JP2594476B2 - トンネル掘削時のずりの搬出装置 - Google Patents

トンネル掘削時のずりの搬出装置

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JP2594476B2
JP2594476B2 JP16035891A JP16035891A JP2594476B2 JP 2594476 B2 JP2594476 B2 JP 2594476B2 JP 16035891 A JP16035891 A JP 16035891A JP 16035891 A JP16035891 A JP 16035891A JP 2594476 B2 JP2594476 B2 JP 2594476B2
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JP
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shear
monorail
bucket
rail
bucket body
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JP16035891A
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正 渡辺
強一 麻生
浩 槇畝
俊幸 紺野
毅 上土井
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル掘削時のずりを
坑外のずり置場に搬出するずりの搬出装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル掘削時におけるずりの搬
出に際しては、パワーシヨベルによってダンプトラツク
にずりを積み込み、ずり仮置場まで運搬している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のダンプトラ
ツクによるずりの搬出作業においては、ずり出し作業中
に車による排気ガスや粉塵等が発生するため、トンネル
坑内の視界が著しく悪化し、その間他の作業が全くでき
ず、また排気ガスや粉塵等の発生により坑内の作業環境
が悪化し、更にまた、ダンプトラツクが高速で走行する
ため事故発生の危険が高く、安全上好ましくない等の問
題があった。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、施工能率
が向上され、坑内の作業環境が改善され、安全性の向上
と大幅な省力化を図ることができるトンネル掘削時のず
りの搬出装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るトンネル掘削時のずりの搬出装置は、
ずり発生場所とずり置場との間に敷設されたループ状の
モノレールと、同モノレールに移動自在に装架されたず
り収納バケツトと、ずり置場において前記モノレールの
内側に同モノレールと平行に敷設され、且つ平面形状が
前記ずり置場側に張り出した凹形状で、側面形状が上向
きの凸形状に構成されたずり収納バケツト自動横転用レ
ールとよりなり、前記ずり収納バケツトは前記モノレー
ルを走行する架台と、同架台上のバケツト本体とより構
成され、同バケツト本体の底部は前記架台の外側端に回
動自在に枢支され、バケツト本体の底部には前記自動横
転用レールを挟持しながらスライドする溝型スライド部
を具えている。
【0006】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
トンネル掘削時のずりを、同ずり発生場所とずり置場と
の間に敷設されたループ状のモノレールに装架されたず
り収納バケツトに搬入し、同ずり収納バケツトを前記モ
ノレールに沿って移動させると、ずり置場において、同
モノレールと並行に敷設された、側面が上向きの凸形状
で、平面がずり置場側に張り出した凹形状のずり収納バ
ケツト自動横転用レールに沿って、前記ずり収納バケツ
トにおける架台の底部に設けた溝型スライド部がスライ
ドすることによって、前記バケツト本体の底部が持ち上
げられるとともに、前記架台における枢支部を中心とし
てずり置場側に傾動し、ずり置場にバケツト本体内のず
りを排出する。
【0007】かくしてずりを排出したのち、前記収納バ
ケツト自動横転用レールに沿ってずり収納バケツトが更
に移動し、その間に前とは逆方向にバケツト本体が傾動
して旧位に復し、モノレールによって再びずり発生場所
に到達する。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。1はトンネル坑内における切羽Aとずり置場Bとの
間にトンネルの掘進に伴って順次継接延長されるループ
状のモノレールで、同モノレール1上に電動式に駆動さ
れるずり収納バケツトCが移動自在に装架されている。
更にずり置場Bにおいて前記モノレール1と平行して内
側にずり収納バケツト自動横転用レール2が敷設されて
いる。同レール2は平面形状が前記ずり置場B側に張り
出した凹形状で、且つ側面形状が上向きの凸形状に構成
されている。図中3及び4は夫々前記モノレール1及び
ずり収納バケツト自動横転用レール2の支持部材であ
る。
【0009】前記ずり収納バケツトCは前記ノモレール
1上に遠隔操作によって移動自在に装架された架台5と
バケツト本体6とより構成され、同バケツト本体6の外
側寄りの位置においては前記架台5の外側端にヒンジ7
を介して傾動自在に枢支され、前記バケツト本体6の底
部には、前記レール2を挟持しながらスライドする溝型
スライド部8を具えている。図中6aは前記バケツト本
体6の底部に上端部を枢支されたバケツト側枠、9は架
台5に設けた駆動輪、10は駆動部である。
【0010】図示の実施例は前記したように構成されて
いるので、遠隔操作によってずり収納バケツトCをルー
プ状のモノレール1に沿ってずり発生場所である切羽A
にまで移動させ、パワーシヨベルDによってずりEをず
り収納バケツトCにおけるバケツト本体6に積載し、前
記ノモレール1に沿ってずり置場Bにまで移動すると、
バケツト本体6における溝型スライド部8がずり収納バ
ケツト自動横転用レール2を挟持しながらスライドし、
バケツト本体6の底部が同レール2に沿って持ち上げら
れるとともに、バケツト本体6が内側方に移動し、ヒン
ジ7を中心としてバケツト本体6が図5の破線に示す如
く回動して同バケツト本体6内のずりEがずり置場Bに
排出される。
【0011】しかるのち前記溝型スライド部8が前記レ
ール2に沿って下降するとともに内側方に移動し、前記
ずり収納バケツトCは旧の状態に復し、モノレール1を
案内として再び切羽A側に移動する。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るトンネル掘削時のずり搬出
装置によれば、電動式の簡易型モノレール式のずり搬出
装置を用いたため、排気ガスや粉塵の発生が防止され、
従ってずり出し作業と並行して他の作業を行なうことが
できる。また遠隔操作が可能となるので、ずりの積込み
から排出に至る一連のずり出し作業がずりの積込み作業
を行なうタイヤシヨベルのオペレータが行なうことがで
きる。
【0013】更にまたダンプカーを使用しないため、事
故発生の危険性がなくなり、従って本発明によれば施工
能率が増大し、坑内の作業環境が改善されるとともに、
安全性が向上され、大幅な省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル掘削時のずりの搬出装置
による坑内におけるずりの積込作業を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ずり置場におけるレール配置状態を示す平面図
である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】ずり置場におけるずりの搬出状態を示す縦断面
図である。
【図6】ずり収納バケツトの架台を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A 切羽 B ずり置場 C ずり収納バケツト D パワーシヨベル E ずり 1 モノレール 2 ずり収納バケツト自動横転用レール 5 架台 6 バケツト本体 7 ヒンジ 8 溝型スライド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紺野 俊幸 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 上土井 毅 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ずり発生場所とずり置場との間に敷設さ
    れたループ状のモノレールと、同モノレールに移動自在
    に装架されたずり収納バケツトと、ずり置場において前
    記モノレールの内側に同モノレールと平行に敷設され、
    且つ平面形状が前記ずり置場側に張り出した凹形状で、
    側面形状が上向きの凸形状に構成されたずり収納バケツ
    ト自動横転用レールとよりなり、前記ずり収納バケツト
    は前記モノレールを走行する架台と、同架台上のバケツ
    ト本体とより構成され、同バケツト本体の底部は前記架
    台の外側端に回動自在に枢支され、バケツト本体の底部
    には前記自動横転用レールを挟持しながらスライドする
    溝型スライド部を具えてなることを特徴とするトンネル
    掘削時のずりの搬出装置。
JP16035891A 1991-07-01 1991-07-01 トンネル掘削時のずりの搬出装置 Expired - Lifetime JP2594476B2 (ja)

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JPH0510092A JPH0510092A (ja) 1993-01-19
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CN101871361B (zh) * 2009-04-27 2012-05-23 淮南矿业(集团)有限责任公司 矿山巷道设计方法

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