JP2590810Y2 - 不快指数表示カード - Google Patents
不快指数表示カードInfo
- Publication number
- JP2590810Y2 JP2590810Y2 JP1993047580U JP4758093U JP2590810Y2 JP 2590810 Y2 JP2590810 Y2 JP 2590810Y2 JP 1993047580 U JP1993047580 U JP 1993047580U JP 4758093 U JP4758093 U JP 4758093U JP 2590810 Y2 JP2590810 Y2 JP 2590810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discomfort index
- humidity
- temperature
- display
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、オフイス、あるいは家
庭の雰囲気の不快度を簡単に求め得る不快指数表示カー
ドに関するものである。
庭の雰囲気の不快度を簡単に求め得る不快指数表示カー
ドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のカードとしては、温度表示のみ
のもの、温度と湿度とを測定表示できるが簡便な表示に
留まったものなどがあり、実際には「お洗濯カード」な
どの名称で出回っている。
のもの、温度と湿度とを測定表示できるが簡便な表示に
留まったものなどがあり、実際には「お洗濯カード」な
どの名称で出回っている。
【０００３】しかしながら、その目的が洗濯用などに限
定されていたために、特に湿度表示について手抜きのカ
ードとなっていた。
定されていたために、特に湿度表示について手抜きのカ
ードとなっていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】カードの使用形態を考
慮すると、ほとんどの場合インポケットの状態であるこ
とは常識である。この状態でいろいろな場所に移行す
る。このことを考えると、単に洗濯可能かどうかを表示
する用途は適切とは言えない。
慮すると、ほとんどの場合インポケットの状態であるこ
とは常識である。この状態でいろいろな場所に移行す
る。このことを考えると、単に洗濯可能かどうかを表示
する用途は適切とは言えない。
【０００５】ポケットに入った状態でいろいろな場所に
行くことが想定され、その環境によって体や感情までも
が支配されることを考慮すれば、気象の方で使用される
不快指数の表示を簡便なカードの形で提供できれば、こ
の指数自体もが市民権を得ることになる。
行くことが想定され、その環境によって体や感情までも
が支配されることを考慮すれば、気象の方で使用される
不快指数の表示を簡便なカードの形で提供できれば、こ
の指数自体もが市民権を得ることになる。
【０００６】本考案は、従来のカードでは温度または湿
度単独の値を表示するのみであったものを、直接不快指
数を表示できるようにした不快指数表示カードを提供す
ることを目的とする。
度単独の値を表示するのみであったものを、直接不快指
数を表示できるようにした不快指数表示カードを提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、所定温度毎に
色が変化する温度表示部と、所定湿度毎に色が変化する
湿度表示部と、不快のレベルに対応して色分け区分さ
れ、温度表示部と湿度表示部の色表示の組み合わせによ
り該当する領域をあらかじめ特定した不快指数表示部と
を有する。
色が変化する温度表示部と、所定湿度毎に色が変化する
湿度表示部と、不快のレベルに対応して色分け区分さ
れ、温度表示部と湿度表示部の色表示の組み合わせによ
り該当する領域をあらかじめ特定した不快指数表示部と
を有する。
【０００８】
【作用】本考案においては、不快指数を求めるには、温
度表示部が表示している温度と湿度表示部が表示してい
る湿度との交点を求め、その交点が乗っている領域を見
ることによって不快指数が求まる。
度表示部が表示している温度と湿度表示部が表示してい
る湿度との交点を求め、その交点が乗っている領域を見
ることによって不快指数が求まる。
【０００９】
【実施例】図１に、本考案の不快指数表示カードの一実
施例を示す。
施例を示す。
【００１０】１は基板で、Ｘ軸方向に温度表示部２、Ｙ
軸方向に湿度表示部３をそれぞれ配置する。温度表示部
２は所定温度毎に色が変化するコレステリック液晶から
なる温度センサであり、この例の場合、２度きざみで色
変化して、周囲の温度を指し示す。また、湿度表示部３
は所定湿度毎に色が変化するセンサを利用し、湿度を感
じるとグレーからピンクに変化するものが一般的であ
る。この例の場合、１０％きざみで、周囲の湿度を指し
示す。なお、これら温度や湿度のセンサそのものは公知
であるので、その詳細は省略する。また、４は不快指数
表示部で、後述するように、不快指数に基づいて区分け
する。
軸方向に湿度表示部３をそれぞれ配置する。温度表示部
２は所定温度毎に色が変化するコレステリック液晶から
なる温度センサであり、この例の場合、２度きざみで色
変化して、周囲の温度を指し示す。また、湿度表示部３
は所定湿度毎に色が変化するセンサを利用し、湿度を感
じるとグレーからピンクに変化するものが一般的であ
る。この例の場合、１０％きざみで、周囲の湿度を指し
示す。なお、これら温度や湿度のセンサそのものは公知
であるので、その詳細は省略する。また、４は不快指数
表示部で、後述するように、不快指数に基づいて区分け
する。
【００１１】さて、不快指数は、例えば次の式で計算さ
れる。 ［不快指数］＝０．９９Ｔ＋０．３６ｔ＋４１．５・・・(1) ここで、Ｔは温度，ｔは露点である。この不快指数は、
７０〜７４で一部不快、７５〜７９で半数不快、８０〜
８５で全員不快、８６以上では我慢の限度を越えた不快
とされる。この露点ｔは直接湿度と関連する量であり、
したがって、温度と湿度とが測定できれば不快指数が求
められる。
れる。 ［不快指数］＝０．９９Ｔ＋０．３６ｔ＋４１．５・・・(1) ここで、Ｔは温度，ｔは露点である。この不快指数は、
７０〜７４で一部不快、７５〜７９で半数不快、８０〜
８５で全員不快、８６以上では我慢の限度を越えた不快
とされる。この露点ｔは直接湿度と関連する量であり、
したがって、温度と湿度とが測定できれば不快指数が求
められる。
【００１２】上記の(1) 式に基づき、温度と湿度から不
快指数を算出し、快適領域４Ａ，一部不快領域４Ｂ，半
数不快領域４Ｃ，全員不快領域４Ｄ，我慢の限度を越え
た不快領域４Ｅの５つの領域に区分して、基板１に例え
ば色分けして印刷してある。すなわち、本考案の不快指
数表示カードにおいて、温度（Ｘ）、湿度（Ｙ）のクロ
スポイントの座標（Ｘ，Ｙ）が属する領域が、不快指数
を表すことになる。
快指数を算出し、快適領域４Ａ，一部不快領域４Ｂ，半
数不快領域４Ｃ，全員不快領域４Ｄ，我慢の限度を越え
た不快領域４Ｅの５つの領域に区分して、基板１に例え
ば色分けして印刷してある。すなわち、本考案の不快指
数表示カードにおいて、温度（Ｘ）、湿度（Ｙ）のクロ
スポイントの座標（Ｘ，Ｙ）が属する領域が、不快指数
を表すことになる。
【００１３】なお、図１の実施例では、温度表示部２の
Ｘ軸と湿度表示部３のＹ軸とが斜交しているが、この斜
交角度は直交を含め適宜の角度をとることができる。
Ｘ軸と湿度表示部３のＹ軸とが斜交しているが、この斜
交角度は直交を含め適宜の角度をとることができる。
【００１４】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の不快指数
表示カードは、所定温度毎に色が変化する温度表示部
と、所定湿度毎に色が変化する湿度表示部と、不快のレ
ベルに対応して区分され、前記温度表示部と湿度表示部
の色表示の組み合わせにより該当する領域をあらかじめ
特定した不快指数表示部とを有するので、計算をわざわ
ざすることなしに、直接不快指数の程度を知ることがで
きる、したがって、より良い対環境表現ができるので、
局所気候、例えばオフイス，家の中などの状況が把握で
きる。さらに、このカードによって不快指数がより一般
的になる効果がある。
表示カードは、所定温度毎に色が変化する温度表示部
と、所定湿度毎に色が変化する湿度表示部と、不快のレ
ベルに対応して区分され、前記温度表示部と湿度表示部
の色表示の組み合わせにより該当する領域をあらかじめ
特定した不快指数表示部とを有するので、計算をわざわ
ざすることなしに、直接不快指数の程度を知ることがで
きる、したがって、より良い対環境表現ができるので、
局所気候、例えばオフイス，家の中などの状況が把握で
きる。さらに、このカードによって不快指数がより一般
的になる効果がある。
【図１】本考案の不快指数表示カードの一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
１ 基板 ２ 温度表示部 ３ 湿度表示部 ４ 不快指数表示部 ４Ａ 快適領域 ４Ｂ 一部不快領域 ４Ｃ 半数不快領域 ４Ｄ 全員不快領域 ４Ｅ 我慢の限度を越えた不快領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−118043（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−72388（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−95696（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−138138（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−56242（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01K 11/12 G09F 9/00
Claims (1)
- 【請求項１】 所定温度毎に色が変化する温度表示部
と、所定湿度毎に色が変化する湿度表示部と、不快のレ
ベルに対応して区分され、前記温度表示部と湿度表示部
の色表示の組み合わせにより該当する領域をあらかじめ
特定した不快指数表示部とを有することを特徴とする不
快指数表示カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047580U JP2590810Y2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 不快指数表示カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047580U JP2590810Y2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 不快指数表示カード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716128U JPH0716128U (ja) | 1995-03-17 |
| JP2590810Y2 true JP2590810Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=12779195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993047580U Expired - Fee Related JP2590810Y2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 不快指数表示カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590810Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428996U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-26 | ||
| JPS55151454U (ja) * | 1980-04-08 | 1980-10-31 | ||
| JPS637457U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | ||
| KR100988593B1 (ko) * | 2010-04-07 | 2010-10-18 | 주식회사 디자인경남 | 실외의 환경인자 측정값에 따른 색 제어시스템을 이용한 색변환 광고판 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP1993047580U patent/JP2590810Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716128U (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |