JP2583779B2 - 同軸コネクタの接続構造 - Google Patents

同軸コネクタの接続構造

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JP2583779B2 JP63009214A JP921488A JP2583779B2 JP 2583779 B2 JP2583779 B2 JP 2583779B2 JP 63009214 A JP63009214 A JP 63009214A JP 921488 A JP921488 A JP 921488A JP 2583779 B2 JP2583779 B2 JP 2583779B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 同軸コネクタと同軸ケーブルを接続する同軸コネクタ
の接続構造に関し、 小形同軸コネクタの接続を簡易かつ確実に行なえるよ
うにすることを目的とし、 一端が編組線接続金具との結合部である筒状のシエル
73中に、筒状絶縁体72が同軸的に密着保持され、筒状絶
縁体中には、一端が中心に所定深さの導体挿入孔711を
有し、他端が尖端状となっている中心導体71の、導体挿
入孔711側がシエルの結合部側となり、しかも両端部分
が筒状絶縁体の両端から突出した状態で同軸的に固定保
持される同軸コネクタ7と、 一端はケーブルが貫入されるケーブル挿入孔部91で、
他端はシエルの結合部が嵌合されるシエル嵌入孔部92で
ある編組線接続金具9とから構成され、 編組線接続金具のケーブル挿入孔部より貫入された同
軸ケーブルの端部は内部絶縁体及び外部導体が、さらに
その先端は内部導体が露出され、 先端の内部導体は同軸コネクタの中心導体の導体挿入
孔に挿入され、かつ内部絶縁体と外部導体間には導電性
フェルール8が挿入された状態で編組線接続金具のシエ
ル嵌入孔部にシエルの結合部を嵌合し、 ケーブル挿入孔部に、外部導体と、フェルールと、内
部絶縁体部分との積層部分が圧接保持されるようにす
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、同軸コネクタに同軸ケーブルを容易かつ確
実に接続するようにした同軸コネクタの接続構造に関す
る。
同軸線路信号の伝送にはインピーダンス整合の良好な
同軸ケーブルが用いられ、この同軸ケーブルの接続には
線路の不整合を避けるために同軸コネクタが用いられて
いる。ところが従来の同軸ケーブルを接続する同軸コネ
クタの構造では、小形化しようとすると接続作業性,特
性の低下等の問題があるので、接続作業性及び接続特性
の良好な小形の同軸コネクタの接続構造の出現が強く要
望されている。
〔従来の技術〕
第3図及び第4図は、従来の同軸コネクタの接続構造
を説明する図で、第3図は接続前の側面図,第4図は接
続導体により接続する接続前の要部側断面図である。
第3図は、同軸コネクタ1に設けた中心導体10の導体
挿入孔101に、同軸ケーブル3の内部導体31を挿入し接
続する部分に開口部11を設け、該導体挿入孔101に内部
導体31を挿入した状態で半田で接着したのち、同軸ケー
ブル3の編組線からなる外部導体33を同軸コネクタ1の
シェル2の外周に半田付け又は圧着している。
第4図は、中心導体61と導体挿入孔62を設けたケーブ
ル接続部63を形成した金属たとえば黄銅からなる接続導
体6の導体挿入孔62に、同軸ケーブル3の外部絶縁体34
を所定寸法除去して、内部導体31と内部絶縁体32及び外
部導体33を露出せしめ、該内部導体31を挿入して半田付
けする。
そうして、導体挿入孔42を設けた絶縁体41を有する同
軸コネクタ4の、導体挿入孔42に前記接続導体6の中心
導体61を圧入して、同軸ケーブル3の編組線からなる外
部導体33をシェル5の外周に半田付け又は圧着してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の同軸コネクタの接続構造即ち第3図で説明
した構造にあっては同軸コネクタが小形になると開口部
が小さくなり半田付作業性が悪くなるとともに、不整合
減衰量等の伝送特性が低下するという問題があり、第4
図で説明した構造にあっては中心導体を圧入する絶縁体
孔径の公差により孔径が大きいと固定が困難であり、孔
径が小さいと圧入が困難である等の問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は本発明により一端が編組線接続金具との
結合部である筒状のシエル73中に、筒状絶縁体72が同軸
的に密着保持され、筒状絶縁体中には、一端が中心に所
定深さの導体挿入孔711を有し、他端が尖端状となって
いる中心導体71の、導体挿入孔711側がシエルの結合部
側となり、しかも両端部分が筒状絶縁体の両端から突出
した状態で同軸的に固定保持される同軸コネクタ7と、 一端はケーブルが貫入されるケーブル挿入孔部91で、
他端はシエルの結合部が嵌合されるシエル嵌入孔部92で
ある編組線接続金具9とから構成され、 編組線接続金具のケーブル挿入孔部より貫入された同
軸ケーブルの端部は内部 絶縁体及び外部導体が、さらにその先端は内部導体が
露出され、 先端の内部導体は同軸コネクタの中心導体の導体挿入
孔に挿入され、かつ内部絶縁体と外部導体間には導電性
フェルール8が挿入された状態で編組線接続金具のシエ
ル嵌入孔部にシエルの結合部を嵌合し、 ケーブル挿入孔部に、外部導体と、フェルールと、内
部絶縁体部分との積層部分が圧接保持されることを特徴
とする同軸コネクタの接続構造によって解決される。
〔作 用〕
本発明によれば同軸コネクタの接続構造は同軸コネク
タと編組線接続金具9との組合わせよりなり、同軸コネ
クタにおいて筒状のシエル73中に、筒状の絶縁体72を介
して中心導体71が同軸的に固定され、しかもこの中心導
体71の導体挿入孔711側はシエルの結合部側に、またシ
エルの他端側には尖端状部がそれぞれ突出しており、従
って中心導体は導軸コネクタの中心位置に固定保持され
た状態にある。
一方編組線接続金具9のケーブル挿入孔部91は同軸ケ
ーブルの外径寸法に略等しい内径を有し、このケーブル
挿入孔部から同軸ケーブルの先端は貫入され、しかも同
軸ケーブルの先端部は外部導体33と内部絶縁体32の露出
部で、それより先は所定長の内部導体31の露出部となっ
ている。
そしてかかる内部導体は同軸コネクタの中心に固定さ
れた中心導体71の導体挿入孔711中に挿入される。また
同軸ケーブルにおいて露出している内部絶縁体32と外部
導体33との間に導電体よりなるフェルールが挿入され、
この場合のフェルールと外部導体の積層厚さは略外部絶
縁体の厚さと等しくなっている。
この状態で編組線接続金具9を同軸コネクタ側に移動
し、シエル嵌入孔部92中にシエルの結合部を嵌合する
と、同軸ケーブルの内部導体31は同軸コネクタの中心導
体と同心的に安定して導体挿入孔中で結合され、またシ
エルと編組線接続金具とはシエルの結合部の位置で機械
的に、また導電的に完全に結合される。しかも同軸ケー
ブルの外部導体33はその下部の導電性フェルールと共に
ケーブル挿入孔部内において編組線接続金具と完全に電
気的接続される。
即ち本発明では、同軸コネクタ7と編組線接続金具と
は共に構成は簡単で、同軸ケーブルと同軸コネクタとの
結合作業は極めて容易で、しかも同軸ケーブルの内部導
体と同軸コネクタの中心導体との間及び外部導体の編組
線接続金具を介するシエルとの機械的結合と電気的接続
は安定した状態で維持されることになる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を説明する図
で、第1図は接続前の要部側断面図,第2図は接続後の
要部側断面図で、第3図及び第4図と同等の部分につい
ては同一符号を付している。
第1図は、金属例えば黄銅からなり導体挿入孔711を
設けた中心導体71を、テフロン等からなる絶縁体72に嵌
入し、該絶縁体72を金属例えば黄銅からなるシェル73に
嵌着して、止めリング75を介してカップリング74を付設
してなる同軸コネクタ7と、該同軸コネクタ7に接続す
る同軸ケーブル3に、金属例えば黄銅からなるケーブル
挿入孔91とシェル嵌入孔92とからなる段付パイプ状の編
組線接続金具9を嵌入する。
そうして、同軸ケーブル3の端部の外部絶縁体34を所
定寸法除去して、内部導体31と内部絶縁体32及び外部導
体33を露光せしめ、該露光した外部導体33と内部絶縁体
32との間に前記編組線接続金具9により外部導体33を圧
着接続するための金属例えばステンレス鋼からなる内部
絶縁体32の挿入可能なパイプ状のフェルール8を挿入す
る。
そうして第2図に示すごとく、同軸コネクタ7の中心
導体31に設けた導体挿入孔711に同軸ケーブル3の内部
導体31を挿入して半田付けしたのち、編組線からなる外
部導体33をフェルール8に均等に当接した状態で、前記
同軸ケーブル3に嵌入している編組線接続金具9を同軸
コネクタ7側に移動すると、該編組線接続金具9のシェ
ル嵌入孔92がシェル73に固定し、ケーブル挿入孔91が編
組線からなる外部導体33をフェルール8に押圧接続する
が、なお接触をよくするために編組線接続金具9のケー
ブル挿入孔部91をカシメても良い。
このようにしたことによって中心導体及び外部導体の
接続が容易かつ確実に行なえる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば同軸
コネクタと編組線接続金具のそれぞれ及び同軸ケーブル
との組合わせ構成が簡単で、しかも同軸コネクタと同軸
ケーブルの接続作業が簡易かつ確実に行なえ、接続作業
能率が効率するとともに信頼度の向上に極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を説明する図
で、第1図は接続前の要部側断面図,第2図は接続後の
要部側断面図、 第3図及び第4図は、従来の同軸コネクタの接続構造を
説明する図で、第3図は接続前の側面図,第4図は接続
導体により接続する接続前の要部側断面図である。 図において、1,4,7は同軸コネクタ、2,5,73はシェル、
3は同軸ケーブル、6は接続導体、8はフェルール、9
は編組線接続金具、10,61,71は中心導体、11は開口部、
42,62,101,711は導体挿入孔、31は内部導体、32は内部
絶縁体、33は外部導体、34は外部絶縁体、41,72は絶縁
体、63はケーブル接続部、74はカップリング、75は止め
リング、91はケーブル挿入孔、92はシェル嵌入孔、をそ
れぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−4081(JP,U) 実開 昭61−42791(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が編組線接続金具との結合部である筒
    状のシエル73中に、筒状絶縁体72が同軸的に密着保持さ
    れ、筒状絶縁体中には、一端が中心に所定深さの導体挿
    入孔711を有し、他端が尖端状となっている中心導体71
    の、導体挿入孔711側がシエルの結合部側となり、しか
    も両端部分が筒状絶縁体の両端から突出した状態で同軸
    的に固定保持される同軸コネクタ7と、 一端はケーブルが貫入されるケーブル挿入孔部91で、他
    端はシエルの結合部が嵌合されるシエル嵌入孔部92であ
    る編組線接続金具9とから構成され、 編組線接続金具のケーブル挿入孔部より貫入された同軸
    ケーブルの端部は内部絶縁体及び外部導体が、さらにそ
    の先端は内部導体が露出され、 先端の内部導体は同軸コネクタの中心導体の導体挿入孔
    に挿入され、かつ内部絶縁体と外部導体間には導電性フ
    ェルール8が挿入された状態で編組線接続金具のシエル
    嵌入孔部にシエルの結合部を嵌合し、 ケーブル挿入孔部に、外部導体と、フェルールと、内部
    絶縁体部分との積層部分が圧接保持されることを特徴と
    する同軸コネクタの接続構造。
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JPS6142791U (ja) * 1984-08-24 1986-03-19 住友電気工業株式会社 高周波同軸ケ−ブル用コネクタ
JPH0245976Y2 (ja) * 1985-06-25 1990-12-05

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