JP2591324Y2 - 物体表面の結露発生検出装置 - Google Patents

物体表面の結露発生検出装置

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JP2591324Y2 JP1991026347U JP2634791U JP2591324Y2 JP 2591324 Y2 JP2591324 Y2 JP 2591324Y2 JP 1991026347 U JP1991026347 U JP 1991026347U JP 2634791 U JP2634791 U JP 2634791U JP 2591324 Y2 JP2591324 Y2 JP 2591324Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床仕上げ工事、壁仕上
げ工事等の建物の内装仕上げ工事の際に行われる接着作
業、シーリング工事や、SSG構法(接着ばめガラス構
法)の接着作業、及び建物内の環境診断等の測定の際に
使用される結露発生検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築仕上げ工事の際に、床面には例え
ば、合成樹脂製の床材を、壁面には化粧ボード、壁紙等
の壁材を接着する作業や、壁面等に塗装を施す工事、あ
るいは接合部にシーリング材及び構造シーラントを充填
する工事が行われているが、空気中の湿度が高い場合に
は、接着面の表面に結露が発生し、内装材、シーリング
材、塗料及び構造シーラント等に剥離が生じたり、ある
いは接着強度の低下を招く関係上、現在は主として工事
管理者及び施工者の長年にわたる経験と勘により接着作
業や、塗装作業を行うのに好適な空気湿度にあるか否か
を、判定した上で仕上げ工事を施工している。
【0003】一方、日本では、気象条件と建物の密閉性
の向上によって結露が発生し易く、図6に示す気象庁で
作成した「普通気象観測・時日別累年値(1961ー8
5年)」から作成した年積算結露時間マップによれば、
日本は、結露時間が2、000(時間/年)を越え、ま
た図7に示すように、同じく「普通気象観測・時日別累
算値(1961ー85年)」から作成した年積算結露ー
乾燥回数マップによれば、結露ー乾燥の繰り返し回数は
年に200回以上にも及ぶと報告されているように多湿
性気候であるため、建築中あるいは建築後の建物には、
結露の発生に伴う接着不良の発生、建築部材の腐食、腐
朽などの発生、カビの繁殖、ダニの発生という建物内の
環境汚染などが生じることが少なくない。
【0004】このため、接着される床、壁面等や、塗装
工事の対象となる物体の表面における結露の発生の有無
の検知には、上記したように施工者の勘による判定、
物体の表面に粘着テープを貼着し、これを剥離させて
剥離状態の強弱から判別する、物体の周囲に置いた新
聞紙に吸湿される吸湿度合いから判別する、室内温
度、湿度、及び壁の表面温度を測定し、これを基礎にし
て図表や計算により結露の発生の危険性の有無や、建物
内の環境汚染の発生の有無を判定するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した結
露の発生検出を人の経験、勘に頼る方法では個人差があ
るため、信頼性のある判定が困難であるという問題があ
り、また、図表や計算による方法では手間がかかり、し
かも素人が即座に検知し得ないという問題がある。
【0006】本考案は、上記した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、建物の仕上げ工事の
際に行われるシーリング材、構造シーラントの接着作業
や、塗装等の仕上げ工事の施工の際に必要な結露の発生
の有無の検知、ならびに建物内の環境汚染の発生有無の
検知を、人の経験や勘に頼ることなく、しかも迅速、正
確に行うことが出来る物体表面の結露発生検出装置を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の携帯形結露発生
検出装置は、物体の雰囲気温度を検出する雰囲気温度セ
ンサと、該物体の雰囲気の相対湿度を検出する相対湿度
センサと、上記雰囲気温度センサ及び相対湿度センサの
出力から露点温度を算出する露点温度算出手段と、上記
露点温度算出手段から出力される露点温度及び物体の
表面温度を検出する表面温度センサから出力される物体
表面温度の偏差を算出する偏差検出手段と、上記偏差検
出手段の偏差出力レベルの振幅が結露の発生無しを示す
レベル、結露の発生の危険性を示すレベル、及び結露の
発生を示すレベルを有するか否かを弁別してそれぞれ弁
別判定信号を出力するレベル差判定手段と、結露の発生
無しを示すレベル出力の弁別判定信号出力時に点灯され
る緑色ランプ、結露の発生の危険性を示すレベル出力の
弁別判定信号出力時に点灯される橙色ランプ、及び結露
の発生を示すレベル出力の弁別信号出力時に点灯される
赤色ランプからなる表示手段とを備えるとともに上記
レベル差判定手段から結露の発生の危険性を示すレベル
出力の弁別判定信号出力時に橙色ランプに入力される該
出力信号を分岐して入力されるパルス波発生回路と
記レベル差判定手段から結露の発生を示すレベル出力の
分別判定信号出力時に赤色ランプに入力される該出力信
号を分岐して入力される正弦波発生回路と上記パルス
波発生回路もしくは正弦波発生回路からの出力信号を選
択的に入力され、断続音もしくは連続音を発生する警音
器とを備えてなる携帯形の物体表面の結露発生検出装置
であって上記検出器のケーシングに装着したプローブ
の端部に、結露の発生を検出する物体の表面温度を検出
する上記表面温度センサを設け、該プローブの外周面に
物体の雰囲気温度を検出する上記雰囲気温度センサ、及
び物体の雰囲気の相対湿度を検出する上記相対湿度セン
サをそれぞれ設けさらに、上記ケーシングに、上記表
面温度センサ、雰囲気温度センサ、及び相対湿度センサ
からのセンサ出力を選択的に取り込む回動スイッチを設
けることを特徴とする
【0008】
【0009】
【作用】雰囲気温度センサにより検出した物体の雰囲気
温度と、相対湿度センサから検出した物体表面の雰囲気
の相対湿度とを露点温度算出手段に入力して露点温度を
算出し、算出された露点温度と表面温度センサから検出
した物体表面の温度との差を偏差検出手段により求め、
この偏差検出手段の偏差出力レベルの振幅がレベル差判
定手段により結露の発生無しを示すレベル、結露の発生
の危険性を示すレベル、結露の発生を示すレベルを有す
るか否かを検出し、結露の発生を示すレベル出力の弁別
判定信号出力時には赤色ランプを点灯させ、結露の発生
の危険性を示すレベル出力の弁別判定信号出力時には橙
色ランプを点灯させる。
【0010】また、赤色ランプ点灯時には警音器を連続
吹鳴させ、橙色ランプの点灯時には警音器を断続吹鳴さ
せる。
【0011】
【実施例】以下に本考案の実施例を、添付した図面に基
づいて説明する。図2は本考案の実施例の結露発生検出
装置の斜視図、図3はその電気回路の要部を示すもので
ある。図2において、結露発生検出装置1のケース2の
一方の側面には、電気回路を作動させるための電源スイ
ッチ3が設けられ、結露の発生無しを示す緑色ランプ
4、結露の発生の危険状態を示す橙色ランプ5、及び結
露の発生を示す赤色ランプ6が並設され、さらに、7セ
グメント表示方式により構成されたデジタル式液晶指示
部7と、プローブ装着部8と、後述する物体雰囲気の相
対湿度、物体雰囲気の温度、物体表面の温度を選択的に
取り込む回動スイッチ9と、ブザー10とが備えられて
いる。さらに、上記したプローブ装着部8に接続される
プローブ11の把持部12には、サーミスタにより物体
の雰囲気温度を検出する雰囲温度センサ14、物体の雰
囲気の相対湿度を検出するための感湿体として例えば、
スチレンやアクリル系化合物に導電性を付与するために
アンモニウムや、スルホン酸基を結合した化合物重合体
(電解質性コポリマー)を用い、水の吸脱着によるその
電気的特性変化分をセラミック基板上に印刷焼成した金
の櫛型電極で電気的に検出する高分子相対湿度センサ、
もしくは電気式抵抗温度計等による相対湿度センサ1
5、及び同じくサーミスタにより物体の表面温度を検出
する表面温度センサ16が内蔵されている。なお、図中
符号13は、ケース2の両側面にわたって設けられた携
行用バンドを示す。
【0012】図3において、雰囲気温度センサ14、相
対湿度センサ15、表面温度センサ16の各出力側はこ
れらの出力を選択的に取り込むための回動スイッチ9に
接続され、このスイッチ9の出力側はマイクロコンピュ
ータ17内に設けたアナログ・デジタル変換用のインタ
ーフェース18を介してCPU(中央処理装置)19に
接続されている。CPU19の出力側には、ここから順
次出力される雰囲気温度センサ14、相対湿度センサ1
5、表面温度センサ16の検出信号をキャッチし、デジ
タル表示する駆動用インターフェース21を介して液晶
指示部7が接続されている。さらに、CPU19の出力
側には、ここから順次出力される緑色ランプ4、橙色ラ
ンプ5、赤色ランプ6の点灯制御信号をキャッチして表
示駆動するインターフェース20を介して緑色ランプ
4、橙色ランプ5、及び赤色ランプ6が並列接続される
とともに、CPU19から出力される橙色ランプ5、及
び赤色ランプ6を点灯駆動する信号をそれぞれキャッチ
し、後述するパルス波発生回路23、正弦波発生回路2
4を駆動するインターフェース22を介し、ブザー10
を間欠的に吹鳴させるパルスを発生するパルス波発生回
路23、ブザー10を連続して吹鳴させる正弦波を発生
する正弦波発生回路24が接続されている。
【0013】そして、CPU19に接続されたRAMに
は、雰囲気温度センサ14、雰囲気温度センサ15、表
面温度センサ16の検出信号と、露点温度を求める際に
使用するための雰囲気温度Tと飽和水蒸気圧Hとの関係
を示すテーブルマップと、算出した露点温度と、後述す
る説明から明かとなるが、露点温度及び物体表面温度の
偏差出力が2℃以上のレベル、2℃未満乃至1℃以上の
範囲内のレベル、1℃未満のレベルに相当するか否かを
比較判別するための閾値を持つ3種類の基準値とが記憶
される。
【0014】同様にCPU19に接続されたROMに
は、図4のフローチャートに示す制御プログラムが記憶
されている。即ち、雰囲気温度T1と相対湿度RH1
を順次検出し、検出された雰囲気温度値T1をRAM
に記憶させたテーブルマップを参照して雰囲気温度T1
の時の飽和水蒸気圧H1を求め、この飽和水蒸気圧H1
と検出した相対湿度RH1とを乗算して相対湿度RH1
の時の飽和水蒸気圧H2を求め、この飽和水蒸気圧H2
の時の温度T2をRAMに記憶させたテーブルマップを
再度参照して求め、これを露点温度T2とする、この
露点温度と、検出した表面温度との偏差を算出する、
このようにして算出された偏差レベルが2℃以上、2℃
未満乃至1℃以上、1℃未満の振幅レベルに該当するか
否かを上記した基準値と比較し、その比較結果に対応し
た弁別判定信号をそれぞれ出力する、2℃以上の振幅
レベルの弁別判定信号検出時に緑色ランプ4を点灯させ
る、、2℃未満乃至1℃以上の範囲のレベルの弁別判
定信号検出時に橙色ランプ5を点灯させた上、パルス波
発生回路23を駆動してブザー10を間欠的に吹鳴させ
る、1℃未満のレベルの弁別判定信号検出時に赤色ラ
ンプ6を点灯させるとともに、正弦波発生回路24を駆
動してブザー10を連続吹鳴させる制御プログラムが記
憶されている。
【0015】このように構成した装置の作用を、図4に
示すこの装置のフローチャートを参照して説明する。
【0016】まず、接続部8にプローブ11を接続した
結露発生検出装置1を仕上げ工事をする現場に携行し、
電源スイッチ3をオンするとともに、回動スイッチ9を
雰囲気温度センサ14に接続し、プローブ11を仕上げ
工事をする場所近傍に位置させ、その雰囲気温度T1を
検出してこれをRAMに記憶させ(ステップS1)、次
に、回動スイッチ9を相対湿度センサ15に接続し、プ
ローブ11を仕上げ工事をする床、壁等の近傍に位置さ
せてその相対湿度RH1を検出してRAMに記憶させる
(ステップS2)。そして、例えば雰囲気温度T1の検
出値が20℃で、相対湿度RH1の検出値が60%であ
れば、先ず、雰囲気温度値T1が20℃の時の飽和水蒸
気圧H1の値17.53mmHgをRAMのテーブルマ
ップを参照して求め、次に、この値H1と相対湿度RH
1、即ち60%とを乗算し、17.53×0.6=1
0.52mmHg、即ち相対湿度60%の時の飽和水蒸
気圧H2を求め、次にこの飽和水蒸気圧H2の時の露点
温度T2を上記したテーブルマップを再び参照し、収束
させながら探して求め、この求めた値12℃、もしくは
12.1℃を露点温度T2とし、これをRAMに記憶さ
せる(ステップS3)。
【0017】そして、回動スイッチ9を表面温度センサ
15に接続し、仕上げ工事をする床、壁等の物体の表面
にプローブ11を当接してその表面温度を検出し、これ
をRAMに記憶させる(ステップS4)。なお、上記し
た雰囲気温度、相対湿度、表面温度の値は回動スイッチ
9を回動する都度、液晶表示部7によりデジタルにてそ
れぞれ表示される。次に、。RAMに記憶させた露点温
度値T2から物体の表面温度値を減算してその偏差を求
め、これをRAMに記憶させる(ステップ5)。このよ
うにして求めた偏差値のレベルが2℃以上のレベル、2
℃未満乃至1℃以上の範囲のレベル、1℃未満のレベル
を有するか否かを、RAMに記憶させた3種類の基準値
との比較から判別する(ステップS6)。そして、偏差
値レベルが2℃以上のレベルを有していれば、結露の発
生のない旨を報知する緑色ランプ4が点灯され(ステッ
プS7)、偏差値レベルが2℃未満乃至1℃以上の範囲
のレベルを有する場合には、結露の発生の危険性がある
旨を報知する橙色ランプ5が点灯されるとともに(ステ
ップS8)、パルス波発生回路23が駆動され、パルス
の印加によりブザー10は間欠的に吹鳴し(ステップS
9)、偏差値レベルが1℃未満のレベルであれば、結露
の発生を報知する赤色ランプ6が点灯されるとともに
(ステップS10)、正弦波発生回路24が駆動されて
ブザー10は連続吹鳴する(ステップS11)。
【0018】なお、検出した相対湿度値と雰囲気温度値
とから直接、露点温度を求める場合には、RAMに、図
5にその一部を抜き出して示すように、検出した相対湿
度値(例えば、40%、50%、60%)と、雰囲気温
度値(例えば、20℃乃至25℃)と、露点温度値との
テーブルマップを記憶させる。そして、検出した雰囲気
温度値が20℃で、相対湿度値が40%であれば、RA
Mに記憶させた図5に示すテーブルマップを比較照合し
て露点温度6.0℃を求めるようにすることも可能であ
る。
【0019】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、携帯
形の物体表面の結露発生検出装置のケーシングに装着し
たプローブの端部に、結露の発生を検出する物体の表面
温度を検出する表面温度センサを設け、このプローブの
外周面に物体の雰囲気温度を検出する雰囲気温度セン
サ、及び物体の雰囲気の相対湿度を検出する相対湿度セ
ンサをそれぞれ設けるとともにそのケーシングに、上
記表面温度センサ、雰囲気温度センサ、及び相対湿度セ
ンサからのセンサ出力を選択的に取り込む回動スイッチ
を設けるよう構成してあるため、建物の仕上げ工事の際
に行われるシーリング材、工事シーラントの接着作業等
や、塗装等の仕上げ工事の対象となる物体の結露発生の
有無の監視の際に、検出装置を監視現場に簡単に携行、
移動した上、プローブの先端を結露発生の検出対象の物
体の表面に位置させるとともに、回動スイッチの切り換
え操作をすることで、物体の表面温度と、この物体の雰
囲気温度と、上記物体の雰囲気の相対湿度とを選択的に
取り込んで結露の発生の有無を検知することができ、こ
のため、現場での測定作業が大幅に簡便化し、実用上極
めて利便性が高いものである。
【0020】また本考案によれば、上記レベル差判定手
段から結露の発生の危険性を示すレベル出力の弁別判定
信号出力時に橙色ランプに入力される出力信号を分岐し
て入力されるパルス波発生回路と、上記レベル差判定手
段から結露の発生を示すレベル出力の弁別判定信号出力
時に赤色ランプに入力される出力信号を分岐して入力さ
れる正弦波発生回路と、パルス波発生回路もしくは正弦
波発生回路からの出力信号を選択的に入力され、断続音
もしくは連続音を発生する警音器と備えるよう構成した
ので、結露の発生の有無を警音器の無音状態、間欠吹鳴
状態、連続吹鳴状態から迅速に判別することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の考案の構成図である。
【図2】 本考案の結露発生検出装置の実施例の斜視図
である。
【図3】 上記結露発生検出装置の電気回路の要部を示
す図である。
【図4】 上記した結露発生検出装置のフローチャート
を示す図である。
【図5】 相対湿度対雰囲気温度と、露点温度とを示す
テーブルマップの一例を示す図である。
【図6】 日本全国の年間積算結露時間の推定値を示す
図である。
【図7】 日本全国の年積算結露/乾燥回数の推定値を
示す図である。
【符号の説明】
1 結露発生検出装置、3 電源スイッチ、4 緑色ラ
ンプ、5 橙色ランプ、6 赤色ランプ、7 液晶表示
部、8 プローブ接続部、9 回動スイッチ、10 ブ
ザー、11 プローブ、14 雰囲気温度センサ、15
相対湿度センサ、16 表面温度センサ、17 マイ
クロコンピュータ、18及び20乃至22インターフェ
ース、23 パルス波発生回路、24 正弦波発生回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木賢一 東京都江東区佐賀1丁目9番14号 (56)参考文献 特開 昭63−307509(JP,A) 特開 昭59−18475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01W 1/11 E04B 1/64 G08B 5/36

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の雰囲気温度を検出する雰囲気温度セ
    ンサと、 該物体の雰囲気の相対湿度を検出する相対湿度センサ
    と、 上記雰囲気温度センサ及び相対湿度センサの出力から露
    点温度を算出する露点温度算出手段と、 上記露点温度算出手段から出力される露点温度及び物
    体の表面温度を検出する表面温度センサから出力される
    物体表面温度の偏差を算出する偏差検出手段と、 上記偏差検出手段の偏差出力レベルの振幅が結露の発生
    無しを示すレベル、結露の発生の危険性を示すレベル、
    及び結露の発生を示すレベルを有するか否かを弁別して
    それぞれ弁別判定信号を出力するレベル差判定手段と、 結露の発生無しを示すレベル出力の弁別判定信号出力時
    に点灯される緑色ランプ、結露の発生の危険性を示すレ
    ベル出力の弁別判定信号出力時に点灯される橙色ラン
    プ、及び結露の発生を示すレベル出力の弁別信号出力時
    に点灯される赤色ランプからなる表示手段とを備えると
    ともに上記レベル差判定手段から結露の発生の危険性を示すレ
    ベル出力の弁別判定信号出力時に橙色ランプに入力され
    る該出力信号を分岐して入力されるパルス波発生回路
    上記レベル差判定手段から結露の発生を示すレベル出力
    の弁別判定信号出力時に赤色ランプに入力される該出力
    信号を分岐して入力される正弦波発生回路と上記パルス波発生回路もしくは正弦波発生回路からの出
    力信号を選択的に入力され、断続音もしくは連続音を発
    生する警音器とを備えてなる携帯形の物体表面の結露発
    生検出装置であって上記検出器のケーシングに装着したプローブの端部に、
    結露の発生を検出する物体の表面温度を検出する上記表
    面温度センサを設け、 該プローブの外周面に物体の雰囲気温度を検出する上記
    雰囲気温度センサ、及び物体の雰囲気の相対湿度を検出
    する上記相対湿度センサをそれぞれ設けさらに、上記ケーシングに、上記表面温度センサ、雰囲
    気温度センサ、及び相 対湿度センサからのセンサ出力を
    選択的に取り込む回動スイッチを設ける ことを特徴とす
    る携帯形の物体表面の結露発生検出装置
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JPS5918475A (ja) * 1982-07-23 1984-01-30 Fujiya:Kk 凍霜害予知装置
JPS63307509A (ja) * 1987-06-09 1988-12-15 Nippon Mining Co Ltd 結露或いは結霜防止方法及び装置

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