JP2588212B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2588212B2
JP2588212B2 JP62243133A JP24313387A JP2588212B2 JP 2588212 B2 JP2588212 B2 JP 2588212B2 JP 62243133 A JP62243133 A JP 62243133A JP 24313387 A JP24313387 A JP 24313387A JP 2588212 B2 JP2588212 B2 JP 2588212B2
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昇 青山
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばコンパクトディスクプレーヤ等の
ディスク再生装置に係り、特にそのディスクの回転を停
止させるための制動機構の改良に関する。
(従来の技術) 周知のように、例えばコンパクトディスクプレーヤ等
の光学式ディスク再生装置は、従来より、第6図に示す
ように構成されている。すなわち、図中11はディスク
で、ディスクテーブル12上に載置され、ディスクモータ
13の回転力で回転駆動される。また、図中14は光学式の
ピックアップで、ディスクモータ13を径方向に挟んで平
行に設置された一対のガイドシャフト15,16が挿通され
て、ディスク11の半径方向つまり図中矢印A,B方向に移
動自在に支持されている。
ここで、上記ピックアップ14には、該ピックアップ14
の移動方向に沿う直線状の歯部17aが形成された駆動部
材17が取着されている。そして、この駆動部材17の歯部
17aに、減速歯車18及び歯車19を介して、ピックアップ
駆動用のモータ20の回転力が付与されることにより、ピ
ックアップ14がディスク11の半径方向に移動されるもの
である。
ところで、上記のような従来のディスク再生装置で
は、ディスク11の径や厚みが大きく質量が大きい場合
や、ディスク11を高速回転させているような場合には、
ディスク11の有するイナーシャ(回転慣性モーメント)
が非常に大きくなるので、ディスクの再生動作を停止さ
せても、実際にディスク11の回転が停止されてディスク
11の取り出しが行なえるようになるまでには、非常に長
い時間(例えば数秒〜数十秒)がかかり、使用者にとっ
て取り扱いが不便になるという問題が生じる。
そこで、従来より、ディスク11の再生が停止された状
態で、ディスクモータ13にディスク11を再生時と逆方向
に回転させる信号を供給して、ディスク11の回転に電気
的に制動を与えることが考えられている。しかしなが
ら、このような電気的制動手段は、大電流を必要とする
にもかかわらず制動力が不十分であり、やはりディスク
11が回転停止するまでに長い時間を必要とするものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来のディスク再生装置では、ディス
ク再生を停止してから実際にディスクの回転が停止され
るまでに長い時間を必要とし、使用者にとって取り扱い
が不便になるという問題を有している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で高速回転しているディスクをすみやか
に停止させることができ、使用者にとって取り扱いを便
利にし得る極めて良好なディスク再生装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るディスク再生装置は、回転
駆動されるディスクの径方向にピックアップを移動させ
るピックアップ移動手段を備えたものを対象としてい
る。そして、ディスクとともに回転される被制動部材
と、この被制動部材に対向しピックアップとともに移動
する制動部材とを備え、ピックアップ移動手段により、
ピックアップをディスクの内周方向に移動させている状
態で、ピックアップが所定位置に到達したとき、制動部
材が被制動部材に接触されることにより、ディスクの回
転に制動が与えられるように構成している。
また、この発明に係るディスク再生装置は、回転駆動
されるディスクの径方向にピックアップを移動させるピ
ックアップ移動手段を備えたもとを対象としている。そ
して、ディスクとともに回転される被制動部材と、この
被制動部材に対向し、ピックアップとともに移動する制
動部材とを備え、ピックアップ移動手段により、ピック
アップを制動部材が被制動部材に接触される方向に移動
させている状態で、制動部材と被制動部材との距離が予
め設定された所定距離となったとき、ピックアップの移
動を一旦停止し、その後、再度ピックアップを加速して
制動部材と被制動部材とを接触させるように構成してい
る。
(作用) 上記のような構成によれば、まず、ディスクとともに
回転される被制動部材と、ピックアップとともに移動す
る制動部材とを対向させて設置し、ピックアップをディ
スクの内周方向に移動させている状態で、ピックアップ
が所定位置に到達したとき、制動部材が被制動部材に接
触されてディスクの回転に制動が与えられるようにした
ので、ディスクの回転停止が要求されたときに、簡易な
構成で高速回転しているディスクを速やかに停止させる
ことができ、使用者にとって取り扱いを便利にすること
ができる。
また、ピックアップを制動部材が被制動部材に接触さ
れる方向に移動させている状態で、制動部材と被制動部
材との距離が予め設定された所定距離となったとき、ピ
ックアップの移動を一旦停止し、その後、再度ピックア
ップを加速して制動部材と被制動部材とを接触させるよ
うにしたので、制動部材が被制動部材に衝突したときの
衝撃からピックアップを保護することができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。第1図において、21はディスクで、ディ
スクテーブル22上に載置され、ディスクモータ23の回転
力で回転駆動される。そして、上記ディスクテーブル22
の図中下側には、ディスクテーブル22と同軸的に配置さ
れかつ一体的に回転される、略リング状のブレーキドラ
ム24が取着されている。
また、図中25は光学式のピックアップで、ディスクモ
ータ23を径方向に挟んで平行に設置された一対のガイド
シャフト26,27が挿通されて、ディスク21の半径方向つ
まり図中矢印C,D方向に移動自在に支持されている。
ここで、上記ピックアップ25は、リニアモータ28の駆
動力を受けて、ディスク21の半径方向に移動されるもの
である。このリニアモータ28は、ヨーク部材29,永久磁
石30及び駆動コイル31よりなるもので、磁界中に置かれ
た駆動コイル31に電流を流すことによって発生する力を
ピックアップ25に伝達し、ピックアップ25を矢印C,D方
向に移動させるものである。
また、上記ピックアップ25は、その移動速度が速度検
出器32によって検出されている。この速度検出器32は、
上記リニアモータ28と同様に、ヨーク部材33,永久磁石3
4及び検出コイル35よりなるもので、検出コイル35が磁
束を横切ることによって発生する起電力を速度検出信号
として取り出すようにしたものである。
ここで、上記ピックアップ25には、第2図に示すよう
に、上記ブレーキドラム24と対向する面に、例えばゴム
製のブレーキシュー36が取着されている。このブレーキ
シュー36は、第3図に示すように、ピックアップ25をデ
ィスク21の内周側に移動させることによってブレーキド
ラム24と接触し、ディスク21の回転に制動が与えられる
ようになされている。
この場合、ブレーキシュー36のブレーキドラム24への
圧接力をPとし、ブレーキドラム24の外周径をD、ブレ
ーキシュー36とブレーキドラム24との間の摩擦係数をμ
とすると、ディスク21への制動トルクTは、 T=P・(D/2)・μ となり、ブレーキドラム24の外周径Dを大きく設定して
おけば、ブレーキシュー36のブレーキドラム24への圧接
力Pを軽減することができる。
なお、第2図及び第3図において、37はディスククラ
ンパで、ディスク21をディスクテーブル22との間に挟ん
で支持するものである。
次に、ディスク21の回転に制動を与える場合の、ピッ
クアップ25の位置制御について説明する。まず、ピック
アップ25がディスク21の半径上の任意の位置にあるディ
スク再生状態で、停止操作子が操作されたとする。する
と、第4図に示すように、マイクロコンピュータ38が停
止操作子の操作されたことを検出し、ディスクモータ停
止信号発生回路39に対して、駆動信号を出力する。
このため、ディスクモータ停止信号発生回路39は、モ
ータ駆動回路40に対してディスクモータ停止信号を発生
し、このとき、モータ駆動回路40からはディスクモータ
23を逆方向に回転させる制動信号が発生される。
このとき、同時に、ディスクモータ停止信号発生回路
39の出力に基づいて、ピックアップ位置検出回路41が、
モータ駆動回路42を介してリニアモータ28を駆動させ、
ピックアップ25をディスク21の内周方向に向けて高速移
動させる。この場合、ピックアップ位置検出回路41は、
速度検出器32から出力される速度検出信号に基づいて、
ピックアップ25の位置を検出している。
そして、ブレーキシュー36とブレーキドラム24との間
隔が予め設定された所定距離になったとき、ピックアッ
プ位置検出回路41は、モータ駆動回路42を介してリニア
モータ28の駆動を停止させ、ピックアップ25のディスク
21の内周方向への移動を一端停止させる。そして、ピッ
クアップ25の移動が停止されたことが検出されると、ピ
ックアップ位置検出回路41は、再びモータ駆動回路42を
介してリニアモータ28を駆動させ、ピックアップ25を加
速力を持ってディスク21の内周方向に移動させて、その
ブレーキシュー36をブレーキドラム24に衝突させる。
このようなピックアップ25の位置制御を行なうことに
より、ブレーキシュー36がブレーキドラム24に衝突した
ときの衝撃からピックアップ25を保護し得るとともに、
ディスク21に対しても効果的な制動を与えることができ
る。
したがって、上記実施例のような構成によれば、ディ
スク21の再生停止が要求された状態で、ディスクモータ
23に対してディスク21を逆方向に回転させる制動信号を
与えるとともに、ブレーキシュー36をブレーキドラム24
に圧接させるようにしたので、高速回転しているディス
ク21をすみやかに停止させることができ、使用者にとっ
て取り扱いを便利にすることができる。
第5図は、この発明の他の実施例を示すものである。
すなわち、これは、上記実施例のようにリニアモータ28
を用いたものではなく、第6図に示したようなタイプの
ピックアップ移動手段を有するディスク再生装置に、こ
の発明を適用した状態を示すものである。
すなわち、第6図と同一部分には同一符号を付して説
明すると、ディスクテーブル12の図中下側には、ディス
クテーブル12と同軸的に配置されかつ一体的に回転され
る、略リング状のブレーキドラム43が取着されており、
また、ピックアップ14には、ブレーキドラム43と対向す
る面に、ブレーキシュー44が取着されている。
そして、上記実施例と同様な制御を行なうことによ
り、ブレーキシュー44をブレーキドラム43に圧接させて
ディスク12の回転に制動を与えることができる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
[発明の効果] したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、
簡易な構成で高速回転しているディスクをすみやかに停
止させることができ、使用者にとって取り扱いを便利に
し得る極めて良好なディスク再生装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディスク再生装置の一実施例を
示す斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例の動
作を説明するための側面図、第4図は同実施例の制御手
段を示すブロック構成図、第5図はこの発明の他の実施
例を示す斜視図、第6図は従来のディスク再生装置を示
す斜視図である。 11……ディスク、12……ディスクテーブル、13……ディ
スクモータ、14……ピックアップ、15,16……ガイドシ
ャフト、17……歯部、18……減速歯車、19……歯車、20
……モータ、21……ディスク、22……ディスクテーブ
ル、23……ディスクモータ、24……ブレーキドラム、25
……ピックアップ、26,27……ガイドシャフト、28……
リニアモータ、29……ヨーク部材、30……永久磁石、31
……駆動コイル、32……速度検出器、33……ヨーク部
材、34……永久磁石、35……検出コイル、36……ブレー
キシュー、37……ディスククランパ、38……マイクロコ
ンピュータ、39……ディスクモータ停止信号発生回路、
40……モータ駆動回路、41……ピックアップ位置検出回
路、42……モータ駆動回路、43……ブレーキドラム、44
……ブレーキシュー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動されるディスクの径方向にピック
    アップを移動させるピックアップ移動手段を備えたディ
    スク再生装置において、 前記ディスクとともに回転される被制動部材と、 この被制動部材に対向し、前記ピックアップとともに移
    動する制動部材とを具備し、 前記ピックアップ移動手段により、前記ピップアップを
    前記ディスクの内周方向に移動させている状態で、前記
    ピックアップが所定位置に到達したとき、前記制動部材
    が前記被制動部材に接触されることにより、前記ディス
    クの回転に制動が与えられるように構成してなることを
    特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】回転駆動されるディスクの径方向にピック
    アップを移動させるピックアップ移動手段を備えたディ
    スク再生装置において、 前記ディスクとともに回転される被制動部材と、 この被制動部材に対向し、前記ピックアップとともに移
    動する制動部材とを具備し、 前記ピックアップ移動手段により、前記ピックアップを
    前記制動部材が前記被制動部材に接触される方向に移動
    させている状態で、前記制動部材と前記被制動部材との
    距離が予め設定された所定距離となったとき、前記ピッ
    クアップの移動を一旦停止し、その後、再度ピックアッ
    プを加速して前記制動部材と前記被制動部材とを接触さ
    せるように構成してなることを特徴とするディスク再生
    装置。
JP62243133A 1987-09-28 1987-09-28 ディスク再生装置 Expired - Lifetime JP2588212B2 (ja)

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JPS6486363A JPS6486363A (en) 1989-03-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188361A (ja) * 1982-04-27 1983-11-02 Toshiba Corp 光学式デイスクレコ−ド再生装置のタ−ンテ−ブル制御機構
JPS63153356U (ja) * 1987-03-28 1988-10-07

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