JP2588842B2 - 放出媒体加熱装置 - Google Patents
放出媒体加熱装置Info
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- JP2588842B2 JP2588842B2 JP6049988A JP4998894A JP2588842B2 JP 2588842 B2 JP2588842 B2 JP 2588842B2 JP 6049988 A JP6049988 A JP 6049988A JP 4998894 A JP4998894 A JP 4998894A JP 2588842 B2 JP2588842 B2 JP 2588842B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- block
- gas
- heating device
- medium heating
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は放出媒体加熱装置、特に
ガスの加熱効率が良く、またヒーターの交換が容易な放
出媒体加熱装置に関するものである。
ガスの加熱効率が良く、またヒーターの交換が容易な放
出媒体加熱装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開平２−１３０８５５号
公報に示すように空気をヒーターによって加熱した後得
られた熱風を対象物に吹き付けるようにした装置は既知
である。
公報に示すように空気をヒーターによって加熱した後得
られた熱風を対象物に吹き付けるようにした装置は既知
である。
【０００３】また、実開昭５５−１５３１５５号公報に
はスプレーガン装置の金属性銃身の外周に加熱源を取り
付けたものが示されており、同じく銃身内部にヒーター
を設けたものは実開昭６３−８２４５４号公報に示され
ている。
はスプレーガン装置の金属性銃身の外周に加熱源を取り
付けたものが示されており、同じく銃身内部にヒーター
を設けたものは実開昭６３−８２４５４号公報に示され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、特開平２
−１３０８５５号公報に示すような装置では、ヒーター
が加熱されるべき空気の通路に露出されており、可燃性
のガスの加熱には引火の危険があって用い得ないのみな
らず、ヒーターが断線した場合等の交換が面倒である欠
点がある。
−１３０８５５号公報に示すような装置では、ヒーター
が加熱されるべき空気の通路に露出されており、可燃性
のガスの加熱には引火の危険があって用い得ないのみな
らず、ヒーターが断線した場合等の交換が面倒である欠
点がある。
【０００５】また、実開昭５５−１５３１５５号公報及
び実開昭６３−８２４５４号公報に示すものは、何れも
スプレーされる塗料を銃身を介して加熱してその流動性
を高めるようにしたものであって、空気等のガスを加熱
する構成とはされておらず、従ってその加熱効率は極め
て悪いものである。
び実開昭６３−８２４５４号公報に示すものは、何れも
スプレーされる塗料を銃身を介して加熱してその流動性
を高めるようにしたものであって、空気等のガスを加熱
する構成とはされておらず、従ってその加熱効率は極め
て悪いものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の放出媒体加熱装
置は、狭い直径の１個の開口を有する流体放出ノズル
と、このノズルと流体源間を接続する流体通路と、この
流体の通路に介挿された、その内部が上記通路に連通さ
れる中空箇状ボックスと、このボックス内の軸方向両端
部を除く中間部にこれを塞ぐよう充填されたブロック
と、このブロック及び上記ボックスに形成されたヒータ
ー配置孔と、この配置孔を除く他のブロック部分に形成
されたボックスの両端部に連通する多数の媒体通孔と、
上記ボックスに形成された上記配置孔を塞ぐための蓋と
より成ることを特徴とする。
置は、狭い直径の１個の開口を有する流体放出ノズル
と、このノズルと流体源間を接続する流体通路と、この
流体の通路に介挿された、その内部が上記通路に連通さ
れる中空箇状ボックスと、このボックス内の軸方向両端
部を除く中間部にこれを塞ぐよう充填されたブロック
と、このブロック及び上記ボックスに形成されたヒータ
ー配置孔と、この配置孔を除く他のブロック部分に形成
されたボックスの両端部に連通する多数の媒体通孔と、
上記ボックスに形成された上記配置孔を塞ぐための蓋と
より成ることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】図１において、１はエアーガン、２はガス
放出ノズル、３はエアーガン１とガス放出ノズル２間を
接続するガス通路、４はこのガス通路３に介挿した加熱
装置を示し、本発明においては図１〜図３に示すように
上記加熱装置４を、その内部を上記ガス通路３に連通せ
しめた中空円筒状のボックス５と、このボックス５内の
中央部に上記ガス通路３を遮断するよう充填したアルミ
ニウムやステンレススチール等の円筒状ブロック６と、
このブロック６の両端面と上記ボックス５の両側面間に
形成された、空隙５ａ，５ｂと、上記ブロック６を直径
方向に貫通する、互いに軸方向に離間した筒状のヒータ
ー７及びサーモスタット８の配置孔９，１０と、この配
置孔９，１０を除く上記ブロック６部分に軸方向に貫通
せしめた多数のガス通孔１１と、上記配置孔９，１０の
一端に夫々対向する上記ボックス５部分に形成したシー
ズヒーター７及びサーモスタット８の挿入孔１２と、そ
の蓋１３とにより構成せしめる。なお、１４はリード線
である。
放出ノズル、３はエアーガン１とガス放出ノズル２間を
接続するガス通路、４はこのガス通路３に介挿した加熱
装置を示し、本発明においては図１〜図３に示すように
上記加熱装置４を、その内部を上記ガス通路３に連通せ
しめた中空円筒状のボックス５と、このボックス５内の
中央部に上記ガス通路３を遮断するよう充填したアルミ
ニウムやステンレススチール等の円筒状ブロック６と、
このブロック６の両端面と上記ボックス５の両側面間に
形成された、空隙５ａ，５ｂと、上記ブロック６を直径
方向に貫通する、互いに軸方向に離間した筒状のヒータ
ー７及びサーモスタット８の配置孔９，１０と、この配
置孔９，１０を除く上記ブロック６部分に軸方向に貫通
せしめた多数のガス通孔１１と、上記配置孔９，１０の
一端に夫々対向する上記ボックス５部分に形成したシー
ズヒーター７及びサーモスタット８の挿入孔１２と、そ
の蓋１３とにより構成せしめる。なお、１４はリード線
である。
【０００９】本発明の放出媒体加熱装置は上記のような
構成であるから、ブロック６がヒーター７によって加熱
され、通路３からのガスが、上記ブロック６に軸方向に
形成した多数のガス通孔１１内を通して通ることによっ
てガスが極めて効率良く加熱されるようになり、この際
ガスはヒーター７に直接接することがないためガスとし
て可燃性のものを用いても引火のおそれがなく、またガ
スではなく流体の加熱にも使用することができる。ま
た、上記ボックス５の内端面と上記ブロック６の軸方向
両端部間には空隙５ａ，５ｂが形成されているため、ブ
ロック５内の通孔１１に対する流体の分配及び集合がス
ムーズになされて流体抵抗が少なくなる。
構成であるから、ブロック６がヒーター７によって加熱
され、通路３からのガスが、上記ブロック６に軸方向に
形成した多数のガス通孔１１内を通して通ることによっ
てガスが極めて効率良く加熱されるようになり、この際
ガスはヒーター７に直接接することがないためガスとし
て可燃性のものを用いても引火のおそれがなく、またガ
スではなく流体の加熱にも使用することができる。ま
た、上記ボックス５の内端面と上記ブロック６の軸方向
両端部間には空隙５ａ，５ｂが形成されているため、ブ
ロック５内の通孔１１に対する流体の分配及び集合がス
ムーズになされて流体抵抗が少なくなる。
【００１０】また、ガスの圧力を５〜１０ｋｇ／ｃｍ2
のように高くしてもヒーター７やサーモスタット８にこ
の圧力が加わることがないためこれらが壊されることが
なく、また、ガスが汚れることもない。
のように高くしてもヒーター７やサーモスタット８にこ
の圧力が加わることがないためこれらが壊されることが
なく、また、ガスが汚れることもない。
【００１１】更に、ヒーター７やサーモスタット８は蓋
１３を取り除くことによって極めて容易に着脱できる。
１３を取り除くことによって極めて容易に着脱できる。
【００１２】なお、上記サーモスタット８は、ブロック
６の温度を検知し、制御器（図示せず）を介してヒータ
ー７にリード線１４を介して加えられる電流を適正なら
しめるためのものである。
６の温度を検知し、制御器（図示せず）を介してヒータ
ー７にリード線１４を介して加えられる電流を適正なら
しめるためのものである。
【００１３】本発明の上記実施例ではエアーガンを用い
ているが、エアーガンを用いず、コンプレッサーに接続
されているホース（図示せず）に直接上記ボックス５を
接続しても良いことは勿論である。
ているが、エアーガンを用いず、コンプレッサーに接続
されているホース（図示せず）に直接上記ボックス５を
接続しても良いことは勿論である。
【００１４】
【発明の効果】上記のように本発明の放出媒体加熱装置
によれば、ガスや液体をその種類に無関係に安全且つ確
実に極めて効率良く加熱できると共に、ヒーターの交換
修理が容易である等種々の利益がある。
によれば、ガスや液体をその種類に無関係に安全且つ確
実に極めて効率良く加熱できると共に、ヒーターの交換
修理が容易である等種々の利益がある。
【図１】本発明の放出媒体加熱装置の縦断正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の放出媒体加熱装置の縦断側面図であ
る。
る。
【図３】本発明の放出媒体加熱装置のブロックの横断平
面図である。
面図である。
１ エアーガン ２ ガス放出ノズル ３ ガス通路 ４ 加熱装置 ５ ボックス ５ａ 空隙 ５ｂ 空隙 ６ ブロック ７ ヒーター ８ サーモスタット ９ 配置孔 １０ 配置孔 １１ ガス通孔 １２ 挿入孔 １３ 蓋 １４ リード線
Claims (1)
- 【請求項１】 狭い直径の１個の開口を有する流体放出
ノズルと、このノズルと流体源間を接続する流体通路
と、この流体の通路に介挿された、その内部が上記通路
に連通される中空筒状ボックスと、このボックス内の軸
方向両端部を除く中間部にこれを塞ぐよう充填されたブ
ロックと、このブロック及び上記ボックスに形成された
ヒーター配置孔と、この配置孔を除く他のブロック部分
に形成されたボックスの両端部に連通する多数の媒体通
孔と、上記ボックスに形成された上記配置孔を塞ぐため
の蓋とより成ることを特徴とする放出媒体加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6049988A JP2588842B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 放出媒体加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6049988A JP2588842B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 放出媒体加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232106A JPH07232106A (ja) | 1995-09-05 |
| JP2588842B2 true JP2588842B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12846404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6049988A Expired - Fee Related JP2588842B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 放出媒体加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588842B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582128B2 (en) | 2000-11-24 | 2003-06-24 | Nsk Ltd. | Ball bearing and bearing device |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131572A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Hydroextraction by filter |
| NL7804984A (nl) * | 1978-05-09 | 1979-11-13 | Beek Ter Hengelo Bv | Inwendig verwarmbaar mondstuk met een deelbaar huis en een deelbare kern. |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP6049988A patent/JP2588842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582128B2 (en) | 2000-11-24 | 2003-06-24 | Nsk Ltd. | Ball bearing and bearing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07232106A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
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