共にキャリッジ4
から抑えを受けてテープホルダ3が下る。その結果、テ
ープパック1の軸穴101と102は夫々リール軸87と88に嵌
まり、テープパック1は第3図に示す再生定位置にく
る。
一方、装填用モータM1の回転はギア13と同軸のギア31
からカムギア32へ伝えられる。モータM1のカムギア32が
回転すると、上側カム面32aに従ってピン45がX′方向
に移動する。そのため回動レバー43が回動し、ヘッドシ
ャーシ30がX′方向に進出する。これをスイッチSW2に
より検出する。スイッチSW2の信号を受けて装填用モー
タM1の回転を停止させ、リール駆動用モータM2を回転さ
せ、またミュート回路153から音声が出力されるように
指令する。以上によりテープ装填動作が終了し、再生動
作が開始する。
《テープ排出動作》 第14図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチ
ャートが示してある。
第3図の状態からボードスイッチBS3(EJECT/STOP)
を押すと、ミュート回路153が動作する。スイッチSW2が
オン(再生状態)ならそのまゝ、スイッチSW2がオフ
(速送りまたは巻戻し状態)ならテープのたるみを除去
するため一旦再生状態にした後、リール駆動用モータM2
を停止する。次いで装填用モータM1を逆回転させる。前
記テープ装填動作の逆の機械的動作を経過してテープパ
ック1は排出されてゆく。またヘッドシャーシ30はX方
向に後退する。スイッチSW1が切換ったらモータM2を停
止させ、テープ排出動作は終了する。
《テープ走行切換動作》 第15図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチ
ャートが示してある。
テープ走行方向を換えてから再生に入る動作である。
ボードスイッチBS4(PRO)を押すとミュート回路153が
動作する。ソレノイドSを100mSec吸引する。回動レバ
ー131が回動し、カムギア70はストッパが外れて180゜回
転する。カム面70bが回転することにより、スライドシ
ャーシ85が左行(または右行)する。そのため、ピンチ
ローラ118(または117)が進出してキャプスタン62c
(または63c)に当接し、ピンチローラ117(または11
8)がキャプスタン63c(または62c)から後退し、アイ
ドラギア94(または93)が後退し、アイドラギア93(ま
たは94)がフライホイールギア62a(または63a)および
A面再生ギア114(またはB面再生ギア113)に噛み合
う。なお、このときソレノイドSの吸引時間が短時間で
あるため、回動レバー131は、従動部材132が下側カム面
70aに係合する前に復帰してしまう。これでテープ走行
切換が終了するのでミュート回路153から音声が出力さ
れるように指令すれば、再生動作が開始する。
《テープ速送り動作》 第16図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチ
ャートが示してある。
例えばA面再生中にボードスイッチBS1(FF)を押す
ものとする。先ずミュート回路153が動作し、次いでソ
レノイドSを250mSec吸引する。回動レバー131が回動
し、カムギア70が回転し、スライドシャーシ85が右行
(矢示Y′方向)して、切換板80が回動する。さらに回
動レバー131はソレノイドSの吸引時間が長いため回動
装置に保持され、従動部材132が下側カム面70aに係合す
る。従動部材132の作用により駆動板130が回動し、これ
と係合する切換板80は回動する。その結果、ギア保持板
74が回動し、ギア72がギア62aと噛み合い、ギア73はA
面速送りギア78と噛み合う。一方、従動部材132の回動
に従ってヘッドシャーシ30がわずかに後退する。これに
よりデータ速送り動作が開始する。
《テープ巻戻し動作》 第17図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチ
ャートが示してある。このフローチャートは第15図
(a)のフローチャートに第16図(a)のフローチャー
トを連結したものである。すなわちフローチャートから
解るように、テープ巻戻し動作のためにボードスイッチ
BS2(REW)が押されると、前記のテープ走行切換動作と
テープ速送り動作が組合わされて順に実行される。これ
によりテープ巻戻しが開始する。
これらの各動作の他、速送り(または巻戻し)時の音
声信号の検知や、前記したスイッチSW3(A面/B面走行
の検知)、スイッチSW4(メタルテープ検出)、スイッ
チSW5(テープ挿入検出)、ホトリフレクタPR1およびPR
2(テープ終了検出)の機能を組合せて、例えばイコラ
イザ自動設定、速送り後再生(CUE)動作、繰返し再生
(REPEAT)動作、自動頭出し選曲(TPS)動作等を制御
回路からの指令で実行可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明を適用したテープ方向切
換装置を備えた磁気記録テープ再生装置は、ソレノイド
の動作時間を変えることにより異なったカム面で異なっ
た切換部材を作動させるものである。ソレノイドの駆動
力により切換部材を作動させるものではないから、切換
部材が衝撃的に他の部材を当ることがなく、装置の故障
を防止することができる。また部品点数を大巾に減らす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明を適用するテープ方向切換装置
を備えた磁気記録テープ再生装置の実施例の要部である
デッキ部全体の斜視図、第3図はテープパック1を装填
したときの同上図、第4図は第2図と同一方向の分解
図、第5図は第1図と同一方向の要部分解図、第6図、
第7図は第1図と同一方向の要部分解図、第8図、第9
図は下方から視た要部分解図、第10図、第11図は第2図
と同一方向の要部分解図、第12図は回路構成全体の概略
ブロック図、第13図(a)はテープ装填動作のフローチ
ャート図、同図(b)はそのタイムチャート図、第14図
(a)はテープ排出動作のフローチャート図、同図
(b)はそのタイムチャート図、第15図(a)はテープ
走行切換動作のフローチャート図、同図(b)はそのタ
イムチャート図、第16図(a)はテープ速送り動作のフ
ローチャート図、同図(b)はそのタイムチャート図、
第17図(a)はテープ巻戻し動作のフローチャート図、
同図(b)はそのタイムチャート図である。 M1……装填用モータ、M2……リール駆動用モータ S……ソレノイド、1……テープパック 2……本体シャーシ、3……テープホルダ 4……キャリッジ、5、6……案内板 7……回動板、8……駆動伝達手段 10……ウォーム、11……ウォームギア 12……減速ギア列、13、29、31……ギア 14……ラック、16……可動板 18……リンク板、30……ヘッドシャーシ 32……カムギア、40……磁気ヘッド 43……回動レバー、50……リール軸シャーシ 60……プーリ、62、63……フライホイール 62c、63c……キャプスタン、70……カムギア 72、73……切換ギア、77、78……速送りギア 85……スライドシャーシ、87、88……リール軸 93、94……アイドラギア 95、96……ギア保持板 97、98……回動ストッパ 101、102……巻取穴 113、114……再生ギア 117、118……ピンチローラ 130……駆動板、131……回動レバー 132……従動部材、136……プランジャ 144……抑え板、146……回動ストッパ BS1〜BS5……動作選択スイッチ SW1〜SW5……スイッチ PR1、PR2……ホトリフレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 修一 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 柏川 昌和 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 薫 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中山 省吾 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 石井 登 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータで駆動されるカム部材にストッパと
    複数のカム面を設け、ストッパがソレノイドと掛合し、
    カム面の一と係合するテープの再生方向切換部材は正方
    向再生駆動伝達手段と逆方向再生駆動伝達手段とに係脱
    可能に配設され、カム面の前記とは別な一と係合するテ
    ープの速送り方向切換部材は正方向速送り駆動伝達手段
    と逆方向速送り駆動伝達手段とに係脱可能に配設され、
    ソレノイドの吸引でストッパが開放されカム部材が駆動
    されて再生方向切換部材が正方向再生駆動伝達手段と逆
    方向再生駆動伝達手段のいずれか一方に係合し、ソレノ
    イドがさらに長時間吸引されて速送り方向切換部材が現
    在のテープ再生方向に応じて正方向速送り駆動伝達手段
    と逆方向速送り駆動伝達手段のいずれか一方に係合する
    ことを特徴とする磁気記録テープ再生装置のテープ方向
    切換装置。
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