JP2594077B2 - 音響機器装置 - Google Patents
音響機器装置Info
- Publication number
- JP2594077B2 JP2594077B2 JP30878787A JP30878787A JP2594077B2 JP 2594077 B2 JP2594077 B2 JP 2594077B2 JP 30878787 A JP30878787 A JP 30878787A JP 30878787 A JP30878787 A JP 30878787A JP 2594077 B2 JP2594077 B2 JP 2594077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sponge
- chassis
- outer shell
- cabinet
- audio equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、操作スイッチに対する操作部をキャビネッ
ト表面に必要とする音響機器装置に関するものである。
ト表面に必要とする音響機器装置に関するものである。
（従来の技術） 一般に、この種の音響機器装置は第２図に示すように
樹脂成形された表キャビネット11、裏キャビネット12、
およびプリント配線基板13によって構成されている。ま
た操作部として表キャビネット11に嵌合摺動するつまみ
14によりプリント配線基板13上に固定されたスライドス
イッチ15を動かしたり、表キャビネット11に嵌合し成形
ばねを有する釦16によってプリント配線基板13上に固定
されたタッチスイッチ17を押すように構成されていた。
樹脂成形された表キャビネット11、裏キャビネット12、
およびプリント配線基板13によって構成されている。ま
た操作部として表キャビネット11に嵌合摺動するつまみ
14によりプリント配線基板13上に固定されたスライドス
イッチ15を動かしたり、表キャビネット11に嵌合し成形
ばねを有する釦16によってプリント配線基板13上に固定
されたタッチスイッチ17を押すように構成されていた。
（発明が解決しようとする問題点） 上記、従来のように音響機器装置では、つまみおよび
釦とキャビネットの隙間等から砂や埃が機器内部に侵入
したり、つまみ摺動部に砂、埃が付着したときに掃除し
にくい欠点があった。
釦とキャビネットの隙間等から砂や埃が機器内部に侵入
したり、つまみ摺動部に砂、埃が付着したときに掃除し
にくい欠点があった。
また、樹脂成形されたキャビネットの場合、硬い表面
となり、近年の加工技術により外観的に樹脂観ををなく
するような手法も用いられているが、本質的な硬さは軽
減できない欠点があった。
となり、近年の加工技術により外観的に樹脂観ををなく
するような手法も用いられているが、本質的な硬さは軽
減できない欠点があった。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、操作部である
つまみ、釦とキャビネットの隙間をなくし、砂や埃の機
器内部に侵入しない、デザイン的に自由度の大きな音響
機器装置を提供することである。
つまみ、釦とキャビネットの隙間をなくし、砂や埃の機
器内部に侵入しない、デザイン的に自由度の大きな音響
機器装置を提供することである。
（問題点を解決するための手段） 本発明の音響機器装置は、釦孔が穿設されたシャーシ
全表面に弾性を有するスポンジ状外殻を被覆するととも
に、前記シャーシ内において前記釦孔に対向するように
操作スイッチを配置し、前記操作スイッチの可動部を、
前記スポンジ状外殻において前記釦孔を封止した操作部
を介して操作するようにしたものである。
全表面に弾性を有するスポンジ状外殻を被覆するととも
に、前記シャーシ内において前記釦孔に対向するように
操作スイッチを配置し、前記操作スイッチの可動部を、
前記スポンジ状外殻において前記釦孔を封止した操作部
を介して操作するようにしたものである。
（作 用） 本発明の音響機器装置は、シャーシ上をスポンジ状外
殻で覆ってキャビネットを構成しているため、キャビネ
ット内への砂・埃・水等の侵入が全くなく、またスポン
ジ状外殻が弾性を有することから、これを外力によって
弾性変形させることによりキャビネット内に配置された
操作スイッチを操作することができる。また機器がスポ
ンジ状外殻で全て覆われているため、デザイン的自由度
が大きく、印刷等により従来にない装飾を施すことがで
きる。
殻で覆ってキャビネットを構成しているため、キャビネ
ット内への砂・埃・水等の侵入が全くなく、またスポン
ジ状外殻が弾性を有することから、これを外力によって
弾性変形させることによりキャビネット内に配置された
操作スイッチを操作することができる。また機器がスポ
ンジ状外殻で全て覆われているため、デザイン的自由度
が大きく、印刷等により従来にない装飾を施すことがで
きる。
（実施例） 本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。第１
図は本発明の音響機器装置の断面図である。同図におい
て、タッチスイッチ１を固定したプリント配線基板２
は、タッチスイッチ１の可動部1aが表シャーシ３の釦孔
3aと対向するよう位置決めされ、表シャーシ３と一体の
ボス3bにねじ４により固定されている。
図は本発明の音響機器装置の断面図である。同図におい
て、タッチスイッチ１を固定したプリント配線基板２
は、タッチスイッチ１の可動部1aが表シャーシ３の釦孔
3aと対向するよう位置決めされ、表シャーシ３と一体の
ボス3bにねじ４により固定されている。
前記表シャーシ３は、その全表面に表スポンジ状外殻
５が貼り付けられている。また、音孔7aが形成された裏
シャーシ７は、その内面にスピーカ６が配置されるとと
もに、全表面に裏スポンジ状外殻８が貼り付けられてい
る。この裏スポンジ状外殻８は、その音孔8aが裏シャー
シ７の音孔7aと一致するように位置決めされている。
５が貼り付けられている。また、音孔7aが形成された裏
シャーシ７は、その内面にスピーカ６が配置されるとと
もに、全表面に裏スポンジ状外殻８が貼り付けられてい
る。この裏スポンジ状外殻８は、その音孔8aが裏シャー
シ７の音孔7aと一致するように位置決めされている。
表シャーシ３および裏シャーシ７は、表スポンジ状外
殻５の表パッキン部5bおよび裏スポンジ状外殻８の裏パ
ッキン部8bを合わせて挾持するように位置決めされ、ボ
ス7bに挿通しボス3cに捩じ込まれたねじ９により一体に
固定されている。そして、表スポンジ状外殻５と裏スポ
ンジ状外殻８との合わせ目は、飾りベルト10が巻き付け
られて固定されている。
殻５の表パッキン部5bおよび裏スポンジ状外殻８の裏パ
ッキン部8bを合わせて挾持するように位置決めされ、ボ
ス7bに挿通しボス3cに捩じ込まれたねじ９により一体に
固定されている。そして、表スポンジ状外殻５と裏スポ
ンジ状外殻８との合わせ目は、飾りベルト10が巻き付け
られて固定されている。
以上説明したように本発明の音響機器装置では、その
キャビネットがシャーシ3,7およびシャーシ3,7の全表面
を被覆したスポンジ状外殻5,8により構成されており、
表スポンジ状外殻５において表シャーシ３の釦孔3aを封
止した操作部である釦部5aを外部から押すことで、釦部
5aを介してタッチスイッチ１の可動部1aを動作させるこ
とができ、動作後は、釦部5aは自らの弾性により元の状
態に復帰する。
キャビネットがシャーシ3,7およびシャーシ3,7の全表面
を被覆したスポンジ状外殻5,8により構成されており、
表スポンジ状外殻５において表シャーシ３の釦孔3aを封
止した操作部である釦部5aを外部から押すことで、釦部
5aを介してタッチスイッチ１の可動部1aを動作させるこ
とができ、動作後は、釦部5aは自らの弾性により元の状
態に復帰する。
また、表スポンジ状外殻５の表パッキン部5bと裏スポ
ンジ状外殻８の裏パッキン部8bとを、ねじ９を締め込む
ことで圧縮すれば、表シャーシ３と裏シャーシ７との合
わせ目を簡単に防水できる。
ンジ状外殻８の裏パッキン部8bとを、ねじ９を締め込む
ことで圧縮すれば、表シャーシ３と裏シャーシ７との合
わせ目を簡単に防水できる。
（発明の効果） 本発明によれば、操作部であるつまみ・釦等とキャビ
ネットとの間には隙間がないため、砂や埃が機器内部へ
侵入することがなく、またスポンジ状外殻で機器全体を
覆っているためデザイン的自由度が大きく、印刷等によ
り従来にない装飾を施すことができ、その実用上の効果
は大である。
ネットとの間には隙間がないため、砂や埃が機器内部へ
侵入することがなく、またスポンジ状外殻で機器全体を
覆っているためデザイン的自由度が大きく、印刷等によ
り従来にない装飾を施すことができ、その実用上の効果
は大である。
第１図は本発明の一実施例における音響機器装置の断面
図、第２図は従来の音響機器装置の断面図である。 １……タッチスイッチ、２……プリント配線基板、３…
…表シャーシ、3a……釦孔、3b,3c,7b……ボス、4,9…
…ねじ、５……表スポンジ状外殻、5a……釦部、5b……
表パッキン部、６……スピーカ、７……裏シャーシ、８
……裏スポンジ状外殻、7a,8a……音孔、8b……裏パッ
キン部、10……飾りベルト。
図、第２図は従来の音響機器装置の断面図である。 １……タッチスイッチ、２……プリント配線基板、３…
…表シャーシ、3a……釦孔、3b,3c,7b……ボス、4,9…
…ねじ、５……表スポンジ状外殻、5a……釦部、5b……
表パッキン部、６……スピーカ、７……裏シャーシ、８
……裏スポンジ状外殻、7a,8a……音孔、8b……裏パッ
キン部、10……飾りベルト。
Claims (1)
- 【請求項１】釦孔が穿設されたシャーシ全表面に弾性を
有するスポンジ状外殻を被覆するとともに、前記シャー
シ内において前記釦孔に対向するように操作スイッチを
配置し、前記操作スイッチの可動部を、前記スポンジ状
外殻において前記釦孔を封止した操作部を介して操作す
るようにしたことを特徴とする音響機器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30878787A JP2594077B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 音響機器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30878787A JP2594077B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 音響機器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150391A JPH01150391A (ja) | 1989-06-13 |
| JP2594077B2 true JP2594077B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17985300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30878787A Expired - Lifetime JP2594077B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 音響機器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594077B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE426241T1 (de) * | 2004-08-20 | 2009-04-15 | Aaron B Sternberg | Steuereinrichtungen aus stossunempfindlichem material |
| CN109460128A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-03-12 | 徐州市奥仕捷电子机箱有限公司 | 一种机箱的密封零件 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP30878787A patent/JP2594077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01150391A (ja) | 1989-06-13 |
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