JP2594570B2 - マンホール蓋 - Google Patents

マンホール蓋

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JP2594570B2 JP62215149A JP21514987A JP2594570B2 JP 2594570 B2 JP2594570 B2 JP 2594570B2 JP 62215149 A JP62215149 A JP 62215149A JP 21514987 A JP21514987 A JP 21514987A JP 2594570 B2 JP2594570 B2 JP 2594570B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、暗渠、浄化槽、汚水枡などに設けたマン
ホールを被蓋するためのマンホール蓋、とくには弾性変
形可能なマンホール蓋に関するものである。
(従来の技術) マンホールへの人や物の落下を防止するとともに、マ
ンホールへの水の浸入、マンホールからの臭気の発散な
どを防止する目的の下で、堅牢であるとともに、耐荷重
性にすぐれ、また、シール性が良く、経年変化が少ない
ことが要求される従来既知のマンホール蓋としては、そ
の全体を鋳鉄、モルタル、コンクリートなどにて構成し
たものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる従来のマンホール蓋にあっては、重
量が大きいことにより、それの開閉作業が困難であると
いう問題があり、また、その全体が硬質であることによ
り、とくには子供、老人などが蓋上で転んだときに怪我
をし易いという問題があり、さらには、雨、雪などによ
って極めて滑り易くなるという問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決する
ものであり、マンホール蓋に対する本来的な要求性能を
十分に満たし得ることはもちろん、開閉作業を容易なら
しめるとともに、怪我のおそれを十分に取り除き、しか
も、雨、雪などのときでも滑り難いマンホール蓋を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明のマンホール蓋は、表面に凹凸模様を設け
た、所要の寸法を有する弾性体、たとえば、ゴム、弾性
プラスチックなどからなる弾性体内に、剛性補強材、こ
れもたとえば、鋼板、鉄板、合成樹脂板、または、それ
らのいずれかの穿孔板を埋設し、その剛性補強材を、マ
ンホール側に設けた、断面形状がほぼL字状をなす、た
とえば環状の枠部材の内向きフランジに掛け渡しできる
寸法とし、前記弾性体の周辺部分で、その裏面に、枠部
材の上向き突条に嵌まり合う条溝を設け、その弾性体
に、それの裏面から、剛性補強材を貫いて表面近傍まで
窪む複数個の窪みを設け、それらの各窪みと対応する位
置で、弾性体の表面部分にフラップしたものである。
(作 用) この発明のマンホール蓋では、必要にして最小の寸法
の剛性補強材を弾性体内に埋設することにより、それに
要求される堅牢性、耐荷重性などを十分に満たしてな
お、重量の著しい低減をもたして、それの開閉作業を極
めて容易ならしめることができ、また、弾性体として、
好ましくは耐候性にすぐれたものを選択することにて、
経年変化を十分に防止するとともに、すぐれたシール性
をもたらすことができ、併せて、蓋上での転倒に対し、
すぐれた緩衝機能を発揮して怪我の発生を有効に防止す
ることができる。
しかも、ゴム、弾性プラスチックなどからなる弾性体
に個有の物性に基づき、雨、雪などに起因するスリップ
を十分に防止することができるとともに、そこからの衝
突騒音の発生をもまた十分に防止することができる。
その上ここでは、弾性体の表面に凹凸模様を設けるこ
とで、上述したような、弾性体に固有の物性に加えて、
その凹凸模様それ自体にてもすぐれた滑り止め作用をも
たらすことができ、また、弾性体の裏面に、枠部材の上
向き突条に嵌まり合う条溝を設けて、マンホール蓋にて
その枠部材を完全にカバーすることにより、マンホール
蓋を支持するその枠部材とマンホール蓋との間の段差が
弾性体によって十分に吸収されるので、子供、老人など
がその段差に足をとられるおそれを極めて有効に除去す
ることができる。
そしてさらに、弾性体の裏面から、剛性弾性体を貫い
て表面近傍まで窪む複数個の窪みによって、マンホール
蓋の重量を一層低減させることができ、また、弾性体の
表面部分に形成したフラップによって、マンホールの内
圧等の円滑なる排出、および、持上げ鉤のそこからの直
接的な差し込みを十分に許容することができる。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図および平面
図であり、図中1はマンホール蓋を、2は、マンホール
蓋1を支持する、断面形状がほぼL字状の環状枠をそれ
ぞれ示す。
ここで、図示のマンホール蓋1では、環状枠2の外径
より大きい直径を有する弾性体、たとえば、ゴムもしく
は弾性プラスチックにて形成した弾性体3内に、環状枠
2の内向きフランジ2aに掛け渡しできる直径を有すると
ともに、十分なる堅牢性および耐荷重性を担保するに足
る厚さを有する剛性補強材、たとえば鋼板4を埋設し、
そして、その弾性体3の周辺部分で、その裏面に、環状
枠2の上向き突条2bに嵌まり合う環状溝5を、また、そ
れの表面には、滑り止めのための凹凸模様6をそれぞれ
設ける。
そしてまたここでは、弾性体3に、その裏面から、鋼
板4を貫いてその表面近くまで窪む複数個の窪み7を、
周方向に所定の間隔をおいて設けることにより、十分な
剛性の下での、マンホール蓋1の重量の軽減をもたら
し、加えて、各窪み7と対応する位置で、弾性体3の表
面部分にフラップ8を形成することにより、マンホール
内圧を、窪み7およびそのフラップ8を介して外部へ放
出可能ならしめ、併せて、そのフラップ部分からの、マ
ンホール蓋を持ちげ鉤の直接的な差し込みを可能ならし
める。
このように構成してなるマンホール蓋1によれば、そ
れ本来の機能である堅牢性および耐荷重性は、鋼板4に
より、またシール性は、弾性体3と環状枠2との密着に
より、それぞれ十分に確保されることになり、また、経
年変化は、弾性体それ自身が有する耐候性によって担保
されることになる。
そしてさらに、このマンホール蓋1では、鋼板4の直
径および厚さを必要最小限のものとすることにより、そ
の重量を有効に低減して、開閉作業を極めて容易ならし
めることができる。またここでは、その鋼板4を弾性体
内へ埋め込むことにて、マンホール蓋1に十分なる緩衝
機能を付与することができるので、たとえば子供、老人
などの蓋上の転倒に当っての怪我の発生を十分に防止す
ることができるとともに、その蓋上での歩行、走行など
に際する騒音の発生をもまた十分に防止することができ
る。
加えて、弾性体3は、走行その他に際して圧縮変形す
ることになり、また、履物に対して大きな摩擦力を有す
るので、雨、雪などに起因するスリップを有効に防止す
ることができる。
しかも、弾性体表面の凹凸模様6に固有の滑り止め作
用に基づき、スリップを一層効果的に防止することがで
き、また、弾性体3の裏面の環状溝5の、環状枠2の上
向き突条2bへの嵌め合わせによって、マンホール蓋1支
持する、その環状枠2とマンホール蓋1との間の段差を
十分に吸収して、子供、老人などがその段差に足をとら
れるおそれを効果的に除去することができ、さらに、弾
性体3の裏面から、鋼板4を貫いて表面近傍まで窪む複
数個の窪み7によって、マンホール蓋1の重量の一層の
低減を実現することができ、その上、弾性体1の表面部
分ぬ形成したフラップ8によって、マンホールの内圧等
の円滑なる排出、および、持上げ鉤のそこからの直接的
な差し込みを許容することができる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、剛性補
強材を、鉄板、合成樹脂板、有孔鉄板、有孔樹脂板など
にて構成することも可能であり、また、マンホール蓋の
重量が小さすぎることに起因して、その不測の浮き上が
りのおそれがある場合には、弾性体の弾性変形下にて、
それを環状枠に嵌め込むことも可能である。
加えて、この発明は、平面形状が矩形をなすマホール
蓋にも適用し得ることはもちろんである。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、とくには剛性補強材を弾
性体内へ埋設することにより、堅牢性および耐荷重性を
確保しつつ、軽量化をもたらして、開閉作業を容易なら
しめ、また、弾性体の作用下で、怪我の発生、騒音の発
生等を十分に防止し、かつ、雨、雪などに対してもスリ
ップ事故等を有効に防止することができる。
その上、弾性体表面の凹凸模様の存在の故に、上述し
たところに加えて、その凹凸模様それ自体にてもすぐれ
た滑り止め作用をもたらすことができ、さらに、弾性体
裏面の条溝の、枠部材への嵌め合わせにより、マンホー
ル蓋にてその枠部材を完全にカバーすることで、マンホ
ール蓋を支持する、その枠部材とマンホール蓋との間の
段差を十分に吸収して、子供、老人などがその段差に足
をとられるおそれを効果的に除去することができる。
そしてまた、弾性体の裏面から、剛性補強材を貫いて
それの表面近傍まで窪む複数個の窪みの作用に基づい
て、マンホール蓋の重量の一層の低減を実現することが
でき、加えて、弾性体の表面部分に設けたフラップによ
り、マンホールの内圧等の円滑なる排出の他、持上げ鉤
のそこからの直接的な差し込みによる、マンホール蓋の
簡易迅速な持上げを可能ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はそれぞれこの発明の一実施例を
示す断面図および平面図である。 1……マンホール蓋 2……環状枠 3……弾性体 4……鋼板 5……環状溝 6……凹凸模様

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に凹凸模様を設けた弾性体に剛性補強
    材を埋設し、その剛性補強材を、マンホール側に設け
    た、断面形状がほぼL字状をなす枠部材の内向きフラン
    ジに掛け渡しできる寸法とし、前記弾性体の周辺部分
    で、その裏面に、枠部材の上向き突条に嵌まり合う条溝
    を設け、その弾性体に、それの裏面から、剛性補強材を
    貫いて表面近傍まで窪む複数個の窪みを設け、それらの
    各窪みと対応する位置で、弾性体の表面部分にフラップ
    を形成してなるマンホール蓋。
JP62215149A 1987-08-31 1987-08-31 マンホール蓋 Expired - Fee Related JP2594570B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103452136A (zh) * 2013-01-09 2013-12-18 丁永杰 检查井盖碟形承重骨架及由其制作的检查井盖
CN104234085A (zh) * 2014-09-01 2014-12-24 贵州省正凯实业发展有限公司 一种防盗检查井盖

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