JP2595028B2 - デイジタル信号記録再生回路 - Google Patents

デイジタル信号記録再生回路

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JP2595028B2 JP63069362A JP6936288A JP2595028B2 JP 2595028 B2 JP2595028 B2 JP 2595028B2 JP 63069362 A JP63069362 A JP 63069362A JP 6936288 A JP6936288 A JP 6936288A JP 2595028 B2 JP2595028 B2 JP 2595028B2
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益雄 梅本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデイジタル信号の記録再生回路に係り、特に
NRZ(Non Return Zero)系列のデイジタル信号の再生回
路における等化識別に好適な方式回路に関する。
〔従来の技術〕
NRZ記録における再生等化方式は通信学会、技術研究
会資料MR78−13(1978)に示されている。この中で、種
々の検出方式を用いても、いずれも、NRZ記録されたデ
イジタル信号の再生等化に必要な周波数帯域Wは、ビツ
ト周波数で規格化してW/=0.8程度が必要であ
ることが記載されている。この事は通信伝送理論のNyqu
ist定理から実用的なロールオフ値0.6の場合の伝送特性
を考慮しても妥当な値である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、当然の事ながら、0.8の周波
数近くまで記録再生できる事が要求され、記録密度の限
界を与えている。このことは、高速記録、高周波記録が
必要などの記録装置にも共通の根本的な問題である。
本発明の目的は0.8より小さい値の帯域でNRZ信号
の再生等化、識別が出来る方式、回路を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、(1)ビツト周波数の半分周波数0.
5でレスポンスが0となるように再生等化する方法
を採用し、(2)2値のデイジタル信号で記録されてい
る信号を(1)の等化によつて3値の信号波形に変換す
ることによつて、達成される。
〔作用〕
本発明の原理について、第2図を用いて説明する。第
2図(a)はNRZ符号でビツト周期をTbとした記録信号
波形である。このNRZ波形は同図(b)に示す基本波形
の組み合せの加算で構成されている。同図(c)はその
組み合せを示したものである。C−3−1,C−3−2の
ように、基本波形が同じ場所でくり返される場合もあ
る。また、C−5のように反転している場合もある。こ
のように第2図(a)は(b)を基本波形とした組み合
せの加算であるので、基本波形のテープヘツド系を含む
等化回路におけるレスポンス波形を定めれば、再生波形
が求められる。
本発明では、第2図(b)の基本波形を(d)の波形
のように、ビツト同期の境で(1,0,−1)の値となるよ
うにレスポンス波形に等化する。このような等化波形に
なるための周波数特性は()で示すようにビツト周期
Tbの2倍2Tbに対応する周波数 でレスポンスが零となるNyquistフイルタ特性に近い周
波数特性によつて達成できる。
第2図(a)の記録波形は同図(d)で示す等化波形
の組み合わせで等化後の波形となる。C−1…C−5に
対応してe−1…e−5で示される値が各ビツト周期の
境に現われ、それらの加算信号が等化出力信号e−6と
なる。元のNRZ信号波形(a)と比較すると、本発明で
は、NRZ信号のデータ“1"の重みを+1、データ“0"の
重みを−1とした時、隣接ビツトのそれぞれの重みの加
算値が等化出力となるような等化手法を用いていること
になる。
波形e−6から分かるように、等化出力波形は3値と
なり、識別回路後の信号(g)は+1,0,−1となる。ま
た、nビツト目の識別出力信号値をtnで表わせば、上記
の等化手法によつて、元のNRZ信号anの重みをbnとする
=(bn+bn-1)/2 ただし bn=1のときan=1 bn=−1のときan=0 …(1) である。
tnが求められているので、bnあるいはbn-1の一方が決
定できれば、順次bnが、さらに、元のNRZ符号anが決定
できる。
tn=1の場合は、式(1)からan=an-1=1であり、
tn=−1の場合はan=an-1=0である。よつて、復号に
当つては、まず、tn=1あるいはtn=−1の検出し、こ
の時を基準に順次復号することが可能である。
この復号の順序を第2図(h)に示す。元のNRZ符号
のデータ値an=1,an=0を2つの平行線で表わし、横軸
方向が時間の流れを示す。
=1あるいは=−1の場合から出発し、次の
tn+1が求められれば、an+1が求められることを示す。
なお、第2図(h)から分るように、tn値が記憶され
ておれば、順次さか登つて復号する事も可能である。
以上、本発明では従来必要とされていた帯域0.8
に対して、帯域を0.5、実質的には0.4の狭帯域
でNRZ符号のデイジタル信号の記録再生か可能である。
磁気記録系はヘツドとテープ間のスペーシング損失や
磁気ヘツドにおけるギヤツプ損失が記録波長に依存する
ので、広帯域が必要な記録再生方式は有利でない。よつ
て、本発明のように狭帯域記録再生方式は特に磁気記録
再生装置に適している。
本発明を定性的に説明すれば、本発明では本来必要な
帯域を半分に制限する手段によつて、積極的に隣接ビツ
ト間の符号間干渉を起し、データ1の重みを+1、デー
タ0の重みを−1として隣接ビツト間の重みの加算値が
等化出力波形のビツト周期の境に得られるようにし、等
化出力波形として3値化するものである。帯域を制限す
る代わりに、振幅方向の情報を細かくして再生識別す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によつて説明する。
なお、第3図は第1図における等化出力波形Aとその量
子化ビツト割り当てを示す図である。
第1図において、入力端1にはNRZ形式のデイジタル
信号が与えられ、記録アンプ2で磁気ヘツド3に記録電
流を供給し、磁気テープ4に記録する。よつて、記録は
通常の記録方法である。
再生時には磁気ヘツド5で再生した信号を等化回路6
で等化後の波形が、基本波形(第2図(b))において
(d)のようになるよう周波数帯域を制限する。等化特
性H()の代表的な1例は次式で与えられる。
N()はロールオフk0のNyquistフイルタ特性で で与えられる。等化回路の出力波形は第3図(A)に示
すように3値の波形であるので、多値識別回路いわゆる
アナログデイジタル変換器7で2ビツトの信号に識別す
る。その量子化ビツトの割り当てを第3図に示す。作用
の項で説明した1,0,−1に対応して、11,10あるいは01,
00が与えられる。
等化波形はビツト周期Tb毎の値では、11から00に直接
変化することがなく、またその逆も起こらない。特に、 あるいは の場合は、起るはずのない禁止パターンであるので、こ
の禁止パターンが検出された時はtn+1=10(あるいは0
1)に設定する。
禁止パターン検出、再設定回路8は、量子化等化出力
tnをクロツク毎に転送しながら禁止パターンと照合する
照合回路8−2と、禁止パターンを発生するパターン発
生回路8−3と、1投のラツチ回路8−1,8−4から成
る。ラツチ回路8−4は照合回路8−2で禁止パターン
を検出された時、ラツチ出力を強制的に10(あるいは0
1)に設定する。ラツチ回路8−1は照合回路8−2の
照合出力とのタイミングを合わせるための1クロツク遅
延用ラツチである。
禁止パターンが補償された量子化等化出力tnはアドレ
ス3ビツト、出力1ビツトのROM(Read Only Memory)
9のアドレス部に入力する。3ビツト目のアドレスには
ROM9の出力an-1がフイードバツクされている。すなわ
ち、tnとan-1によつてanが決定される。第4図にその変
換表を示す。
tn=11あるいはtn=00の場合には、an-1に関係なくan
が決める。tn=01あるいは10の場合はanはan-1の反転信
号で与えられる。
なお、禁止パターン検出、再設定回路8やROM回路9
に必要なクロツクは、等化出力波形(A)からクロツク
抽出回路11で発生させる。クロツク抽出回路11は、両波
整流回路11−1及びタンク回路11−2から構成されてお
り、等化出力波形Aの両波整流した波形からビツト周波
を抽出する。
なお、本実施例ではNRZ符号について何も限定してい
ない。すなわち、ビツト間隔Tbの整数倍でデータが反転
する形式のデイジタル信号系列ならばいかなる変調符号
でも上記の手法は適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、0.5で零となるレスポンスを有
する狭帯域な等化特性によつてデイジタル信号の記録再
生が可能となるので、高密度、高速記録が従来方式のほ
ぼ2倍まで可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の記録再生回路の信号系統
図、第2図は本発明の原理を説明するための信号波形
図、第3図は第1図における等化出力波形の1例を示す
波形図、第4図は第1図における3値信号と復号デイジ
タル信号の関係を示す対応図である。 6……等化回路、7……多値識別回路、8……禁止パタ
ーン検出・再設定回路、9……ROM、11……クロツク抽
出回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビツト周期の整数倍で反転するデイジタル
    信号を記録、再生する際、デイジタル信号“1"の重みを
    “+1"、信号“0"の重みを“−1"とした時、等化出力波
    形のビツト周期毎の値が、隣接ビツトの重みの加算値に
    等しくなるように等化する事を特徴とするデイジタル信
    号記録再生回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の等化出力を得る等化回路
    と、等化出力波形を3値に識別する多値識別回路と、等
    化出力波形の当該ビツトの3値のレベルを示す値及び当
    該ビツトの隣接ビツトの復号値を用いて、当該ビツトの
    復号を行なう復号回路とを有することを特徴とするデイ
    ジタル信号記録再生回路。
JP63069362A 1988-03-25 1988-03-25 デイジタル信号記録再生回路 Expired - Lifetime JP2595028B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492717A (en) * 1977-12-30 1979-07-23 Fujitsu Ltd Magnetic storage-reproducer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5492717A (en) * 1977-12-30 1979-07-23 Fujitsu Ltd Magnetic storage-reproducer

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