JP2593411B2 - サンダル - Google Patents

サンダル

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JP2593411B2
JP2593411B2 JP12646694A JP12646694A JP2593411B2 JP 2593411 B2 JP2593411 B2 JP 2593411B2 JP 12646694 A JP12646694 A JP 12646694A JP 12646694 A JP12646694 A JP 12646694A JP 2593411 B2 JP2593411 B2 JP 2593411B2
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豊彦 西辺
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豊彦 西辺
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サンダル、とくに発
泡軟質合成樹脂により一体成形されたサンダルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】発泡軟質合成樹脂により一体成形された
サンダルは、従来よりよく知られている。ところで、こ
のサンダルでは、その本体の底下面のヒール部分には、
サンダル全体の軽量化、加熱成形時の冷却時間の短縮化
および材料費の節減のため、多数の角状凹所が設けられ
ている。たとえば、図4および図5に示されているサン
ダル(B)では、その本体(11)のヒール部分に、鋭角
を前向きにした長細い五角形の中央凹所(12)が設けら
れ、中央凹所(12)とサンダル本体(11)の下面周縁部
(13)との間に、10個の小さな四角形の周辺凹所(1
4)が馬てい形に並べて設けられている。周辺凹所(1
4)の周縁部(13)側の辺は、周縁部(13)とほぼ平行
に、中央凹所(12)側の辺は、対向する中央凹所(12)
の辺とほぼ平行に、隣り合う周辺凹所(14)の相互に対
向する辺は、相互にほぼ平行に、前端の2つの周辺凹所
(14)の前側辺は、サンダル本体(11)の横断方向にそ
れぞれのびており、凹所(12)(14)相互間の部分が多
数の隔壁(15)となっている。ヒール部分より前方にお
ける底下面には、多数の凸部よりなる滑り止め(16)が
形成せられている。滑り止め(16)は周縁部(13)とほ
ぼ面一であり、残りの部分は底下面からみて若干くぼん
でいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサンダルでは、
上記のように、底下面に多数の角形凹所があるため、こ
こに小石その他の塊状物が喰い込んではさまり、歩行に
違和感を覚えることがあるばかりか、各凹所の間の隔壁
が足裏に抵抗感を与え、足裏にしっくりとしないうらみ
があった。この発明の目的は、底下面の凹所に小石等が
喰い込むというトラブルがないばかりか、歩行時足裏に
上面がフィットして履心地がよいサンダルを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、発泡軟質合成樹脂により一体成形さ
れたサンダルにおいて、凹所がサンダル本体の底下面の
ほぼ後半部でかつその周縁より若干内方位置に設けられ
おり、前記凹所が横断面略U形でかつその底面の大半
がサンダル本体の傾斜表面と平行に長さ方向にのびて
るものである。軟質合成樹脂の具体例としては、軟質塩
化ビニルが一般的である。なお、サンダル本体におい
て、横断面で凹所の最も深い部分における肉厚は、7〜
10mmが適当である。肉厚が7mm未満では、サンダ
ル本体が荷重を支え切れずに形崩れを生じ、10mmを
超えると、過発泡になり、巣ができて強度が劣化する。
【0005】
【作用】この発明は、発泡軟質合成樹脂により一体成形
されたサンダルにおいて、凹所がサンダル本体の底下面
のほぼ後半部でかつその周縁より若干内方位置に設けら
れており、前記凹所が横断面略U形でかつその底面の大
半がサンダル本体の傾斜表面と平行に長さ方向にのびて
いるから、このサンダルを履いたさい、荷重により、足
裏の後半部が接しているサンダル本体の上面は、足裏の
形態にそって凹円弧状にくぼむ。また、凹所は1つだけ
であって小石等が喰い込む余地のない大きさであり、し
かも従来のように多数の凹所があることによりできる隔
壁が存在しない。
【0006】
【実施例】この発明の実施例を、以下図1ないし図3を
参照して説明する。図示のサンダル(A)は、発泡軟質
塩化ビニル樹脂により一体成形されたものであって、
所がサンダル本体(1) の底下面のほぼ後半部でかつその
周縁より若干内方位置に設けられており、前記凹所(2)
が横断面略U形でかつその底面の大半がサンダル本体
(1) の傾斜表面と平行に長さ方向にのびているものであ
る。
【0007】凹所(2) は、主凹所(2a)と主凹所(2a)の前
に続いて逆ハ形に設けられた分岐副凹所(2b)とよりな
る。主凹所(2a)の横断面では、図2に示すように、その
最も深い部分の底面は直線状になっており、その左右両
側が円弧状となっている。主凹所(2a)の縦断面では、図
3に示すように、その底面は前から後にかけて、サンダ
ル本体(1) の傾斜面と平行に後上方に直線状に傾斜し
ており、その前後両側が円弧状となっている。副凹所(2
b)の横断面は逆U形であり、その縦断面では、最も深い
部分の底面が主凹所(2a)に連なるところから前端にかけ
て下り勾配になっており、前端が円弧状となっている。
サンダル本体(1) の底下面周縁および凹所(2) の周縁に
は、ともに面一となる輪郭部(3)(4)が形成せられてい
る。両輪郭部(3)(4)には、微細な松葉状凸部よりなる滑
り止め(図示略)が形成せられている。両輪郭部(3)(4)
の間には、略角ドーナツ状凸部よりなる滑り止め(5)(6)
の2列が対になって複数列形成せられている。対のう
ち、一方の列の滑り止め(5) は後向きに、他方の列の滑
り止め(6) は前向きにそれぞれ傾斜している。両輪郭部
(3)(4)の両側平行部分間では、滑り止めが1列だけ存在
する。図2および図3に示されている滑り止め(5)(6)は
両輪郭部(3)(4)の面より上方に位置しているが、サンダ
ル本体(1) の底下面の前半部にある滑り止め(5)(6)の下
端は、両輪郭部(3)(4)の面とほぼ面一である。
【0008】上記サンダル(A)を履いたさい、図2の
鎖線に示すように、荷重により、足裏の後半部が接して
いるサンダル本体(1) の上面は、実線の状態から、足裏
の形態にそって凹円弧状にくぼむ。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、サンダルを履いたさ
い、荷重により、足裏の後半部が接しているサンダル本
体の上面は、足裏の形態にそって凹円弧状にくぼむか
ら、足裏によくフィットして履心地がよい。また、凹所
は1つだけであって小石等が喰い込む余地のない大きさ
であるから、トラブルの発生するおそれがないし、従来
のように多数の凹所があることによりできる隔壁が存在
しないから、足裏に隔壁の存在による抵抗感を与えるよ
うなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるサンダルの底面図である。
【図2】図1のII−II線にそう断面図である。
【図3】図1のIII −III 線にそう断面図である。
【図4】従来のサンダルの底面図である。
【図5】図4のV−V線にそう断面図である。
【符号の説明】
(A):サンダル (1) :サンダル本体 (2) :凹所

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡軟質合成樹脂により一体成形された
    サンダルにおいて、凹所がサンダル本体の底下面のほぼ
    後半部でかつその周縁より若干内方位置に設けられて
    り、前記凹所が横断面略U形でかつその底面の大半がサ
    ンダル本体の傾斜表面と平行に長さ方向にのびているサ
    ンダル。
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