JP2589051Y2 - フラックスの搬送供給装置 - Google Patents

フラックスの搬送供給装置

Info

Publication number
JP2589051Y2
JP2589051Y2 JP2856993U JP2856993U JP2589051Y2 JP 2589051 Y2 JP2589051 Y2 JP 2589051Y2 JP 2856993 U JP2856993 U JP 2856993U JP 2856993 U JP2856993 U JP 2856993U JP 2589051 Y2 JP2589051 Y2 JP 2589051Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
container
suction
excess
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2856993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0683170U (ja
Inventor
好宏 西辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2856993U priority Critical patent/JP2589051Y2/ja
Publication of JPH0683170U publication Critical patent/JPH0683170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589051Y2 publication Critical patent/JP2589051Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、潜弧アーク溶接に使用
するフラックスの搬送供給装置、またはフラックスに限
らず広く一般の粉粒状体の搬送供給装置に関するもので
ある。
【0002】よく知られるように、潜弧アーク溶接に使
用されるフラックスの量は、余剰フラックスも含めると
相当量に達するが、溶接作業の行われる作業面の位置
が、溶接構造物の大きさの関係で地表面からかなり高い
位置となる場合には、該位置までフラックスを運搬する
作業が問題となる場合があり、本考案は、この問題も考
慮の対象とした粉粒状体の搬送供給装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】フラックスの供給装置に関する従来の技
術として、特開昭55−117594号のものがある。
これは、溶接作業面に近接する地上にフラックスの貯蔵
タンクを設置し、該タンクの頂部開口から粒状フラック
スを補充してタンク内の所定のレベルを維持する。貯蔵
タンクに通じる管路内に設けた圧力調整弁を介して加圧
濾過空気を貯蔵タンク内に導入し、該加圧濾過空気によ
り、貯蔵タンクの底部出口からの管路によって、その下
流側に連結している高位置の真空タンクに向けて貯蔵タ
ンク内のフラックスを押し上げて供給し、真空タンクに
移送されたフラックスの上面が真空タンク内の所定のレ
ベルに達するまで、貯蔵タンクから真空タンクへのフラ
ックスの供給を続ける。真空タンク内のフラックスは重
力の作用で管路に沿って下方に落下し、途中に設けた開
放分割箱を経て過剰量のフラックスが作業面に送られ、
アークを包囲するとともに、フラックスの過剰分は回収
用のノズルによって吸引され、上記真空タンクに還流せ
しめられる。このフラックスの流量は、開放分割箱を監
視しながら真空タンクの真空ポンプを調節することによ
って制御するようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来技術によっ
て潜弧アーク溶接に使用するフラックスの搬送供給を行
う場合には、つぎのような問題点がある。
【0005】(1)貯蔵タンクから新しいフラックスが補
給される送り先としてのタンクと、過剰フラックスの戻
り先としてのタンクとを、いずれも真空タンクという共
通の1個のタンクで間に合わせているため、該タンクに
対して貯蔵タンクから新しいフラックスを加圧によって
送り込む補給工程と、該真空タンクから開放分割箱を経
て溶接作業面までフラックスを下降させる工程と、溶接
作業面の余剰フラックスを吸引して真空タンクに戻す工
程とを平行して進行させる必要がある場合などに、作業
の段取りが円滑性を欠くおそれがある。
【0006】(2)貯蔵タンク内のフラックスを真空タン
クに供給する手段として、加圧空気を用いて貯蔵タンク
の底部出口からの管路を通じてフラックスを圧送する方
法が取られているが、この方法では、フラックスと管路
内壁との摩擦抵抗のために、供給能率はかなり低いもの
となるおそれがある。また貯蔵タンクへの新しいフラッ
クスの補充は、頂部に設けた開口の蓋を開いて上から投
入する方式が示されているのみで、投入作業の省力化ま
たは効率化に関する技術の開示がなく、本考案が解決を
要する課題の一つとする新しいフラックスの補充に関す
る上記の問題解決に役立つものではない。
【0007】本考案は、従来技術における上記の課題に
かんがみてなされたもので、新しいフラックスと過剰フ
ラックスとのそれぞれに対し、吸引,貯留,ならびに取
出の各操作を、個別に且つ自動式に行われるようにする
とともに、上記吸引,貯留,ならびに取出の各手段の簡
易化と価格の低廉化を図り、フラックスの搬送供給作業
の省力化を図ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の考案は、上部にフラックスを吸引導入す
る吸引口が、底部にフラックスを取り出す取出口がそれ
ぞれ設けられ、容器外部の低所に置かれたフラックスを
空気とともに吸引してこれを上記吸引口から容器内部に
導入貯留する第1の吸引手段をそなえる送給側容器と、
上部に過剰フラックスを吸引導入する吸引口が、底部に
過剰フラックスを取り出す取出口がそれぞれ設けられ、
容器外部の低所に置かれた過剰フラックスを空気ととも
に吸引してこれを上記吸引口から容器内部に導入貯留す
第2の吸引手段をそなえる回収側容器と、上記送給側
容器および回収側容器を互いに接近の状態に併設して
送給側容器および回収側容器の取出口から取り出さ
れるフラックスおよび過剰フラックスを共通に受け入れ
る一個の集合ホッパーと、上記送給側容器および回収側
容器取出口に設けられた第1および第2の開閉装置
をそなえるフラックスの搬送供給装置を前提とするもの
上記第1および第2の開閉装置の一方または両方
が、それの属する容器の内部気圧の変動に起因して生じ
る弾性変形によって取出口を開閉する可撓性のチューブ
体によって構成されている
【0009】
【0010】また、請求項2のように、上記第1の吸引
手段が、容器外部の低所に置かれたフラックスの堆積を
貫通して設置したエア抜きパイプをそなえる構成とする
ことも可能である。
【0011】あるいは請求項のように、上記集合ホッ
パーは、底部に、上記集合ホッパー内のフラックスおよ
び過剰フラックスを、上記チューブ体の下方に用意した
可搬容器内に落下させる可撓性のチューブ体をそなえ、
上記チューブ体は、下端面が、上記可搬容器内のフラッ
クスおよび過剰フラックスの頂面によって掩蔽されるこ
とにより、集合ホッパーから可搬容器へのフラックスお
よび過剰フラックスの落下を遮断する構成としてもよ
い。
【0012】
【作用】請求項1の考案によれば、フラックスの搬送供
給を行うには、送給側容器の底部に設けられる取出口の
第1の開閉装置が閉鎖された後、第1の吸引手段(例え
ば清掃クリーナーなどの真空装置)が稼働されて容器内
部が低圧状態とされる。それによって、容器外部の低所
に置かれたフラックスが、第1の吸引手段によって、
気とともに吸引されて、送給側容器の吸引口から容器内
部へ吸引導入される。容器内のフラックスが所定量に達
すると、例えば第1の吸引手段に設けられた停止用のタ
イマーの作動により、第1の吸引手段の稼働が停止さ
、続いて取出口の第1の開閉装置開放され、容器内
に貯留されるフラックス下方の集合ホッパーに落下
しめられる
【0013】また、上記送給側容器と隣接して設置され
る回収側容器にいても、上記送給側容器と同様に、
収側容器の底部の取出口に設けられる第2の開閉装置が
閉鎖され第2の吸引手段(例えば清掃クリーナーなど
の真空装置)が稼働されて容器内部が低圧状態とされ
。それによって、容器外部の低所に置かれた過剰フラ
ックス第2の吸引手段によって空気とともに吸引
、容器上部の吸引口から容器内部へ吸引導入される
容器内の過剰フラックスが所定量に達すると、例えば第
2の吸引手段に設けられる停止用のタイマーの作動によ
り、第2の吸引手段の稼働が停止され、続いて取出口の
第2の開閉装置が開放され、容器内に貯留する過剰フラ
ックス下方の集合ホッパーに落下せしめられる
【0014】この場合、上記第1および第2の開閉装置
の一方または両方が、それの属する容器の内部気圧の変
動に起因して生じる弾性変形によって取出口を開閉する
可撓性のチューブ体によって構成されているのでその
ように構成されている開閉装置においては、それの属す
容器の吸引手段の稼働開始と同時に容器の内部気圧が
低下し、その内部気圧の低下に起因して生じる弾性変形
によって、取出口が閉鎖され、容器内のフラックスや過
剰フラックスの導出が遮断されて容器内部に吸引導入し
たフラックスや過剰フラックスの容器内への蓄積が始ま
る。反対にフラックスや過剰フラックスの吸引導入を停
止するために、その容器の吸引手段の稼働が例えばタイ
マー操作によって停止されると、容器内の気圧が大気圧
の状態に復帰するので、チューブ体の形状も原形に復帰
してチューブの中心部の通路が開かれ、容器内のフラ
ックスや過剰フラックスは自由に外部への導出が可能と
なって、集合ホッパーに向かって落下する。
【0015】また、請求項2の考案によれば、容器外部
の低所に置かれたフラックスを空気とともに吸引して、
これを上部の吸引口から容器の内部に導入貯留する第1
吸引手段の構成に対し、上記フラックスの堆積を貫通
するエア抜きパイプをそなえるので、該パイプを介して
フラックスを空気とともに吸引するとき、吸引輸送に不
可欠の十分な空気の補給ならびにフラックスと空気との
混合比率の安定化が図られる
【0016】また、請求項3の考案によれば、上記集合
ホッパーの底部に対して、上記集合ホッパー内のフラッ
クス等を落下させて下方に用意した可搬容器内に導入す
るための可撓性のチューブ体、上記底部の先端に付設
されているので、チューブ体を貫通落下して導入された
可搬容器内のフラックスや過剰フラックスの頂面によっ
て、該チューブ体の下端面が掩蔽されることにより、集
合ホッパーから可搬容器へのフラックスや過剰フラック
の引き続いての落下が自動式に遮断される。その状態
で可搬容器を取り換えてつぎの可搬容器へのフラックス
等の受取作業を再び継続して行う場合に、新旧の可搬容
器を移動方向に沿って並べ、一体的に水平移動させてチ
ューブ体の直下の可搬容器を交換するときの、該チュー
ブ体の柔軟な対応により、フラックス・過剰フラックス
が周囲にこぼれないで、しかも自動的に可搬容器の切換
操作を行うことが可能とされる。
【0017】
【実施例】本考案の実施例を図面によって説明する。図
1に示す実施例では、フラックスの搬送供給装置を、送
給側容器Aと、回収側容器Bと、集合ホッパーCとを架
台D上に組み立てた構成とされている。送給側容器A
は、上部にフラックスPを吸引導入するための吸引口1
と、底部にフラックスPを取り出すための取出口2が設
けられるとともに、フラックスPを空気とともに吸引し
てこれを吸引口1から容器内部に導入貯留するための
1の吸引手段として、真空装置3および吸引管4が設け
られる。5はエア抜きパイプで、低所に設けたフラック
ス置場E内のフラックスPの堆積中を貫通する状態に設
置され、その先端は吸引管4の入口側端に挿入されてい
る。取出口2の端部には、第1の開閉装置としてのチュ
ーブ体7が設けられる。チューブ体7は合成ゴムで作ら
れ、周囲の気圧変動に起因して生じる弾性変形によっ
て、中心部に穿設されている通路の開閉が自動式に操作
される。
【0018】この状態で真空装置3を稼働して送給側容
器A内の気圧が低下すると、容器底部のチューブ体7が
弾性変形を生じて自動式に取出口を閉鎖し、吸引管4の
入口側端から空気とともにフラックスが送給側容器A内
に向かって吸引されるが、このときエア抜きパイプ5を
通じて大量の空気が直接に吸引管4の入口に向かって吸
引されるので、一定量のフラックスを空気に乗せて高所
へ引き揚げるために使用される空気の量が増量される結
果となって、吸引力が増大し、エア抜きパイプ5がない
場合に生じやすい吸引管4の入口側端附近におけるフラ
ックスの目詰まりを防止することができる。
【0019】回収側容器Bは、送給側容器Aと同様に、
上部に過剰フラックスP′を吸引導入するための吸引口
1と、底部に過剰フラックスP′を取り出すための取出
口2が設けられるとともに、過剰フラックスP′を空気
とともに吸引してこれを吸引口1から容器内部に導入貯
留するための第2の吸引手段として、真空装置3および
回収ホース6が設けられる。取出口2の端部には、第2
の開閉装置としてのチューブ体7が設けられている。チ
ューブ体7は合成ゴムで作られ、周囲の気圧変動に起因
して生じる弾性変形によって、中心部に穿設されている
通路の開閉が自動式に操作される。
【0020】溶接作業面F上に残置される過剰フラック
スP′を吸引してこれを回収側容器B内に収容するに
は、真空装置3を稼働して回収側容器B内の気圧を低下
し、それによってチューブ体7を弾性変形させて取出口
2を閉鎖させる。その状態で回収ホース6の先端を溶接
作業面F上の過剰フラックスP′に近づけると、周辺の
過剰フラックスP′が回収ホース6を通じて回収側容器
B内に向かって吸引される。
【0021】送給側容器Aと回収側容器Bとは、互いに
接近の状態に架台D上に併設され、その下方に各容器の
取出口2,2から取り出されるフラックスPないし過剰
フラックスP′を共通に受け入れるための集合ホッパー
Cが設けられる。集合ホッパーCの底部には、ホッパー
内のフラックス等を下方に誘導してその下に用意した可
搬容器8の内部に上記フラックス等を導入するための、
合成ゴムのチューブ体9が設けられる。チューブ体9を
貫通して導入された可搬容器8内のフラックス等の量が
次第に増量して、その頂面によってチューブ体9の下端
面が一様に掩蔽されると、集合ホッパーCから可搬容器
8へのフラックス等の引き続いての落下が遮断されるよ
うにされており、それによって可搬容器8に収容される
フラックス等の量の均等化と、後続の可搬容器への収容
作業の切り換え時における落下停止と落下再開との柔軟
な切換操作が、簡単容易に、且つ自動的に行われる。そ
の作用の態様について、さらに詳しく説明すると、図示
のように複数個の可搬容器8,8,‥‥が隙間のない状
態で一列に並べられ、先頭の可搬容器8に対してチュー
ブ体9からのフラックス等の落下が行われているものと
する。可搬容器8内のフラックス等が次第に増量して、
フラックス頂面10によってチューブ体9の下端面が一
様に掩蔽されるに至ると、その時点でフラックス等の落
下が遮断される。この状態で上記可搬容器の列をS矢の
方向に押し進めると、チューブ体9の下半部が可搬容器
8の周囲の縁辺によって押し曲げられ、その柔軟性によ
って図中のチューブ体9aのように変形を強いられて、
前方に移動する可搬容器8の周囲の縁辺を乗り越えて後
続の可搬容器の中央位置に納まり、それと同時に再びチ
ューブ体9を通じての集合ホッパーCからのフラックス
等の落下が始まる。このように、煩雑な開閉操作を必要
とする弁などを一切使用しないで、弾性変形が可能なチ
ューブ体9を利用するだけで、フラックスの搬送のため
の配分を効率よく遂行することが可能となる。
【0022】上記の説明では、溶接に使用するフラック
スを例に挙げてその詳細の説明を行ったが、本考案装置
はフラックスの搬送供給用に限定されるものではなく、
フラックス状あるいはフラックスに類する一般の粉粒状
体の搬送供給装置に対しても広く適用されるべきものな
ることは言うまでもない。また、送給側容器および回収
側容器の取出口の第1および第2の開閉装置の両方を、
可撓性のチューブ体7で構成するようにしているが、そ
れらの一方のみを可撓性のチューブ体で構成し、他方を
例えば取り出しのための遠隔操作が個別に可能な開閉装
置で構成するようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】本考案のフラックスの搬送供給装置は以
上のように構成されるので、つぎのような効果がある。
【0024】(イ)請求項1の考案は、送給側容器と回
収側容器とをそれぞれ別個に設けて、それぞれの容器内
へのフラックス・過剰フラックスの吸引搬送作業、ある
いは各取出口の遠隔操作による開閉作業、いずれも個
別に独立して行われるようにし、取出口の下方において
集合ホッパー内へ落下合流するようにしたので、フラッ
クスの搬送供給作業、とくに高所への搬送作業の省力化
を図り、作業能率の向上に寄与することができる。また
上記の構成によって、フラックス・過剰フラックスの各
状態に応じての吸引・取り出しの操作を最適のタイミン
グと最適の混合比率を選んで自由に遂行することがで
き、作業の精度向上と経費の節減に効果を発揮すること
が可能となる
【0025】それに加えて、取出口の開閉装置の一方ま
たは両方を、それの属する容器の内部気圧の変動に起因
して生じる弾性変形によって取出口を開閉する可撓性の
チューブ体によって構成しているので、フラックス・過
剰フラックスを収容する容器の内部気圧の変動に応じて
自動式に取出口の開閉を容易に行うことができ、前記フ
ラックスの吸引手段と組合わて使用する場合に特に装
置の簡易化ならびに省力化とともに、価格の低廉化を図
ることができる
【0026】()請求項2の考案は、低所に置かれた
フラックスの堆積を貫通するエア抜きパイプを挿通して
おき、該パイプを介して空気とともにフラックスを吸引
するようにしているので、粉体の吸引輸送に不可欠の十
分な空気の補給ならびにフラックスと空気との混合比率
の安定化を図り、吸引作業の能率増進とともに吸引手段
(例えば吸引管)の目詰まりの発生を防止できる
【0027】()請求項3の考案は、集合ホッパーの
底部下端に可撓性のチューブ体を付設しているので、チ
ューブ体の内腔を貫通落下して下方に置かれた可搬容器
内に収容されるフラックス・過剰フラックスが次第に増
量してその頂面によってチューブ体の下端面が一様に掩
蔽されるとき、集合ホッパーから可搬容器へのフラック
・過剰フラックスの引き続いての落下自動式に遮断
することができるまた、その状態で隣接して待機の位
置にあった新しい可搬容器を一体的に水平移動させてチ
ューブ体の直下の可搬容器を交換する作業、チューブ
体の柔軟な対応により、フラックス・過剰フラックス
周囲にこぼすことなく、可搬容器の切換操作を自動的に
行うことが可能となり、別に開閉弁を付設したり該開閉
弁の開閉操作を適時に行わねばならないなどのことを一
切省略することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置の一実施例の断面図である。
【符号の説明】
A 送給側容器 B 回収側容器 C 集合ホッパー D 架台 E フラックス置場 F 溶接作業面 P フラックス P′ 過剰フラックス 1 吸引口 2 取出口 3 真空装置 4 吸引管 5 エア抜きパイプ 6 回収ホース 7,9 チューブ体 8 可搬容器 10 フラックス頂面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にフラックスを吸引導入する吸引口
    が、底部にフラックスを取り出す取出口がそれぞれ設け
    られ、容器外部の低所に置かれたフラックスを空気とと
    もに吸引してこれを上記吸引口から容器内部に導入貯留
    する第1の吸引手段をそなえる送給側容器と、 上部に過剰フラックスを吸引導入する吸引口が、底部に
    過剰フラックスを取り出す取出口がそれぞれ設けられ、
    容器外部の低所に置かれた過剰フラックスを空気ととも
    に吸引してこれを上記吸引口から容器内部に導入貯留す
    第2の吸引手段をそなえる回収側容器と、 上記送給側容器および回収側容器を互いに接近の状態に
    併設して上記送給側容器および回収側容器の取出口か
    ら取り出されるフラックスおよび過剰フラックスを共通
    に受け入れる一個の集合ホッパーと 上記 送給側容器および回収側容器取出口に設けられた
    第1および第2の開閉装置とをそなえるフラックスの搬
    送供給装置において上記第1および第2の開閉装置の一方または両方が、そ
    れの属する容器の内部気圧の変動に起因して生じる弾性
    変形によって取出口を開閉する可撓性のチューブ体によ
    って構成されている ことを特徴とするフラックスの搬送
    供給装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の吸引手段が、容器外部の低所
    に置かれたフラックスの堆積を貫通して設置したエア抜
    きパイプをそなえる請求項1記載のフラックスの搬送供
    給装置。
  3. 【請求項3】 上記集合ホッパーは、底部に、上記集合
    ホッパー内のフラックスおよび過剰フラックスを、上記
    チューブ体の下方に用意した可搬容器内に落下させる可
    撓性のチューブ体をそなえ、 上記チューブ体は、下端面が、上記可搬容器内のフラッ
    クスおよび過剰フラックスの頂面によって掩蔽されるこ
    とにより、集合ホッパーから可搬容器へのフラックスお
    よび過剰フラックスの落下を遮断するように構成されて
    いる 請求項1または2記載のフラックスの搬送供給装
    置。
JP2856993U 1993-04-30 1993-04-30 フラックスの搬送供給装置 Expired - Fee Related JP2589051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2856993U JP2589051Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 フラックスの搬送供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2856993U JP2589051Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 フラックスの搬送供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0683170U JPH0683170U (ja) 1994-11-29
JP2589051Y2 true JP2589051Y2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=12252263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2856993U Expired - Fee Related JP2589051Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 フラックスの搬送供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589051Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE532457C2 (sv) * 2008-07-03 2010-01-26 Esab Ab Pulverhanteringsanordning för svetsning under pulver
FR3063239B1 (fr) * 2017-02-27 2021-04-16 Matair Dispositif de recyclage pneumatique par aspiration melangeant du flux de soudure neuf et du flux recupere en assurant un debit de pulverulents a la tete soudure de 60 litres par heure sur 72 heures
FR3083468B1 (fr) 2018-07-03 2020-06-05 Matair Dispositif de traitement de flux de soudure a l'objet de fournir un debit de 60 litres par heure pendant 72 heures a la tete de soudure
FR3101003B1 (fr) 2019-09-20 2022-08-12 Matair Dispositif d’étuvage et de conservation de flux de soudure destiné au secteur nucléaire pour un débit de 60 litres / heure sur 72 heures ininterrompues, aux fins de garantir une homogénéité de tempéraure du flux traité en tous points de l'étuve
FR3106994B1 (fr) 2020-02-11 2022-01-07 Matair Dispositif d’étuve pour des flux de soudure en environnement nucléaire, adaptée à une maitrise de la température du flux en tous points de l’étuve à plus ou moins 25°C, et selon une technologie d’échange thermique par brassage d’air.
FR3125732B1 (fr) 2021-07-28 2023-06-30 Matair Dispositif de transfert de flux de soudure d’un module d’étuvage accéléré vers un module d’étuvage et de conservation
KR102487990B1 (ko) * 2022-09-22 2023-01-12 ㈜케이엠에프 용접용 플럭스 회수장치
FR3140418A1 (fr) 2022-09-30 2024-04-05 Matair Dispositif de régulation thermique destiné à une étuve de flux de soudure par procédé d’air chaud

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0683170U (ja) 1994-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4335216B2 (ja) 電子写真用粉体トナーの移送方法並びに移送装置、充填方法、充填装置
JP2589051Y2 (ja) フラックスの搬送供給装置
CN101469724B (zh) 用于输送物质的设备和方法
JPH1024255A (ja) 粉末塗装装置
US4299683A (en) Apparatus and method for efficient transfer of powdered ore
CN109676529B (zh) 一种用于强化研磨加工的连续循环送料系统
TW201016577A (en) Method and arrangement in a pneumatic material conveying system
JPH10507991A (ja) ハイドレータ用自動水洗装置
US20170291779A1 (en) Dust control in pneumatic particulate handling applications
CN101495363A (zh) 用于从船上卸载散装材料的系统和方法
WO2003099685B1 (en) An assembly for delivering solid particulate matter for loading
CN108100534A (zh) 隐藏式小区垃圾存放运输系统
CN214732741U (zh) 一种连续仓式气力输送设备
CN1044590C (zh) 连接到吸管的真空蓄能器
US3352606A (en) Bulk material handling systems
US3294265A (en) Arrangement for cleaning out the bottom of refuse bins or the like containers
CN116547053A (zh) 用于从气溶胶中分离胶水颗粒的装置和方法
CN1019567B (zh) 自动吸送料装置
CN208052447U (zh) 储料上料装置
CN208683950U (zh) 一种真空粉末加料机
JPH03127620A (ja) 複数の作用物質の搬送装置のための清水貯蔵タンク
CN204980378U (zh) 一种连续真空上料机
CN211846360U (zh) 纸袋粉料真空吸料装置
CN214216937U (zh) 一种带有除尘装置的粉料罐
CN209521036U (zh) 压片机的供料装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees