JP2593951Y2 - 静電気発生装置 - Google Patents
静電気発生装置Info
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- JP2593951Y2 JP2593951Y2 JP1992082998U JP8299892U JP2593951Y2 JP 2593951 Y2 JP2593951 Y2 JP 2593951Y2 JP 1992082998 U JP1992082998 U JP 1992082998U JP 8299892 U JP8299892 U JP 8299892U JP 2593951 Y2 JP2593951 Y2 JP 2593951Y2
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- conductor
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ノイズに対する電子機
器の許容度を試験するために使用するサージ電圧・電流
を発生させる静電気発生装置に関するものである。
器の許容度を試験するために使用するサージ電圧・電流
を発生させる静電気発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の進歩により通信機器や
制御機器等の電子機器は、小型化と実装密度の向上が図
られているが、ノイズ、特に、そのうちの突発的サージ
による電子機器の誤動作、故障、破壊といった被害が増
大している。ここでサージとは、短時間に激しく変化す
る過渡的な電圧または電流のことで、例えば、人体に帯
電した静電気が機器に接触したときに発生する放電現象
のような電流または電圧が典型的な例である。このサー
ジによる電子機器の被害を防止するために、回路的な対
策を立てることが重要になり、そのために人工的に発生
させたサージを電子機器に与えてその影響を詳しく調べ
る必要がある。
制御機器等の電子機器は、小型化と実装密度の向上が図
られているが、ノイズ、特に、そのうちの突発的サージ
による電子機器の誤動作、故障、破壊といった被害が増
大している。ここでサージとは、短時間に激しく変化す
る過渡的な電圧または電流のことで、例えば、人体に帯
電した静電気が機器に接触したときに発生する放電現象
のような電流または電圧が典型的な例である。このサー
ジによる電子機器の被害を防止するために、回路的な対
策を立てることが重要になり、そのために人工的に発生
させたサージを電子機器に与えてその影響を詳しく調べ
る必要がある。
【0003】図4は従来から使用されている静電気発生
装置の基本回路を示しており、高圧電源1により発生し
た高電圧(HV)は、放電部2のリレースイッチ3を閉
じることで充電抵抗器4を経由してコンデンサ5に充電
する。充電が完了すると、リレースイッチ3を開いた
後、他方のリレースイッチ7を閉じるとコンデンサ5に
充電していた電荷が放電抵抗器6を経由して放電チップ
8に流れ、グランド端子9に結合された被試験体10と
の間で放電が起こる。このような人工的に発生させたサ
ージを繰り返し被試験体10に与えることで静電気試験
が行われる。
装置の基本回路を示しており、高圧電源1により発生し
た高電圧(HV)は、放電部2のリレースイッチ3を閉
じることで充電抵抗器4を経由してコンデンサ5に充電
する。充電が完了すると、リレースイッチ3を開いた
後、他方のリレースイッチ7を閉じるとコンデンサ5に
充電していた電荷が放電抵抗器6を経由して放電チップ
8に流れ、グランド端子9に結合された被試験体10と
の間で放電が起こる。このような人工的に発生させたサ
ージを繰り返し被試験体10に与えることで静電気試験
が行われる。
【0004】今、放電チップ8と被試験体10との間で
放電を行い人工的にサージを発生させたときの放電電流
波形は、図5のDに示すように、第1ピークの立ち上が
り時間T1が0.3ns程度の位置にあり、第2ピーク
の時間Tnが約数10nsである。ところで、人体に発
生した静電気が、機器に触れた時に発生する自然発生的
な放電現象による放電電流波形は、図5のEに示すよう
に、2つのピークを有し、第1ピークの立ち上がり時間
が0.7〜1.0nsであることが経験的に知られてお
り、この立ち上がり時間等が放電現象を定常的に表現す
るために規格として定められている。
放電を行い人工的にサージを発生させたときの放電電流
波形は、図5のDに示すように、第1ピークの立ち上が
り時間T1が0.3ns程度の位置にあり、第2ピーク
の時間Tnが約数10nsである。ところで、人体に発
生した静電気が、機器に触れた時に発生する自然発生的
な放電現象による放電電流波形は、図5のEに示すよう
に、2つのピークを有し、第1ピークの立ち上がり時間
が0.7〜1.0nsであることが経験的に知られてお
り、この立ち上がり時間等が放電現象を定常的に表現す
るために規格として定められている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように自然発生的な静電気の放電電流の第1ピークの立
ち上がり時間が0.7〜1.0nsであるのに対して、
従来の静電気発生装置では、第1ピークの立ち上がり時
間が0.3ns程度の位置にあるため、静電気試験にお
いてシュミレーション精度の高い試験を期待できない欠
点があった。この第1ピークの立ち上がり時間の0.3
nsを遅延させるために、放電チップ8と放電抵抗器6
との間に、コイルやコア等を介装しても電流変化が非常
に高速であり、遅延制御が難しく、自然発生的な静電気
サージと一致させることが困難であった。そのため、人
工的なサージを繰り返し電子機器に与えてその影響を詳
しく調べても正確なノイズ対策にはならないという問題
点があった。
ように自然発生的な静電気の放電電流の第1ピークの立
ち上がり時間が0.7〜1.0nsであるのに対して、
従来の静電気発生装置では、第1ピークの立ち上がり時
間が0.3ns程度の位置にあるため、静電気試験にお
いてシュミレーション精度の高い試験を期待できない欠
点があった。この第1ピークの立ち上がり時間の0.3
nsを遅延させるために、放電チップ8と放電抵抗器6
との間に、コイルやコア等を介装しても電流変化が非常
に高速であり、遅延制御が難しく、自然発生的な静電気
サージと一致させることが困難であった。そのため、人
工的なサージを繰り返し電子機器に与えてその影響を詳
しく調べても正確なノイズ対策にはならないという問題
点があった。
【0006】そこで本考案は、簡単に自然発生的な静電
気サージに一致させることができる静電気発生装置を提
供することを目的とする。
気サージに一致させることができる静電気発生装置を提
供することを目的とする。
【0007】なお、本出願人は、特開平3−61875
号公報において、放電部と放電チップとの間に広い面積
の導体板を設けて、放電時間を遅延させ、人工的に発生
したサージを、自然発生的な静電気サージと一致させる
技術を開示している。
号公報において、放電部と放電チップとの間に広い面積
の導体板を設けて、放電時間を遅延させ、人工的に発生
したサージを、自然発生的な静電気サージと一致させる
技術を開示している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の静電気発生装置は、高電圧を発生する高圧
電源と、この高圧電源の高電圧を充電する主コンデンサ
及び充放電を切り換える充電側及び放電側の2つの固定
側接点と1つの切り換え側接点とからなるスイッチを有
する放電部と、この放電部に結合され被試験体に対し放
電を行う放電チップとを備える静電気発生装置におい
て、前記スイッチの放電側の固定側接点の導線と切り換
え側の接点の導線との間に浮遊容量を形成する一方の導
線の周囲に被覆された絶縁体の周囲に設けた結合板から
なるコンデンサを設けたものである。
に、本考案の静電気発生装置は、高電圧を発生する高圧
電源と、この高圧電源の高電圧を充電する主コンデンサ
及び充放電を切り換える充電側及び放電側の2つの固定
側接点と1つの切り換え側接点とからなるスイッチを有
する放電部と、この放電部に結合され被試験体に対し放
電を行う放電チップとを備える静電気発生装置におい
て、前記スイッチの放電側の固定側接点の導線と切り換
え側の接点の導線との間に浮遊容量を形成する一方の導
線の周囲に被覆された絶縁体の周囲に設けた結合板から
なるコンデンサを設けたものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、充放電を切り換えるスイッチ
の放電側の固定側接点の導線と切り換え側の導線との間
に浮遊容量を形成する一方の導線の周囲に被覆された絶
縁体の周囲に設けた結合板からなるコンデンサを設ける
ことで浮遊容量が形成され、この浮遊容量により放電電
流・電圧波形が遅延し、簡単に自然発生的な静電気サー
ジに一致させることができる。
の放電側の固定側接点の導線と切り換え側の導線との間
に浮遊容量を形成する一方の導線の周囲に被覆された絶
縁体の周囲に設けた結合板からなるコンデンサを設ける
ことで浮遊容量が形成され、この浮遊容量により放電電
流・電圧波形が遅延し、簡単に自然発生的な静電気サー
ジに一致させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1は本考案実施例の静電気発生装置の構
成を説明する回路図である。
に説明する。図1は本考案実施例の静電気発生装置の構
成を説明する回路図である。
【0011】同図において、本実施例の静電気発生装置
は、高圧電源11で発生した高電圧を放電部12で充電
し放電チップ18を介して被試験体20に放電させる装
置であり、放電部12は、充電抵抗器13、放電電荷を
充電するための主コンデンサ14、放電抵抗器15、リ
レースイッチ16、波形整形部17等を備えている。リ
レースイッチ16は、不活性ガス等を封入した切り換え
型スイッチであり、2つの固定側の接点A及び接点B
と、切り換え側の接点Cとを有する。そして、高圧電源
11の高電圧(HV)側は、充電抵抗器13を介してリ
レースイッチ16の一方の固定側接点Bに接続され、リ
レースイッチ16の切り換え側接点Cは、直列に接続し
た放電抵抗器15と主コンデンサ14とを介して接地
(GND)側に接続され、リレースイッチ16の他方の
固定側接点Aは、波形整形部17を介して放電チップ1
8に結合される。また、グランド端子19は、被試験体
20の接地端子に接続される。充電抵抗器13は、例え
ば、50〜100MΩ程度、放電抵抗器15は、充電抵
抗器13に比較して無視できる330Ω程度の値に設定
される。波形整形部17は、放電電流波形を平滑に整形
するための回路であり、例えば、リレースイッチ16と
放電チップ18との間の導線上に設けられた誘導的なフ
ェライトコアや容量的な円板等により構成される。放電
チップ18は、先端が鋭角に尖った円柱金属からなる。
そして、リレースイッチ16の固定側接点Aの導線と、
切り換え側の接点Cの導線との間には、浮遊容量を有す
るコンデンサ21が設けられる。
は、高圧電源11で発生した高電圧を放電部12で充電
し放電チップ18を介して被試験体20に放電させる装
置であり、放電部12は、充電抵抗器13、放電電荷を
充電するための主コンデンサ14、放電抵抗器15、リ
レースイッチ16、波形整形部17等を備えている。リ
レースイッチ16は、不活性ガス等を封入した切り換え
型スイッチであり、2つの固定側の接点A及び接点B
と、切り換え側の接点Cとを有する。そして、高圧電源
11の高電圧(HV)側は、充電抵抗器13を介してリ
レースイッチ16の一方の固定側接点Bに接続され、リ
レースイッチ16の切り換え側接点Cは、直列に接続し
た放電抵抗器15と主コンデンサ14とを介して接地
(GND)側に接続され、リレースイッチ16の他方の
固定側接点Aは、波形整形部17を介して放電チップ1
8に結合される。また、グランド端子19は、被試験体
20の接地端子に接続される。充電抵抗器13は、例え
ば、50〜100MΩ程度、放電抵抗器15は、充電抵
抗器13に比較して無視できる330Ω程度の値に設定
される。波形整形部17は、放電電流波形を平滑に整形
するための回路であり、例えば、リレースイッチ16と
放電チップ18との間の導線上に設けられた誘導的なフ
ェライトコアや容量的な円板等により構成される。放電
チップ18は、先端が鋭角に尖った円柱金属からなる。
そして、リレースイッチ16の固定側接点Aの導線と、
切り換え側の接点Cの導線との間には、浮遊容量を有す
るコンデンサ21が設けられる。
【0012】図2は本考案実施例のリレースイッチの斜
視図である。
視図である。
【0013】同図において、リレースイッチ16は、そ
の本体22が不活性ガスを封入した内部に切り換えスイ
ッチを設けた円筒状に形成されており、その本体22の
端面には固定側の接点A及び接点Bの導線23及び24
と、切り換え側接点Cの導線25が導出され、それぞれ
の導線23,24,25の周囲に絶縁体26が被覆され
ている。そして、浮遊容量を有するコンデンサ21を形
成するために、固定側接点Aの導線23を被覆する絶縁
体26の周囲に所定の面積を有する円筒状に形成された
結合板27が設けられ、この結合板27と切り換え側接
点Cの導線25とが結合導線28により接続されてい
る。
の本体22が不活性ガスを封入した内部に切り換えスイ
ッチを設けた円筒状に形成されており、その本体22の
端面には固定側の接点A及び接点Bの導線23及び24
と、切り換え側接点Cの導線25が導出され、それぞれ
の導線23,24,25の周囲に絶縁体26が被覆され
ている。そして、浮遊容量を有するコンデンサ21を形
成するために、固定側接点Aの導線23を被覆する絶縁
体26の周囲に所定の面積を有する円筒状に形成された
結合板27が設けられ、この結合板27と切り換え側接
点Cの導線25とが結合導線28により接続されてい
る。
【0014】上記構成によれば、リレースイッチ16を
固定接点B側に切り換えれば、高圧電源11の高電圧
(HV)が充電抵抗器13と放電抵抗器15を経由して
主コンデンサ14に充電される。次に充電が終了した時
に、リレースイッチ16を固定接点A側に切り換えれ
ば、主コンデンサ14に充電した電荷が、放電抵抗器1
5から波形整形部17を経由して放電チップ18に流
れ、この放電チップ18とグランド端子19に結合され
た被試験体10との間で放電が起こる。このとき、放電
電流波形の第1ピークの立ち上がり時間は、リレースイ
ッチ16の固定側接点Aの導線23と、切り換え側の接
点Cの導線25との間に、結合板27と結合導線28と
からなる浮遊容量を有するコンデンサ21のために遅延
し、またその波形が波形整形部17で平滑にされる。
固定接点B側に切り換えれば、高圧電源11の高電圧
(HV)が充電抵抗器13と放電抵抗器15を経由して
主コンデンサ14に充電される。次に充電が終了した時
に、リレースイッチ16を固定接点A側に切り換えれ
ば、主コンデンサ14に充電した電荷が、放電抵抗器1
5から波形整形部17を経由して放電チップ18に流
れ、この放電チップ18とグランド端子19に結合され
た被試験体10との間で放電が起こる。このとき、放電
電流波形の第1ピークの立ち上がり時間は、リレースイ
ッチ16の固定側接点Aの導線23と、切り換え側の接
点Cの導線25との間に、結合板27と結合導線28と
からなる浮遊容量を有するコンデンサ21のために遅延
し、またその波形が波形整形部17で平滑にされる。
【0015】図3は本考案実施例の放電電流波形を示す
図であり、2つの第1ピーク及び第2ピークを有し、第
1ピークは、コンデンサ21の浮遊容量を変化させるこ
とで、その電流が10%から90%までに立ち上がる時
間T1を0.7〜1.0nsにできることが確認でき
た。この浮遊容量の変化は、導線23に被覆されている
絶縁体26の厚さに応じて結合板27の面積等を変える
ことで達成され、実験的に値を確認して設定される。
図であり、2つの第1ピーク及び第2ピークを有し、第
1ピークは、コンデンサ21の浮遊容量を変化させるこ
とで、その電流が10%から90%までに立ち上がる時
間T1を0.7〜1.0nsにできることが確認でき
た。この浮遊容量の変化は、導線23に被覆されている
絶縁体26の厚さに応じて結合板27の面積等を変える
ことで達成され、実験的に値を確認して設定される。
【0016】以上のように、従来では第1ピークの立ち
上がり時間を制御するには、放電部と放電チップとの間
に広い面積の導体板を設けていたが、本考案では切り換
え型のリレースイッチ16の放電側端子の導線に浮遊容
量を形成することで、簡単に遅延時間を変化させること
が可能になり、自然発生的な静電気サージに一致させる
ことができるようになった。・
上がり時間を制御するには、放電部と放電チップとの間
に広い面積の導体板を設けていたが、本考案では切り換
え型のリレースイッチ16の放電側端子の導線に浮遊容
量を形成することで、簡単に遅延時間を変化させること
が可能になり、自然発生的な静電気サージに一致させる
ことができるようになった。・
【0017】なお、上記実施例においては、固定側接点
Aの導線23を被覆する絶縁体26の周囲に円筒状に形
成した結合板27を設けたが、少なくとも、リレースイ
ッチ16の放電側端子の導線23,25に浮遊容量を形
成すればよく、例えば、切り換え側接点Cの導線25の
絶縁体26周囲に結合板を設けてもよく、また結合板2
7の形状も円筒状に限らず、平板状あるいはコイル状等
の任意の形状に形成される。
Aの導線23を被覆する絶縁体26の周囲に円筒状に形
成した結合板27を設けたが、少なくとも、リレースイ
ッチ16の放電側端子の導線23,25に浮遊容量を形
成すればよく、例えば、切り換え側接点Cの導線25の
絶縁体26周囲に結合板を設けてもよく、また結合板2
7の形状も円筒状に限らず、平板状あるいはコイル状等
の任意の形状に形成される。
【0018】また、波形整形回路17は、必要により、
放電電流波形が平滑になるように誘導素子や容量素子で
構成されればよく、任意の回路にできる。
放電電流波形が平滑になるように誘導素子や容量素子で
構成されればよく、任意の回路にできる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
充放電を切り換えるスイッチの放電側端子の導線に結合
板を設けて浮遊容量を形成し、この浮遊容量により放電
電流・電圧波形を遅延させることが可能になり、簡単に
自然発生的な静電気サージに一致させることができる効
果がある。
充放電を切り換えるスイッチの放電側端子の導線に結合
板を設けて浮遊容量を形成し、この浮遊容量により放電
電流・電圧波形を遅延させることが可能になり、簡単に
自然発生的な静電気サージに一致させることができる効
果がある。
【図1】本考案実施例の静電気発生装置の構成を説明す
る回路図である。
る回路図である。
【図2】本考案実施例のリレースイッチの斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案実施例の放電電流波形を示す図である。
【図4】従来例の静電気発生装置の構成を説明する回路
図である。
図である。
【図5】従来例の静電気発生装置及び自然発生的な静電
気サージの放電電流波形を示す図である。 11 高圧電源 12 放電部 13 充電抵抗器 14 主コンデンサ 15 放電抵抗器 16 リレースイッチ 17 波形整形回路 18 放電チップ 19 グランド端子 20 被試験体 21 コンデンサ 22 本体 23,24,25 導線 26 絶縁体 27 結合板 28 導線
気サージの放電電流波形を示す図である。 11 高圧電源 12 放電部 13 充電抵抗器 14 主コンデンサ 15 放電抵抗器 16 リレースイッチ 17 波形整形回路 18 放電チップ 19 グランド端子 20 被試験体 21 コンデンサ 22 本体 23,24,25 導線 26 絶縁体 27 結合板 28 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/00 G01R 31/30 H02M 9/04 H03K 3/53
Claims (1)
- 【請求項1】 高電圧を発生する高圧電源と、この高圧
電源の高電圧を充電する主コンデンサ及び充放電を切り
換える充電側及び放電側の2つの固定側接点と1つの切
り換え側接点とからなるスイッチを有する放電部と、こ
の放電部に結合され被試験体に対し放電を行う放電チッ
プとを備える静電気発生装置において、前記スイッチの
放電側の固定側接点の導線と切り換え側の接点の導線と
の間に浮遊容量を形成する一方の導線の周囲に被覆され
た絶縁体の周囲に設けた結合板からなるコンデンサを設
けたことを特徴とする静電気発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082998U JP2593951Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 静電気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082998U JP2593951Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 静電気発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726781U JPH0726781U (ja) | 1995-05-19 |
JP2593951Y2 true JP2593951Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13789897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992082998U Expired - Lifetime JP2593951Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 静電気発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593951Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016001113A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生ガン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102084913B1 (ko) * | 2016-06-14 | 2020-03-06 | 안주립 | 정전기 시험기의 출력 및 동작상태 검지장치 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP1992082998U patent/JP2593951Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016001113A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 株式会社ノイズ研究所 | 静電気発生ガン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726781U (ja) | 1995-05-19 |
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