JP2586799Y2 - シ−トへの液供給用容器 - Google Patents

シ−トへの液供給用容器

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JP2586799Y2
JP2586799Y2 JP1992028635U JP2863592U JP2586799Y2 JP 2586799 Y2 JP2586799 Y2 JP 2586799Y2 JP 1992028635 U JP1992028635 U JP 1992028635U JP 2863592 U JP2863592 U JP 2863592U JP 2586799 Y2 JP2586799 Y2 JP 2586799Y2
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JP
Japan
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support plate
container
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liquid
fitted
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修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は吸水性のある紙、布等に
液体を効率良く吸水させるためのシートへの液供給用容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【考案が解決しようとする課題】従来、化粧水等の液体
化粧品或いは液状の薬剤等を吸水性のある紙、布等のシ
ートに染み込ませて使用することが行われているが、こ
れらは一般に、胴部より口頚部を起立させた如き通常形
態の容器に液を収納し、該容器から手にもったシートへ
液を注出して行っている。しかしながら、この様な方法
では、液をシートに均一に吸収させることが厄介で、シ
ートに局部的に多量の液を吸収させることとなり、液の
無駄はもとより、局部的に吸収された過剰の液のために
使用も頗る不便である。
【0003】本考案は、この様な点を考慮して、シート
に液を均一にしかも適当量吸収させることが容易に行え
るシートへの液の供給用容器を提案することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、押し下げ開弁式のステム9を上方付勢状
態で上下動可能に突出してなる注出ポンプ3を嵌着固定
させた容器体2と、上記ステム9外周に押し下げを可能
に嵌着させた嵌合筒部10を裏面中央より垂設して容器体
2上部に水平に支持板部11を延設するとともに、上記嵌
合筒部10内に一端を開口して支持板部11内を放射状に走
り、他端を支持板部11上面に開口した複数の細径流路12
を設けてなる支持基体4と、上記支持板部11上面を被覆
して載置させるとともに、支持板部11周縁部に周縁部を
固定させた網板5とから構成した。
【0005】
【作用】図1の状態からキャップ21を外した後、液を吸
収させるべきシートを網板5上に載置させて支持基体4
を押し下げれば、それに伴って下降するステム9上端よ
り注出した液は各流路12を通り流路12上端開口部より注
出する。注出した液は網板5の存在で網板5の各繊維を
伝って四方に分散し、比較的広範囲にわたって均一にシ
ートに吸収される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0007】図1〜図3は本考案の一実施例を示すもの
で、図中1はシートへの液供給用容器を示す。該容器1
は、容器体2と、注出ポンプ3と、支持基体4と、網板
5とを主要部材として構成している。
【0008】容器体2は、合成樹脂等により形成された
もので、胴部6より口頚部7を起立して構成している。
【0009】注出ポンプ3は、口頚部7外周に嵌着させ
た嵌合筒部8により容器体2に嵌着固定させたもので、
内部にポンプ機構を内蔵するとともに、上端に上方付勢
状態で上下動可能にステム9を突出させ、該ステム9を
押し下げることにより、内蔵した弁が開口してステム9
上端開口より液を注出可能に構成した公知機構のもので
ある。
【0010】また、支持基体4は、ステム9外周上部に
ステム9の押し下げを可能に嵌着した嵌合筒部10を裏面
中央より垂設させた四角板状の支持板部11を容器体2上
方に水平に延設させて構成しており、また、嵌合筒部10
内に一端を開口し、支持板部11内を通り他端を支持板部
11上面の所定位置に開口する細径の流路12を放射状に複
数設けて、ステム9上端より注出する液を各流路12を介
して支持板部11上端に注出する如く構成している。
【0011】また、網板5は、金属或いは合成樹脂等の
吸水性の無い単繊維を例えば格子状に編み上げて形成し
たものであり、支持板部11上面を被覆して載置され、そ
の周縁を支持板部11周縁に嵌合させた断面逆L字状の枠
材13により固定して装着させている。そして、この網板
5により、流路12上端開口より注出する液を広範囲に且
つ比較的均一に分散出来る様構成している。
【0012】尚、本実施例では、上記支持基体4を図3
に示す如く、上下端面を開口した嵌合筒部10上端縁より
外向きフランジ状に水平板部14を延設し、この水平板部
14の上面中央部に所定径を有する円形の凹部15を形成す
るとともに、上記嵌合筒部10上端内面より凹部15上面を
通り凹部15周面を起立する凹溝16を放射状に複数設けて
なる第1支持基体構成部材17と、上記凹部15に液密に嵌
合する円板形の板状部18下面中央より上記嵌合筒部10内
上端に嵌合する短筒部19を垂設してなる第2支持基体構
成部材20とから構成して、形成容易に構成している。
【0013】また、図中21はキャップを示す。
【0014】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、既述構
成としたことにより、支持基体の支持板部上に網板を介
してシートを載置させた後押し下げるという簡単な操作
により、シート液を吸収させることができ、しかも、嵌
合筒部内より注出した液は複数の細径流路に分岐して直
接網に注出されるため、適量が網板の周縁部複数箇所よ
りその各繊維を伝って四方に分散し、広範囲に亘って略
均一にシートに吸収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案容器の一実施例を示す半断面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の支持基板に一例を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 容器体 3 注出ポンプ 4 支持基体 5 網板 10 嵌合筒部 11 支持板部 12 流路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押し下げ開弁式のステム9を上方付勢状態
    で上下動可能に突出してなる注出ポンプ3を嵌着固定さ
    せた容器体2と、上記ステム9外周に押し下げを可能に
    嵌着させた嵌合筒部10を裏面中央より垂設して容器体2
    上部に水平に支持板部11を延設するとともに、上記嵌合
    筒部10内に一端を開口して支持板部11内を放射状に走
    り、他端を支持板部11上面に開口した複数の細径流路12
    を設けてなる支持基体4と、上記支持板部11上面を被覆
    して載置させるとともに、支持板部11周縁部に周縁部を
    固定させた網板5とからなることを特徴とするシートへ
    の液供給用容器。
JP1992028635U 1992-04-02 1992-04-02 シ−トへの液供給用容器 Expired - Fee Related JP2586799Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58174464U (ja) * 1982-05-18 1983-11-21 日本電気株式会社 液体収納容器

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