JP2587517B2 - ゾーン空調装置 - Google Patents

ゾーン空調装置

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JP2587517B2
JP2587517B2 JP2036799A JP3679990A JP2587517B2 JP 2587517 B2 JP2587517 B2 JP 2587517B2 JP 2036799 A JP2036799 A JP 2036799A JP 3679990 A JP3679990 A JP 3679990A JP 2587517 B2 JP2587517 B2 JP 2587517B2
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air
zone
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conditioned air
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博紀 濃添
眞 渡部
美昭 青木
文男 近藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は大気中の局部空間を空調するのに好適なゾー
ン空調装置に関する。
(従来の技術及びその課題) 従来、大気中の局部的空間を冷房するために所謂スポ
ットクーラと呼ばれる可搬式空気調和機が提案された
が、これは冷風を人や物に向かって吹きつけるので、冷
房しうる空間が極めて小さく、また、人のまわりを高速
の冷風が流過するのでこの人に不快感を与えるという問
題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたもので
あって、第1の発明の要旨とするところは、エアゾーン
内の空気と熱交換するための利用側熱交換器を内蔵する
調和空気発生ユニットと、上記エアゾーンの上部の大気
中に配設され上記調和空気発生ユニットで発生した調和
空気を膜状として下方に向かって吹き出すことによって
この膜状の空気流により囲まれたエアゾーンを形成する
エアガイドと、上記エアゾーン外の空気と熱交換するた
めの熱源側熱交換器を内蔵する熱源ユニットとを備え、
上記利用側熱交換器と上記熱源側熱交換器を冷媒配管を
介して冷凍サイクル内に組み込んだことを特徴とするゾ
ーン空調装置にある。
第2の発明の要旨とするところは、上記調和空気発生
ユニットを上記エアゾーン内に配置し、この調和空気発
生ユニットで発生した調和空気を上記エアガイドに導入
するためのダクトを上記調和空気発生ユニットに立設し
てこのダクトの上部に上記エアガイドを取り付けたこと
を特徴とする請求項(1)記載のゾーン空調装置にあ
る。
第3の発明の要旨とするところは、上記熱源ユニット
を上記エアゾーン内下部の固定面上に設置し、この熱源
ユニット上に上記調和空気発生ユニットを設置したこと
を特徴とする請求項(2)記載のゾーン調和装置にあ
る。
第4の発明の要旨とするところは、上記エアゾーン内
の空気を上記調和空気発生ユニット内に吸引し、この調
和空気発生ユニットで発生した調和空気を上記エアガイ
ドから吹き出すために付勢する送風機を上記エアガイド
の内部に配設したことを特徴とする請求項(1)記載の
ゾーン空調装置にある。
第5の発明の要旨とするところは、上記調和空気発生
ユニットで発生した調和空気を上記エアガイドに圧送す
るための送風機を上記調和空気発生ユニットの内部に発
生したことを特徴とする請求項(1)記載のゾーン空調
装置にある。
(作用) 第1の発明においては、熱源側熱交換器によってエア
ゾーン外の空気から汲み上げられた熱が利用側熱交換器
を流過するエアゾーン内の空気に与えられて調和空気と
なる。この調和空気はエアガイドから膜状の調和空気流
となって下方に吹き出してエアゾーンを形成する。そし
て、この膜状の調和空気流の一部がエアゾーン内に流入
してエアゾーン内を空調する。
第2の発明においては、エアガイドは調和空気発生ユ
ニットによってダクトを介してエアゾーンの上部の大気
中に支持され、調和空気はダクト内を通ってエアガイド
に導入される。
第3の発明においては、熱源ユニット、調和空気発生
ユニット及びエアガイドは有機的に一体化される。
第4の発明においては、送風機によって吸引されるこ
とによりエアゾーン内の空気が調和空気発生ユニット内
に入り、利用側熱交換器を流過することによって調和空
気となってエアガイド内に入り、ここで送風機によって
付勢されて吹き出される。
第5の発明においては、調和空気は送風機によってエ
アガイドに圧送される。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図及び第2図に示されてい
る。
第1図及び第2図において、1は調和空気発生ユニッ
ト、12はエアガイド、21は熱源ユニットである。
調和空気発生ユニット1の円筒状器箱10内にはその周
壁10bに形成された吸気口6と対向するように円環状の
利用側熱交換器3が配設され、その頂板10aの中央部に
は上方に立ち上がる中空ダクト7が立設されている。
このダクト7の上部にはエアガイド12が取り付けら
れ、その中途には複数の通孔9が穿設されている。
エアガイド12は椀状の上部ガイド11と、この下部にこ
れと間隔を隔てて配設された椀状の下部ガイド13からな
り、これら上部ガイド11及び下部ガイド13は外周に向か
うに従って両者の間隔が次第に狭くなり、かつ、次第に
下方に向かうように湾曲されている。そして、このエア
ガイド12の中央部には送風機17が配設され、この送風機
17は上部ガイド11に固定されたモータ19によって駆動さ
れる。
熱源ユニット21の円筒状の器箱41の内部には圧縮機5
と、熱源側送風機24と、これを駆動するモータ22と、熱
源側熱交換器25が内蔵されている。また、この器箱41に
はこの中にエアゾーン20外からの空気を導入するための
吸気管30と、器箱41内から空気をエアゾーン20の外に排
出するための排気管31が取り付けられている。そして、
この熱源ユニット21はキャスタ26を介してエアゾーン20
内下部の固定面8上に設置され、この熱源ユニット21上
に調和空気発生ユニット1が設置されている。
圧縮機5と利用側熱交換器3と熱源側熱交換器25とは
図示しない冷媒配管を介して連結されて冷凍サイクルを
構成している。
しかして、このゾーン空調装置の運転時にはモータ19
及び22並びに圧縮機5が駆動される。
圧縮機5が駆動されると、この圧縮機5によって圧縮
された冷媒が熱源側熱交換器25に入ってここで凝縮液化
し、図示しないリザーバ、膨張弁等を経て利用側熱交換
器3内に入り、ここで蒸発気化した後、図示しないアキ
ュムレータを経て圧縮機5に戻る。
モータ19が駆動されると、送風機17が回転し、これに
伴ってエアゾーン20内の空気が調和空気発生ユニット1
の吸気口6から器箱10内に吸い込まれ、利用側熱交換器
3を流過する過程で冷却されることにより調和空気とな
る。この調和空気はダクト7内を通ってエアガイド12内
に入り、送風機17によって付勢された後、上部ガイド11
と下部ガイド13の間に形成された風路15内を通過する過
程で拡散すると同時に増速され、その先端の吹出口16か
ら斜め下方に向かって膜状の調和空気流となって吹き出
して固定面8に衝突する。そして、この膜状の調和空気
流とエアガイド12と固定面8とによって囲まれた円筒状
のエアゾーン20が形成される。
一方、モータ22が駆動されると、熱源側送風機24が回
転し、エアゾーン20外の空気が吸気管30を通って熱源ユ
ニット21の器箱41内に入り、熱源側熱交換器25を流過す
る過程で昇温した後、熱源側送風機24によって付勢さ
れ、排気管31を通ってエアゾーン20外に放出される。
膜状の調和空気流は固定面8に衝突した後、その大部
分はエアゾーン20外に流出するが、その一部はエアゾー
ン20内に流入してエアゾーン20内を空調する。
エアゾーン20内の空気を通孔9からダクト7内に吸引
することによってエアゾーン20内の空気を撹拌し又はそ
の循環を促進してエアゾーン20内の空気の温度分布を均
一化し、かつ、空調能力を向上することができる。
熱源ユニット21はキャスタ26を介して固定面8上に設
置されているので、キャスタ26を転動させることによっ
てゾーン空調装置及びこれによって形成されるエアゾー
ン20を容易に移動できる。
上記実施例においては、送風機17はエアガイド12の内
部に配設されているが、第3図に示すように、調和空気
発生ユニット1の内部中央に配設することができる。こ
の場合には調和空気は送風機17によってエアガイド12に
圧送され、かつ、調和空気の一部が通孔9からエアゾー
ン20内に吹き出されてエアゾーン20内の空気を撹拌し、
かつ、温度分布を均一化する。
また、上記実施例においては、熱源側ユニット21はエ
アゾーン20内に設置されているが、これをエアゾーン21
の外に設置することもできる。
なお、上記実施例においては、エアゾーン20内を冷房
する場合について説明したが、冷媒回路内の冷媒を上記
と逆方向に循環させることによってエアゾーン20内を暖
房することができる。) (発明の効果) 第1の発明においては、熱源側熱交換器によってエア
ゾーン外の空気から汲み上げられた熱を利用側熱交換器
を流過する空気に与えて調和空気とすることができる。
この調和空気はエアガイドから膜状の空気流となって下
方に吹き出して大気中にエアゾーンを形成すると同時に
その一部がエアゾーン内に流入してエアゾーン内を空調
するのでこのエアゾーン内に居る人には気流が吹きつけ
ることはなく、また、この人は膜状の調和空気流を透し
てその外部を眺めることができ、また、調和空気流の膜
を通ってエアゾーン内に自由に出入できる。
第2の発明においては、エアガイドは調和空気発生ユ
ニットによってダクトを介してエアゾーンの上部を大気
中に支持され、調和空気はダクト内を通ってエアガイド
に導入される。そして、調和空気発生ユニットとエアガ
イドがダクトを介して有機的に一体化され、また、この
ダクトが調和空気の導入路とエアガイドの支持部材を兼
ねる。
第3の発明においては、熱源ユニット、調和空気発生
ユニット及びエアガイドは有機的に一体化され、一挙に
移動できる。
第4の発明においては、1の送風機によってエアゾー
ン内の空気を調和空気発生ユニット内に吸引して利用側
熱交換器を流過させ、かつ、調和空気をダクト内を通し
てエアガイド内に導入するとともに付勢してエアガイド
に圧送できる。
第5の発明においては、エアガイドを軽量、かつ、小
型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の1実施例を示し、第1図は
略示的縦断面図、第2図は第1図のII−II線に沿う横断
面図である。第3図は本発明の第2の実施例を示す略示
的縦断図である。 エアゾーン……20、エアガイド……12、調和空気発生ユ
ニット……1、熱源ユニット……21、ダクト……7、固
定面……8、利用側熱交換器……3、熱源側熱交換器…
…25、送風機……17
フロントページの続き (72)発明者 近藤 文男 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアゾーン内の空気と熱交換するための利
    用側熱交換器を内蔵する調和空気発生ユニットと、上記
    エアゾーンの上部の大気中に配設され上記調和空気発生
    ユニットで発生した調和空気を膜状として下方に向かっ
    て吹き出すことによってこの膜状の空気流により囲まれ
    たエアゾーンを形成するエアガイドと、上記エアゾーン
    外の空気と熱交換するための熱源側熱交換器を内蔵する
    熱源ユニットとを備え、上記利用側熱交換器と上記熱源
    側熱交換器を冷媒配管を介して冷凍サイクル内に組み込
    んだことを特徴とするゾーン空調装置。
  2. 【請求項2】上記調和空気発生ユニットを上記エアゾー
    ン内に配置し、この調和空気発生ユニットで発生した調
    和空気を上記エアガイドに導入するためのダクトを上記
    調和空気発生ユニットに立設してこのダクトの上部に上
    記エアガイドを取り付けたことを特徴とする請求項
    (1)記載のゾーン空調装置。
  3. 【請求項3】上記熱源ユニットを上記エアゾーン内下部
    の固定面上に設置し、この熱源ユニットに上記調和空気
    発生ユニットを設置したことを特徴とする請求項(2)
    記載のゾーン空調装置。
  4. 【請求項4】上記エアゾーン内の空気を上記調和空気発
    生ユニット内に吸引し、この調和空気発生ユニットで発
    生した調和空気を上記エアガイドから吹き出すために付
    勢する送風機を上記エアガイドの内部に配設したことを
    特徴とする請求項(1)記載のゾーン空調装置。
  5. 【請求項5】上記調和空気発生ユニットで発生した調和
    空気を上記エアガイドに圧送するための送風機を上記調
    和空気発生ユニットの内部に発生したことを特徴とする
    請求項(1)記載のゾーン空調装置。
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