JP2587398Y2 - 燃焼器の給排気装置 - Google Patents
燃焼器の給排気装置Info
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- JP2587398Y2 JP2587398Y2 JP1993068207U JP6820793U JP2587398Y2 JP 2587398 Y2 JP2587398 Y2 JP 2587398Y2 JP 1993068207 U JP1993068207 U JP 1993068207U JP 6820793 U JP6820793 U JP 6820793U JP 2587398 Y2 JP2587398 Y2 JP 2587398Y2
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- Japan
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- exhaust
- air supply
- supply
- indoor
- control circuit
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、排気管外れ検知装置が
装備されている燃焼器の給排気装置に関するもので、特
に給排気筒を室内側と屋外側に二分割にしてこれを壁の
貫通口内でねじ締め等で結合した燃焼器の給排気装置に
関するものである。
装備されている燃焼器の給排気装置に関するもので、特
に給排気筒を室内側と屋外側に二分割にしてこれを壁の
貫通口内でねじ締め等で結合した燃焼器の給排気装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃焼器の給排気装置には安全装置
として排気管外れ検知装置が装備されている。図２にお
いて、本体１内に組み込まれた制御回路３→リード線４
→排気管２→室内側給排気筒５ａ→リード線４→制御回
路３へとリード線４を介して電気的な閉回路を構成し、
この閉回路に微電流を流しその電流の有無を検知する制
御回路３により排気管２外れの有無を検知している（例
えば、実開昭６３−１５６４６号公報、実開平３−１４
５５８号公報）。
として排気管外れ検知装置が装備されている。図２にお
いて、本体１内に組み込まれた制御回路３→リード線４
→排気管２→室内側給排気筒５ａ→リード線４→制御回
路３へとリード線４を介して電気的な閉回路を構成し、
この閉回路に微電流を流しその電流の有無を検知する制
御回路３により排気管２外れの有無を検知している（例
えば、実開昭６３−１５６４６号公報、実開平３−１４
５５８号公報）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来の燃焼器の
給排気装置は、排気管２と室内側給排気筒５ａとが接触
していれば室内側給排気筒５ａと屋外側給排気筒５ｂと
が接触していな場合でも排気管外れ検知装置が動作せ
ず、このような場合は室内側給排気筒５ａと屋外側給排
気筒５ｂとの間から排気ガスが壁の間に漏れだして火災
を起こしたり、排気ガスの再循環により燃焼器が異常燃
焼を起こす等の問題点があった。
給排気装置は、排気管２と室内側給排気筒５ａとが接触
していれば室内側給排気筒５ａと屋外側給排気筒５ｂと
が接触していな場合でも排気管外れ検知装置が動作せ
ず、このような場合は室内側給排気筒５ａと屋外側給排
気筒５ｂとの間から排気ガスが壁の間に漏れだして火災
を起こしたり、排気ガスの再循環により燃焼器が異常燃
焼を起こす等の問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するためになされたものであり、燃焼部を内設した本体
と、燃焼部に接続する排気管と、排気管に接続した室内
側給排気筒と、室内側給排気筒と壁の貫通口内で結合す
る屋外側給排気筒と、電流の有無を検知する制御回路
と、制御回路と排気管及び室内側給排気筒とをそれぞれ
リード線を介して電気的に接続して電気的な閉回路を構
成し、運転時閉回路に電流が流れないことを検知する制
御回路の信号により燃焼部を停止させる燃焼器の給排気
装置において、壁の屋外側に雨じまい用パッキンを密着
させ、その外側に導電性のある接続金具を取付け、接続
金具と屋外側給排気筒とを電気的に接触させ、さらにこ
の接続金具をリード線を介して制御回路に電気的に接続
したものである。
するためになされたものであり、燃焼部を内設した本体
と、燃焼部に接続する排気管と、排気管に接続した室内
側給排気筒と、室内側給排気筒と壁の貫通口内で結合す
る屋外側給排気筒と、電流の有無を検知する制御回路
と、制御回路と排気管及び室内側給排気筒とをそれぞれ
リード線を介して電気的に接続して電気的な閉回路を構
成し、運転時閉回路に電流が流れないことを検知する制
御回路の信号により燃焼部を停止させる燃焼器の給排気
装置において、壁の屋外側に雨じまい用パッキンを密着
させ、その外側に導電性のある接続金具を取付け、接続
金具と屋外側給排気筒とを電気的に接触させ、さらにこ
の接続金具をリード線を介して制御回路に電気的に接続
したものである。
【０００５】また接続金具に屋外側給排気筒の給気フラ
ンジを電気的に接触させたものである。
ンジを電気的に接触させたものである。
【０００６】
【作用】上記の構成により本考案の燃焼器の給排気装置
は、壁の屋外側に雨じまい用パッキンを密着させ、その
外側に導電性のある接続金具を取付け、接続金具と屋外
側給排気筒とを電気的に接触させ、さらにこの接続金具
をリード線を介して制御回路に電気的に接続したので、
従来も検知できた排気管と室内側給排気筒との排気管外
れ検知のほかに、壁内にて接続される室内側給排気筒と
屋外側給排気筒との外れも検知できる。
は、壁の屋外側に雨じまい用パッキンを密着させ、その
外側に導電性のある接続金具を取付け、接続金具と屋外
側給排気筒とを電気的に接触させ、さらにこの接続金具
をリード線を介して制御回路に電気的に接続したので、
従来も検知できた排気管と室内側給排気筒との排気管外
れ検知のほかに、壁内にて接続される室内側給排気筒と
屋外側給排気筒との外れも検知できる。
【０００７】
【実施例】以下本考案の一実施例を図１、図２により説
明する。
明する。
【０００８】図において、１は本体で燃焼部１ａを内設
している。２は排気ガスを排出する排気管で燃焼部１ａ
に接続している。３は制御回路で本体１の適所に設置さ
れ後に述べる微電流を流す閉回路に流れる電流の有無に
より排気管外れを検知するもので、その電流が検知され
ない場合は燃焼を停止させるものである。４はリード線
で制御回路３と排気管２とを接続している。５ａは室内
側給排気筒で給気口１７および排気口１８を有し、その
排気口１８は排気管２に接続され、給気口１７は給気ホ
ース６ａを介して送風部６に連通している。５ｂは屋外
側給排気筒である。６は送風部で燃焼部１ａに燃焼用空
気を供給している。７は外気に面した壁で本考案の給排
気装置を設置するための貫通口８を穿設してある。９は
室内側給排気筒５ａの外筒を構成する給気管、１０は同
じく給気管９に挿入された排気管、１１は屋外側給排気
筒５ｂの外筒を構成する給気管、１２は同じく給気管１
１に挿入された排気管である。屋外側給排気筒５ｂの給
気管１１と室内側給排気筒５ａの給気管９とは壁７の貫
通口８内でそれぞれねじ込みスライドにより嵌合してい
る。１３は導電性のある接続金具でリード線１５を介し
て制御回路３と電気的に接続されている。１４は雨じま
い用パッキンで壁７の貫通口８に密着され、その外側に
接続金具１３が装着されている。１５はリード線、１６
は給気フランジで屋外側給排気筒５ｂの給気管１１の屋
外側端面に一体的に設けられ、屋外側給排気筒５ｂを室
内側給排気筒５ａにねじ込んだとき接続金具１３に摩擦
抵抗を少なくして確実に電気的に接触するように構成し
てある。これにより制御回路３→リード線４→排気管２
→室内側給排気筒５ａ→屋外側給排気筒５ｂ→接続金具
１３→リード線１５→制御回路３へと電気的な閉回路を
構成している。１７および１８は室内側給排気筒５ａの
給気口および排気口、１９および２０は屋外側給排気筒
５ｂの給気部および排気部である。２１はフランジで室
内側給排気筒５ａを室内側の壁７面の貫通口８に取付け
るためのものである。
している。２は排気ガスを排出する排気管で燃焼部１ａ
に接続している。３は制御回路で本体１の適所に設置さ
れ後に述べる微電流を流す閉回路に流れる電流の有無に
より排気管外れを検知するもので、その電流が検知され
ない場合は燃焼を停止させるものである。４はリード線
で制御回路３と排気管２とを接続している。５ａは室内
側給排気筒で給気口１７および排気口１８を有し、その
排気口１８は排気管２に接続され、給気口１７は給気ホ
ース６ａを介して送風部６に連通している。５ｂは屋外
側給排気筒である。６は送風部で燃焼部１ａに燃焼用空
気を供給している。７は外気に面した壁で本考案の給排
気装置を設置するための貫通口８を穿設してある。９は
室内側給排気筒５ａの外筒を構成する給気管、１０は同
じく給気管９に挿入された排気管、１１は屋外側給排気
筒５ｂの外筒を構成する給気管、１２は同じく給気管１
１に挿入された排気管である。屋外側給排気筒５ｂの給
気管１１と室内側給排気筒５ａの給気管９とは壁７の貫
通口８内でそれぞれねじ込みスライドにより嵌合してい
る。１３は導電性のある接続金具でリード線１５を介し
て制御回路３と電気的に接続されている。１４は雨じま
い用パッキンで壁７の貫通口８に密着され、その外側に
接続金具１３が装着されている。１５はリード線、１６
は給気フランジで屋外側給排気筒５ｂの給気管１１の屋
外側端面に一体的に設けられ、屋外側給排気筒５ｂを室
内側給排気筒５ａにねじ込んだとき接続金具１３に摩擦
抵抗を少なくして確実に電気的に接触するように構成し
てある。これにより制御回路３→リード線４→排気管２
→室内側給排気筒５ａ→屋外側給排気筒５ｂ→接続金具
１３→リード線１５→制御回路３へと電気的な閉回路を
構成している。１７および１８は室内側給排気筒５ａの
給気口および排気口、１９および２０は屋外側給排気筒
５ｂの給気部および排気部である。２１はフランジで室
内側給排気筒５ａを室内側の壁７面の貫通口８に取付け
るためのものである。
【０００９】次に上記給排気装置の取付方法を説明す
る。
る。
【００１０】先ず壁７に貫通口８をあけ、その貫通口８
に対しフランジ２１を室内側から壁７に取付ける。そし
て室内側給排気筒５ａを貫通口８内に挿入し、フランジ
２１により固定する。次に屋外側給排気筒５ｂの給気管
１１に雨じまい用パッキン１４を嵌め込んで屋外側より
貫通口８内に挿入し、取付済の室内側給排気筒５ａに対
し給気管９、１１のねじが嵌まるように回転させて締め
付ける。この際雨じまい用パッキン１４は壁７と隙間な
くかつ給排気装置が下側に傾斜するように調整して取付
ける。図２に示す燃焼器の本体１と室内側給排気筒５ａ
の給気口１７および排気口１８をそれぞれ接続して取付
を完了する。
に対しフランジ２１を室内側から壁７に取付ける。そし
て室内側給排気筒５ａを貫通口８内に挿入し、フランジ
２１により固定する。次に屋外側給排気筒５ｂの給気管
１１に雨じまい用パッキン１４を嵌め込んで屋外側より
貫通口８内に挿入し、取付済の室内側給排気筒５ａに対
し給気管９、１１のねじが嵌まるように回転させて締め
付ける。この際雨じまい用パッキン１４は壁７と隙間な
くかつ給排気装置が下側に傾斜するように調整して取付
ける。図２に示す燃焼器の本体１と室内側給排気筒５ａ
の給気口１７および排気口１８をそれぞれ接続して取付
を完了する。
【００１１】次に本実施例の作用について説明する。
【００１２】本体１を運転すると屋外の空気が給気部１
９から吸引され給気口１７より本体１の燃焼部１ａへ供
給される。燃焼部１ａからの排気ガスは排気口１８を介
して排気部２０より屋外に排出される。この状態で屋外
側給排気筒５ｂが室内側給排気筒５ａに確実にねじ込ま
れた場合、屋外側給排気筒５ｂの給気フランジ１６は接
続金具１３に電気的に接触し、リード線１５を介して本
体１の制御回路３へ微電流が流れ正常に燃焼を継続す
る。
９から吸引され給気口１７より本体１の燃焼部１ａへ供
給される。燃焼部１ａからの排気ガスは排気口１８を介
して排気部２０より屋外に排出される。この状態で屋外
側給排気筒５ｂが室内側給排気筒５ａに確実にねじ込ま
れた場合、屋外側給排気筒５ｂの給気フランジ１６は接
続金具１３に電気的に接触し、リード線１５を介して本
体１の制御回路３へ微電流が流れ正常に燃焼を継続す
る。
【００１３】しかし室内側給排気筒５ａと屋外側給排気
筒５ｂとのねじ込みが不完全な場合、屋外側給排気筒５
ｂの給気フランジ１６は接続金具１３と電気的に接触せ
ず微電流はここで遮断される。このため前記微電流を流
す閉回路に微電流が流れ無いのを検知する制御回路３の
信号により燃焼器は運転を停止する。
筒５ｂとのねじ込みが不完全な場合、屋外側給排気筒５
ｂの給気フランジ１６は接続金具１３と電気的に接触せ
ず微電流はここで遮断される。このため前記微電流を流
す閉回路に微電流が流れ無いのを検知する制御回路３の
信号により燃焼器は運転を停止する。
【００１４】
【考案の効果】以上述べたように本考案の燃焼器の給排
気装置は、従来も検知できた排気管と室内側給排気筒と
の排気管外れ検知のほかに、壁内にて接続される室内側
給排気筒と屋外側給排気筒との外れも検知できる。
気装置は、従来も検知できた排気管と室内側給排気筒と
の排気管外れ検知のほかに、壁内にて接続される室内側
給排気筒と屋外側給排気筒との外れも検知できる。
【００１５】従って、設置時に室内側給排気筒と屋外側
給排気筒との確実な取付けを行うことができる。また運
転時においても排気ガスが壁の間に漏れだして火災を起
こしたり、排気ガスの再循環により燃焼器が異常燃焼を
起こす等の問題点が解決され極めて安全な燃焼器の給排
気装置を提供できる。
給排気筒との確実な取付けを行うことができる。また運
転時においても排気ガスが壁の間に漏れだして火災を起
こしたり、排気ガスの再循環により燃焼器が異常燃焼を
起こす等の問題点が解決され極めて安全な燃焼器の給排
気装置を提供できる。
【図１】本考案の一実施例を示す燃焼器の給排気装置の
給排気装置の断面図である。
給排気装置の断面図である。
【図２】従来例を示す燃焼器の給排気装置の断面図であ
る。
る。
１ 本体 １ａ 燃焼部 ２ 排気管 ３ 制御回路 ４ リード線 ５ａ 室内側給排気筒 ５ｂ 屋外側給排気筒 ７ 壁 ８ 貫通口 １３ 接続金具 １４ 雨じまい用パッキン １５ リード線 １６ 給気フランジ
Claims (2)
- 【請求項１】 燃焼部（１ａ）を内設した本体（１）
と、前記燃焼部（１ａ）に接続する排気管（２）と、こ
の排気管（２）に接続する室内側給排気筒（５ａ）と、
この室内側給排気筒（５ａ）と壁（７）の貫通口（８）
内で結合する屋外側給排気筒（５ｂ）と、電流の有無を
検知する制御回路（３）と、この制御回路（３）と前記
排気管（２）及び前記室内側給排気筒（５ａ）とをそれ
ぞれリード線（４）を介して電気的に接続して電気的な
閉回路を構成し、運転時前記閉回路に電流が流れないこ
とを検知する制御回路（３）の信号により前記燃焼部
（１ａ）を停止させる燃焼器の給排気装置において、前
記壁（７）の屋外側に雨じまい用パッキン（１４）を密
着させ、その外側に導電性のある接続金具（１３）を取
付け、この接続金具（１３）と前記屋外側給排気筒（５
ｂ）とを電気的に接触させ、さらにこの接続金具（１
３）をリード線（１５）を介して前記制御回路（３）に
電気的に接続したことを特徴とする燃焼器の給排気装
置。 - 【請求項２】 前記接続金具（１３）に前記屋外側給排
気筒（５ｂ）の給気フランジ（１６）を電気的に接触さ
せたことを特徴とする請求項１記載の燃焼器の給排気装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993068207U JP2587398Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 燃焼器の給排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993068207U JP2587398Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 燃焼器の給排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741245U JPH0741245U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2587398Y2 true JP2587398Y2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=13367125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993068207U Expired - Fee Related JP2587398Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 燃焼器の給排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587398Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7796205B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-09-14 | Fujifilm Corporation | Polymer film, cyclic polyolefin film, method for manufacturing the same, optical compensation film, polarizer and liquid crystal display device |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP1993068207U patent/JP2587398Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7796205B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-09-14 | Fujifilm Corporation | Polymer film, cyclic polyolefin film, method for manufacturing the same, optical compensation film, polarizer and liquid crystal display device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741245U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |