JP2589551Y2 - ミニアチュアリニアガイド装置のスライダ形状 - Google Patents

ミニアチュアリニアガイド装置のスライダ形状

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JP2589551Y2
JP2589551Y2 JP1993074103U JP7410393U JP2589551Y2 JP 2589551 Y2 JP2589551 Y2 JP 2589551Y2 JP 1993074103 U JP1993074103 U JP 1993074103U JP 7410393 U JP7410393 U JP 7410393U JP 2589551 Y2 JP2589551 Y2 JP 2589551Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンピュータ関連機
器,OA機器,測定機器,製図機械等の小型の用途に好
適なミニアチュアリニアガイド装置に係り、特にそのス
ライダ形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミニアチュアリニアガイド装置と
しては、例えば図5〜7に示されているものがある。こ
のものは、薄肉鋼板材を軸方向に長い断面ほぼU字形に
プレス成形してなる案内レール1に、スライダ2を滑動
自在に組み込んだものである。スライダ2は、薄肉鋼板
材を断面ほぼ逆U字形にプレス成形してなるスライダ本
体3の凹所に、プラスチック成形部品であって内部にボ
ール循環路を有するサーキュレータ4と、スライダ本体
3及びサーキュレータ4の両部材の間に介在せしめたプ
ラスチック製のキャップ5とを嵌めこんで一体に組み立
てられている。
【0003】案内レール1の内壁面とこれに対向したス
ライダ2の外壁面とには、それぞれ軸方向に延びる負荷
ボール転動溝1B,3Bが相対するように形成されてい
て、この両負荷ボール転動溝1B,3B内およびサーキ
ュレータ4内のボール循環路に多数のボール6が組みこ
まれている。そして、案内レール1内をスライダ2が直
線移動する際は、それらのボール6が転動しつつ無限循
環を繰り返すようになっている。
【0004】案内レール1の固定は、図6に示すよう
に、レール底面1aの取付け孔1dに小ねじB1 を通
し、それを機台のねじ孔に螺合することにより行われ
る。一方、スライダ2は、スライダ本体上面の取付けね
じ孔3eに小ねじを螺合してテーブル等の他部材へ取り
付けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ミニアチュアリニアガ
イド装置は、一般に装着スペースが小さい個所に使用さ
れることから、その装置高さをできるだけ低くすること
が望まれている。そのため、通常は図5,6に示すよう
に案内レール1のレール底面1aの取付け孔1dを座ぐ
り孔にすると共にスライダ2の底面中央に軸方向の浅い
凹溝Mを設けて、レール取付け用小ねじB1 の頭をその
案内レール1とスライダ2の両底面間の間隙α内に収納
することによりスライダ2が小ねじB1 の上を通過する
際の干渉を防止している。
【0006】しかしながら、特に装置高さを低く抑える
必要がある場合は、図7に示すように、スライダ2を小
ねじB1 の手前で止めるようにして干渉を避け、前記間
隙αにほぼ相当する分だけ案内レール1とスライダ2の
厚さを減らすこともある。その場合には、スライダ2の
移動の最大ストローク長はスライダ2の端部とレール取
付け用小ねじB1 との干渉位置で定まり、従来のスライ
ダ2はその端面が平面であるから、スライダ2の有効ス
トローク長LS は案内レール1の両端部に取り付けたレ
ール取付け用小ねじB1 のねじ頭の端部間距離Lとスラ
イダ2の全長lS との差の長さ(L−lS )ということ
になる。
【0007】ところで、装置高さはできる限り低く抑え
ながらも、スライダ2の有効ストローク長はできるだけ
長くすることを望まれることが多い。その場合は、勿論
案内レール1の長さを長くすれば要望に応えられるが、
ミニアチュアリニアガイド装置を使用するスペースは極
めて狭小な場合が多いため、案内レール長の延長は事実
上難しいという問題点がある。
【0008】一方、案内レール長は変えないでスライダ
2の長さを短くするという対応も考えられるが、その場
合は長さを短縮した分だけスライダの負荷ボール転動溝
3Bの長さが短くなるため、負荷ボール6の数(有効玉
数)が減って負荷容量が低下してしまうという問題点が
ある。また、従来のサーキュレータの彎曲溝の成形精度
が成形時のひけにより精密に出来ずボールの作動性にも
問題があった。
【0009】そこで、本考案は上記従来の問題点に着目
してなされたもので、リニアガイド装置自体の高さを低
く抑えると共に、案内レールやスライダの長さは変えず
にストローク長のみ長く出来、かつサーキュレータの彎
曲溝の成形精度が向上しボールの作動性の良いミニアチ
ュアリニアガイド装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
考案は、ほぼU字形の断面を有して軸方向に延びると共
に相対する側壁内面に軸方向の負荷ボール転動溝を有す
る案内レールと、該案内レールの負荷ボール転動溝に対
向する負荷ボール転動溝を側壁外面に有するとともに内
部には軸方向に延びる無負荷ボール循環路を有するサー
キュレータが装着されて前記案内レールの側壁内面間の
凹部に遊嵌されたスライダと、前記案内レールと前記ス
ライダが軸方向に相対移動する際にその案内レールおよ
びスライダの相対した負荷ボール転動溝を転動しつつ前
記サーキュレータの無負荷ボール循環路を経て循環する
多数のボールとを備えたミニアチュアリニアガイド装置
において、前記スライダの両端の中央部に、前記案内レ
ールの両端を固定するレール取付けねじの頭部の半径よ
り僅かに大きい半径の半円弧状の凹部を形成し前記サー
キュレータの端部における肉厚を平均化したことを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】本考案のミニアチュアリニアガイド装置は、案
内レールの取付けねじの頭部がスライダの両端のほぼ半
円弧状の凹部にほぼ半分だけ入り込んでから、当該ねじ
の頭部とスライダ端部とが干渉する。そのため、スライ
ダの端部が平面状とされている従来の場合のスライダの
ストローク長に比べて、案内レールの取付けねじの頭部
の直径に近い長さだけストローク長が長くできると共に
サーキュレータ端部の肉厚が平均化され成形時のひけが
少なくなり彎曲溝の成形精度が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜図4は本考案の一実施例で、図1は分解斜
視図、図2は組み立て後の全体斜視図、図3は正面図、
図4は一部を切り欠いて示した平面図である。なお、従
来と同一または相当部分には同一の符号を付してある。
【0013】図において、スライダ2を案内する案内レ
ール1は鋼板からプレス成形したものであって、底面1
aとその両側縁を上方に折り曲げて形成された案内面と
なる側壁1b,1bとで横断面ほぼU字形に形成され、
その各側壁1b、1bの内壁面に一本づつ負荷ボール転
動溝1Bが軸方向に延長して形成されている。この負荷
ボール転動溝1B,1Bは互いに平行とされ、溝断面形
状はゴシックアーチ状(またはほぼ半円状)である。ま
た、底面1aには、ミニアチュアリニアガイド装置の使
用に当たって案内レール1を機台など他の部材に取付け
るためのレール取付け用ねじ挿通孔1dが両端近傍に設
けられると共に中間部には精度測定用の孔1eが設けら
れている。
【0014】スライダ2は、薄肉鋼板製で全長LS のス
ライダ本体3と、これとほぼ同じ長さの合成樹脂製サー
キュレータ4及び合成樹脂製のキャップ5から構成され
ている。そのスライダ本体3は、案内レール1の両側壁
1b,1bの内幅よりも幾らか幅の狭い外幅を有し、上
板部3aとその両側縁を下方に折り曲げてなる側壁3
b、3bとで横断面ほぼ逆U字状に形成されて案内レー
ル1の両側壁1b,1b間に配置され、その両側壁3b
の外側面には案内レール1の負荷ボール転動溝1Bに対
向する負荷ボール転動溝3Bが軸方向に延長して形成さ
れている。この負荷ボール転動溝3Bの溝断面形状は案
内レール1と同様なゴシックアーチ状(またはほぼ半円
状)の溝とされている。
【0015】また、スライダ本体の上板部3aには長手
方向端部よりの位置にサーキュレータ4と係合するため
の固着用座グリ孔3dが形成され、更にその内側にはス
ライダ2が取り付けられるテーブル等の他部材への取付
用ねじ孔3eが形成されている。
【0016】サーキュレータ4は、射出成形で一体に形
成されており(もっとも、対称形状の二部材として射出
成形した部材を左右一体に接合するようにしたものでも
良い)、センター部の壁面4cとその左右両側に立設さ
れた壁面4d,4dとの間に軸方向に延びる無負荷ボー
ル循環溝4e,4eを有する断面形状ヨ字形の胴部は、
スライダ本体3の両側壁3b間に嵌合される。その胴部
の軸方向両端部には、左右に張り出したつば部4gが設
けられ、そのつば部4gに半円弧状の湾曲溝4hが無負
荷ボール循環溝4e,4eに連通させて設けられてい
る。そして、無負荷ボール循環溝4eとその両端の半円
弧状の湾曲溝4h,4hとで無負荷ボール循環路が構成
される。なお、半円弧状の湾曲溝4hの外側円弧面4h
1 に対応させて内側円弧面4h2 が壁面4d,4dの軸
方向の両端部に形成されて、ボールを滑らかに案内する
ようになっている。湾曲溝4hの開放端(案内レール1
の負荷ボール転動溝1Bに連通する)である前記つば部
4gの側端部には、その負荷ボール転動溝1Bに係合可
能にボール掬い突部4iが突設され、作動時のボールの
循環が円滑に行われるようにしている。またサーキュレ
ータ4のつば部4gの上面には円柱状の係合突起4j
(二部材二分割してある場合は、それぞれ半円柱状に形
成されており、一体に接合することにより円柱状にな
る)が立設されている。更に、この実施例の場合、サー
キュレータ4のつば部4gの端面の中央部に、ほぼ半円
弧状の凹部10を形成してある。この凹部10は、前記
湾曲溝4hおよび係合突起4jを避けて設けてあり、案
内レール1を固定するレール取付け用小ねじB1 のねじ
頭の大きさに対応する大きさにされている。
【0017】この場合、サーキュレータ4の端部に凹部
10を設けたことによって湾曲溝4hの成形時のひけが
少なくなり、彎曲溝部の形状精度が向上でき、また成形
材料の使用量を少なく出来るので同じ量の成形素材を用
いて従来よりもサーキュレータの成形数量を増加でき
る。キャップ5は、軸方向の両端部にサーキュレータ4
のつば部の円柱状の係合突起4jが挿通される貫通孔5
aを有すると共に、左右両側縁にはスライダ本体3の両
側壁3bに遊嵌される切欠部5bを備えている(サーキ
ュレータ4が二部材の場合は、それらを一体的に接合し
て保持する)。
【0018】スライダ2の組み立ては次のように行う。
サーキュレータ4の円柱状の係合突起4jをキャップ5
の貫通孔5aに挿通し、キャップ5をサーキュレータ4
の上に嵌める。次に、その上にスライダ本体3を被せ
て、固着用座グリ孔3dにサーキュレータ4の係合突起
4jを更に挿通させる。
【0019】その後、スライダ本体3の上面に突き出し
ている係合突起4jの頭部を熱圧着して溶着させること
により、スライダ本体3とサーキュレータ4とをキャッ
プ5を介在させて一体的に固定してスライダ2を組み立
てる。これにより、サーキュレータ4の無負荷ボール循
環溝4eと湾曲溝4hとがキャップ5で蓋されると共に
湾曲溝4hの開放端の内側円弧面4h2 がスライダ本体
3の負荷ボール転動溝3Bに滑らかに接続され、無負荷
ボール循環路が形成される。
【0020】組み立てたスライダ2は案内レール1の凹
部に遊嵌され、上記の無負荷ボール循環路および案内レ
ール1の負荷ボール転動溝1Bとこれに対向するスライ
ダ2の負荷ボール転動溝3Bとの間に、多数のボール6
が装填される。湾曲溝4hの開放端の外側円弧面4h1
は、サーキュレータ4のつば部4gの側端部に突出する
ボール掬い突部4iを介して、案内レール1の負荷ボー
ル転動溝1Bの溝底部に近接して接続されるから、ボー
ル6の循環が円滑に行われる。
【0021】次に、上記実施例の動作を説明する。案内
レール1は、その両端部近傍の底面1aに設けたレール
取付け用ねじ挿通孔1dに小ねじB1 を通し、図外の機
台にねじ止めして固定される。一方、スライダ2は、ス
ライダ本体3の上板部3aに形成されている取付け用ね
じ孔3eを用いて、図外のテーブル等にねじ止めにより
取り付けられる。いま、テーブルを駆動させると、スラ
イダ2は案内レール1に沿って軸方向に移動する。案内
レール1の負荷ボール転動溝1Bとスライダ本体3の負
荷ボール転動溝3Bとの間に挿入されたボール6は、ス
ライダ2の移動に伴って転動しつつ、スライダ2の移動
速度より遅い速度で負荷ボール転動溝1B,3B内をス
ライダ2と同方向に移動する。そしてサーキュレータ4
の一端のつば部4gに到達するとボール掬い突部4iに
より掬い上げられて湾曲溝4hに入り、溝に沿ってUタ
ーンして無負荷ボール循環溝4eを通り反対側の湾曲溝
4hにより逆Uターンされて案内レール1の負荷ボール
転動溝1Bとスライダ本体3の負荷ボール転動溝3Bに
戻る循環を繰り返す。
【0022】このようにして、スライダ2は、その端部
の凹部10に案内レール1の端部のレール取付け用小ね
じB1 の頭が入り込む位置まで走行可能である(図
4)。したがって、この場合のスライダ2の有効ストロ
ーク長LS は、レール両端の取付け用小ねじB1 のピッ
チPとスライダ2の全長lS との差の長さ(P−lS
である。この有効ストローク長LS は、同一サイズの従
来のミニアチュアリニアガイド装置におけるスライダ有
効ストローク長(L−lS )より小ねじB1 の頭の直径
Dの寸法分だけ長い(図7参照)。かくして、この実施
例によれば、案内レール1の長さ及びスライダ2の長さ
は従来と同一のままで、有効ストローク長を従来より延
長するのに極めて有効である。
【0023】なお、上記実施例では、凹部10をサーキ
ュレータ10の高さ全体に及んで形成したものを示した
が、これに限らず、凹部10の高さはレール取付け用小
ねじB1 の頭が収納出来る大きさであれば良い。また、
上記実施例では凹部10の形状を半円弧状としたが、ほ
ぼ半円弧状としてもよい。
【0024】さらに、上記実施例ではスライダ2の両端
部にシール部材を有しないミニアチュアリニアガイド装
置について説明したが、シール部材を設けたものに対し
て適用する場合には、前記凹部10をそのシール部材の
端面に設ければ良い。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ほぼU字形の断面を有して軸方向に延びると共に相対す
る側壁内面に軸方向の負荷ボール転動溝を有する案内レ
ールと、該案内レールの負荷ボール転動溝に対向する負
荷ボール転動溝を側壁外面に有するとともに内部には軸
方向に延びる無負荷ボール循環路を有するサーキュレー
タが装着されて前記案内レールの側壁内面間の凹部に遊
嵌されたスライダと、前記案内レールと前記スライダが
軸方向に相対移動する際にその案内レールおよびスライ
ダの相対した負荷ボール転動溝を転動しつつ前記サーキ
ュレータの無負荷ボール循環路を経て循環する多数のボ
ールとを備えたミニアチュアリニアガイド装置におい
て、スライダの両端の中央部に、案内レールの両端を固
定するレール取付けねじの頭部の半径より僅かに大きい
半径の半円弧状の凹部を形成した。これにより、案内レ
ールの取付け用ねじとスライダとの干渉位置を案内レー
ルの端部寄りにずらすことができ、その結果リニアガイ
ド装置自体の高さを低く抑えると共に案内レールやスラ
イダの長さは変えずにストローク長のみ長くすることが
できると共に、サーキュレータの端部に凹所を形成し肉
厚を平均化したのでサーキュレータの成形精度が向上で
きてボールの循環が円滑になり作動性の良いミニアチュ
アリニアガイド装置を得ることができる。そしてサーキ
ュレータの端部に凹所を設けることによって成形材料の
使用量が減少できる。サーキュレータ1個については僅
かなものであるが、このようなサーキュレータは大量に
射出成形されるものであるからそのコスト削減もかなり
のウエイトを締める効果となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1に示すものの組立後の全体斜視図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】従来のミニアチュアリニアガイド装置の全体斜
視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】図5の平面図である。
【符号の説明】
1 案内レール 1a 底面 1b 側壁 1d 取付け用ねじの挿通孔 1B 負荷ボール転動溝 2 スライダ 3 スライダ本体 3B 負荷ボール転動溝 4 サーキュレータ 6 ボール 10 凹部 B1 案内レール取付け用のねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼU字形の断面を有して軸方向に延び
    ると共に相対する側壁内面に軸方向の負荷ボール転動溝
    を有する案内レールと、該案内レールの負荷ボール転動
    溝に対向する負荷ボール転動溝を側壁外面に有するとと
    もに内部には軸方向に延びる無負荷ボール循環路を有す
    るサーキュレータが装着されて前記案内レールの側壁内
    面間の凹部に遊嵌されたスライダと、前記案内レールと
    前記スライダが軸方向に相対移動する際にその案内レー
    ルおよびスライダの相対した負荷ボール転動溝を転動し
    つつ前記サーキュレータの無負荷ボール循環路を経て循
    環する多数のボールとを備えたミニアチュアリニアガイ
    ド装置において、 前記スライダの両端の中央部に、前記案内レールの両端
    を固定するレール取付けねじの頭部の半径より僅かに大
    きい半径の半円弧状の凹部を形成し前記サーキュレータ
    の端部における肉厚を平均化したことを特徴とするミニ
    アチュアリニアガイド装置のスライダ形状。
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