JP2584974B2 - 人工股関節 - Google Patents
人工股関節Info
- Publication number
- JP2584974B2 JP2584974B2 JP61151230A JP15123086A JP2584974B2 JP 2584974 B2 JP2584974 B2 JP 2584974B2 JP 61151230 A JP61151230 A JP 61151230A JP 15123086 A JP15123086 A JP 15123086A JP 2584974 B2 JP2584974 B2 JP 2584974B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- bone
- support member
- cement
- hip prosthesis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2/32—Joints for the hip
- A61F2/36—Femoral heads ; Femoral endoprostheses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2002/30001—Additional features of subject-matter classified in A61F2/28, A61F2/30 and subgroups thereof
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Prostheses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人の関節、殊に人工股関節に関するものであ
る。
る。
従来から用いられている人工股関節はステンレス鋼、
コバルトクロム系合金などの金属を用い骨頭球とステム
が一体的もしくはテーパー嵌合によって固定されてお
り、ステムを大腿骨中に挿入し、骨とステムとの隙間を
セメントを用いて固定している。一方の臼蓋側は骨頭を
受座する合成樹脂より成るソケットをこれも骨盤にセメ
ントを用いて固定するものである。特に大腿骨側におい
てはステムが長管骨中に長く挿入されるが、骨と金属と
のヤング率の違いにより、荷重を受けた場合の変形量が
大きく異なりセメントと骨、セメントと金属ステム間で
の弛みが生じやすく特にステムの弛みに伴う沈み込みが
大きな問題となっており人工股関節が生体から離脱した
り、部材間にガタが生ずるなどにより関節機能を喪失し
てしまう結果となる。近年このセメントと骨との間、又
はセメントと金属材料との間の弛み無くすために多くの
試みがなされてきた。ステムの材質については、純チタ
ンやチタン合金が従来のコバルトクロム合金やステンレ
ス鋼に代って用いられるようになり、より骨に近いヤン
グ率のものを用い骨の撓みに追従しようとする試みが行
われるようになってきたが、それだけでは完全に問題を
解決するには至っていない。
コバルトクロム系合金などの金属を用い骨頭球とステム
が一体的もしくはテーパー嵌合によって固定されてお
り、ステムを大腿骨中に挿入し、骨とステムとの隙間を
セメントを用いて固定している。一方の臼蓋側は骨頭を
受座する合成樹脂より成るソケットをこれも骨盤にセメ
ントを用いて固定するものである。特に大腿骨側におい
てはステムが長管骨中に長く挿入されるが、骨と金属と
のヤング率の違いにより、荷重を受けた場合の変形量が
大きく異なりセメントと骨、セメントと金属ステム間で
の弛みが生じやすく特にステムの弛みに伴う沈み込みが
大きな問題となっており人工股関節が生体から離脱した
り、部材間にガタが生ずるなどにより関節機能を喪失し
てしまう結果となる。近年このセメントと骨との間、又
はセメントと金属材料との間の弛み無くすために多くの
試みがなされてきた。ステムの材質については、純チタ
ンやチタン合金が従来のコバルトクロム合金やステンレ
ス鋼に代って用いられるようになり、より骨に近いヤン
グ率のものを用い骨の撓みに追従しようとする試みが行
われるようになってきたが、それだけでは完全に問題を
解決するには至っていない。
補綴物を、複雑な形状をした骨にできるだけ適合さ
せ、骨と補綴物との隙間をできるだけ少なくし、かつセ
メントを用いないでステムを固定しようとするデザイン
的な改良の試みも一つの方法としてなされてきている。
せ、骨と補綴物との隙間をできるだけ少なくし、かつセ
メントを用いないでステムを固定しようとするデザイン
的な改良の試みも一つの方法としてなされてきている。
しかしセメントを用いない全形状を骨の形状に似せる
ことは個体差の問題もあり、極めて困難である。
ことは個体差の問題もあり、極めて困難である。
また、その反対に骨を補綴物の形状に加工して挿入す
ることも行われているが、加工の際に多くの健康な骨を
削り取ることとなり骨全体の強度低下をまねくなど、こ
れも多くの問題がある。
ることも行われているが、加工の際に多くの健康な骨を
削り取ることとなり骨全体の強度低下をまねくなど、こ
れも多くの問題がある。
これらの問題を解決するために、大きさ、形状の異な
った別体の支持部材の中から骨髄腔の大きさにフィット
し強固に固定可能な支持部材を選択し、これを直接、骨
に固定する。この支持部材は骨に強固に固定でき、骨と
の親和性の優れた材料で構成され、かつこの骨に強固に
固定された支持部材にステムをテーパー嵌合等の手段を
用いて強固に連結、支持させる。
った別体の支持部材の中から骨髄腔の大きさにフィット
し強固に固定可能な支持部材を選択し、これを直接、骨
に固定する。この支持部材は骨に強固に固定でき、骨と
の親和性の優れた材料で構成され、かつこの骨に強固に
固定された支持部材にステムをテーパー嵌合等の手段を
用いて強固に連結、支持させる。
このような人工股関節の作用として 1.骨髄腔の大きさの個体差を支持部材の大きさの選択に
よって追従せしめ、ステムと骨髄鋼の大きさのギャップ
による固定力の差をなくす事が可能とする。
よって追従せしめ、ステムと骨髄鋼の大きさのギャップ
による固定力の差をなくす事が可能とする。
2.ステムの形状は単純な形状で良いために製造が非常に
容易である。
容易である。
3.セメントを必ずしも使用しなくても良く、セメントを
使用しない場合にはセメントの重合熱による生体への悪
影響をなくする事が可能となる。
使用しない場合にはセメントの重合熱による生体への悪
影響をなくする事が可能となる。
4.術式上非常に容易で強固な固定、支持が得られる。
本発明の実施例では第1図に示す通り、1はアルミナ
もしくはジルコニアなどから成るボールで、チタン合金
製のステム2の先端部に嵌合されている。また、3はネ
ジ構造をもつ支持部材で大腿骨髄腔中に強固にネジ込ま
れており、その支持部材3の内面に備えられたテーパー
4によって上記ステム2と強固に嵌合しており固定され
ている。この支持部材3は、チタン合金製でステム2と
同様表面にアパタイトや骨形成因子(BMP)がコーティ
ングされており骨とのなじみを良くしてある。このよう
な人工股関節を成すステム2を装着するには、支持部材
3は骨の髄腔の大きさに合わせて多くの種類が準備され
たなかから術者が最も適当な大きさの支持部材3を選ん
で最適な深さまで髄腔中に挿入し強固に骨に螺入し、固
定する。この場合内ネジ5は挿入する際に深さを調節で
きる治具を取り付けるのに用い外ネジ3aとは逆方向のネ
ジ溝が形成してある。このように挿入された支持部材3
に対してステム2を打ち込んで嵌合させ組立てを完了す
る。なお、第2図に示したように表面に付着したビーズ
状の凸起6による凹凸でもって骨と強固に固定されるよ
うにした支持部材3′を用いてもよい。
もしくはジルコニアなどから成るボールで、チタン合金
製のステム2の先端部に嵌合されている。また、3はネ
ジ構造をもつ支持部材で大腿骨髄腔中に強固にネジ込ま
れており、その支持部材3の内面に備えられたテーパー
4によって上記ステム2と強固に嵌合しており固定され
ている。この支持部材3は、チタン合金製でステム2と
同様表面にアパタイトや骨形成因子(BMP)がコーティ
ングされており骨とのなじみを良くしてある。このよう
な人工股関節を成すステム2を装着するには、支持部材
3は骨の髄腔の大きさに合わせて多くの種類が準備され
たなかから術者が最も適当な大きさの支持部材3を選ん
で最適な深さまで髄腔中に挿入し強固に骨に螺入し、固
定する。この場合内ネジ5は挿入する際に深さを調節で
きる治具を取り付けるのに用い外ネジ3aとは逆方向のネ
ジ溝が形成してある。このように挿入された支持部材3
に対してステム2を打ち込んで嵌合させ組立てを完了す
る。なお、第2図に示したように表面に付着したビーズ
状の凸起6による凹凸でもって骨と強固に固定されるよ
うにした支持部材3′を用いてもよい。
叙上のように、本発明による人工股関節によれば、セ
メントを使用しなくともステムの強固な固定、支持が得
られ従来から指摘されているセメントを使用する事によ
る問題点はすべて解決する事が可能となり、歩行回復に
絶大なる威力を発揮し、長期の安定性を保証することが
できる。
メントを使用しなくともステムの強固な固定、支持が得
られ従来から指摘されているセメントを使用する事によ
る問題点はすべて解決する事が可能となり、歩行回復に
絶大なる威力を発揮し、長期の安定性を保証することが
できる。
第1図は本発明の実施例による人工関節のステムを大腿
骨に装着した状態を示す断面図、第2図は他の実施例を
示す要部断面図である。 1……骨頭球 2……ステム 3、3′……支持部材 4……テーパ 5……内ネジ 6……ビーズの凸起
骨に装着した状態を示す断面図、第2図は他の実施例を
示す要部断面図である。 1……骨頭球 2……ステム 3、3′……支持部材 4……テーパ 5……内ネジ 6……ビーズの凸起
Claims (1)
- 【請求項1】大腿骨の骨髄腔中に挿入されるステムと、
該ステムの先端部に一体的もしくは別体で作られた骨頭
球を具備した人工股関節において、大腿骨髄腔内にて上
記ステムの下端部に当接し固定支持すべく、外周に骨と
係合せしめる外ネジ又は凹凸を形成してなる支持部材を
備えたことを特徴とする人工股関節。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151230A JP2584974B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 人工股関節 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151230A JP2584974B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 人工股関節 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635743A JPS635743A (ja) | 1988-01-11 |
JP2584974B2 true JP2584974B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=15514088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151230A Expired - Lifetime JP2584974B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 人工股関節 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584974B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6604500B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2019-11-13 | 学校法人北里研究所 | 医療用インプラント及び医療用インプラントの組み立て方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2295729A1 (fr) * | 1974-12-27 | 1976-07-23 | Mahay Et Cie | Prothese totale de la hanche |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP61151230A patent/JP2584974B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635743A (ja) | 1988-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3834510B2 (ja) | モジュールヒップ補綴 | |
US4608055A (en) | Femoral component for hip prosthesis | |
US5201767A (en) | Fluted-wedge osteal prosthetic component | |
JP3746290B2 (ja) | モジュラー式補綴物 | |
US4005495A (en) | Ceramic cap bone prosthesis and method of implantation | |
US5178539A (en) | Dental implant | |
US5489306A (en) | Graduated porosity implant for fibro-osseous integration | |
US4670015A (en) | Hip implant | |
EP0231267B1 (en) | Femoral-joint prosthetic device | |
US5057101A (en) | Femoral prosthesis with centering sleeve | |
JPH0236862A (ja) | 関節人工器官のための関節ソケット部材 | |
CA2120706A1 (en) | Reduced stiffness femoral hip implant | |
JP2935190B2 (ja) | 人工股関節に於ける臼蓋ソケット | |
JPH029822B2 (ja) | ||
US5035718A (en) | Joint prosthesis | |
JP2584974B2 (ja) | 人工股関節 | |
GB2411839A (en) | Prosthesis | |
US11234828B2 (en) | Prosthesis for reconstruction of distal and proximal radioulnar joints | |
JP2640460B2 (ja) | 人工股関節 | |
JPH0698161B2 (ja) | 人工股関節 | |
CN213250057U (zh) | 带显影丝的髋臼杯 | |
JPH072173B2 (ja) | 人工股関節 | |
JP2990531B2 (ja) | 人工股関節 | |
JPH05507432A (ja) | 大腿骨ステム補てつ | |
JPS63272345A (ja) | 人工股関節 |