JP2587107Y2 - 連続ガスサンプリング装置 - Google Patents
連続ガスサンプリング装置Info
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- JP2587107Y2 JP2587107Y2 JP1993017969U JP1796993U JP2587107Y2 JP 2587107 Y2 JP2587107 Y2 JP 2587107Y2 JP 1993017969 U JP1993017969 U JP 1993017969U JP 1796993 U JP1796993 U JP 1796993U JP 2587107 Y2 JP2587107 Y2 JP 2587107Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、石炭ガス化炉において
高温高圧の下で生成された石炭ガス等を連続的に分析計
へ導入しガス組成を分析するために使用される連続ガス
サンプリング装置に関する。
高温高圧の下で生成された石炭ガス等を連続的に分析計
へ導入しガス組成を分析するために使用される連続ガス
サンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギ源の多様化と発電の高効
率化とを図る目的で、石炭から発電用燃料ガス(以下石
炭ガスという)を製造する、噴流床及び流動床石炭ガス
化プロセスの研究開発が進められている。
率化とを図る目的で、石炭から発電用燃料ガス(以下石
炭ガスという)を製造する、噴流床及び流動床石炭ガス
化プロセスの研究開発が進められている。
【0003】上記石炭ガス化炉の安全性を確保し、的確
な運転制御を行うためには、石炭ガス中のガス組成を短
時間に精度よく連続して分析することが、石炭ガス化プ
ロセスを確立するうえで重要な課題になっている。
な運転制御を行うためには、石炭ガス中のガス組成を短
時間に精度よく連続して分析することが、石炭ガス化プ
ロセスを確立するうえで重要な課題になっている。
【0004】しかし、上記石炭ガスには、H2 ,CO,
CO2 ,炭化水素の他に、タール、ダスト及び水分を多
量に含んでいるため、サンプリングした石炭ガスを直接
分析計へ導入することは分析計の特性上不可能であっ
た。そこで、サンプリングを行った石炭ガスを、サイク
ロンを通したり、水洗浄操作等を行って分析計へ導入す
ることが行われている。また、本考案者が提案した高温
高圧下で石炭ガスをサンプリングし、ボール充てんフィ
ルター、タール・ダスト捕集ホルダ、ガス冷却器に通
し、連続的かつ迅速に石炭ガスの脱塵、脱水を行い分析
計へ導入するようにした連続ガスサンプリング装置(実
願昭63−158525号)がある。
CO2 ,炭化水素の他に、タール、ダスト及び水分を多
量に含んでいるため、サンプリングした石炭ガスを直接
分析計へ導入することは分析計の特性上不可能であっ
た。そこで、サンプリングを行った石炭ガスを、サイク
ロンを通したり、水洗浄操作等を行って分析計へ導入す
ることが行われている。また、本考案者が提案した高温
高圧下で石炭ガスをサンプリングし、ボール充てんフィ
ルター、タール・ダスト捕集ホルダ、ガス冷却器に通
し、連続的かつ迅速に石炭ガスの脱塵、脱水を行い分析
計へ導入するようにした連続ガスサンプリング装置(実
願昭63−158525号)がある。
【0005】さらには、高温高圧下で石炭ガスをサンプ
リングし、ボール充てんフィルタ、水分除湿器(ガス冷
却器)、精密フィルタ(焼結フィルタ)に導き石炭ガス
の脱塵、脱水を行い分析計へ導入するようにした連続ガ
スサンプリング装置(実願平3−34954号)があ
る。
リングし、ボール充てんフィルタ、水分除湿器(ガス冷
却器)、精密フィルタ(焼結フィルタ)に導き石炭ガス
の脱塵、脱水を行い分析計へ導入するようにした連続ガ
スサンプリング装置(実願平3−34954号)があ
る。
【0006】上記実願平3−34954号の連続ガスサ
ンプリング装置の具体的な一実施例を図2に基づき説明
する。
ンプリング装置の具体的な一実施例を図2に基づき説明
する。
【0007】図においてAは石炭ガス化炉、1はガス採
取プローブ、2はフランジ、3ボールバルブ、4はボー
ル充てんフィルタ、4aはステンレス製金網、4bはア
ルミナボール、4cは目皿、4d,11cは差圧計、4
eは圧力計、4g,5a,8,9,11a,11bはス
トップバルブ、4i,5bはN2 パイプ、5cは逆洗ノ
ズル、6は保温部材、7は温度調節装置、10は水分除
湿器、11は精密フィルタ、12は圧力調節計、13は
流量調節計である。
取プローブ、2はフランジ、3ボールバルブ、4はボー
ル充てんフィルタ、4aはステンレス製金網、4bはア
ルミナボール、4cは目皿、4d,11cは差圧計、4
eは圧力計、4g,5a,8,9,11a,11bはス
トップバルブ、4i,5bはN2 パイプ、5cは逆洗ノ
ズル、6は保温部材、7は温度調節装置、10は水分除
湿器、11は精密フィルタ、12は圧力調節計、13は
流量調節計である。
【0008】以上の装置により石炭ガス化炉A内の石炭
ガスをガス採取プローブ1により高温高圧下でサンプリ
ングして、ボール充てんフィルタ4へ導入し同フィルタ
4に内蔵されたアルミナボール4bの間を通過させ石炭
ガス中に含まれるダストをアルミナボール4bの間に堆
積させ除去する。またボール充てんフィルタ4を通過し
た石炭ガスは水分除湿器10へ導かれここで室温以下に
急冷され石炭ガス中に含まれる水分のみが排出される。
さらに、水分除湿器10を出た石炭ガスはその内部に2
μm程度の焼結フィルタを具えた精密フィルタ11に導
入されボール充てんフィルタ4で脱塵できなかった超微
粒子のダスト及びタールが除去される。この様に、連続
ガスサンプリング装置は石炭ガス化炉A内からサンプリ
ングした石炭ガスを連続的かつ迅速に精製し分析計へ導
入する。また石炭ガスを精製する際に生じるダストを無
人で効率よく連続サンプリング装置から石炭ガス化炉内
に逆送するようにしてダストの排出の手間を不要として
いる。
ガスをガス採取プローブ1により高温高圧下でサンプリ
ングして、ボール充てんフィルタ4へ導入し同フィルタ
4に内蔵されたアルミナボール4bの間を通過させ石炭
ガス中に含まれるダストをアルミナボール4bの間に堆
積させ除去する。またボール充てんフィルタ4を通過し
た石炭ガスは水分除湿器10へ導かれここで室温以下に
急冷され石炭ガス中に含まれる水分のみが排出される。
さらに、水分除湿器10を出た石炭ガスはその内部に2
μm程度の焼結フィルタを具えた精密フィルタ11に導
入されボール充てんフィルタ4で脱塵できなかった超微
粒子のダスト及びタールが除去される。この様に、連続
ガスサンプリング装置は石炭ガス化炉A内からサンプリ
ングした石炭ガスを連続的かつ迅速に精製し分析計へ導
入する。また石炭ガスを精製する際に生じるダストを無
人で効率よく連続サンプリング装置から石炭ガス化炉内
に逆送するようにしてダストの排出の手間を不要として
いる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の連続ガスサ
ンプリング装置においては、その運用にあたってガス中
に多量のダストが含まれる場合数分間のガスサンプリン
グでボール充てんフィルターはダストで一杯になりフィ
ルタ機能が低下する。このためボール充てんフィルタの
フィルタ機能を維持するためストップバルブ5aを遠隔
操作開放し、N2ガスを逆洗ノズル5cからボール充て
んフィルタに吹込むことによりボール充てんフィルタの
アルミナボールの間に堆積したダストを炉内にパージす
る逆洗操作を頻繁に実施する必要が生じていた。
ンプリング装置においては、その運用にあたってガス中
に多量のダストが含まれる場合数分間のガスサンプリン
グでボール充てんフィルターはダストで一杯になりフィ
ルタ機能が低下する。このためボール充てんフィルタの
フィルタ機能を維持するためストップバルブ5aを遠隔
操作開放し、N2ガスを逆洗ノズル5cからボール充て
んフィルタに吹込むことによりボール充てんフィルタの
アルミナボールの間に堆積したダストを炉内にパージす
る逆洗操作を頻繁に実施する必要が生じていた。
【0010】この逆洗操作の回数を低減する対策として
ボール充てんフィルタ内のダスト捕集容積を大きくする
ことも考えられるが、この場合(i)ガスサンプリング
の応答性の遅れ(ii)装置製作費の増大(iii )設置ス
ペースの増大並びに設置場所の限定(iv) 保守管理の手
間の増大等のデメリットが生じボール充てんフィルタの
大型化は実用的でない。
ボール充てんフィルタ内のダスト捕集容積を大きくする
ことも考えられるが、この場合(i)ガスサンプリング
の応答性の遅れ(ii)装置製作費の増大(iii )設置ス
ペースの増大並びに設置場所の限定(iv) 保守管理の手
間の増大等のデメリットが生じボール充てんフィルタの
大型化は実用的でない。
【0011】本考案は、上記従来の連続ガスサンプリン
グ装置の欠点を解消し、ガス中に多量のダストを含むサ
ンプリング対象のガスを高温高圧下でサンプリングし、
連続的かつ迅速に精製するとともに、ガスサンプリング
の応答遅れをできるだけ少くした状態で分析計へ導入す
ることができるようにした連続ガスサンプリング装置を
提供することを目的とする。
グ装置の欠点を解消し、ガス中に多量のダストを含むサ
ンプリング対象のガスを高温高圧下でサンプリングし、
連続的かつ迅速に精製するとともに、ガスサンプリング
の応答遅れをできるだけ少くした状態で分析計へ導入す
ることができるようにした連続ガスサンプリング装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の連続
ガスサンプリング装置は、サンプリング対象物内にその
先端部が挿入されサンプリングガスを採取するガス採取
プローブと、ガス採取プローブの後端に連結管を介し接
続された逆洗ノズル付のボール充てんフィルタを備えた
ガスサンプリング装置において、上記ガス採取プローブ
の先端部に固着され採取ガスに混入する粗粒ダストを除
去するフードおよびフィルタと、上記連結管から分岐し
ボール充てんフィルタに付着したダストの逆洗除去時付
着ダストおよび逆洗ガスを前記サンプリング対象物内へ
送るダスト戻しラインと、ダスト戻しラインに設置され
た粒子戻し用ノズルとを設けたことを特徴としている。
ガスサンプリング装置は、サンプリング対象物内にその
先端部が挿入されサンプリングガスを採取するガス採取
プローブと、ガス採取プローブの後端に連結管を介し接
続された逆洗ノズル付のボール充てんフィルタを備えた
ガスサンプリング装置において、上記ガス採取プローブ
の先端部に固着され採取ガスに混入する粗粒ダストを除
去するフードおよびフィルタと、上記連結管から分岐し
ボール充てんフィルタに付着したダストの逆洗除去時付
着ダストおよび逆洗ガスを前記サンプリング対象物内へ
送るダスト戻しラインと、ダスト戻しラインに設置され
た粒子戻し用ノズルとを設けたことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記手段により、サンプリング対象物内、例え
ば石炭ガス化炉内等からサンプリングされる高温高圧ガ
スは、ガス採取プローブの先端部に取付けられたフード
およびフィルタにより粗粒ダストが除去される。これら
のフードおよびフィルタで除去できなかった微粒ダスト
はボール充てんフィルタへ送られ、同フィルタ内では上
記ガス中に含まれるダストがフィルタ内に充てんされた
アルミナボールに衝突して同ボール間に堆積し、ダスト
が除かれたガスのみがボール充てんフィルタを通過す
る。
ば石炭ガス化炉内等からサンプリングされる高温高圧ガ
スは、ガス採取プローブの先端部に取付けられたフード
およびフィルタにより粗粒ダストが除去される。これら
のフードおよびフィルタで除去できなかった微粒ダスト
はボール充てんフィルタへ送られ、同フィルタ内では上
記ガス中に含まれるダストがフィルタ内に充てんされた
アルミナボールに衝突して同ボール間に堆積し、ダスト
が除かれたガスのみがボール充てんフィルタを通過す
る。
【0014】上記ボール充てんフィルタのアルミナボー
ル間に多量のダストが堆積して機能低下した場合には、
逆洗ノズルによってフィルタ内を逆流させ、堆積したダ
ストはダスト戻しラインを経由して粒子戻し用ノズルに
より石炭ガス化炉内等に逆送され、ボール充てんフィル
タのフィルタ機能を回復させる。
ル間に多量のダストが堆積して機能低下した場合には、
逆洗ノズルによってフィルタ内を逆流させ、堆積したダ
ストはダスト戻しラインを経由して粒子戻し用ノズルに
より石炭ガス化炉内等に逆送され、ボール充てんフィル
タのフィルタ機能を回復させる。
【0015】このようにして上記サンプリング対象物の
ガス、特にガス中に多量のダストを含むガスをサンプリ
ング対象とする場合においても高温高圧下でガス採取プ
ローブの先端部に取付けたフードおよびフィルタで粗粒
ダストを除去した状態でサンプリングし、ボール充てん
フィルタに導入するようにしたので同フィルタにダスト
が堆積して機能低下するまでの時間を長くでき連続的か
つ迅速に精製しながら分析計に導入することができる。
また、ダスト戻しラインを新設しここに粒子戻し用ノズ
ルを設けたのでガスを精製する際に生じるダストを効率
よくサンプリング装置からサンプリング対象物内に逆送
することができ、ダストの廃棄の時間が短縮できガスサ
ンプリングの連続性が向上するととも廃棄の手間が不要
となった。
ガス、特にガス中に多量のダストを含むガスをサンプリ
ング対象とする場合においても高温高圧下でガス採取プ
ローブの先端部に取付けたフードおよびフィルタで粗粒
ダストを除去した状態でサンプリングし、ボール充てん
フィルタに導入するようにしたので同フィルタにダスト
が堆積して機能低下するまでの時間を長くでき連続的か
つ迅速に精製しながら分析計に導入することができる。
また、ダスト戻しラインを新設しここに粒子戻し用ノズ
ルを設けたのでガスを精製する際に生じるダストを効率
よくサンプリング装置からサンプリング対象物内に逆送
することができ、ダストの廃棄の時間が短縮できガスサ
ンプリングの連続性が向上するととも廃棄の手間が不要
となった。
【0016】
【実施例】本考案の連続ガスサンプリング装置の一実施
例を図1により説明する。
例を図1により説明する。
【0017】サンプリング対象物としての約800℃、
28kg/cm2 abs の高温高圧下にある石炭ガス化炉A内
で発生する石炭ガスを対象とした実施例を説明する。こ
れらの石炭ガス化炉A内に発生する石炭ガス中には約
0.5〜10μm 粒径のダストが混在する。図示のように
石炭ガス化炉内に挿入されたガス採取プローブ1の先端
部にはガス中に含まれる粗粒子のプローブ1への侵入を
防止する粒子ガード用のフード1a及び数μのフィルタ
1bが設けられている。フィルタ1bは、高温耐食性の
ステンレスの円筒型焼結フィルターが使用されている。
ガス採取プローブ1の後端にはフランジ2、ボールバル
ブ3、フランジ2を順次介して連結管15の一端が連結
されており連結管15の他端側がボール充てんフィルタ
4に接続されている。ボール充てんフィルタ4入口前の
連結管15にはガス導入ノズル4h、ニードルバルブ4
g及びN2 パイプ4iを介して図示しないN2 ボンベが
接続されている。
28kg/cm2 abs の高温高圧下にある石炭ガス化炉A内
で発生する石炭ガスを対象とした実施例を説明する。こ
れらの石炭ガス化炉A内に発生する石炭ガス中には約
0.5〜10μm 粒径のダストが混在する。図示のように
石炭ガス化炉内に挿入されたガス採取プローブ1の先端
部にはガス中に含まれる粗粒子のプローブ1への侵入を
防止する粒子ガード用のフード1a及び数μのフィルタ
1bが設けられている。フィルタ1bは、高温耐食性の
ステンレスの円筒型焼結フィルターが使用されている。
ガス採取プローブ1の後端にはフランジ2、ボールバル
ブ3、フランジ2を順次介して連結管15の一端が連結
されており連結管15の他端側がボール充てんフィルタ
4に接続されている。ボール充てんフィルタ4入口前の
連結管15にはガス導入ノズル4h、ニードルバルブ4
g及びN2 パイプ4iを介して図示しないN2 ボンベが
接続されている。
【0018】一方ボール充てんフィルタ4に捕集された
粒子の逆洗用としてフランジ2a、ボールバルブ3a、
フランジ2aを順次介して一端が石炭ガス化炉A内に挿
入され、他端が前記連結管15に連通されたダスト戻し
ライン15aが設けられこのダスト戻ライン15aに粒
子戻し用ノズル1cが配設されている。
粒子の逆洗用としてフランジ2a、ボールバルブ3a、
フランジ2aを順次介して一端が石炭ガス化炉A内に挿
入され、他端が前記連結管15に連通されたダスト戻し
ライン15aが設けられこのダスト戻ライン15aに粒
子戻し用ノズル1cが配設されている。
【0019】ボール充てんフィルタ4内には、上部にス
テンレス製金網4aを設け、その下部にアルミナボール
4b(例えば直径1mmのアルミナボール)を約100mm
の高さに充てんし、更にその下にアルミナボール4bの
保持用として目皿4cを配置している。さらにボール充
てんフィルタ4の側部には、アルミナボール4b前後の
圧損測定用の差圧計4dと内部の圧力測定用の圧力計4
eが設けられている。ボール充てんフィルタ4の底部に
は逆洗(ガス導入)ノズル5c、ストップバルブ5a及
びN2 パイプ5bを介して図示しないN2 ボンベに接続
されている。
テンレス製金網4aを設け、その下部にアルミナボール
4b(例えば直径1mmのアルミナボール)を約100mm
の高さに充てんし、更にその下にアルミナボール4bの
保持用として目皿4cを配置している。さらにボール充
てんフィルタ4の側部には、アルミナボール4b前後の
圧損測定用の差圧計4dと内部の圧力測定用の圧力計4
eが設けられている。ボール充てんフィルタ4の底部に
は逆洗(ガス導入)ノズル5c、ストップバルブ5a及
びN2 パイプ5bを介して図示しないN2 ボンベに接続
されている。
【0020】ガス採取プローブ1、ボールバルブ3、ボ
ール充てんフィルタ4は保温部材6によって覆われてお
り、保温部材6にはヒータを有する温度調節装置7が接
続され一定温度に加熱されている。
ール充てんフィルタ4は保温部材6によって覆われてお
り、保温部材6にはヒータを有する温度調節装置7が接
続され一定温度に加熱されている。
【0021】ボール充てんフィルタ4の出口部にはスト
ップバルブ8を介して順次分析計に必要なガス量を通気
するため、水分除湿器10(電子式冷凍機)、ストップ
バルブ11a、精密フィルタ11、ストップバルブ11
b、圧力調節計12、流量調節計13が接続されてい
る。またストップバルブ8の出口部から分岐してガスサ
ンプリングの応答性を早くするためのガス放出用のニー
ドルバルブ9がつながれる。
ップバルブ8を介して順次分析計に必要なガス量を通気
するため、水分除湿器10(電子式冷凍機)、ストップ
バルブ11a、精密フィルタ11、ストップバルブ11
b、圧力調節計12、流量調節計13が接続されてい
る。またストップバルブ8の出口部から分岐してガスサ
ンプリングの応答性を早くするためのガス放出用のニー
ドルバルブ9がつながれる。
【0022】水分除湿器10は充てんフィルタ4を通過
した高温ガス(水分を含む)ガスを室温以下に急冷し水
分のみをドレンとして系外に定期的に排出するものであ
る。また、精密フィルタ11には内部に2μmの焼結フ
ィルタが内蔵され、同精密フィルタ11の前後の差圧を
検出する差圧計11cが接続されている。
した高温ガス(水分を含む)ガスを室温以下に急冷し水
分のみをドレンとして系外に定期的に排出するものであ
る。また、精密フィルタ11には内部に2μmの焼結フ
ィルタが内蔵され、同精密フィルタ11の前後の差圧を
検出する差圧計11cが接続されている。
【0023】以上の装置において、石炭ガスのサンプリ
ングは次のようにして行う。
ングは次のようにして行う。
【0024】まずストップバルブ5aとストップバルブ
8、ボールバルブ3,3aを閉じ、N2 パイプ4iのニ
ードルバルブ4gを除々に開き、圧力計4eを見ながら
窒素ガスを供給し、サンプリング系の圧力を石炭ガス化
炉A内の圧力と一致させる。次に温度調節装置7により
保温材6を加温しガス採取プローブ1、ボールバルブ
3,3a、ボール充てんフィルタ4の温度を水分が凝縮
しない温度まで上げるとともに水分除湿器10を稼動さ
せ、水分除湿器10内の温度を0℃に調節する。次にボ
ールバルブ3、ストップバルブ8を全開にした後、ボー
ル充てんフィルタ4内の流速を0.01〜0.05m/
sとなるようにガス放出用ニードルバルブ9を除々に開
け図示しない排ガス処理装置(大気圧系)に通気する。
一方、図示しない分析計へ石炭ガスを供給する為にはス
トップバルブ11a,11bを全開し、水分除湿器1
0、精密フィルタ11、圧力調節計12、流量調節計1
3の順にガスを通気する。圧力調節計12はガス分析計
に供給可能な圧力0.5〜1kg/cm2 Gにコントロール
させ、流量調節計13にて2〜10リットル/min で安
定供給を行なう。このガス量は通常サンプリングガスの
1/10程度であり、残りのガスは、放出用のニードル
バルブ9より系外の排ガス処理装置に放出される。
8、ボールバルブ3,3aを閉じ、N2 パイプ4iのニ
ードルバルブ4gを除々に開き、圧力計4eを見ながら
窒素ガスを供給し、サンプリング系の圧力を石炭ガス化
炉A内の圧力と一致させる。次に温度調節装置7により
保温材6を加温しガス採取プローブ1、ボールバルブ
3,3a、ボール充てんフィルタ4の温度を水分が凝縮
しない温度まで上げるとともに水分除湿器10を稼動さ
せ、水分除湿器10内の温度を0℃に調節する。次にボ
ールバルブ3、ストップバルブ8を全開にした後、ボー
ル充てんフィルタ4内の流速を0.01〜0.05m/
sとなるようにガス放出用ニードルバルブ9を除々に開
け図示しない排ガス処理装置(大気圧系)に通気する。
一方、図示しない分析計へ石炭ガスを供給する為にはス
トップバルブ11a,11bを全開し、水分除湿器1
0、精密フィルタ11、圧力調節計12、流量調節計1
3の順にガスを通気する。圧力調節計12はガス分析計
に供給可能な圧力0.5〜1kg/cm2 Gにコントロール
させ、流量調節計13にて2〜10リットル/min で安
定供給を行なう。このガス量は通常サンプリングガスの
1/10程度であり、残りのガスは、放出用のニードル
バルブ9より系外の排ガス処理装置に放出される。
【0025】上記のように石炭ガスを装置内に通気する
と、石炭ガス中に含まれるダストは石炭ガス化炉A内に
挿入されたガス採取プローブ1の先端に固着されたフー
ド及びフィルタにより粗粒子ダストが取り除かれボール
充てんフィルタ4に導入される。
と、石炭ガス中に含まれるダストは石炭ガス化炉A内に
挿入されたガス採取プローブ1の先端に固着されたフー
ド及びフィルタにより粗粒子ダストが取り除かれボール
充てんフィルタ4に導入される。
【0026】ボール充てんフィルタ4内に導入された石
炭ガス中の残存するダストはアルミナボール4bと衝突
を繰り返しながらアルミナボール4b間に堆積し、ダス
トが除かれたガスのみがボール充てんフィルタ4を通過
する。
炭ガス中の残存するダストはアルミナボール4bと衝突
を繰り返しながらアルミナボール4b間に堆積し、ダス
トが除かれたガスのみがボール充てんフィルタ4を通過
する。
【0027】ボール充てんフィルタ4の機能低下は、ア
ルミナボール4b間にダストが緻密に溜ることにより生
じ、これはアルミナボール4b前後の差圧計4dにより
示される差圧が急上昇することにより判断できる。
ルミナボール4b間にダストが緻密に溜ることにより生
じ、これはアルミナボール4b前後の差圧計4dにより
示される差圧が急上昇することにより判断できる。
【0028】例えば直径60mmの容器内に100mmの高
さにアルミナボール4bを充てんした場合、ボール充て
んフィルタ4の機能維持できる差圧の目安はおおよそ
0.45kg/cm2 G程度であり、脱塵量は平均直径1μ
mのダストの場合56g程度である。稼動時間は、ダス
ト濃度にも左右されるが、ダスト濃度10g/Nm3 の場
合おおよそ20時間(連続)の処理は可能である。
さにアルミナボール4bを充てんした場合、ボール充て
んフィルタ4の機能維持できる差圧の目安はおおよそ
0.45kg/cm2 G程度であり、脱塵量は平均直径1μ
mのダストの場合56g程度である。稼動時間は、ダス
ト濃度にも左右されるが、ダスト濃度10g/Nm3 の場
合おおよそ20時間(連続)の処理は可能である。
【0029】また、機能低下したボール充てんフィルタ
4は、ストップバルブ8及びボールバルブ3を全閉し、
ストップバルブ5a及びボールバルブ3aを開き、N2
ボンベから窒素ガスを逆洗ノズル5cよりフィルタ4内
に0.2m/s以上の流速で2分間逆流させ、捕集した
ダストをダスト戻しライン15aを通し同ライン15a
に設置した粒子戻し用ノズル1cにより石炭ガス化炉A
内に逆送することによって、ダスト捕集以前の状態に機
能を回復させることができる。なお、アルミナボール4
bは金網4aが設けられているため、窒素ガスの逆流に
よって石炭ガス化炉A内に送られることはない。
4は、ストップバルブ8及びボールバルブ3を全閉し、
ストップバルブ5a及びボールバルブ3aを開き、N2
ボンベから窒素ガスを逆洗ノズル5cよりフィルタ4内
に0.2m/s以上の流速で2分間逆流させ、捕集した
ダストをダスト戻しライン15aを通し同ライン15a
に設置した粒子戻し用ノズル1cにより石炭ガス化炉A
内に逆送することによって、ダスト捕集以前の状態に機
能を回復させることができる。なお、アルミナボール4
bは金網4aが設けられているため、窒素ガスの逆流に
よって石炭ガス化炉A内に送られることはない。
【0030】ボール充てんフィルタ4を通過した石炭ガ
スは、精密フィルタ11に導入され、そこでボール充て
んフィルタ4で脱塵できなかった超微粒子のダスト及び
タールが除去される。精密フィルタ11内に設けられた
焼結フィルタの交換は、ダスト及びタールの付着により
生じ、差圧計11cにより検出される圧損の大きさと流
量低下によって判定し、新品と交換することで、精密フ
ィルタ11の機能は維持できる(ダスト及びタール濃度
に影響されるが目安として1回/5日程度の交換)。以
上により、石炭ガスを高温高圧下でサンプリングし連続
的かつ迅速に精製を行い脱塵部及びサンプリング配管で
の応答遅れを最小限に押え、分析計にガスを導入するこ
とができる。
スは、精密フィルタ11に導入され、そこでボール充て
んフィルタ4で脱塵できなかった超微粒子のダスト及び
タールが除去される。精密フィルタ11内に設けられた
焼結フィルタの交換は、ダスト及びタールの付着により
生じ、差圧計11cにより検出される圧損の大きさと流
量低下によって判定し、新品と交換することで、精密フ
ィルタ11の機能は維持できる(ダスト及びタール濃度
に影響されるが目安として1回/5日程度の交換)。以
上により、石炭ガスを高温高圧下でサンプリングし連続
的かつ迅速に精製を行い脱塵部及びサンプリング配管で
の応答遅れを最小限に押え、分析計にガスを導入するこ
とができる。
【0031】また、石炭ガスを精製する際に生じるダス
トを無人で効率よくサンプリング装置から石炭ガス化炉
内に逆送することが可能となり、ダストの廃棄の手間が
不要となった。さらに水分は水分除湿器10で室温以下
にガスが冷却されるため、水分除湿器以降の配管及びバ
ルブ、精密フィルタ11は高圧仕様のみで構成され安全
の確保は容易に行なえ、装置費用は大幅に削減できた。
トを無人で効率よくサンプリング装置から石炭ガス化炉
内に逆送することが可能となり、ダストの廃棄の手間が
不要となった。さらに水分は水分除湿器10で室温以下
にガスが冷却されるため、水分除湿器以降の配管及びバ
ルブ、精密フィルタ11は高圧仕様のみで構成され安全
の確保は容易に行なえ、装置費用は大幅に削減できた。
【0032】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の連続ガ
スサンプリング装置によれば、サンプリング対象物内に
その先端部が挿入されサンプリングガスを採取するガス
採取プローブと、ガス採取プローブの後端に連結管を介
し接続された逆洗ノズル付のボール充てんフィルタを備
えたガスサンプリング装置において、上記ガス採取プロ
ーブの先端部に固着され採取ガスに混入する粗粒ダスト
を除去するフードおよびフィルタと、上記連結管から分
岐しボール充てんフィルタに付着したダストの逆洗除去
時付着ダストおよび逆洗ガスを前記サンプリング対象物
内へ送るダスト戻しラインと、ダスト戻しラインに設置
された粒子戻し用ノズルとを設けたことにより、多量の
粒子を含むサンプリング対象のガスを高温高圧下でサン
プリングし連続的かつ迅速に精製し分析計までの応答遅
れをできるだけ少なくした状態で分析計に導入すること
ができるとともにサンプリング対象物内においてガス中
に含まれる粗粒子ダストを除去しているのでボール充て
んフィルタをはじめとするフィルタへの目詰り速度を遅
くしフィルタの逆洗間隔を長く出来る効果が得られる。
スサンプリング装置によれば、サンプリング対象物内に
その先端部が挿入されサンプリングガスを採取するガス
採取プローブと、ガス採取プローブの後端に連結管を介
し接続された逆洗ノズル付のボール充てんフィルタを備
えたガスサンプリング装置において、上記ガス採取プロ
ーブの先端部に固着され採取ガスに混入する粗粒ダスト
を除去するフードおよびフィルタと、上記連結管から分
岐しボール充てんフィルタに付着したダストの逆洗除去
時付着ダストおよび逆洗ガスを前記サンプリング対象物
内へ送るダスト戻しラインと、ダスト戻しラインに設置
された粒子戻し用ノズルとを設けたことにより、多量の
粒子を含むサンプリング対象のガスを高温高圧下でサン
プリングし連続的かつ迅速に精製し分析計までの応答遅
れをできるだけ少なくした状態で分析計に導入すること
ができるとともにサンプリング対象物内においてガス中
に含まれる粗粒子ダストを除去しているのでボール充て
んフィルタをはじめとするフィルタへの目詰り速度を遅
くしフィルタの逆洗間隔を長く出来る効果が得られる。
【0033】また、採集したガスを精製する際に生じる
ダストを効率よくサンプリング装置からサンプリング対
象物内に逆送することが可能となり、ダストの廃棄の時
間が短縮でき、前述のフィルタの逆洗間隔の長期化とあ
いまってサンプリングの連続性が向上するとともにダス
ト廃棄操作の無人化が容易となる効果もある。
ダストを効率よくサンプリング装置からサンプリング対
象物内に逆送することが可能となり、ダストの廃棄の時
間が短縮でき、前述のフィルタの逆洗間隔の長期化とあ
いまってサンプリングの連続性が向上するとともにダス
ト廃棄操作の無人化が容易となる効果もある。
【図1】本考案の連続ガスサンプリング装置の一実施例
としての構成系統図である。
としての構成系統図である。
【図2】従来の連続ガスサンプリング装置の一実施例と
しての構成系統図を示す。
しての構成系統図を示す。
1 ガス採取プローブ 1a フード 1b フィルタ 1c 粒子戻し用ノズル 2 フランジ 3 ボールバルブ 2a フランジ 3a ボールバルブ 4 ボール充てんフィルタ 4a ステンレス製金網 4b アルミナボール 4c 目皿 4d 差圧計 4e 圧力計 4h ガス導入ノズル 4g ニードルバルブ 4i N2 パイプ 5a ストップバルブ 5b N2 パイプ 5c ガス導入ノズル 6 保温材 7 温度調節装置 8 ストップバルブ 9 ガス放出用ニードルバルブ 10 水分除湿器 11 精密フィルタ 11a ストップバルブ 11b ストップハルブ 11c 差圧計 12 圧力調節計 13 流量調節計 15 連結管 15a ダスト戻しライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山川 敏博 長崎市深堀町5丁目717番1号 三菱重 工業株式会社長崎研究所内 (56)参考文献 特開 平3−221830(JP,A) 実開 平4−130057(JP,U) 実開 平2−79443(JP,U) 実開 昭61−36551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 1/22 G01N 1/00 101
Claims (1)
- 【請求項1】 サンプリング対象物内にその先端部が挿
入されサンプリングガスを採取するガス採取プローブ
と、ガス採取プローブの後端に連結管を介し接続された
逆洗ノズル付のボール充てんフィルタを備えたガスサン
プリング装置において、上記ガス採取プローブの先端部
に固着され採取ガスに混入する粗粒ダストを除去するフ
ードおよびフィルタと、上記連結管から分岐しボール充
てんフィルタに付着したダストの逆洗除去時付着ダスト
および逆洗ガスを前記サンプリング対象物内へ送るダス
ト戻しラインと、ダスト戻しラインに設置された粒子戻
し用ノズルとを設けたことを特徴とする連続ガスサンプ
リング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017969U JP2587107Y2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 連続ガスサンプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017969U JP2587107Y2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 連続ガスサンプリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678846U JPH0678846U (ja) | 1994-11-04 |
JP2587107Y2 true JP2587107Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=11958568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993017969U Expired - Fee Related JP2587107Y2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 連続ガスサンプリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587107Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4575848B2 (ja) * | 2005-06-14 | 2010-11-04 | 新日鉄エンジニアリング株式会社 | ガス採取装置及びガス採取方法 |
CN107843465B (zh) * | 2017-10-31 | 2019-11-19 | 国网山东省电力公司电力科学研究院 | 一种两级式烟道飞灰取样装置 |
JP6988651B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-01-05 | 日本製鉄株式会社 | 石炭の酸化反応試験装置、及びこれを用いた石炭の酸化反応の含水率依存性の測定方法 |
JP6988652B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-01-05 | 日本製鉄株式会社 | 石炭の酸化反応試験装置、及びこれを用いた石炭の酸化反応の含水率依存性の測定方法 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP1993017969U patent/JP2587107Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678846U (ja) | 1994-11-04 |
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