JP2594635Y2 - 組合せクリップ - Google Patents

組合せクリップ

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JP2594635Y2 JP1992074442U JP7444292U JP2594635Y2 JP 2594635 Y2 JP2594635 Y2 JP 2594635Y2 JP 1992074442 U JP1992074442 U JP 1992074442U JP 7444292 U JP7444292 U JP 7444292U JP 2594635 Y2 JP2594635 Y2 JP 2594635Y2
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、ハーネスやロ
ッドの如き長尺材を対の関係をもって保持する組合せク
リップの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種組合せクリップとして、実
公平1−34962号公報に示すものが存する。該従来
の組合せクリップは、具体的には図示しないが、同一形
状を呈する一対のクリップ体から成り、該各クリップ体
は、上記長尺材を脱着可能に保持するC字状の保持部
と、相互に回動可能に連結される連結部とを有して、特
に、後者の連結部に関しては、C字状保持部の下面に長
寸の側片を一体に垂設し、該側片の中間部に保持部下面
と平行する中間片を横向きに延設して、当該中間片と保
持部下面間に連結軸を介設すると共に、側片の下端部に
同じく保持部下面と平行する挾持片を横向きに延設し
て、該挾持片に先端縁側が開放された横U字状の切欠部
を設ける構成となっている。
【0003】そして、実際の使用に際しては、一対のク
リップ体を逆向きとなして、互いの挾持片を相手方の中
間片と保持部下面間に押し込むと、挾持片の横U字状切
欠部内に相手方の連結軸が嵌入して、これにより、一対
のクリップ体同士が回動可能に連結されることとなるの
で、後は、背向する各保持部内にハーネスやロッド等の
長尺材を保持すれば、該各長尺材は対の関係をもって保
持されることとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、斯る従来の組
合せクリップは、各クリップ体の連結部に関して、既述
した如く、保持部下面に垂設される側片をかなり長寸と
なして、該側片に中間片と挾持片を夫々所定の間隔をお
いて延設する構成を採用しているので、相互の連結部同
士を連結した場合には、これに応じて、一対のクリップ
体の連結巾が大きくなってしまう問題点を有している。
又、従来の組合せクリップにおいて、一方の連結軸を他
方の挾持片の横U字状切欠部内に単に嵌入して、クリッ
プ体同士を回動可能に連結する構成は、横方向に対する
不測の外力が加わると、横U字状切欠部の開放口が挟じ
明けられて、一方の連結軸が他方の挾持片の切欠部から
抜け外れてしまう恐れも十分にあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、斯る従来組合
せクリップの課題を有効に解決するために開発されたも
ので、対のクリップ体から成り、該各クリップ体は、
長尺材を脱着可能に保持する保持部と、相互に回動可能
に連結される連結部とを有する組合せクリップを前提と
して、上記の連結部を、保持部下面に直接形成された突
起と、保持部下面から垂設される側片を介して保持部下
面と平行する状態に延設された挾持片から構成して、
該挾持片と保持部下面間に画成される空間内に上記突起
を挾持片とは接触しない状態に臨ましめると共に、該挾
持片の突起と対応する部位に嵌合孔部を設ける構成を採
用した。
【0006】
【作用】依って、本考案にあっても、一対のクリップ体
を逆向きとなして、互いの挾持片を相手方の挾持片と保
持部下面間に強く押し込むと、各保持部下面の上下方向
に対する拡開状態を得て、各挾持片の嵌合孔部内に相手
方の突起が弾性的に嵌合して、一対のクリップ体が回動
可能に連結されるので、後は、背向する各保持部内に長
尺材を保持すれば、各長尺材は対の関係をもって保持さ
れることとなる。しかし、本考案にあっては、連結部が
突起と嵌合孔部を有する挾持片のみで構成されている関
係で、これにより、連結部の簡素化が図れることは言う
までもないが、挾持片を延設する側片を可及的に短寸と
できるので、従来のものと比較すると、これに応じて、
クリップ体同士の連結巾をかなり小さくすることが十分
に可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示する一実施例に基づいて
詳述すれば、該実施例に係る組合せクリップも、基本的
には、図1に示す如く、同一形状を呈する一対のクリッ
プ体1A・1Bとから成り、該各クリップ体1A・1B
は、長尺材を脱着可能に保持するC字状の保持部2と、
相互に回動可能に連結される連結部3とを有するもので
ある。そして、特徴とするところは、上記の各連結部3
を、保持部2の下面に直接形成された半球状の突起4
と、保持部2下面から垂設される短寸の側片5を介して
保持部2下面と平行する状態に延設された挾持片6のみ
から構成して、当該挾持片6と保持部2下面間に画成さ
れる空間内に上記突起4を挾持片6とは接触しない状態
に臨ましめると共に、該挾持片6の突起4と対応する部
位に嵌合孔部7を設けた点にある。尚、この嵌合孔部7
に関しては、図示する如き貫通孔状として形成するか、
或いは、凹状として形成するものとする。従って、本実
施例にあっては、従来のクリップ体が必要とした中間片
を省略化することにより、連結部3自体の簡素化と小型
化を可能となした訳である。
【0008】依って、本実施例に係る組合せクリップの
使用に際しても、一対のクリップ体1A・1Bを逆向き
となして、互いの挾持片6を相手方の挾持片6と保持部
2下面間に強く押し込むと、図2に示す如く、突起4が
挾持片6には接触していない関係で、各保持部2下面の
上下方向に対する拡開状態を得て、挾持片6の嵌合孔部
7内に相手方の半球状の突起4が弾性的に嵌合して、一
対のクリップ体1A・1Bが回動可能に連結されるの
で、後は、背向する各保持部2内にハーネスやロッド等
の長尺材8を保持すれば、該各長尺材8は対の関係をも
って保持されることとなる。
【0009】しかし、本実施例にあっては、連結部3が
半球状の突起4と嵌合孔部7を有する挾持片6のみで構
成されている関係で、連結部3の簡素化が図れることは
言うまでもないが、挾持片6を横向きに延設する側片5
を可及的に短寸とできるので、従来のものと比較する
と、クリップ体1A・1B同士の連結巾をかなり小さく
することが可能となる。従って、これに応じて、対の関
係をもって保持される長尺材8の保持間隔もかなり短縮
できるので、長尺材8の保持状態も頗る安定化する。
【0010】その上、各挾持片6の嵌合孔部7内に相手
方の半球状の突起4を嵌合する構成は、その嵌合状態が
容易に得られるばかりか、一対のクリップ体1A・1B
を側片5の規制を受けるまで回動可能に連結できること
は勿論であるが、図示する如く、相互の挾持片6が上下
の突起4により挾圧されることとなるので、例え、横方
向に対する不測の外力が加わっても、突起4が嵌合孔部
7から不用意に抜け外れる心配も全くなくなる。又、本
実施例にあっては、上記突起4を半球状となしている
が、本考案はこれに限定されるものではなく、保持部2
下面の拡開を促しつつ、相手方の挾持片6面を滑りなが
ら嵌合孔部7内に円滑に嵌合できる形状であれば、円錐
台形状やその他の同効形状であっても良い。
【0011】
【考案の効果】以上の如く、本考案は、上記構成の採用
により、各クリップ体に設けられる連結部の簡素化と小
型化が可能となるので、従来のものと比較すると、クリ
ップ体同士の連結巾をかなり小さくできることとなっ
た。従って、これに応じて、対の関係をもって保持され
る長尺材の保持間隔もかなり短縮できるので、長尺材の
保持状態も頗る安定化する。又、挾持片の嵌合孔部内に
相手方の半球状等の突起を嵌合することは、その嵌合状
態が容易に得られると共に、一対のクリップ体を回動可
能に連結できることは言うまでもないが、相互の挾持片
が上下の突起により挾圧されることとなるので、例え、
不測の外力が加わっても、突起が嵌合孔部から不用意に
抜け外れる心配も全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る組合せクリップを分解し
て示す正面図である。
【図2】一対のクリップ体の連結部同士を連結して、長
尺材を保持した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1A クリップ体 1B クリップ体 2 保持部 3 連結部 4 突起 5 側片 6 挾持片 7 嵌合孔部 8 長尺材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 2/22 F16B 7/04 302 F16L 3/00 F16L 3/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のクリップ体から成り、該各クリッ
    プ体は、長尺材を脱着可能に保持する保持部と、相互に
    回動可能に連結される連結部とを有する組合せクリップ
    において、上記の連結部を、保持部下面に直接形成され
    た突起と、保持部下面から垂設される側片を介して保持
    部下面と平行する状態に延設された挾持片から構成し
    て、当該挾持片と保持部下面間に画成される空間内に上
    記突起を挾持片とは接触しない状態に臨ましめると共
    に、該挾持片の突起と対応する部位に嵌合孔部を設けた
    ことを特徴とする組合せクリップ。
JP1992074442U 1992-10-02 1992-10-02 組合せクリップ Expired - Fee Related JP2594635Y2 (ja)

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