JP2593947B2 - 複動―二重ブレークオーバー・スロツトル・レバー - Google Patents

複動―二重ブレークオーバー・スロツトル・レバー

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JP2593947B2
JP2593947B2 JP2015926A JP1592690A JP2593947B2 JP 2593947 B2 JP2593947 B2 JP 2593947B2 JP 2015926 A JP2015926 A JP 2015926A JP 1592690 A JP1592690 A JP 1592690A JP 2593947 B2 JP2593947 B2 JP 2593947B2
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ジェイ.ビィランニー ティボル
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カミンス エンジン カンパニー、インコーポレイテッド
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/04Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by mechanical control linkages

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般にスロツトル・レバーに関するもので,
更に詳細にはスロツトル・レバーの信頼性を高める複動
−二重ブレークオーバー能力を有する重負荷スロツトル
・レバーに関するものである。
〔従来技術〕
スロツトル作動装置は長年にわたり自動車用内燃機関
及び他の車両用内燃機関に採用されて来ている。これら
の作動装置は典型的にはスロツトル軸に取付けられ且つ
関連あるスロツトル制御リンク装置に作動関係的に接続
されたスロツトル・レバーが含まれている。スロツトル
制御リンク装置は足操作型スロツトル・ペダル又は『ア
クセル』又は車両乗車者室内の他の形式の操作者励起型
スロツトル制御用素子に作動関係的に接続されている。
このため単にスロツトル・ペダルを押し下げるか又は解
放し又はスロツトル制御素子を移動させることによりス
ロツトル制御リンク及び組合つているスロツトル・レバ
ーを通じて燃料噴射システム又はスロツトル弁の如き燃
料供給システムの作動を操作者は制御出来る。
スロツトル・レバーは通常2つの位置,即ち,エンジ
ンが所定のアイドリング速度で作動するようエンジンに
充分な燃料が供給されるアイドル位置及び最大量の燃料
がエンジンに供給されるフル・スロツトル位置の間で移
動するよう配設されている。アイドル・スロツトル位置
とフル・スロツトル位置は通常調節可能な停止装置で定
められる。アクセルを完全に押し又はスロツトル制御素
子を完全に進めると,燃料供給制御装置はフル・スロツ
トル位置にあり,エンジンは高速度で作動出来る。スロ
ツトル・ペダル上の圧力が解放される際又はスロツトル
制御が完全に後退される際予めセツトされたエンジン・
アイドル速度を維持するのに要求された設定状態にスロ
ツトル・レバーを偏寄させるため典型的には戻りばねが
使用される。エンジンの絞り作用に対する制御を確実に
し且つ操作者がスロツトル軸の位置に対する制御を失な
う『制御されない』エンジンの発生を回避するため各種
の構造が提案されて来ている。スロツトル・レバーに過
剰応力に与え,スロツトル軸制御装置のロスをもたらす
可能性のある1つの状況はスロツトル制御リンク装置を
通じてスロツトル・レバーに連続的に前進力が与えられ
る間にスロツトル軸が停止体に遭遇するような場合であ
る。典型的には,スロツトル・レバーをこうした過剰力
から保護するためこの種の状況においては,『ブレーク
オーバー』機構が設けてある。スロツトル・レバーのブ
レークオーバー能力は例えば,車両の運転者が,スロツ
トル軸をそのフル・スロツトル位置に達した後アクセル
・ペダル又はスロツトル制御素子上に力を加え続けてい
る際励起されよう。
レバー・リンクを形成すべくスロツトル・レバーの一
部分が他方のスロツトル・レバーに対して枢軸的に設置
されている2個の部分から成るスロツトル・レバーが通
常ブレークオーバー機能を提供する目的で使用される。
状況上ブレークオーバー能力を必要とする際レバー・リ
ンクはスロツトル・レバーとは無関係に移動即ち,『ブ
レークオーバー』出来る。レバー・リンクをその通常の
位置に向かつて強制し且つ力を発生するブレークオーバ
ー解放時にレバー・リンクをその通常の位置に戻すため
典型的にはねじりばねがスロツトル・レバー上に設けら
れる。ブレークオーバーの移動を制限するため或る型式
の停止構造体も提供可能である。例えば,マルシユの米
国特許第3,760,786号には,2部分から成るレバーと,ス
ロツトル戻しばね若しくは組合つているスロツトル制御
リンクのいずれかが壊われた場合ちスロツトル弁を所望
のアイドル設定状態に戻すコイル状安全ばね等を含むス
ロツトル戻しシステムが開示してある。レバー部分の一
方のレバー部分上の停止構造は安全ばねが壊われた場合
のこのレバー部分の移動を防止する。然し乍ら,この停
止構造は又,コイル状安全ばねの一端部を保持する。結
局,停止体はばねからの一定圧力下にあり,従つて,破
壊を受け易い。停止装置が破壊すれば,この停止装置は
最早安全ばねを保持出来ず,これが逆にその初期の目的
としていた安全機能を最早提供出来ない。
公知の1つのスロツトル・レバーの設計にはスロツト
ル軸がそのフル・スロツトル位置に到達する際スロツト
ル・リンク装置の過剰移動を可能にする一方向ブレーク
オーバー機構が含まれているこの公知の設計にはリンク
・レバーをその通常の作動位置に向つて偏寄し,ばね偏
寄力リンク・レバーに伝えるねじりばねが含まれてい
る。リンク・レバー上に設置された停止ピンはねじりば
ねの一端部と係合し且つスロツトル・レバーに対するリ
ンク・レバーの相対的な通常の作動位置を定めるべく停
止体を形成するよう配列してある。然し乍ら,このスロ
ツトル・レバーの設計には多くの制限がある。このスロ
ツトル・レバーはスロツトル・レバーのねじりばねに過
剰応力を加えてこのばねを破壊させるような様式で消費
者が据付けることがある。マルシユの特許に開示された
設計の場合の如く,停止ピンはばねを保持し,或る状況
下において停止ピンの事前破壊をもたらすような同じ一
定応力を受ける。停止ピンの破壊はばね機構の喪失だけ
でなく,スロツトル軸の位置に対する操作者による制御
喪失にもなる。
最後に,現行のスロツトル・レバーの設計はエンジン
環境からしばしば腐食を受ける。ばね又は停止ピン,タ
ブ又は他のブレークオーバー制限構造のいずれかが腐食
すると,究極的にはこれらの構造の機能上と喪失となり
得る。その結果,スロツトル・レバー,スロツトル・レ
バー・リンク,ねじり曲げ停止装置及び関連ある構造は
現在ではその破壊に対し機先を制するため耐食性に対し
特に処理しなければならない。然し乍ら,こうした処理
はこれらエンジン構成要素の製造コストを高め,結局,
これらの破壊に対する保証にはならない。
従つて,先行技術ではスロツトル・レバーねじりばね
又は関連あるスロツトル・レバー・リンク構造の任意の
構造が破壊した場合にスロツトル制御を維持すべく二重
ブレークオーバー機能を実施出来る実質上破壊の無い構
造を含む内燃機関用の信頼性ある重負荷型スロツトル・
レバー・アツセンブリーを提供できない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従つて,本発明の主たる目的は先行技術の欠点を克服
し,重負荷型内燃機関の適用におけるスロツトル機能を
信頼性高く制御出来る実質上破壊の無い複動−二重ブレ
ークオーバー・スロツトル・レバーを提供することにあ
る。
本発明の更に他の目的はエンジンのスロツトル機能に
対し実質上破壊の無い信頼性のある制御を提供すべく共
に機能する最低個数の構成部品で作成されたスロツトル
・レバー・アツセンブリーを提供することにある。
本発明の他の目的はスロツトル・レバーねじりばねに
過剰応力も与える様式で消費者が据付けるのを防止する
複動−二重ブレークオーバー・スロツトル・レバーを提
供することにある。
本発明の他の目的は腐食の有害な作用をほぼ完全に無
くしている複動−二重ブレークオーバー・スロツトル・
レバー・アツセンブリーを提供することにある。
本発明の更に他の目的はスロツトル・レバーねじりば
ね又は関連あるねじりばね設置構造のいずれかが破壊し
た場合にスロツトル・レバーに対するレバー・リンクの
相対的移動を制限する一体構造的に形成された停止装置
を含むスロツトル・レバー・アツセンブリー設計を提供
することにある。
本発明の更に他の目的はリンク・レバーと,スロツト
ル軸のフル・スロツトル位置を越える第1ブレークオー
バー機能及びスロツトル軸のアイドル位置を越える戻り
方向での第2ブレークオーバー機能を与える装置を含
み,スロツトル・レバーに対するリンク・レバーの相対
的回転変位を制限するため停止装置が設けられ,更にレ
バー・リンクをその非ブレークオーバー位置へ戻すよう
レバー・リンク上に力を加えるべく停止装置とは別にば
ね偏寄装置が設けられる,回転自在型スロツトル軸をア
イドル位置とフル・スロツトル位置の間で作動させるス
ロツトル・レバー・アツセンブリーを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前述の諸目的はアイドル位置とフル・スロツトル位置
の間で回転自在のスロツトル軸を有する内燃機関用燃料
システムのスロツトル・レバー・アツセンブリーを提供
することにより達成され,このスロツトル・レバー・ア
ツセンブリーにはスロツトル軸をスロツトル制御の運動
に応答してアイドル位置とフル・スロツトル位置の間で
移動させるようスロツトル軸に接続されたスロツトル・
レバーが含まれている。スロツトル・リンク装置はスロ
ツトル軸がアイドル位置又はフル・スロツトル位置のい
ずれかに到達する際スロツトル・レバー装置に適用され
る力の程度を制限する目的でスロツトル・レバーとスロ
ツトル制御を作動関係的に接続する。スロツトル・リン
ク装置はスロツトル・レバーに枢軸的に接続されたリン
ク・レバー及び当該リンク・レバーをスロツトル・レバ
ーに対し通常の作動位置に向つて強制するばね偏寄装置
が含まれている。スロツトル・リンク停止装置はばね偏
寄装置と独立的にスロツトル・レバーに対するリンク・
レバーの相対的回転変位を制限する。制限された偏位は
ばね偏寄装置が機能停止する場合でもスロツトル操作者
によりスロツトル軸に対する連続的な制御を可能にす
る。スロツトル・リンク停止装置にはスロツトル軸附近
のリンク・レバー上に形成された第1停止面が含まれ,
スロツトル・リンク停止装置はリンク・レバーが第1方
向に回転される際第1ブレークオーバー限界値を定める
ようスロツトル軸と係合すべく位置付けられる。スロツ
トル・リンク停止装置には更にリンク・レバーが第1方
向とは反対の第2方向に回転される際第2ブレークオー
バー限界値を定めるようスロツトル軸と係合すべく位置
付けられたリンク・レバー上の第2停止面が含まれてい
る。ばね偏寄装置はスロツトル・レバー上に設置され全
体的にスロツトル・リンク停止装置とは分離しているリ
ンク・レバーとスロツトル・レバー上のタブと係合す
る。
その他の諸目的と諸利点については以下の説明,特許
請求の範囲及び図面を調べることで明らかとなろう。
〔実施例〕
本発明を一層完全に理解するため,最初に第1図及び
第2図に図解された先行技術のアツセンブリーを参照す
る。特に,第1図はエンジン燃料ポンプ12のハウジング
内に含まれる(図示せざる)スロツトル・スリーブ内に
回転自在に設置されたスロツトル軸20を含む公知型式の
内燃機関スロツトル・システムを開示している。スロツ
トル軸20がスロツトル・スリーブ内で回転するのに伴な
い,両方の構造内の(図示せざる)燃料ポートは(1)
燃料ポートが実質上不整合になり最低量の燃料流れのみ
をエンジン内にもたらすアイドル状態から(2)燃料ポ
ートが実質上整合して最大量の燃料流れをエンジン内に
もたらすフル・スロツトル状態へ移動する。スロツトル
軸20にはスロツトル軸と共に回転するよう設置された停
止素子18が含まている。停止素子18は燃料ポートが実質
上完全に整合して最大量の燃料が可能となる調節自在の
フル・スロツトル位置と燃料ポートが実質上不整合で少
量の燃料のみが燃料ポートを通じて流れることが出来る
調節自在のアイドル位置の間でのスロツトル軸の回転を
制限するよう設計してある。スロツトル軸の回転の正確
な限界は各々エンジン燃料ポンプ12のハウジング上に設
けられたネジ付き停止体14及び16を調節することにより
セツト出来る。エンジン・スロツトル制御(即ち,図示
されていないアクセル・ペダル)及びスロツトル戻しば
ね34によりスロツトル・レバー22上に与えられる力に応
答してスロツトル軸20を回転させるためスロツトル・レ
バー22がスロツトル軸20上に設置される。スロツトル・
レバー22の回転がスロツトル軸20をフル・スロツトル位
置とアイドル位置の間で回転させるようスロツトル・レ
バー22はナツトとボルトのアツセンブリー24によりスロ
ツトル軸20に取付けられている。スロツトル制御が完全
に進められる際,スロツトル制御とスロツトル・レバー
22の間に接続されたスロツトル・リンク部材32によりス
ロツトル・レバー22はスロツトル軸20をフル・スロツト
ル位置へ移動させる。スロツトル制御が解放されると,
次に,スロツトル戻しばね34がスロツトル・レバー22に
作用してスロツトル軸20をその予めセツトされたアイド
ル位第へ移動させる。
第1図を考察することで理解される如く,ネジ付き停
止体16の位置を調節すると,スロツトル軸20は異なるフ
ル・スロツトル位置を呈する。事前に注意が払われない
場合,スロツトル制御に対する操作者による力の連続的
適用が結果的にレバー・アツセンブリーに対する潜在的
損傷になり得る状況が生じる。この課題を回避する努力
において先行技術においてはフル・スロツトル位置にて
作動するブレークオーバー機構を提供することが知られ
ている。ブレークオーバー機構には一端部において枢軸
ピン28によりスロツトル・レバー22に枢軸的に接続され
たリンク・レバー26が含まれている。スロツトルのリン
ク・レバー26の他端部は接続体30に取付けられ,当該接
続体30は逆にスロツトル・リンク部材32に接続されてい
る。スロツトル・リンク部材32はスロツトルのリンク・
レバー26と(図示さぜる)スロツトル制御の間の作動接
続状態を提供する。接続体30に対する取付け点を提供す
るのに加えてスロツトルのリンク・レバー26のこの端部
は又車両のスロツトル戻しばね34に接続される。スロツ
トル戻しばね34は第1図に示されたフル・スロツトル位
置から停止素子18の側部21がアイドル調節ネジたるネジ
付き停止体14と接触する(図示せざる)アイドル位置へ
スロツトル軸20を戻す。
枢軸ピン28の周わりにねじりばね36が巻かれている。
ねじりばね36の一端部38は停止ピン40と係合し,当該停
止ピンはスロツトルのリンク・レバー26に取付けられて
いる。停止ピン40は又,スロツトル・レバーとリンク・
レバーの通常の作動関係を定め且つリンク・レバー26と
スロットルレバー22を通じて戻しばねからスロツトル軸
20へ力を伝達するよう適合する。ブレークオーバー機構
は過剰力がスロツトル・レバーに与えられる可能性を発
性せずにフル・スロツトル位置での調節を可能にする。
スロツトルのリンク・レバー26が取り得る1つのブレ
ークオーバー位置を第1図の点線で示す。スロツトル軸
20はフル・スロツトル位置にあるが,リンク・レバー26
はスロツトル・レバー22との整合から離れて回転されて
いる。ブレークオーバー機構はスロツトル軸の停止素子
18が燃料スロツトルの燃料調節ネジたるネジ付き停止体
16に接触する迄スロツトル軸の停止素子18を移動可能に
する。スロツトルのリンク・レバー21はスロットル軸20
の運動とは無関係に連続した枢軸運動を行なえる。この
運動は燃料供給に影響せず,スロツトル軸20は燃料供給
に何んら増加を伴なわずに第1図に示された位置にとど
まる。ねじりばね36は操作者がスロツトル制御をアイド
ル位置に向つて戻す場合はいつでもリンク・レバー26を
通常の位置へ戻すようコイル状にされ且つスロツトル・
レバー・アツセンブリー上に位置付けられる。従つて,
ブレークオーバー機構は過剰力をスロツトル・レバーに
与えることが出来る可能性をもたらさずにフル・スロツ
トル位置での調節を可能にする。
第1図及び第2図に示される先行技術のスロツトル・
レバー・アツセンヅリーの設計の欠点は停止ピン40に対
するねじりばね36の相対的配列にある。ねじりばね3は
コイル状にされ,第1図の実線で示された位置へ向つて
スロツトルのリンク・レバー26を偏寄させる。更に,ね
じりばね36の一端部38は停止ピン40と係合し,その結
果,停止ピン40はねじりばね36で与えられる力に一定に
さらされる。停止ピン40は又,枢軸ピン28の周わりでの
リンク・レバー26の戻り回転運動の限界を定めるよう作
動する。停止ピン40が腐食及び/又は過剰応力に起因し
て破壊すれば,スロツトルのリンク・レバー26は依然移
動出来るが,ねじりばね36は無効となり,スロツトル作
用に対する制御の喪失が結果的に生ずる。ねじりばね36
がリンク・レバー26をスロツトル・レバー22との実質的
な整合に向つて偏寄させない場合,操作者はスロツトル
軸20の位置を制御する有効な能力をもたないことにな
る。先に注記した如く,スロツトル戻しばね34は停止ピ
ン40が完全に残る場合にのみスロツトル軸をアイドル位
置へ戻すことが出来る。
更に,停止ピン30が破壊せず,単に落下する場合は,
ねじりばね36は最早所定位置に保持されず,これも落下
する。再び,スロツトルのリンク・レバー26が枢軸運動
するが,その運動はスロツトル軸の運動に対し予測出来
る効果を呈さない。
第3図ないし第8図に図解された本発明のスロツトル
・レバー・アツセンブリーはこれらの問題点を克服す
る。本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリーはス
ロツトル・レバー・アツセンブリーの構成要素と一体的
に形成される複動,二重ブレークオーバー素子を提供す
る。その上,このアツセンブリーの構成要素は全て好適
には現在入手可能なスロツトル・レバー・アツセンブリ
ーの破壊の共通原因になつている。腐食が問題にならな
いようステンレス鋼製であるのが好ましい。
第3図を参照すると,本発明のアツセンブリー50が前
述した型式のスロツトル軸52上に設置され,このアツセ
ンブリーにはナツトとボルトのアツセンブリー53により
スロツトル軸上に設置されたU形スロツトル・レバー54
が含まれている。U形スロツトル・レバー54の一方の脚
部は一体的に形成された突出部即ちタブ55に終端し,こ
のタブは実質上U形スロツトル・レバー54の一方の面に
対し直角に延在している。
スロツトル・リンク・レバー56とリンク・スペーサー
58は共にリベツト60によりスロツトル・レバーの脚部の
間で枢軸的に固定されている。スロツトル・リンク・レ
バー56は平坦であり,リンク・スペーサー58より相当長
くなつている。リンク・スペーサー58は実質上タブ55と
平行になるようリンク・スペーサー68の表面外に延在し
且つスロツトル・リンク・レバー56の開口部62を通じて
延在する突出即ちタブ57に終端している。リンク・スペ
ーサー58は以後説明する如くスロツトル・リンク・レバ
ー56をU形スロツトル・レバー54に対し相対的に移動さ
せるため使用される。リベツト60は直径の大きい外側部
分64と端部キヤツプ66を有するピボツト・ピン63からの
突出部として形成される。
ピボツトピン63はU形スロツトル・レバー54に対する
相対的枢軸運動を行なうスロツトル・リンク・レバー56
とリンク・スペーサー58を設置する。U形スロツトル・
レバー54の脚部内でのリンク・レバーとリンク・スペー
サーの『はさみ込み』及びスロツトル・リンク・レバー
56とリンク・スペーサー58のリベツト60との永久的固定
は側方負荷力に対し最大の支持を移動リンクに対し提供
することが判明した。これは又スロツトル・リンク・レ
バー56とリンク・スペーサー58を以後詳細に説明する様
式にてU形スロツトル・レバー54に対し相対的にスロツ
トル・レバーのピボツト・ピン63の周わりに一体的に枢
軸運動させる。第1図及び第2図の先行技術のスロツト
ル・レバー・アツセンブリーにおける如く及び第6図な
いし第8図に示される如く,スロツトル・リンク・レバ
ーたるリンク・スペーサー58の端部68は(図示せざる)
適当な接続リンク装置を通じて(図示せざる)車両スロ
ツトル制御及び(図示せざる)スロツトル戻しばねに接
続されている。
U形スロツトル・レバー54,スロツトル・リンク・レ
バー56及びリンク・スペーサー58がブレークオーバー抵
抗又は通常の作動位置において軸方向に整合するようU
形スロツトル・レバー54,スロツトル・リンク・レバー5
6及びリンク・スペーサー58を偏寄すべく端部キヤツプ6
6とU形スロツトル・レバー54の一方の脚部の間でスロ
ツトル・レバー枢着ピン外側部分64の周わりにねじりば
ね70が巻かれている。ねじりばね70の端部71及び72は停
止用のタブ55及び57と係合し,かくしてU形スロツトル
・レバー54,スロツトル・リンク・レバー56及びリンク
・スペーサー58を通常の作動位置即ちこれら構造が第3
図,第4図,第6図に示される如く実質上整合した状態
の位置へ強制する傾向がある。
先に注記した如く,U形スロツトル・レバー54の一方の
脚部は一体的に形成された突出部又は停止用のタブ55に
終端している。このタブは静止状態であり,ピボツト・
ピン63に対して相対的に移動せず,一方,リンク・スペ
ーサー58上のタブ57はスロツトル・リンク・レバー56と
共に停止用のタブ55に対して相対的に移動自在になつて
いる。
第4図及び第5図は本発明の独特の複動−二重ブレー
クオーバー機能を提供するスロツトル・レバー・アツセ
ンブリー50,特に,スロツトル・リンク・レバー56の付
加的特徴を一層詳細に図解している。端部68に対向する
スロツトル・リンク・レバー56,端部74は第5a図ないし
第5c図に関連して詳細に説明する様式にてスロツトル軸
52に対する相対的なリンク・レバーの運動範囲を制限す
るよう特に設計された構成になつている。スロツトル・
リンク・レバー56の端部74にはブレークオーバー・リミ
ツト・マークとして機能する中央切欠き76が含まれてい
る。中央切欠きの各側には曲つた面78及び80があり当該
各曲つた面は一体構造のブレークオーバー停止体82及び
84を形成する。ブレークオーバー停止体82及び84はスロ
ツト・リンク・レバー56と一体的に形成されるので,ブ
レークオーバー停止体はねじりばね70の任意の部分又は
タブ55又は57が非作動状態になる際不正機能も受けな
い。
第5a図,第5b図及び第5c図はブレークオーバー停止体
82及び84が(点線で示された)スロツトル・リンク・レ
バー56のブレークオーバー移動を制限する様式を図解し
ている。中央切欠き76はブレークオーバー移動限界を適
当にセツトするのを容易にする。これはスロツトル・リ
ンク・レバー56もスロツトル軸52に向つて又はスロツト
ル軸52から離れてその軸線に沿い長手方向に移動させる
ことにより行なわれる。適当なセツテイングに対し要求
される如く,スロツトル・リンク・レバー56を移動させ
るためリンク・スペーサー58を採用出来る。スロツトル
・リンク・レバー56とリンク・スペーサー58は共に固定
されるので,開口部62内での停止用タブ57の運動もスロ
ツトル・リンク・レバー56も移動させよう。正確なブレ
ークオーバー・セツトは一般に中央切欠き76が最早U形
スロツトル・レバー54の背後で見ることが出来ない場合
に達する。ブレークオーバー・ゾーンはスロツトル・リ
ンク・レバー56の長手方向軸線から0゜.ないし22゜の
リンク・レバー横方向移動を制限する目的でセツト出来
る。大部分の場合,ばね偏寄機構が適確に機能している
限り,スロツトル・レバーがそのアイドル位置又はフル
・スロツトル位置にある場合でもブレークオーバー限界
が典型的に到達しないようブレークオーバー移動の限界
セツトすることが望ましいであろう。第5a図,第5b図及
び第5c図は中央切欠き76からいずれかの方向におけるス
ロツトル軸52に対する約22゜の最大ブレークオーバー移
動ゾーンを示す。
スロツトル・リンク・レバー56は通常の作動位置にお
いて整合した状態が第5a図に示されている。スロツトル
・リンク・レバー56のこの向きにおいて,ブレークオー
バー停止体82及び84はスロツトル軸52と接触しない。然
し乍ら,何んらかの理由でねじりばね70が破壊した場合
はスロツトル・リンク・レバー56のいずれかの方向に移
動出来てその回転距離に制限がなされる。スロツトル・
リンク・レバー56の端部74の二重に曲った構成がリンク
・レバーの移動を停止させよう。特に,第5b図に図解さ
れる如く,反時計方向におけるリンク・レバー26の回転
でブレークオーバー停止体84はスロツトル軸52と接触
し,スロツトル・リンク・レバー56がそれ以上移動する
のを防止する。スロツトル・リンク・レバーが第5c図に
図解される如く反対方向に移動すれば,ブレークオーバ
ー停止体82はスロツトル軸と接触し,かくしてこの方向
における移動も制限する。スロツトル軸の曲率半径に近
い曲率半径にてブレークオーバー停止体82及び84の表面
を形成すると,各面の実質的な部分及び接触線でない部
分がスロツトル軸と接触し,かくして強力で一層確実な
接触をもたらし,最後に破壊の可能性を低減化すること
が確実になる。更に,ねじりばね70が完全に作動してい
る場合でもブレークオーバー停止体82及び84がエンジン
作動中にスロツトル軸と接触出来るので,これらの停止
体はスロツトル・アツセンブリーの通常の作動中にばね
が過剰応力を受けるのを防止する。
本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリー50は第
1図に関連して先に説明した如くエンジン・スロツトル
制御の運動に応答してスロツトル軸52をフル・スロツト
ル位置とアイドル位置の間で回転させるよう機能する。
然し乍ら,本発明のスロットルレバーは『制御されな
い』スロツトルの発生を効果的に防止する著しく改善さ
れ実質上破壊の無いブレークオーバー機構を提供する。
第3図及び第4図に示される如く,スロツトル・リンク
・レバー56には中央切欠き76から外方に曲がる一体構造
に形成されたブレークオーバー停止体82及び84のタブが
含まれている。ブレークオーバー停止体82及び84はいず
れか一方のブレークオーバー方向での移動限界に到達し
た場合にのみスロツトル軸と接触する。従つて,ブレー
クオーバー・モードでの過剰な回転変位が回避される。
その上,ブレークオーバー機能はねじりばねが破壊する
か又はタブ55と57が何んらかの理由で非作動状態になる
場合でも続行する。
第6図,第7図及び第8図は各々本発明のスロツトル
・レバー・アツセンブリーの通常の作動位置,アイドル
・ブレークオーバー位置及びフル・スロツトル・ブレー
クオーバー位置を示す。
第6図はアツセンブリーが燃料ポンプ86上に設置され
る際通常の作動アイドル位置にて軸方向に整合されるU
形スロツトル・レバー54とスロツトル・リンク・レバー
56を示す。スロツトル軸52上に設置された停止素子88は
燃料ポンプ・アイドル調整ネジ90と接触する。接続体92
はスロツトル・リンク・レバー56及びリンク素子94に固
定され,当該リンク素子は(図示せざる)スロツトル制
御に作動関係的に接続されている。スロツトル戻しばね
96はスロツトル軸をそのアイドル位置に移動させる傾向
がある戻し力を提供する。ねじりばね70の端部71,72は
実質上相互に平行になつている停止用タブ55,57と係合
する。第6図はスロツトル軸が予めセツトされたアイド
ル位置にあり,所定の最低量の燃料流れが許容される場
合の本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリー内で
の全ての構成要素で占拠される相対的位置を示す。
第7図はアイドル・ブレークオーバー位置における本
発明のスロツトル・レバー・アツセンブリーを示す。ス
ロツトルの停止素子88はアイドル調整ネジ90と接触して
スロツトル軸52を予めセツトされたアイドル位置に保持
する。然し乍らリンク装置又は戻しばねの作動があるの
で,充分な力がスロツトル・リンク・レバー56上に与え
られ,レバー・アツセンブリーを『ブレークオーバー』
させ,U形スロツトル・レバー54との軸方向整合外に移動
させる。U形スロツトル・レバー54上部の静止停止用の
タブ55はねじりばね70の端部71と係合し続ける。然し乍
ら,リンク・スペーサー上の停止用のタブ57はリンク・
レバーと共に移動し,かくしてばねの端部72を移動さ
せ,ねじりばね70に張力を与える。スロツトル・リンク
・レバー56の最大ブレークオーバー運動はリンクのブレ
ークオーバー停止体82により制限されるので,スロツト
ル・リンク・レバー56,従つて,停止用のタブ55はブレ
ークオーバー停止体82がスロツトル軸52と接触する迄ブ
レークオーバー停止体82の移動で許される距離だけ移動
出来る。その結果,アイドル・ブレークオーバーは生ず
るねじりばね70上の可能性のある最大張力が制限され
る。
第8図はフル・スロツトル・ブレークオーバー位置に
ある本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリーを示
す。スロツトルの停止素子88はスロツトル軸と燃料ポン
プを通じての燃料の最大流れを可能にすべくフル・スロ
ツトル調整ネジ98と接触する。スロツトル・レバーがス
ロツトル軸と接触するブレークオーバー停止体84によつ
てのみ制限される『ブレークオーバー』をリンク・レバ
ーが行なえる間にスロツトル軸をこの位置に維持する。
停止用のタブ55はねじりばね70の端部72に張力を与える
ため静止した停止用のタブ57との整合からはずれて移動
される。ばね端部71は停止用のタブ57と接触する。
注記した如く,可動の停止用タブ55の運動範囲は実質
上スロツトル・リンク・レバー56の運動範囲と同じであ
るので,ねじりばね70上の張力が限定される。ブレーク
オーバー停止体がこの運動を制限しなかつた場合は,タ
ブ55はねじりばね70を望ましくない程高い応力状態下に
するのに充分な程遠方へばね端部71及び72を移動させよ
う。
ねじりばね70が切り離されるか又は破壊するあり得な
い状況下においては,スロツトル・リンク・レバー56上
のブレークオーバー停止体84は依然スロツトル軸52をス
ロツトル制御の運動に応答させよう。更に,車両のスロ
ツトル戻しばね96(第8図)もスロツトル・リンク・レ
バー56上にブレークオーバー停止体82がスロツトル軸52
と接触するのでスロツトル・リンク・レバー56をアイド
ル位置へ戻すことが出来,かくしてU形スロツトル・レ
バー54に対するスロツトル・リンク・レバー56の相対的
回転運動も制限し,U形スロツトル・レバー54がスロツト
ル軸をそのアイドル位置へ回転させる。
第1図及び第2図の先行技術によるスロツトル・レバ
ー・アツセンブリーの別々の停止ピン40とは異なり,本
発明の一体構造的に形成された停止タブ即ち突出部たる
タブ55及び57は所定位置にとどまり易く,スロツトル・
レバー・リンク外に落下することはない。その上,これ
らの停止用タブ55,57はねじりばね70によりこれらのタ
ブに加えられる張力に起因する破壊を受けない。ねじり
ばね70はピボツト・ピンの外側部分64上の据付け前に所
望のねじり強度迄コイル状に出来る。ばね端部を保持し
ている停止用のタブ55及び57の相対的運動は先に述べた
如く,スロツトル・レバー・リンクのブレークオーバー
移動で限定されるので,この運動によりばね上にかかる
付加的応力は所定の最大限界値内に保持される。その結
果,本発明の場合,ねじりばね70の過剰応力は決して発
生せず,これがこのスロツトル・レバー・アツセンブリ
ーの信頼性を高める。
〔発明の効果〕
その上,本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリ
ーはエンジン絞りの最終的に失敗のない制御を達成する
のに個々別々の構成要素のみを必要とする。これと対比
的に,現在入手可能なスロツトル・レバーには多くの構
成要素が含まれており先に説明した如く,本発明の設計
で達成されるエンジンの絞り作用に対し究極的に失敗の
ない制御をもたらさない。
先に述べた如く,スロツトル・レバー・アツセンブリ
ー50の個々の構成要素は全てステンレス鋼製であるの
で,内燃機関で遭遇する敵対的環境でのこれらの構成要
素の腐食は生じないであろう。その結果,これらの構成
要素の有効寿命が長くなり,これが更に本発明の複動−
二重ブレークオーバー・スロツトル・レバーの信頼性を
高める。更に,ベンチ試験では本発明のスロツトル・レ
バー・アツセンブリーが160万km(100万マイル)を越え
る寿命を有することも示した。
〔産業上の適用可能性〕
本発明の複動−二重ブレークオーバー・スロツトル・
レバー・アツセンブリーの主たる適用は絞り機能に対す
る信頼性のある最大制御が望まれる内燃機関の構成要素
としてであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃流ポンプ上に設置された先行技術のスロツト
ル・レバー・アツセンブリーの側面図。 第2図は第1図のスロツトル・レバー・アツセンブリー
の正面図。 第3図は本発明に従つて設計されたスロツトル・レバー
・アツセンブリーの正面図。 第4図は本発明のスロツトル・レバー・アツセンブリー
の側面図。 第5a図はスロツトル・レバーに対するスロツトル・リン
クの通常の相対的作動向きを示す。 第5b図はスロツトル・リンクがフル・スロツトル方向で
のそのブレークオーバー位置の限界部分に到達した際の
スロツトル・レバーに対するスロツトル・リンクの相対
的向きを示す。 第5c図はスロツトル・リンクがアイドル方向でのそのブ
レークオーバー位置の限界に到達した際のスロツトル・
レバーに関係があるスロツトル・リンクの向きを示す。 第6図はリンク・レバーの通常の作動位置にある状態で
燃料ポンプ上に設置された本発明のスロツトル・レバー
・アツセンブリーの側面図。 第7図はリンク・レバーが第1ブレークオーバー位置に
ある状態で燃料ポンプ上に設置された本発明のスロツト
ル・レバー・アツセンブリーの側面図。 第8図はリンク・レバーが第2ブレークオーバー位置に
ある状態で燃料ポンプ上に設置された本発明のスロツト
ル・レバー・アツセンブリーの側面図。 12:エンジン燃料ポンプ、14,16:ネジ付き停止体、18:停
止素子、20:スロツトル軸、22:スロツトル・レバー、2
6:リンク・レバー、27:スロツトル・レバー、32:スロツ
トル・リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−73134(JP,A) 実開 昭63−121738(JP,U) 実開 昭63−183349(JP,U) 実開 昭63−51129(JP,U) 実開 昭63−121738(JP,U) 実公 昭47−34417(JP,Y1) 実公 昭48−20176(JP,Y1)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットル制御に応答してスロットル軸が
    アイドル位置とフルスロットル位置の間で移動する際に
    内燃機関への燃料の流れを制御するスロットル軸を動作
    させるスロットルレバーアセンブリであって、 a.スロットル軸に結合され、スロットル制御の運動に応
    答してスロットル軸をアイドル位置とフルスロットル位
    置の間で移動させるスロットルレバー手段を備え、 b.前記スロットルレバー手段及びスロットル制御に結合
    され、スロットル軸が前記アイドル及びフルスロットル
    位置の少なくとも一方の位置に到達する際に前記スロッ
    トルレバー手段に加えられる力を制限するスロットルリ
    ンク手段を備え、前記スロットルリンク手段は、前記ス
    ロットルレバー手段にピポット可能に結合されるリンク
    レバーを含み、 c.前記スロットルレバー手段に対する前記リンクレバー
    の相対的回転を所定の最大第1ブレークオーバー位置に
    制限するスロットルリンク停止手段を備え、前記スロッ
    トルリンク停止手段は、前記リンクレバーが前記第1ブ
    レークオーバー位置に到達する際にスロットル軸と係合
    するよう前記リンクレバー上に配置される第1停止体を
    含み、これによって、前記スロットルリンク手段が機能
    停止状態に陥っても前記スロットル軸の制御がスロット
    ル制御によって継続可能となる、 スロットルレバーアセンブリ。
  2. 【請求項2】前記リンクレバーは通常動作位置と前記第
    1ブレークオーバー位置との間で回転可能であり、前記
    スロットルレバーアセンブリは、前記リンクレバーを前
    記通常動作位置方向へ付勢するスプリングバイアス手段
    を更に含む、請求項1記載のスロットルレバーアセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】前記スプリングバイアス手段は一対の端部
    を有するスプリングを含み、前記スロットルレバー手段
    は、前記スプリング端部の内の1つと係合する第1スプ
    リング端部係合部を含み、前記リンクレバーは、前記ス
    プリング端部の他の1つと係合する第2スプリング端部
    係合部を含み、前記第1及び第2スプリング端部係合部
    は前記スロットルリンク停止手段から離間され独立して
    いる、請求項2記載のスロットルレバーアセンブリ。
  4. 【請求項4】前記リンクレバーは、第1方向へ回転させ
    る場合に前記通常動作位置から前記第1ブレークオーバ
    ー位置へ回転可能であり、前記第1方向と反対方向の第
    2方向へ回転される場合に前記通常動作位置から前記ス
    ロットルリンク停止手段によって定められる第2ブレー
    クオーバー位置へ回転可能であり、前記スロットルリン
    ク停止手段は、前記リンクレバーが前記第2ブレークオ
    ーバー位置に到達する際にスロットル軸と係合するよう
    前記リンクレバー上に配置される第2停止体部分を含
    む、請求項3記載のスロットルレバーアセンブリ。
  5. 【請求項5】スロットル制御に応答してスロットル軸が
    アイドル位置とフルスロットル位置の間で移動する際に
    内燃機関への燃料の流れを制御するストッロル軸を動作
    させるスロットルレバーアセンブリであって、 a.スロットル軸に結合され、スロットル制御の運動に応
    答してスロットル軸をアイドル位置とフルスロットル位
    置の間で移動させるスロットルレバー手段を備え、 b.前記スロットルレバー手段及びスロットル制御に結合
    され、スロットル軸が前記アイドル及びフルスロットル
    位置の少なくとも一方の位置に到達する際に前記スロッ
    トルレバー手段に加えられる力を制限するスロットルリ
    ンク手段を備え、前記スロットルリンク手段は、前記ス
    ロットルレバー手段にピボット可能に結合されて通常動
    作位置から第1ブレークオーバー位置まで移動するリン
    クレバーを含み、 c.前記スロットルレバー手段に対する前記リンクレバー
    の相対的回転を、スロットル軸の位置にわたりスロット
    ル制御による継続した制御を可能とする充分小さな所定
    量に制限するスロットルリンク停止手段を備え、前記ス
    ロットルリンク停止手段は、前記リンクレバーの前記第
    1ブレークオーバー位置を定め、 d.前記リンクレバーを前記通常動作位置方向へ付勢する
    スプリングバイアス手段を含み、前記スプリングバイア
    ス手段は一対の端部を有するスプリングを含み、前記ス
    ロットルレバー手段は、前記スプリング端部の内の1つ
    と係合する第1スプリング端部係合部を含み、前記リン
    クレバーは、前記スプリング端部の他の1つと係合する
    第2スプリング端部係合部を含み、前記第1及び第2ス
    プリング端部係合部は前記スロットルリンク停止手段か
    ら離間され独立している。 スロットルレバーアセンブリ。
  6. 【請求項6】前記スロットルリンク停止手段は前記リン
    クレバーと一体的に形成され、前記スロットルリンク停
    止手段はスロットル軸と係合する停止面を含む、請求項
    5記載のスロットルレバーアセンブリ。
  7. 【請求項7】前記スロットルリンク手段は、スロットル
    軸が前記アイドル位置及び前記フルスロットル位置の両
    位置に到達する際に前記スロットルレバーに加えられる
    力を制限するよう動作し、前記リンクレバーは、スロッ
    トル軸と係合する第2停止体部分を含む、請求項6記載
    のスロットルレバーアセンブリ。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2停止位置は、前記スロッ
    トル軸の曲率半径とほぼ等しい曲率半径を有する停止曲
    面を含む、請求項7記載のスロットルレバーアセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】前記リンクレバー上に形成され、前記スロ
    ットルリンク手段のブレークオーバー移動限界を設定可
    能なブレークオーバー限界指示手段を更に含む、請求項
    7記載のスロットルレバーアセンブリ。
  10. 【請求項10】前記リンクレバーに固定され、前記第2
    スプリング端部係合部を支持し、前記リンクレバーを移
    動させて前記ブレークオーバー移動限界を設定するリン
    クスペーサー手段を前記リンクレバー手段は含む、請求
    項9記載のスロットルレバーアセンブリ。
  11. 【請求項11】前記リンクスペーサー手段は、前記スロ
    ットルレバーにピボット可能に結合されて前記リンクレ
    バーと同一軸の回りに回転するリンクスペーサーを含
    む、請求項10記載のスロットルレバーアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記スロットルレバーは、前記リンクレ
    バーと前記リンクスペーサーをはさむ一対の離間された
    脚部を形成するU字形部材を含み、前記スロットル軸
    は、前記U字形部材の曲げ部内に切り込まれたスロット
    内に受け入れられ、前記リンクレバーの前記停止面は、
    前記ブレークオーバー移動限界に到達するために必要な
    前記リンクレバーの回転変位を調整するようスロットル
    軸に対して調整可能に配置される、請求項11記載のスロ
    ットルレバーアセンブリ。
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