JP2586838B2 - 津波検出装置及び津波検出システム - Google Patents

津波検出装置及び津波検出システム

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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海底に敷設した光ファ
イバセンサにより津波が海底に及ぼす圧力を検出して津
波到来を検出する津波検出装置及びそれを利用した津波
検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、津波検出方式は、提案段階のもの
を含めて大略次の3つのものが知られている。第1の方
式は、各地に設置した地震計の記象(時間−振幅記録)
を比較して震源と震源メカニズム(地震断層のずれの方
向と度合い)の決定を行い、震源が海底に近く、かつ、
断層運動が海底に著しい地形変化を起こす可能性がある
場合に津波の発生を予想する方法である。この方式は、
気象庁が津波予報の現業に使用している方法である。ま
た、震源位置のみに着目して実施した例が実開昭60−
68489号公報に掲載されている。
【0003】第2の方式は、沿岸に設置した検潮儀の測
定値の異常な変化を検出し、津波の到来を予想する方法
である。この方式は、提案段階の方法である。
【0004】第3の方式は、沖合の海底にセンサを設置
し、津波による圧力を検出した場合に水中超音波通信等
により津波の到来を通報する方法である。この方式は、
例えば特開昭63−126097号公報に掲載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来知られて
いる津波検出方式には、次のような問題がある。即ち、
各地に設置した地震計の記象を解析する第1の方式で
は、複数地点の記象を一旦集積して震源決定、メカニズ
ム決定を行った後、公共放送等を通じて津波到来を住民
に伝達することになる。従って、全ての系が通信回線で
接続され、解析が自動化されているものの、どうしても
津波の到来予測に数分の時間を要するので、住民への伝
達が遅れるという問題がある。
【0006】検潮儀の変化を検出する第2の方式では、
異常を検出した時には既に津波は到来しており、住民が
避難等に使用できる時間が第1の方式よりも更に短くな
るという問題がある。
【0007】また、沖合の海底にセンサを設置する第3
の方式では、センサの駆動及び通信に必要な電力の供給
が必要となるので、敷設ケーブルの重量が増加し、工事
が大がかりとなり、センサ1台あたりの設置費用が増加
するという問題がある。
【0008】更に、第1〜第3の方式では、沖合から沿
岸に押し寄せる津波の広がりをほぼ実時間で推定するこ
とが困難であるという問題もある。
【0009】本発明の目的は、光ファイバセンサの使用
により沖合から沿岸に押し寄せる津波をその沖合の時点
で瞬時に検出でき、しかも安価に設置できる津波検出装
置及びそれらの複数個の検出信号を通信回線を介して収
集し沖合から沿岸に押し寄せる津波の広がりをほぼ実時
間で推定できる津波検出システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の津波検出装置及び津波検出システムは次の
如き構成を有する。即ち、第1発明の津波検出装置は、
海岸から沖合に向かって海底に敷設される長さの異なる
複数の光ファイバループと; 複数の光ファイバループ
を伝搬する光の位相変化を検出しそれぞれの光ファイバ
ループが受けた所定値以上の水圧の変化を検出する手段
と; 検出した水圧変化と変化時刻とから津波が海岸に
向かって進行していると判断したとき警報器を駆動する
手段; を備えることを特徴とする。
【0011】第2発明の津波検出装置は、海底から沖合
に向かって海底に敷設される長さの異なる複数の光ファ
イバループと; 複数の光ファイバループを伝搬する光
の位相変化を検出してそれぞれの光ファイバループが受
けた水圧の変化を検出する手段と; 検出した水圧変化
とその変化時刻と光ファイバループの長さの差(距離)
とから波の進行速度を算出する手段と; 算出した進行
速度が津波の進行速度に相当すると判定したとき警報器
を駆動する手段と; を備えることを特徴とする。
【0012】なお、第1発明または第2発明では、複数
の光ファイバループそれぞれが受けた水圧変化から津波
のイメージを表示器に表示する手段; を備え、また複
数の光ファイバループは、1本の敷設ケーブルとして被
覆される; ことを特徴とする。
【0013】また、第3発明の津波検出システムは、海
岸線に沿って配置されると共に、通信回線に接続される
複数の第1発明または第2発明の津波検出装置と; 通
信回線を介して取り込んだ複数の津波検出装置の検出信
号を受けて表示器に津波波面の推定画像を表示する手段
と; を備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の津波検出
装置及び津波検出システムの作用を説明する。光ファイ
バによる圧力検出の原理に関しては、J.N.Field の実験
が知られている(文献1:J.N.Field,C.K.Asawa,O.G.Ra
mer and M.K.Barnoski“Fiber opticsensor”J.Acoust.
Soc.Am.,67,816-818(1979))。また光ファイバを圧力セ
ンサとして使用する応用例についても数多く紹介されて
いる(例えば{文献2:鳥羽、「光ファイバセンサ」、
機械の研究、第38巻、第1号、184-190(1986) }、
{文献3:高橋、菊池、「光ファイバ・ハイドロフォ
ン」、エレクトロニク・セラミクス、’84春号、光と薄
膜特集、51-56(1984) }、{文献4:藤井、「光ファイ
バ干渉計の開発と実用上の問題点」、オプトロニクス、
No.3,43-49(1983)})。
【0015】そこで、本発明の津波検出装置では、津波
発生時に海底の受ける圧力は相当に大きなものになる点
に着目してかかる周知の光ファイバを圧力センサとして
用いるのであるが、長さの異なる複数の光ファイバルー
プを用意してある。このようにすれば、各光ファイバル
ープの折り返し点毎の圧力変化時刻から波の進行状況を
把握できる。
【0016】具体的には、第1発明では、津波発生時に
海底の受ける圧力値の範囲についてのデータの蓄積があ
ることを前提とするが、一番長い光ファイバループの折
り返し点で所定値以上の圧力変化が検出され、つまり津
波発生が検出され、しかも次に長い光ファイバループの
折り返し点で同様の圧力変化が検出されると、津波が海
岸に向かい進行していると判断でき、警報を発する。
【0017】第2発明では、現時点では津波発生時に海
底の受ける圧力値の範囲についてのデータの蓄積は不十
分であるが、津波の進行速度については相当にデータの
蓄積があるから、各光ファイバループの折り返し点毎の
圧力変化と変化時刻と光ファイバループの長さの差とか
ら波の進行速度を算出し、それが津波の進行速度に相当
するとき警報器を駆動するようにできる。
【0018】このように、本発明の津波検出装置では、
複数地点の観測記録を照合することなしに、センサケー
ブルの陸上げ地点のみで直接沖合の津波発生をほぼ瞬時
に検出できる。またループした光ファイバにより通信回
路とセンサを兼用させ、沖合への電力供給を不要とし、
センサを軽量化しているので、設置費用を大幅に低減で
きる。
【0019】また第3発明では、以上説明した本発明の
津波検出装置を通信回線で接続し、複数の津波検出装置
の検出信号を受けて、表示器に各光ファイバループの折
り返し点での圧力変化の等しいものを線で結んだ津波波
面の推定画像を表示する。これは沖合から押し寄せる津
波の広がりを示すものであり、ほぼ実時間で津波の広が
りを推定できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る津波検出装置を
示す。図1において、この津波検出装置は、リングファ
イバ1と、重量測定部2(2a、2b、2c)と、伝搬
速度検出回路3と、時計4と、津波判定回路5と、警報
器6と、表示回路7とで基本的に構成される。
【0021】リングファイバ1は、本実施例では、長さ
が異なる3本の光ファイバループ(1a、1b、1c)
に被覆1dを施して1本のケーブルとしたものである。
具体的には、光ファイバループ1aは、沖合1500km
まで往復するもので、重量測定部2aに接続される。光
ファイバループ1bは、沖合1000kmまで往復するも
ので、重量測定部2bに接続される。光ファイバループ
1cは、沖合500kmまで往復するもので、重量測定部
2cに接続される。
【0022】図2は、1つの重量測定部2の構成及びそ
れに接続される1つの光ファイバループ(リングファイ
バ11)との関係、即ち、圧力センサの構成を示す。図
2において、He−Neレーザ発光部20は、波長0.
6238μmのレーザ光線を連続的に発射する。発射さ
れたレーザ光線は、半透鏡21で位相がずれることなく
2方向に分岐される。
【0023】一方の分岐光は、スリット22とレンズ2
3とで波形が整えられて海底に敷設されるリングファイ
バ11の入力端に印加される。リングファイバ11に送
出されたレーザ光は沖合まで往復し、その出力端からフ
ォトダイオード27の受光面に向けて射出される。
【0024】他方の分岐光は、スリット24とレンズ2
5とで波形が整えられてリングファイバ11と等長の基
準光ファイバ26の入力端に印加される。基準光ファイ
バ26に送出されたレーザ光はその出力端からフォトダ
イオード27の受光面に向けて射出される。
【0025】ここに、リングファイバ11の周囲の海水
に圧力変化が生ずると、光ファイバの物性が変化し、伝
搬するレーザ光線の位相が変化する。フォトダイオード
27には、リングファイバ11の射出光と基準光ファイ
バ26の射出光が重畳して入力するから、リングファイ
バ11の伝搬光に位相変化が生ずると、フォトダイオー
ド27はヤングの干渉縞28に相当する明暗を電圧信号
へ変換して出力する。位相が2π変化する毎に干渉縞が
1本ずれて1回の明暗が発生する。
【0026】この明暗の発生回数をカウンタ回路29で
計数し、重量換算回路30でその計数値に所定の換算値
を掛けてリングファイバ11に新たに加わった津波重量
を算出し、伝搬速度検出回路3へ出力する。
【0027】現在、海底における海水重量の変化と干渉
縞の移動本数との関係は得られていない。しかし、歪み
の測定に関する室内実験では、本実施例と同じ波長を用
いて数10cmの区間で100gの荷重に対し約200本
の干渉縞の移動が報告されている(前記文献2)。
【0028】また、図3は、津波の概念図であるが、津
波に関する研究文献(羽鳥、「津軽海峡から日本海に伝
播する津波の様相」、地震、第2輯、第45巻、169-17
6(1992))等から、津波の波長を約1000km、波高を1
0cmとしたとき、伝搬速度は1000km/hと推定で
き、厚さ1cmの半波長(斜線部分)の津波の重量は、海
水密度を1g/cm3 と仮定すると、250トンと推定で
きる。
【0029】そうすると、室内実験の区間を50cmと仮
定すれば、図3に示した区間500kmは、106 倍のス
ケールに相当する。250トンの荷重は100gの荷重
に比べ2.5×106 倍である。荷重とセンサ区間に関
する本実施例と室内実験のスケール比率は、どちらも1
6 倍のオーダであるので、センサに関するS/Nも同
程度である。従って、実際に津波が発生した場合にカウ
ンタ回路29において干渉縞の移動を観測できるはずで
ある。
【0030】さて、図1において、遥か遠方より到来し
た津波は、まず、沖合1500kmまで伸びている光ファ
イバループ1aの折り返し位置に差しかかる。津波は、
進行に従い光ファイバループ1aへの荷重を増加し、3
0分後に「押し」の部分の荷重(250トン)を重量測
定部2aが検出する。
【0031】次の30分間に津波は、光ファイバループ
1bに「押し」の部分の荷重をかけるので、重量測定部
2bは250トンの荷重を検出する。また、このとき津
波の「引き」の部分は光ファイバループ1aにかかって
いるので、重量測定部2aは「引き」の部分の荷重を検
出し、結局重量測定部2aの指示重量は0に戻る。3つ
の重量測定部はこのようにして重量測定を行う。
【0032】伝搬速度検出回路3は、重量測定部2aと
同2bが250トンを指示した時刻を時計4から読み取
り、記憶する。そして、両者の時間差30分と2つの光
ファイバループ(1a、1b)の距離差500kmとか
ら、この荷重の移動速度を算出し、その算出結果を津波
判定回路5に与える。荷重が時速1000kmで移動して
いる可能性が高いことが算出される。
【0033】津波判定回路5は、表1に示すような判定
則に従い移動している荷重が津波らしいか否かを判定
し、津波らしいと判定すると直ちに警報器6を駆動して
鳴動させ、同時に観測している津波のイメージ(波面)
を表示回路7に表示する。表示回路7には光ファイバル
ープの折り返し点間距離毎の観測内容が表示される。
【0034】
【表1】
【0035】以上は、3個の光ファイバループの場合で
あるが、数を増やしても同様に津波の検出が行えること
は明らかである。500kmの区間で250トンもの荷重
は津波以外には考えられないので、観測データが蓄積さ
れ確証が得られれば、重量を検出した時点で、即ち、荷
重の移動を検出した時点で警報器を鳴動させることも可
能である。
【0036】次に、図4に示すように、以上説明した本
発明の津波検出装置41を海岸線に沿って複数個(図示
例では3台)配置すると共に、それらを通信回線42に
接続し、通信回線を介して取り込んだ3台の津波検出装
置の検出信号(各リングファイバ43の各折り返し点4
4での津波の「押し」、「引き」の情報)を受けて表示
器に「押し」の最も外側の「押し」の折り返し点を滑ら
かにつなぐことにより広がりつつある津波の波面(津波
波面の推定画像)46が表示できる。なお、47は地震
観測から推定された津波地震の震源である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の津波検出
装置では、津波発生時に海底の受ける圧力は相当に大き
なものになる点に着目して周知の光ファイバを圧力セン
サとして用いるのであるが、長さの異なる複数の光ファ
イバループを用意し、各光ファイバループの折り返し点
毎の圧力変化時刻から波の進行状況を把握できるように
してあるので、複数地点の観測記録を照合することなし
に、センサケーブルの陸上げ地点のみで直接沖合の津波
発生をほぼ瞬時に検出できる。またループした光ファイ
バにより通信回路とセンサを兼用させ、沖合への電力供
給を不要とし、センサを軽量化しているので、設置費用
を大幅に低減できる効果がある。また、本発明の津波検
出システムでは、沖合から押し寄せる津波の広がりをほ
ぼ実時間で推定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る津波検出装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明の圧力(重量)センサの構成ブロック図
である。
【図3】津波の概念図である。
【図4】本発明の津波検出システムの構成例及び表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1,11,43 リングファイバ 1a,1b,1c 光ファイバループ 1d 被覆 2,2a,2b,2c 重量測定部 3 伝搬速度検出回路 4 時計 5 津波判定回路 6 警報器 7 表示回路 20 He−Neレーザ発光部 21 半透鏡 22,24 スリット 23,25 レンズ 26 基準光ファイバ 27 フォトダイオード 28 干渉縞 29 カウンタ回路 30 重量換算回路 41 津波検出装置 42 通信回線 44 折り返し点 45 表示器 46 津波の波面 47 震源

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海岸から沖合に向かって海底に敷設され
    る長さの異なる複数の光ファイバループと; 複数の光
    ファイバループを伝搬する光の位相変化を検出しそれぞ
    れの光ファイバループが受けた所定値以上の水圧の変化
    を検出する手段と; 検出した水圧変化と変化時刻とか
    ら津波が海岸に向かって進行していると判断したとき警
    報器を駆動する手段; を備えることを特徴とする津波
    検出装置。
  2. 【請求項2】 海底から沖合に向かって海底に敷設され
    る長さの異なる複数の光ファイバループと; 複数の光
    ファイバループを伝搬する光の位相変化を検出してそれ
    ぞれの光ファイバループが受けた水圧の変化を検出する
    手段と; 検出した水圧変化とその変化時刻と光ファイ
    バループの長さの差(距離)とから波の進行速度を算出
    する手段と; 算出した進行速度が津波の進行速度に相
    当すると判定したとき警報器を駆動する手段と; を備
    えることを特徴とする津波検出装置。
  3. 【請求項3】 複数の光ファイバループそれぞれが受け
    た水圧変化から津波のイメージを表示器に表示する手
    段; を備えることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の津波検出装置。
  4. 【請求項4】 複数の光ファイバループは、1本の敷設
    ケーブルとして被覆される; ことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の津波検出装置。
  5. 【請求項5】 海岸線に沿って配置されると共に、通信
    回線に接続される複数の請求項1または請求項2に記載
    の津波検出装置と; 通信回線を介して取り込んだ複数
    の津波検出装置の検出信号を受けて表示器に津波波面の
    推定画像を表示する手段と; を備えたことを特徴とす
    る津波検出システム。
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