JP2594495B2 - 電子部品の測定装置 - Google Patents

電子部品の測定装置

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JP2594495B2
JP2594495B2 JP4255440A JP25544092A JP2594495B2 JP 2594495 B2 JP2594495 B2 JP 2594495B2 JP 4255440 A JP4255440 A JP 4255440A JP 25544092 A JP25544092 A JP 25544092A JP 2594495 B2 JP2594495 B2 JP 2594495B2
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Inventor
聡 市川
Original Assignee
株式会社テセック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタ,IC,
ディスクリートデバイス等の平行リードを有するモール
ド型電子部品の自動検査、選別装置などに使用される電
子部品の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランジスタ,IC,ディスクリ
ートデバイス等の平行リードを有するモールド型電子部
品(以下これらを総称して電子部品と云う)の特性測定
を行う場合、測定位置に電子部品をセットし、そのリー
ドに測定子を接触させ、測定器から電流または電圧を印
加し、電子部品の抵抗等の電気的特性を測定している。
【0003】測定子の構造としては従来から種々提案さ
れているが、図4および図5に示すリーフスプリング型
またはソケット型の測定子が最も一般的である。図4の
リーフスプリング型測定子1は、シングルコンタクトと
呼ばれ比較的小さい電子部品に対して用いられるもの
で、紙面と直交する方向に並設された複数個の帯状金属
片からなる測子2と、測子2の基部を共通に保持する保
持体3と、プッシャ4を備え、特性測定時に測子2がプ
ッシャ4によって押圧されて弾性変形し、その先端2a
が電子部品5のリード6に所定圧にて押し付けられるよ
うになっている。図5のソケット型測定子10は、ソケ
ット本体11と、ソケット本体11の上面中央に対向し
て配設された測子2と、ソケット本体11の一端部に軸
12を介して開閉自在に配設され、特性測定時に閉じら
れることにより電子部品5のリード6を測子2に所定圧
にて押し付ける押圧部材13と、押圧部材13を閉位置
にロックするロックレバー14およびロックレバー14
にソケット本体11と係合する方向の回動習性を付与す
るばね15とで構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来のリーフスプリング型測定子1により高周波
特性をもつ電子部品の特性測定を行う場合、測子2の長
さが長いほど表皮効果により抵抗が大きくなるため測定
誤差が大きくなり、高い精度の測定結果が得られなくな
るという問題があった。このような問題を解決する方法
として図5に示したソケット型測定子10が開発された
が、この測定子10においても帯状金属片からなる測子
2を用いているため、不十分であった。また、リーフス
プリング型測定子1、ソケット型測定子10の何れにお
いても接触抵抗が大きいと、測定誤差が大きくなり、リ
ード6が測子2に急激に接触すると、リード6または測
子2が曲がり、特に測子2の曲がり量が大きいと曲げ疲
労により測子2の寿命が短くなるなどの問題があった。
さらに、測子2は消耗品であり、交換のし難いものは検
査、選別装置の稼動率を低下させるため、簡単に交換で
きるものが要望されている。
【0005】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点および要望に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、測子の短縮化と良好な接触抵抗を得る
ことができ、測定精度を向上させると共に、交換作業を
容易に行うことができるようにした電子部品の測定装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、導電材料によって形成され
上面に回動支点部を有する台と、この台上に前記回動支
点部を中心として揺動自在にかつ台と電気的に導通され
て配設され、上面一端部に電子部品のリードが圧接され
る小片状のコンタクトと、このコンタクトにリードとの
接触圧を強める方向の回動習性を付与する付勢手段とを
備えたものである。
【0007】
【作用】本発明において、測子を構成するコンタクトは
小さな板状片に形成されることで、長さの短縮化を可能
にする。またコンタクトはリードが接触すると、台の回
動支点部を中心として回動し、リード接触時の衝撃を吸
収する。このとき付勢手段はコンタクトの急激な回動を
阻止する。リードの先端はコンタクトが回動すること
で、コンタクト上面を滑り、接触部の酸化皮膜を傷つ
け、接触抵抗を小さくする。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る電子部品の測定装
置の一実施例を示す分解斜視図、図2は同装置の部分断
面図、図3は電子部品のリードをコンタクトに押し付け
た状態の要部拡大断面図である。これらの図において、
測定装置20は台板21上に配設された左右一対の台2
2および各台22上にそれぞれ揺動自在に配設された複
数個のコンタクト23とを備えている。
【0009】前記台22は、電子部品5のリード6と同
一ピッチで板厚方向に配列された銅等からなる複数枚の
薄い金属片22aと、これら金属片22a間に介在され
た絶縁材とでチップまたはブロック状に形成されてお
り、金属片22aの上面中央にはV字状の突状体からな
る回動支点部24が一体に突設されている。金属片22
aはリード6の本数と同じかこれより多く設けられてお
り、下面にはピン25が一体に延設されている。そし
て、台22は台板21上の電子部品測定位置を挟んでそ
の両側に所定の間隔をおいて配設され、各金属片22a
のピン25が台板21に形成された小孔26に挿通さ
れ、かつテスター(図示せず)に接続されている。
【0010】前記コンタクト23は、台22の金属片2
2aと同一ピッチで板厚方向に配列された銅等からなる
複数枚の薄い金属片からなり、下面中央に前記回動支点
部24が係合するV字状の凹部28が形成されている。
コンタクト23は、前記金属片22aと同数で、上面内
側端部、すなわち電子部品5側端部にはリード6との接
触部を構成する凸部29が一体に突設されている。
【0011】前記台板21上にはさらにそれぞれ左右一
対からなるホルダー30とプローブガイド31が配設さ
れている。ホルダー30は平面視凹型のプレートからな
り、凹部を対向させて複数個の止めねじ32によって固
定されることにより、前記左右一対の台22およびプロ
ーブガイド31を取り囲んでいる。プローブガイド31
は、両端部がホルダー30上に止めねじ33によって固
定されており、内側端面に前記コンタクト23を収納す
る複数個のスリット34が前記台22の金属片22aに
対応して形成されている。スリット34の溝幅は、コン
タクト23の板厚と略等しいか若干大きく設定されてお
り、これによって特性測定時におけるコンタクト23の
板厚方向の移動および曲がりを防止している。コンタク
ト23の上部はスリット34の上方に突出している。前
記ホルダー30の上面中央には板ばね35の一端部が押
え板36によって固定されて配設されている。押え板3
6の両端は止めねじ37によってホルダー30に固定さ
れている。板ばね35の自由端部は前記コンタクト23
の上面外側端部、すなわち凸部29側とは反対側端部に
圧接されることにより、凸部29がリード6に当接する
方向の回動習性をコンタクト23に付与している。な
お、板ばね35は絶縁材料からなり、自由端部がコンタ
クト23の動きに追従し易くするため櫛歯状に形成され
ている。
【0012】このような構造からなる測定装置20にお
いて、コンタクト23は、プローブガイド31のスリッ
ト34内に挿入配置されることにより、台22の金属片
22aの回動支点部24上に揺動自在に載置されて前
後、左右方向の移動を規制されており、かつ板ばね35
によって図2時計方向の回動習性を付与されることによ
り通常下面外側端部が台22の上面に当接して略水平に
設定保持されている。このような状態において特性測定
時に不図示の可動シュートに保持されて未検査の電子部
品5が電子部品測定位置に送られてきて停止し、しかる
後可動シュートが下方に所定距離移動してリード6をコ
ンタクト23の凸部29上に押し付けると、リード6が
コンタクト23および台22の金属片22aを介してテ
スターに電気的に接続されるため、電子部品5の特性測
定を行うことができる。
【0013】ここで、本発明においては台22上に揺動
自在に配設された小片状のコンタクト23が測子を構成
するため、リード先端からコンタクト23、台22の先
端までの距離を図4および図5に示した従来装置に比べ
て短縮することができ、またコンタクト23自体はプロ
ーブガイド31のスリット34内に挿入配置されている
ので、電子部品5の押圧時に板厚方向に動いたり曲がっ
たりすることがない。またコンタクト23を揺動自在に
配設しリード6をコンタクト23の凸部29上面に押し
付けると、コンタクト23は回動支点部24を中心とし
て板ばね35に抗して図3反時計方向に回動し、リード
接触時の衝撃を吸収する。この時、板ばね35はコンタ
クト23が回動することで弾性変形され、コンタクト2
3に対する弾撥力が増大することで、コンタクト23の
急激な回動を阻止する。また、板ばね35の弾撥力は電
子部品5の押圧力と釣合状態を保つことで、凸部29を
リード6に押し付け、これら両者間の接触抵抗を小さく
する。さらに、コンタクト23が回動すると、凸部29
の上面はリード6によって擦られるため、酸化皮膜が傷
つき、一層接触抵抗を小さくする。加えて、コンタクト
23はスリッ34によって位置決めされて台22上に揺
動自在に載置されているだけで、固定されていないため
板ばね35をホルダー30から取り外すと、簡単に交換
することができる。
【0014】なお、上記実施例は台22の回動支点部2
4をV字状の突起で構成したが、これに限らずV字状の
凹部であってもよく、その場合はコンタクト23側にV
字状の突起を設ければよい。また、上記実施例はコンタ
クト23の付勢手段として板ばね34を用いたが、線ば
ね等であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子部
品の測定装置は、台上に小片状のコンタクトを揺動自在
に配設し、これらを導電材料で形成することにより互い
に電気的に導通させ、かつコンタクトを付勢手段によっ
てリードとの接触圧が強まる方向に付勢し、特性測定時
に電子部品のリードをコンタクトに前記付勢手段に抗し
て押し付けるように構成したので、従来の測子に比べて
コンタクトの長さを短くすることが可能で、したがっ
て、測定誤差が少なく、特に高周波特性をもつ電子部品
の特性測定に用いて好適である。また、コンタクトはリ
ードが当たったとき曲がったりすることが殆どなく、ま
たリード当接に伴う回動により衝撃を効果的に吸収する
と共に付勢手段の作用により急激な回動を阻止される。
また、コンタクトは付勢手段によりリードに圧接される
ことで、リードとの接触抵抗が小さく、さらに回動によ
りリードとの接触部がリードによって擦られるため、酸
化皮膜が傷つき、一層接触抵を小さくする。また、コン
タクトは単に台上に揺動自在に配設されるものであるた
め、交換作業が著しく簡単かつ容易で、交換作業に要す
る時間を大幅に短縮することができ、検査、選別装置の
稼動率を向上させることができるなど、その効果は非常
に大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の測定装置の一実施例を
示す分解斜視図である。
【図2】同装置の部分断面図である。
【図3】電子部品のリードをコンタクトに押し付けた状
態の要部拡大断面図である。
【図4】従来の測定子の一例を示す正面図である。
【図5】測定子の他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 測子 5 電子部品 6 リード 21 台板 22 台 23 コンタクト 24 回動支点部 25 ピン 30 ホルダー 31 プローブガイド 34 スリット 35 板ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電材料によって形成され上面に回動支
    点部を有する台と、この台上に前記回動支点部を中心と
    して揺動自在にかつ台と電気的に導通されて配設され、
    上面一端部に電子部品のリードが圧接される小片状のコ
    ンタクトと、このコンタクトにリードとの接触圧を強め
    る方向の回動習性を付与する付勢手段とを備えたことを
    特徴とする電子部品の測定装置。
JP4255440A 1992-09-01 1992-09-01 電子部品の測定装置 Expired - Lifetime JP2594495B2 (ja)

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JPH0682518A JPH0682518A (ja) 1994-03-22
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