JP2589662B2 - 鉱物粉混合健康増進材及び健康増進具 - Google Patents

鉱物粉混合健康増進材及び健康増進具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩こり、腰痛、筋肉疲
労、骨つぎ等の生体疾患の改善や生体が有する自然治癒
力を増進するのに有効な鉱物粉混合健康増進材及び健康
増進具に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の鉱物乃至岩石には、生体の働き
すなわち体内生理作用を活性化する効果や自然治癒力を
増進する効果があることが古くから知られており、これ
らの鉱物乃至岩石は民間療法や東洋医学を中心とした医
療の分野における治療に利用されてきた。
【0003】このような鉱物乃至岩石の多くは、天然放
射性元素(良く知られたところではラジウムやラドンな
ど)を含有しており、この天然放射性元素の放射する遠
赤外線、磁力線、α線,β線或いはγ線が、生体に何等
かの影響を及ぼして体内生理作用を活性化し、ひいては
肩こり、筋肉疲労、骨つぎ等の生体疾患を治療するので
はないかと言われている。そのメカニズムについては未
だ完全には解明されていないが、例えば、α線,β線或
いはγ線などの放射線により体内で放射線重合が起こっ
てイオン或いはラジカルが生成することにより、神経細
胞において膜内外のナトリウムイオン濃度に偏りが生
じ、この偏りによって神経電流が発生して神経細胞が活
性化すると同様に、その他の体内細胞においてもイオン
ポンプ作用が活性化されて細胞の働きが活性化するので
あるとも、遠赤外線の作用により温度が上昇することに
より体内細胞の働きが活発になって血行が良くなるので
あるとも、また、磁力線が血液中の鉄分などに作用して
血行が良くなるのであるとも考えることができる。
【0004】ところで、金沢市の東北部に位置する医王
山から産出する鉱物乃至岩石には、医王山の名前からも
分かるように古くから医療効果があることが知られてお
り、例えば、特開平5−96016には、医王山から産
出した岩石などの微粉末をゴムや可撓性プラスチックに
混入してなる健康用装着具が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
岩石の中で何と何が具体的にどの程度の作用を奏するの
か、必ずしも明らかでなく、多種類の岩石を適当に混合
するなどされていた。
【0006】本発明者は、この医王山から産出する岩石
の中で、特に海緑石の医療効果が高く、例えばこの海緑
石の微粉末のみをゴム等に混入してゴム粒に形成し、こ
れを病的部分に直接当てれば、瞬時にして圧痛点が消失
するなどの驚くべき効果があることに着目し、実際に海
緑石を利用して生体治療を行い、様々な効果を確認した
のである。
【0007】しかし、このような医王石の微粉末のみを
ゴム等に混入し、これを病的部分に当てる治療を様々な
症状を有する患者に行っているうちに、この治療によれ
ば確実に圧痛点を消失させることはできるが、骨つぎや
筋力増強などの治療においては患者の症状乃至体質によ
って治療効果が現れたり、ほとんど現れなかったりする
など、治療効果にかなりのばらつきを出ることが分かっ
てきた。
【0008】また、日頃から肩こり、腰痛、或いは筋肉
疲労を感じているが、通院治療を行う程ではない人に対
しては、日常生活の中で気軽に使用することができ、そ
れでいて自然治癒力を増進させることができるものが望
まれていた。
【0009】そこで本発明者は、上記問題に鑑みて、患
者の症状や体質に関係なく、つねに安定して有効な治療
を行うことができ、さらには日常生活の中で気軽に使用
することができ、それでいて自然治癒力を増進させるこ
とができる鉱物粉混合健康増進材及び健康増進具を得ん
として試行を繰り返し、この目的を達成し得るものを見
出したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の鉱物
粉混合健康増進材は、海緑石粉末と軽石粉末(本発明で
は火山砕層岩といわれている岩石をいう)の2種粉末を
配合してなるものである。
【0011】好ましくは海緑石粉末と軽石粉末とをそれ
ぞれ40乃至60重量%で配合してなるものである。海
緑石粉末と軽石粉末のいずれかが40重量%より少なく
なっても、或いは60重量%を超えても治療効果は不十
分で、患者の症状や体質に関係なく安定した効果を確実
に得ることはできない。
【0012】また、上記鉱物粉混合健康増進材をプラス
チック或いはゴム、その他の成形材に混入して健康増進
具を得ることができる。この形態は、特に限定するもの
ではなく、例えば径約1mm〜半径5mmの粒状として
も、円板体或いは適宜形状を呈した薄板体等としてもよ
い。さらにまた、上記鉱物粉混合健康増進材を成形物又
は成形素材に付着させて健康増進具を得ることもでき
る。
【0013】本発明の鉱物粉混合健康増進材の使用方法
としては、これを繊維、紙、プラスチック、金属、陶器
材料などに付着若しくは混入させて、健康増進具、医療
用治療器具、身体装着品、住宅用品などの人体に直接乃
至間接的に影響を及ぼし得る物の製造に使用してもよい
し、また、ペットの首輪や土壌改良剤など、人間以外の
動物や植物に影響を及ぼし得る物の製造に使用してもよ
い。
【0014】すなわち、鉱物粉混合健康増進材をそのま
ま治療器具として使用する場合であれば、例えば肩こり
や筋肉疲労が特に激しい部分、肉離れした部分、その他
の病的部分の皮膚上に直接当ててここを粘着テープで固
定するか、或いはペースト状にしてこれを病的部分の皮
膚に塗着するようにすればよい。このように使用すれ
ば、圧痛点が瞬時にして消失するばかりか、肩こりや筋
肉疲労を感じなくなり、肉離れの場合には通常より早く
骨がつくようになるし、肩こりや筋肉疲労をなんとなく
感じていた場合には、局所的に痛みが現れるなど疾患部
が明確になる効果もあり、さらには、これらの効果を患
者の症状や体質によらずに安定的に得ることができる。
【0015】また、本発明の鉱物粉混合健康増進材に接
着剤などを加えてペースト状とし、これを布体の表裏片
面若しくは両面に塗布するか、本発明の鉱物粉混合健康
増進材を糸に付着させて織り込むか、或いは本発明の鉱
物粉混合健康増進材を入れて沸騰させた水の中に繊維若
しくは布地を含浸させるかして布体を作り、この布体を
ベッドシート、ベットパッド、布団、枕、枕カバー、座
布団、クッション、テーブルクロス、ランチョンマッ
ト、カーテン、イスカバー、下着、肩パット、ナイトキ
ャップ、腹巻き、コートの裏地、マフラー、着物、洋
服、おむつ、腰部装着帯、靴下、サポーター、タオル、
スリッパ、靴の表皮、靴底、中敷、帽子、はちまき、手
袋、ネクタイ、アイマスク、マスク、ガーゼ、湿布剤或
いは時計バンドに使用してもよい。
【0016】また、本発明の鉱物粉混合健康増進材を紙
材に混入してこれを紙おむつや生理用品に使用してもよ
いし、貴金属に混入してこれをネックレスやブレスレッ
トなどの体に身に付ける装飾品に使用してもよい。さら
には、本発明の鉱物粉混合健康増進材を煮沸してこの上
澄みを飲料としてもよいし、乳液、化粧水、ヘアー乳
液、ボディーローションなどの化粧品に使用してもよ
い。
【0017】さらにまた、本発明の鉱物粉混合健康増進
材に接着剤などを加えてペースト状とし、これを板材に
塗着して板状の治療器具を製造するようにしてもよい
し、サウナ壁面にこれを塗着して健康増進サウナを製造
してもよい。その他、床材、壁材、床や壁の表面に貼着
する表装材、流し台などの住宅設備品、電化製品、自動
車の座席シート、白熱灯、水銀灯などのガラス用品、貯
水タンク、厨房用の陶器用品やプラスチック用品、石
鹸、洗髪剤、歯科用矯正具や義歯、或いはギブス材の製
造に使用してもよいし、また水処理器乃至浄水機のフィ
ルター材料、入浴剤或いは土壌改良材として使用しても
よい。
【0018】なお、本発明のように海緑石と軽石との混
合物を混入したものが、特に海緑石のみのものに比べて
安定した治療効果を得ることができることは、実際の治
療及び下記の臨床実験などから明らかであるが、その詳
しいメカニズムについては明らかになっていない。た
だ、東洋医学には、人間の体は虚実陰陽のバランスの上
になり立っているという考え方があり、この考え方によ
れば、例えば「虚」に傾倒した状態の場合に海緑石成分
が作用し、逆に「実」に傾倒した状態の場合に軽石成分
が作用するならば、海緑石成分と軽石成分との混合物成
分は常に「虚」「実」のバランスを保つように作用する
ことになり、本発明の鉱物粉混合健康増進材が症状や体
質によらず常に安定した効果を得られることについて説
明がつくのである。
【0019】
【実施例】
(本発明の健康増進具の製造)金沢市の東北部に位置す
る医王山から産出した海緑石及び軽石をそれぞれ約50
メッシュに粉砕し、両者を50重量%づつ配合して本発
明の鉱物粉混合健康増進材とし、これをポリエチレン樹
脂に対して5重量%の割合で配合し、十分混練した後、
直径2mmの円板状粒に成形した。
【0020】(本発明の健康増進具の治療効果)海緑石
粉末と軽石粉末との混合物を混入してなる健康増進具
(以下、混合具という)と、海緑石のみを50メッシュ
に粉砕し、これをポリエチレン樹脂に対して5%重量の
割合で配合し、十分混練した後、直径2mmの円板状粒
に成形して得られたもの(以下、海緑石具という)との
治療効果を下記臨床実験により比較した。
【0021】首に「張り」を訴えた各20人の被検者に
対して、病的部分に直接上記混合具又は海緑石具を当て
てここを粘着用テープで貼着し、1時間後、病的部分を
押圧して圧痛点の有無を診断(以下、圧痛診断という)
すると共に、オステオパシー診断法の一種である応用運
動機能学(applied kinesiology)診断法(以下ak診断
という)、すなわち特定の筋肉が特定の経路と対応関係
をもつことから特定の筋肉を選別テストすることによっ
て各種部位の機能を診断する方法に従い、病的部分に触
れて水平に上げた上肢を維持できるかどうか判断して治
療効果を確かめた。また、海緑石具による治療では有効
な効果が認められなかった場合は、その後混合具による
治療を行い同様に効果を確かめた。
【0022】この結果を下記表1に示した。なお、圧痛
診断により圧痛点が消失した場合には○、しなかった場
合には×、またak診断により効果が認められた場合に
は○、明瞭に認められなかった場合には×とした。
【0023】
【表1】
【0024】これより、混合具、海緑石具ともに、圧痛
点を確実に消失させる効果が認められた。また、ak診
断についてみると、海緑石具の場合には効果が認められ
ない場合があったのに対し、混合具の場合は全員につい
て効果が認められ、さらに、海緑石具では効果が認めら
れなかった場合でも混合具によって治療すると効果が認
められた。
【0025】なお、他の鉱物粉末、例えば貝化石、黒色
真珠岩のみでは上記海緑石具ほどの効果は認められなか
ったし、これらの鉱物粉末を混合したものも上記海緑石
具ほどの効果は認められなかった。さらに、本発明の鉱
物粉混合健康増進材にこれら他の鉱物粉末を混入したも
の、或いは海緑石粉末にこれら他の鉱物粉末を混入した
ものも、いずれも上記海緑石具ほどの効果は認められな
かった。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、患者の症状や体質に関
係なく、つねに安定した治療効果を得ることができる。
この治療効果は、従来の海緑石粉のみを混入させたもの
或いはその他の鉱物粉を混合したものに比べ、特に骨つ
ぎ、肩こり、腰痛、筋力増強などの治療において顕著で
ある。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海緑石粉末と軽石粉末の2種粉末を配合
    してなる鉱物粉混合健康増進材。
  2. 【請求項2】 海緑石粉末と軽石粉末の2種類粉末をそ
    れぞれ40乃至60重量%で配合してなる鉱物粉混合健
    康増進材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の鉱物粉混合健康増
    進材をプラスチック或いはゴム、その他の成形材に混入
    させてなる健康増進具。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の鉱物粉混合健康増
    進材を成形物又は成形素材に付着させてなる健康増進
    具。
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