JP2586981B2 - 洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理法 - Google Patents
洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理法Info
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- JP2586981B2 JP2586981B2 JP4341073A JP34107392A JP2586981B2 JP 2586981 B2 JP2586981 B2 JP 2586981B2 JP 4341073 A JP4341073 A JP 4341073A JP 34107392 A JP34107392 A JP 34107392A JP 2586981 B2 JP2586981 B2 JP 2586981B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用水晶振動子、民生
用各種水晶振動子及び水晶応用製品のパッケ−ジングと
して使用する金属カバ−を洋白でプレス加工して作る場
合、あるいは各種金属製品を洋白でプレス加工して作る
場合の表面光沢性、耐食性、不滅インクによる捺印性の
改善を図った洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理
法に関する。
用各種水晶振動子及び水晶応用製品のパッケ−ジングと
して使用する金属カバ−を洋白でプレス加工して作る場
合、あるいは各種金属製品を洋白でプレス加工して作る
場合の表面光沢性、耐食性、不滅インクによる捺印性の
改善を図った洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に水晶振動子及び水晶応用製品の金
属カバ−は洋白(Cu、Ni、Zn及び必要に応じてS
n等の元素がはいる非常に種類の多い銅合金)でプレス
加工して作られる。洋白の板をプレス加工して作られた
金属カバ−は、プレス後、種々の表面処理を行うことに
より表面光沢性、耐食性、不滅インクによる捺印性の改
善を図っている。表面光沢性と耐食性の基準としては、
以下の3点が主として行われている。すなわち、 大気中での加熱試験(主として200℃以下で2時
間)において、変色のないこと。 温水試験(95℃以下で10分間精製水中)におい
て、変色のないこと。 捺印試験(不滅インクによる)が良好であること。 従来のこの種の洋白のプレス加工品の表面処理として、
(1)キリンスを用いた化学研摩浴(2)バレル研摩
(3)メッキ処理(4)プレス加工のみの処理法があ
る。
属カバ−は洋白(Cu、Ni、Zn及び必要に応じてS
n等の元素がはいる非常に種類の多い銅合金)でプレス
加工して作られる。洋白の板をプレス加工して作られた
金属カバ−は、プレス後、種々の表面処理を行うことに
より表面光沢性、耐食性、不滅インクによる捺印性の改
善を図っている。表面光沢性と耐食性の基準としては、
以下の3点が主として行われている。すなわち、 大気中での加熱試験(主として200℃以下で2時
間)において、変色のないこと。 温水試験(95℃以下で10分間精製水中)におい
て、変色のないこと。 捺印試験(不滅インクによる)が良好であること。 従来のこの種の洋白のプレス加工品の表面処理として、
(1)キリンスを用いた化学研摩浴(2)バレル研摩
(3)メッキ処理(4)プレス加工のみの処理法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キリンスは銅合金に対
する最も簡単な化学研摩で、その成分はHNO3 、H2
SO4 、HCl及びH2 Oを所定割合で配合した溶液で
あり、このキリンスによる酸洗は光沢を出す方法として
広く用いられているが、加熱試験、温水試験ともに問題
があり、着色してしまうという難点があった。また廃液
処理や作業環境の問題から最近はその作業維持が困難と
なりつつあり、さらにシミ等による製品の不良率も高い
という欠点があった。
する最も簡単な化学研摩で、その成分はHNO3 、H2
SO4 、HCl及びH2 Oを所定割合で配合した溶液で
あり、このキリンスによる酸洗は光沢を出す方法として
広く用いられているが、加熱試験、温水試験ともに問題
があり、着色してしまうという難点があった。また廃液
処理や作業環境の問題から最近はその作業維持が困難と
なりつつあり、さらにシミ等による製品の不良率も高い
という欠点があった。
【0004】バレル研摩はコスト的に安価であり、良好
な光沢が得られ、また温水試験、捺印試験ではそれぞれ
良好な結果が得られるが、加熱試験では着色するという
欠点があった。またメッキ処理(Niメッキ)の場合、
前処理でバレルやブラスト又は酸洗を行うことがある
が、光沢性、加熱試験、温水試験、捺印試験等は良好な
結果が得られるが、シミやメッキの剥離等ができるとい
う難点があることやコスト高となる点で問題となること
が多い。さらにプレス加工のみの場合については、小物
でキズが目立たないものについてプレス加工後そのまま
脱脂洗浄処理して使用することとなり、温水試験、捺印
試験は良好であるが、加熱試験では着色してしまうとい
う欠点があった。
な光沢が得られ、また温水試験、捺印試験ではそれぞれ
良好な結果が得られるが、加熱試験では着色するという
欠点があった。またメッキ処理(Niメッキ)の場合、
前処理でバレルやブラスト又は酸洗を行うことがある
が、光沢性、加熱試験、温水試験、捺印試験等は良好な
結果が得られるが、シミやメッキの剥離等ができるとい
う難点があることやコスト高となる点で問題となること
が多い。さらにプレス加工のみの場合については、小物
でキズが目立たないものについてプレス加工後そのまま
脱脂洗浄処理して使用することとなり、温水試験、捺印
試験は良好であるが、加熱試験では着色してしまうとい
う欠点があった。
【0005】本発明は上記の欠点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは光沢性、加熱試
験、温水試験、捺印試験等においてNiメッキと同等の
良好な結果が得られるようにするとともにシミやメッキ
の剥離等ができず、比較的安価にできる洋白のプレス加
工品及び該加工品の熱処理法を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは光沢性、加熱試
験、温水試験、捺印試験等においてNiメッキと同等の
良好な結果が得られるようにするとともにシミやメッキ
の剥離等ができず、比較的安価にできる洋白のプレス加
工品及び該加工品の熱処理法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る洋白のプレ
ス加工品は、洋白のプレス加工品の表面より100Å程
度までの深さの表層にZnを濃化せしめるようにしたも
のである。また洋白のプレス加工品の表面より100Å
程度までの深さの表層に形成したO2により金属の不動
態化膜を形成するようにしたものである。本発明に係る
洋白のプレス加工品の熱処理法は、洋白のプレス加工品
を熱処理炉内で、N2、Ar、CO 2 の一種若しくは二
種以上の組合わせの下で250℃〜500℃に保持して
熱処理して該洋白のプレス加工品の表面より100Å程
度までの深さの表層にZ n を濃化せしめるようにしたも
のである。
ス加工品は、洋白のプレス加工品の表面より100Å程
度までの深さの表層にZnを濃化せしめるようにしたも
のである。また洋白のプレス加工品の表面より100Å
程度までの深さの表層に形成したO2により金属の不動
態化膜を形成するようにしたものである。本発明に係る
洋白のプレス加工品の熱処理法は、洋白のプレス加工品
を熱処理炉内で、N2、Ar、CO 2 の一種若しくは二
種以上の組合わせの下で250℃〜500℃に保持して
熱処理して該洋白のプレス加工品の表面より100Å程
度までの深さの表層にZ n を濃化せしめるようにしたも
のである。
【0007】ここで焼鈍温度を250℃〜500℃に特
定したのは、光沢性、加熱試験、温水試験、捺印試験等
において良好な結果が得られるようにするためである。
250℃未満では加熱試験との関係上、具合が悪く、ま
た洋白のプレス加工品の表層にZnを濃化せしめること
ができない。500℃を超える場合はZnが洋白の表層
から飛び出すこととなり好ましくない。洋白を使用して
金属カバー等のプレス加工をする場合、深絞りあるいは
打抜き加工等の種類によりプレス機械で使用する油脂が
異なり、脱脂を焼鈍前にする時と、しない時があり、熱
処理する前に、プレス加工時にできるバリ、加工キズ等
の除去及び脱脂を目的としたバレル研磨あるいは酸洗等
の脱脂処理をすれば焼鈍時と併せてより完全な脱脂が行
われる場合がある。また焼鈍温度により焼鈍時間も変わ
り、最適な時間が選定される。熱処理炉内をN 2 、Ar
の不活性ガス雰囲気で行うこととしたのは炉内雰囲気を
安定化させるとともに不活性ガス以外に僅かに存在する
空気中の酸素ガスにより焼鈍中の洋白のプレス加工品中
に存在するZ n やO 2 を金属表面側に集まり易くするた
めである。またCO 2 ガスについても酸素ガス酸化雰囲
気ガスの下で同様に金属中に存在するZ n やO 2 を金属
表面側に集まり易くするためである。
定したのは、光沢性、加熱試験、温水試験、捺印試験等
において良好な結果が得られるようにするためである。
250℃未満では加熱試験との関係上、具合が悪く、ま
た洋白のプレス加工品の表層にZnを濃化せしめること
ができない。500℃を超える場合はZnが洋白の表層
から飛び出すこととなり好ましくない。洋白を使用して
金属カバー等のプレス加工をする場合、深絞りあるいは
打抜き加工等の種類によりプレス機械で使用する油脂が
異なり、脱脂を焼鈍前にする時と、しない時があり、熱
処理する前に、プレス加工時にできるバリ、加工キズ等
の除去及び脱脂を目的としたバレル研磨あるいは酸洗等
の脱脂処理をすれば焼鈍時と併せてより完全な脱脂が行
われる場合がある。また焼鈍温度により焼鈍時間も変わ
り、最適な時間が選定される。熱処理炉内をN 2 、Ar
の不活性ガス雰囲気で行うこととしたのは炉内雰囲気を
安定化させるとともに不活性ガス以外に僅かに存在する
空気中の酸素ガスにより焼鈍中の洋白のプレス加工品中
に存在するZ n やO 2 を金属表面側に集まり易くするた
めである。またCO 2 ガスについても酸素ガス酸化雰囲
気ガスの下で同様に金属中に存在するZ n やO 2 を金属
表面側に集まり易くするためである。
【0008】
実施例1 水晶振動子及び水晶応用製品の金属カバ−を洋白の板を
用いてプレス加工して得た。次に、該金属カバ−をバレ
ル研摩することなくN2 ガス中で250℃〜500℃に
保持して30分〜5時間、焼鈍を行なった。焼鈍後の金
属カバ−について、オ−ジェ分析(図1〜図3の横軸は
いずれもスパッタリング時間(分)を示すが、一分間当
り100.0Åの深さを示す)したところ、図1に示す
ように金属カバ−の表面より100Å程度までZn 及び
Snが濃化していた。このため温水試験、加熱試験によ
る着色が見られず耐食性に優れていることが実証され
た。また、光沢性、捺印試験も良好な結果が得られた。
用いてプレス加工して得た。次に、該金属カバ−をバレ
ル研摩することなくN2 ガス中で250℃〜500℃に
保持して30分〜5時間、焼鈍を行なった。焼鈍後の金
属カバ−について、オ−ジェ分析(図1〜図3の横軸は
いずれもスパッタリング時間(分)を示すが、一分間当
り100.0Åの深さを示す)したところ、図1に示す
ように金属カバ−の表面より100Å程度までZn 及び
Snが濃化していた。このため温水試験、加熱試験によ
る着色が見られず耐食性に優れていることが実証され
た。また、光沢性、捺印試験も良好な結果が得られた。
【0009】従来例1 水晶振動子及び水晶応用製品の金属カバ−を洋白の板を
用いてプレス加工して得た。次に、該金属カバ−をバレ
ル研摩することなく脱脂処理を完全に行なって表面をク
リ−ンに仕上げた。この金属カバ−は焼鈍しなかった。
この焼鈍しないで脱脂処理のみを行なった金属カバ−に
ついて、加熱試験をしたところ着色したものと、加熱試
験をしないままのものについてそれぞれオ−ジェ分析を
した結果を図2および図3に示した。図2に示すように
Cuの酸化が合金の内部に進行していることが判明し
た。
用いてプレス加工して得た。次に、該金属カバ−をバレ
ル研摩することなく脱脂処理を完全に行なって表面をク
リ−ンに仕上げた。この金属カバ−は焼鈍しなかった。
この焼鈍しないで脱脂処理のみを行なった金属カバ−に
ついて、加熱試験をしたところ着色したものと、加熱試
験をしないままのものについてそれぞれオ−ジェ分析を
した結果を図2および図3に示した。図2に示すように
Cuの酸化が合金の内部に進行していることが判明し
た。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る洋白のプレス加工品及び該
加工品の熱処理法によれば、加工品の光沢性が優れ、加
熱試験、温水試験、捺印試験等においてNiメッキと同
等の良好な結果が得られる。またシミやメッキの剥離等
ができず、比較的安価に品質のよい製品ができるという
利点を有している。
加工品の熱処理法によれば、加工品の光沢性が優れ、加
熱試験、温水試験、捺印試験等においてNiメッキと同
等の良好な結果が得られる。またシミやメッキの剥離等
ができず、比較的安価に品質のよい製品ができるという
利点を有している。
【図1】本実施例をオ−ジェ分析した結果を示す特性図
である。
である。
【図2】従来例について加熱試験して着色したものをオ
−ジェ分析した結果を示す特性図である。
−ジェ分析した結果を示す特性図である。
【図3】従来例を加熱試験しないままのもののオ−ジェ
分析した結果を示す特性図である。
分析した結果を示す特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 洋白のプレス加工品の表面より100Å
程度までの深さの表層にZnを濃化せしめたことを特徴
とする洋白のプレス加工品。 - 【請求項2】 洋白のプレス加工品の表面より100Å
程度までの深さの表層に形成したO2により金属の不動
態化膜を形成したことを特徴とする洋白のプレス加工
品。 - 【請求項3】 洋白のプレス加工品を熱処理炉内で、N
2、Ar、CO 2 の一種若しくは二種以上の組合わせの
下で250℃〜500℃に保持して熱処理して該洋白の
プレス加工品の表面より100Å程度までの深さの表層
にZ n を濃化せしめることを特徴とする洋白のプレス加
工品の熱処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341073A JP2586981B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341073A JP2586981B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172950A JPH06172950A (ja) | 1994-06-21 |
JP2586981B2 true JP2586981B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=18343001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341073A Expired - Fee Related JP2586981B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 洋白のプレス加工品及び該加工品の熱処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586981B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7276667B2 (en) | 2003-11-14 | 2007-10-02 | Seiko Epson Corporation | Press-fit sealed electronic component and method for producing the same |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2844381B2 (ja) * | 1990-04-24 | 1999-01-06 | 富士通株式会社 | 酸素電極及びその製造方法 |
JP2558034Y2 (ja) * | 1992-02-18 | 1997-12-17 | 晃 加瀬 | 洋白製水晶振動子用カバー |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4341073A patent/JP2586981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7276667B2 (en) | 2003-11-14 | 2007-10-02 | Seiko Epson Corporation | Press-fit sealed electronic component and method for producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06172950A (ja) | 1994-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960827 |
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