JP2585602Y2 - 自動車用バイザー - Google Patents

自動車用バイザー

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JP2585602Y2
JP2585602Y2 JP1989097388U JP9738889U JP2585602Y2 JP 2585602 Y2 JP2585602 Y2 JP 2585602Y2 JP 1989097388 U JP1989097388 U JP 1989097388U JP 9738889 U JP9738889 U JP 9738889U JP 2585602 Y2 JP2585602 Y2 JP 2585602Y2
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light
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visor
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JP1989097388U
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JPH0340115U (ja
Inventor
慎一 田村
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田村プラスチック製品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、自動車のサイドウインド枠上縁に装着され
るバイザーであって、殊にオフロード用、RV車等の車輌
を対象とした自動車用バイザーに関する。
ロ 従来技術 自動車用バイザーは、本来雨及び日除けを目的として
いるが、昨今は空力デザインを重視するあまり申し分け
程度で実用性に乏しい。即ち、空力特性を追及したスポ
ーツ感覚の高い車が年々増加し、それに対応してバイザ
ーも次第に幅狭となり、その幅狭な庇体が車体にへばり
付くよう一体的に装着されるようになってきた。又車体
との一体感が強くなればなるほど、取り付け金具の存在
が一層目立ってしまう。
また、実開昭62-129315号公報には、後端の下半部と
下端の後半部を前端縁及び上端縁と略平行に切欠した形
状の主体を有し、その主体の上半部に暗色の着色が施さ
れた自動車用サイドバイザーが開示されている。
ハ 考案が解決しようとする課題 スポーツ感覚の車が増加する一方では、オフロード
用、RV車等といった車輌の台頭も目覚しい。しかしそれ
らの車輌を対象としたバイザーは見当らないので、やむ
を得ず乗用車用のバイザーを流用しているのが実情であ
る。従って粗暴なまでのスタイリングをした車にそれと
相反する流れるような曲線のバイザーとは当然マッチン
グが悪くアンバランスな感じは避けられない。
一方、実開昭62-129315号公報に開示されたサイドバ
イザーは、前端縁、上端縁、後端縁、及び下端縁の前半
部の鍔部が、窓枠の室外側ガラスパッキングの内面に挿
入された状態で車輌に装着される構造であるため、窓枠
が室外側ガラスパッキングの内面に鍔部を挿入できない
形状の車輌においては、鍔部を窓枠の外側に露出させた
状態で車輌に装着しなければならず、この場合に、サイ
ドバイザーを車輌に強固に固着すべく、主体の前端縁鍔
部近傍部分(すなわちサイドバイザーの前側の傾斜部
分)を、取付け金具等によって窓枠と接合すると、かか
る部分には着色が施されていないため、取付け金具のみ
が目立ってしまい、車輌とサイドバイザーの一体感が損
なわれてしまう。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、男性的なオフロード用、RV車にマッチする
豪快なバイザーに、実用性をプラスし、あくまで一般的
な乗用車感覚とは別格のものとしてはっきりと位置付け
られる自動車用バイザーであって、その構成は、水平庇
部の前方に、その水平庇部より幅狭で先細状の傾斜庇部
が連設され、それらの各庇部の上端縁および傾斜庇部の
後端縁に沿って帯状の鍔部が一体的に設けられた略くの
字状の形状を有しており、前記水平庇部及び前記傾斜庇
部の上縁に沿って、遮光塗料の被膜からなる帯状の遮光
処理部が各庇部の幅に比例して連続的に形成されてお
り、傾斜庇部上縁の遮光処理部より水平庇部上縁の遮光
処理部の方が幅広になっているとともに、前記鍔部が車
輌の窓枠に接合された状態で、取付け金具により前記各
庇部の上端に形成された遮光処理部の上端際が散点状に
係止されることによって車輌に装着されることにある。
また、前記遮光処理部の透光率が10%以下であるとと
もに、その遮光処理部の下側部分の透光率が略100%で
あることにある。
ホ 作用 庇部が幅広であるが故、雨除け効果に優れ、又側方へ
大きく張り出して一種の追力さえ感じられイメージの向
上が図られる。そして庇部の上縁に沿って形成された帯
状の遮光処理部により日除け効果も抜群である。
また、水平庇部及び傾斜庇部の上縁に沿って、遮光処
理部が各庇部の幅に比例して連続的に形成されている
上、各庇部の上端縁および水平庇部の後端縁に沿って一
体的に鍔部が設けられており、さらに、その鍔部が車輌
の窓枠に接合された状態で、取付け金具により遮光処理
部の上端縁が車輌の窓枠に散点状に係止されることによ
って、きわめて少数の取付け金具で、車輌に装着される
ため、取付け金具が全く目立たない。このため、バイザ
ーと車輌との一体感がこの上なく強調される。
一方、前記遮光処理部の透光率を10%以下とし、遮光
処理部の下側部分の透光率を略100%とした場合には、
遮光処理部の良好な日差し除け効果と、遮光処理部以外
の部分の高い視認性とが同時に満たされるし、庇体上縁
の取付け金具が全く見えないものとなり、バイザーと車
輌との一体感がより強調される。
さらに、鍔部が車輌の窓枠に接合された状態で取付け
金具により遮光処理部の上端縁が車輌の窓枠に係止され
るため、取付け金具がきわめて少数であるにも拘わら
ず、非常に効果的に強固に車輌に取り付けることができ
る。したがって、走行中に車輌から脱着する心配が全く
ない。
その上、遮光処理部が各庇部の幅に比例して連続的に
形成されており、傾斜庇部上縁の遮光処理部より水平庇
部上縁の遮光処理部の方が幅広になっているため、オフ
ロード車に装着した場合には、オフロード車が有する精
悍なデザインが一層強調されたものとなる。
ヘ 実施例 本考案に係る自動車用バイザーの実施例を図面に基い
て説明する。
自動車用バイザー1は、水平庇部1aの前方に傾斜庇部
1bが連設されており、水平庇部1aは傾斜部1bに比して幅
広で豪快さがある。そして水平庇部1aの上半分には上縁
に沿って透光率10%の透光塗料を帯状に塗布した遮光処
理部2が設けられ、その遮光処理部2は傾斜庇部1bにま
で及び、庇体の下半分のみ略100%の透光率がある。そ
して両庇部1a、1bの上縁には要所(第1図における庇部
の遮光処理部上端の白抜き部分)に取付け金具(図示せ
ず)が取り付けられており、その取付け金具を利用して
窓枠に固定する。
このように形成された自動車用バイザーを、RV車3に
装着すると、RV車のデザインに良くマッチするばかり
か、土埃を舞い上げながら疾走しても室内への巻き込み
は少ないし、強烈な日差しもカットされる。更に取り付
け金具は遮光処理部によって隠れ、窓の開口部が車体と
一体の風防で覆われたかの如く精悍さを増す。
このようにオフロード車、RV車とデザイン的にマッチ
し、それらのデザインを引き立たせる効果もある。而も
雨除け、日除けといったバイザー本来の機能回復が図
れ、又遮光処理部が一種のアクセントとなってファッシ
ョン性を高める結果とも成る。
上記実施例においては、遮光処理部後端を下方に伸ば
してスリットを入れ、翼風のデザインを強調したり、社
名を白抜きで入れたりすることもできる。更にバイザー
本体及び遮光処理部の透光率は実施例に限定するもので
はなく、遮光処理部は遮光塗料の被膜以外にも、フィル
ムを貼着してり、バイザー自体にぼかしを入れたりする
ことによっても形成できる。
ト 効果 本考案によれば、従来アクセサリー関連の商品が少な
かった分野に、専用のバイザーが投入され、而もそれが
バイザー本来の機能を遺憾無く発揮するとなれば、一般
の乗用車に装着するバイザーを見直しするいい機会を提
供することにもなるし、4WD車愛好者にとっては朗報で
ある。
また、バイザーは、特定の形状を有しているととも
に、庇部に特定形状の遮光処理部が連続的に形成されて
いる上、鍔部が車輌の窓枠に接合された状態で取付け金
具により遮光処理部の上端際が車輌の窓枠に散点状に係
止されることによって、きわめて少数の取付け金具で車
輌に装着されるため、取付け金具が全く目立たない。こ
のため、車輌との一体感がこの上なく強調される。さら
に、鍔部が車輌の窓枠に接合された状態で取付け金具に
より遮光処理部の上端際が車輌の窓枠に係止されること
によって、非常に強固に車輌に装着されるため、走行中
に車輌から脱着する心配が全くない。したがって、オフ
ロードを大胆に走り回るRV車等にとっては、打って付け
のアクセサリーといえる。
加えて、遮光処理部が、傾斜庇部においては庇部の幅
に比例するように、各庇部の上方部分に連続的に形成さ
れており、傾斜庇部上縁の遮光処理部より水平庇部上縁
の遮光処理部の方が幅広になっているため、オフロード
車に装着した場合には、オフロード車が有する精悍なデ
ザインが一層強調されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動車用バイザーを示したもので、
第1図はバイザーの斜視図、第2図はそのバイザーを装
着した車の斜視図である。 1……自動車用バイザー、1a……水平庇部、1b……傾斜
庇部、2……遮光処理部、3……RV車。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平庇部の前方に、その水平庇部より幅狭
    で先細状の傾斜庇部が連設され、それらの各庇部の上端
    縁および水平庇部の後端縁に沿って帯状の鍔部が一体的
    に設けられた略くの字状の形状を有しており、前記水平
    庇部及び前記傾斜庇部の上縁に沿って、遮光塗料の被膜
    からなる帯状の遮光処理部が、前記傾斜庇部においては
    庇部の幅に比例するように、各庇部の上側部分に連続的
    に形成されており、傾斜庇部上縁の遮光処理部より水平
    庇部上縁の遮光処理部の方が幅広になっているととも
    に、前記鍔部が車輌の窓枠に接合された状態で、取付け
    金具により、前記各庇部の上端に形成された遮光処理部
    の上端際が車輌の窓枠に散点状に係止されることによっ
    て、すべての取付け金具が遮光処理部内に位置した状態
    となるように車輌に装着されることを特徴とする自動車
    用バイザー。
  2. 【請求項2】前記遮光処理部の透光率が10%以下である
    とともに、その遮光処理部の下側部分の透光率が略100
    %であることを特徴とする請求項1の自動車用バイザ
    ー。
JP1989097388U 1989-08-21 1989-08-21 自動車用バイザー Expired - Lifetime JP2585602Y2 (ja)

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JPH0340115U JPH0340115U (ja) 1991-04-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60188626U (ja) * 1984-05-25 1985-12-13 田村プラスチツク製品株式会社 自動車用バイザ−
JPS62129315U (ja) * 1986-02-12 1987-08-15

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