JP2583510B2 - 塩溶液の電気透析により酸溶液および塩基溶液を生成する方法 - Google Patents

塩溶液の電気透析により酸溶液および塩基溶液を生成する方法

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JP2583510B2 JP62153234A JP15323487A JP2583510B2 JP 2583510 B2 JP2583510 B2 JP 2583510B2 JP 62153234 A JP62153234 A JP 62153234A JP 15323487 A JP15323487 A JP 15323487A JP 2583510 B2 JP2583510 B2 JP 2583510B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は一般に塩溶液の電気透析により酸溶液および
塩基溶液を生成させる改良された方法を指向する。
陰イオン交換樹脂および陽イオン交換樹脂を含む水処
理系は多くの工業的用途を有する。そのような系の主な
用途は蒸気タービンの駆動に用いた凝縮物再循環系に対
する水の精製である。そのような系の運転サイクルの間
にイオン交換樹脂が消耗し、次の運転サイクル中の使用
に戻す前に再生しなければならない。通常陽イオン交換
樹脂は強酸例えば塩酸で再生され、陰イオン交換樹脂は
強塩基例えば水酸化ナトリウムで再生される。そのよう
な系に用いるために多量の再生剤、酸および塩基を購入
して貯蔵することが慣習的に行なわれる。
酸および塩基の溶液を電気分解法により、または電気
透析水分解法により塩溶液から生成できることはよく知
られている。電気分解法では、酸および塩基溶液の生成
は2つの電極、陽イオン選択性膜、陰イオン選択性膜、
および塩溶液をポンプで通す多孔性隔膜からなる系中の
電極反応の使用により達成される。対照的に電気透析法
は陽イオン選択性膜、双極膜、陰イオン選択性膜を含む
スタック、およびスタックの端部の電極からなる。電気
分解装置は各単位電解槽に対して1組の電極を必要とす
る。これに反し、電気透析装置に使用されるスタックは
単一組の電極間に組立てた多数の間隔をあけた膜を含
む。電気分解法に必要な電極および電気接続のコストは
従って電気透析法に対するものより著しく高い。さら
に、電気透析水分解は電極におけるガス発生に関連する
過電圧を排除するもので電気分解よりもエネルギー的に
非常に効率的な方法である。
このため、本発明の方法は塩溶液を直接分解して酸お
よび塩基の溶液を生成させる電気透析法を利用する。
プロセスは概念的に簡単なプロセスであり、式、 M×(塩)+H2O→H×(酸)+MOH(塩基) により表わすことができる。種々の種の分離を行ない、
維持するためにイオン交換膜が使用される。この最も重
要なものは双極膜であり、それは反対電荷のイオンに選
択的である2つの異なる部分からなるのでそのように称
される。適用直流の影響下にそのようなサンドイッチ膜
は水を強力に解離して当量の水素およびヒドロキシルイ
オンを生ずることができる。他の陽イオン選択性および
陰イオン選択性(単極)膜とともに使用すると、集成体
は酸および塩基溶液を生成する経済的な水分解装置を構
成する。
酸および塩基の溶液の生成に対する双極膜水分解の使
用に関する文献は少くとも50年代の中頃に遡る。この方
法は優れた論議はナガスブラアニアンほか(K.Nagasubr
amanian,F.P.Chianda,and Kang−Jen Liu)による「酸
および塩基の生成に対する双極膜の使用−エンジニヤリ
ングおよび経済分析」と題する論文、ジャーナル・オブ
・メンブラン・サイエンス(Journal of Membrane Scie
nce)、2(1977)、109〜124、並びに米国特許第3,70
5,846号、第4,024,043号、第4,082,835号、第4,219,936
号および第4,311,771号に与えられ、その論文中の論議
および特許明細書は参照によりここに加入される。
発明の概要 本発明は双極膜水分解の利用により酸および塩基の溶
液を生成させる特有の方法を指向する。酸および塩基の
溶液は消耗イオン交換樹脂を再生する場所で生成させ
る。それにより本発明は多量の酸および塩基再生剤を貯
蔵する必要がない。さらに、本発明の1観点によれば、
廃再生剤を系に再循環することができ、それにより廃棄
物再生剤の投棄に関連する汚染が低下される。
更に具体的には、本発明は個々の各電解槽の装置が双
極膜、陰イオン交換膜および陽イオン交換膜を含む電気
透析スタックで、1対の電極間にクランプした多数のそ
のような電解槽を利用する。塩溶液例えばNaClは陰イオ
ン交換樹脂と陽イオン交換膜との間に送られて脱塩され
る。減耗した塩流は好ましくは再循環されてスタックに
通される。双極膜で生じたCl-イオンおよびH+イオンは
塩酸(HCl)を形成し、それは酸受けタンクへ送られ
る。双極膜で生じたNa+およびOH-イオンは水酸化ナトリ
ウム(NaOH)を形成し、それは塩基受けタンクへ送られ
る。それぞれの受けタンクから酸および塩基溶液は、好
ましくはさらに濃度を高めるためにスタックに通して循
環される。酸および塩基溶液が予定濃度例えば1Nに達す
るとそれをそれぞれの受けタンクから対応するバルクス
トレージタンクへ、または直接消耗イオン交換樹脂の床
へ送って樹脂を再生する。
本発明の好ましい態様によれば、約10%の濃度を有す
る塩溶液が連続的にスタックに通して再循環される。再
循環塩溶液の伝導率をモニターして伝導率がそのような
濃度に相当する選んだ設定値以下に低下すると、再循環
溶液の−部を再循環塩溶液の濃度が所望の濃度に達する
まで飽和塩タンクに送る。飽和塩タンクからの流れは、
好ましくはキレート化樹脂を含む軟化装置に送られ、再
循環塩流中へ流入する前に多価イオン例えばCa+およびM
g+並びに塩基溶液中で沈殿することができる他の汚染物
質を除去される。
本発明の好ましい態様によれば、生じた酸および塩基
の溶液をそれそれの受けタンクから連続的にスタックに
通して循環し、それらの濃度を上昇させる。スタックに
送られる再循環流が0.2〜3.0N濃度の範囲に高められる
と酸および塩基の品質が低下することが測定された。従
って、酸および塩基溶液がそのような範囲内の予め選ん
だ濃度に達するとそれぞれの受けタンクから酸および塩
基の溶液の一部を流出させて対応するバルクストレージ
タンクへ送り、受けタンクに脱塩水を満たしてその濃度
を低下させる。プロセスを簡単にするため、受けタンク
からの酸および塩素の溶液の流出は再循環塩基溶液の伝
導率をモニターすることにより制御される。伝導率が予
め選んだ濃度に相当する予め決定した設定値に達すると
酸および塩基の受けタンクをともに流出させ、次いで脱
塩水を満たす。
本発明の好ましい態様によれば、塩基受けタンクから
塩基溶液をスタックの陽極室および陰極室に通して連続
的に再循環して電極と膜との間に電気伝導性を維持す
る。陽極室からの流出液は第1気−液分離器に送ってそ
れぞれを塩基受けタンクへ戻す前にそれから同伴酸素を
除去する、陰極室からの流出液は第2気−液分離器に送
ってそれを塩基受けタンクへ戻す前にそれから同伴水素
を除去する。
本発明の好ましい態様によれば、消耗イオン交換樹脂
をそれぞれの受けタンクまたはそれぞれのバルクストレ
ージタンクから送られる酸および(または)塩基溶液で
再生することができる。使用済再生剤および洗浄水は系
に戻すかまたは廃物として投棄することができる。
本発明の他の好ましい態様において、循環塩溶液の濃
度は塩基受けタンクからの塩基溶液の抜取りに応答して
塩循環タンク中へ予定量の飽和ブラインを送ることによ
り制御される。
好ましいタンクの説明 第1図について説明すると、電気透析セル中の水分解
装置として双極膜(B)を用いる典型的な配列が示され
る。酸(HCl)および(NaOH)溶液が形成され、陰イオ
ン透過性イオン交換膜(A)および陽イオン透過性イオ
ン交換膜(C)により境界された双極膜の反対側の室を
通って流れる。減耗塩溶液(NaCl)は膜AとCとの間の
隣接室を通る。直流の影響下に双極膜内で陰イオン(Cl
-)および陽イオン(Na+)は膜からそれぞれ陽極および
陰極の電極に向って移行し、界面の近傍でその濃度が速
やかに低下する。この地点における電流の連続通過は単
に界面における水の解離(水分解)によって生じたOH-
およびH+イオンの移動によって起されることができる。
多数のそのようなセルが典型的に組立てられ、よく知ら
れた設計および構造の電気透析スタックを形成する。ス
タックに対する直流入力はスタックの端部における2つ
の電極を経てなされる。
本発明は消耗したイオン交換樹脂の再生に使用する酸
および塩基再生剤の生成に電気透析にスタックを使用す
る改良された方法および装置にも関連する。後記する本
発明の好ましい態様の説明は酸HCl溶液および塩基NaOH
溶液を生ずるNaCl塩溶液の分解に関連してなされる。し
かし、他の塩溶液を選択して異なる酸および塩基溶液を
生成させることができる。
次に本発明の最初の好ましい態様による方法および装
置が第2図に示されるその略図を参照して説明される。
酸および塩基の溶液を生ずる系は電気透析水分解スタッ
ク10、飽和塩溶液またはブラインタンク12、塩溶液循環
タンク14、酸受けタンク16、塩基受けタンク18、酸製品
タンク20および塩基製品タンク22を含む。スタック10は
好ましくは第1図に関して前に記載した双極膜を用いる
型のものであり、その例はアライド社(Allied Corpora
ion)により商標アクアテク(Aquatech)のもとで製造
されている。
タンク14からのNaCl塩溶液はタンク14からスタック10
の陰イオン膜と陽イオン膜との間に規定される室中へ塩
循環ポンプ27によりライン24およびライン26を経て連続
的に循環される。スタック10の陰イオン膜と陽イオン膜
とで仕切られた隔室部分脱塩した塩溶液がライン28を経
てタンク14へ戻されて循環される。スタックの陰イオン
膜と双極膜との間の室中に生じた酸HCl溶液は酸受けタ
ンク16中へライン30を経て送られる。スタック10の陽イ
オン膜と双極膜との間の室中に生じた塩器NaOH溶液は塩
基受けタンク18中へライン32を経て送られる。
スタックの効率は流入塩溶液の濃度が2〜25%の範囲
内、好ましくは約10%であるときに最大化されることが
測定された。本発明の1観点によれば循環塩溶液の濃度
は特有の制御系により予め選択された水準すなわち10%
の濃度に実質的に維持される。制御系には結晶塩をライ
ン34を経て添加して飽和ブライン溶液を維持するブライ
ンタンク12が含まれる。循環塩溶液の濃度は循環塩溶液
の伝導率を周知方法で検出する伝導率モニター36により
モニターされる。伝導率モニター36は循環塩溶液の伝導
率が予定値以下に低下したことを検出し、その値は予定
濃度水準における塩溶液の伝導率、すなわち室温で10%
塩濃度に対して約130mS/cm、に相当する。伝導率モニタ
ー36はライン24に連通して減耗循環塩溶液の1部をブラ
インタンク12中へ進ませるライン40中の調節弁38の開閉
に対し作用する。それによりタンク14中の液体レベルは
それがタンク14に関連するレベルスイッチ41を作動する
まで低下し、該スイッチは、ライン28でタンク12に連通
するライン44中の弁42を開き塩補給ポンプ46を作動させ
て飽和ブラインをタンク12からライン44を通してタンク
14中へ送る。タンク14中の液体レベルがレベルスイッチ
41の高さに上ると弁42が閉じ、ポンプ46が閉鎖してタン
ク14中への飽和ブラインの輸送を終える。このサイクル
は伝導率測定セル36により測定された循環塩溶液の濃度
が予定値すなわち130mS/cmに達するまで続く。
本発明の好ましい態様によれば、飽和、すなわち約25
%の塩濃度のブラインの容積がタンク中に維持される。
乾燥結晶塩が周期的にライン34を通してタンク12に添加
され、タンク12の底部に結晶塩の容積が維持される。脱
水塩が適当な源(図示されていない)からライン50を通
して系に送られる。タンク12中のブライン容積を維持す
るために、脱塩水がライン52およびそれに関連する調節
弁54を通して送られる。タンク12に関連するレベルスイ
ッチ56が弁54を開閉し、その中の予定液体レベルを維持
する。
本発明の好ましい態様によれば、ブライン軟化装置58
をライン44中に配置することができる。ブライン軟化装
置58は、好ましくはキレート化樹脂、例えばアンバーラ
イト(Amberlite)IRC−718を含み、多価イオン例えば
カルシウムおよびマグネシウムイオン並びに他の汚染物
質をタンク14へ送られるブライン溶液から除去する。循
環液溶液のpHは系がブライン軟化装置を含むときにさら
に後記する方法で好ましくは8〜10の範囲に維持され
る。ブライン軟化装置58は系中に生じた酸および塩基を
周知の方法でキレート化樹脂の層に順次送ることにより
周期的に再生することができる。
本発明の他の態様によれば、ブラインタンクの液体レ
ベルが塩再循環タンクの液体レベルより低い場合にレベ
ルスイッチ41および弁38をタンク14とタンク12との間に
延びタンク14中の液体レベルを維持させるオーバーフロ
ーライン(図示されていない)に代え、また弁42を除去
するかまたは逆止弁に代えることができる。この態様に
おいて、伝導率測定セル36がポンプ46を作動する作用を
する。
上記議論からスタック10に送られる循環塩溶液を予定
濃度に維持して水分解電気透析スタック10の効率を最大
化できることが認められよう。
スタック10から酸溶液が酸受けタンク16に送られ、酸
再循環ライン60中の酸循環ポンプ50を経てスタックの双
極膜を陰イオン交換膜との間の室に通して連続的に循環
される。スタックを通る酸溶液の連続循環は循環酸溶液
の濃度の増加に有効である。
同様に、スタック10から塩基溶液が塩基受けタンク18
中へ送られ、塩基再循環ライン64中の塩基再循環ポンプ
62を経てスタックの双極膜と陽イオン交換膜との間の室
を通して連続的に循環される。スタックを通る塩基溶液
の連続循環は循環塩基溶液の濃度の増加に有効である。
本発明によれば、生成される酸および塩基の品質は循
環酸溶液および循環塩溶液の濃度が0.2〜3.0Nの範囲
内、好ましくは0.2〜1Nの範囲内にあるように制御され
れば最良となることが測定された。
循環塩基溶液の濃度は、好ましくはライン32に通ずる
伝導率モニター66によりモニターされる。伝導率モニタ
ー66は、ライン32を通る循環塩基溶液の伝導率が予定濃
度における塩基溶液の伝導率、すなわち1N−NaOH溶液に
対して170mS/cmに等しい予定伝導率値に達すると作動さ
せられる。伝導率モニター66の作動は塩基生成物ライン
70中の調節弁68を開いてそれを通してタンク70中の調節
弁68を開いてそれを通してタンク18から塩基溶液を製品
塩基タンク22中へ送る効果がある。それにより、塩基受
けタンク18中の液体レベルは、それから塩基溶液が塩基
製品タンク22中へ送られると低下する。塩基受けタンク
18は、好ましくは低レベル制御スイッチ72および高レベ
ル制御スイッチ74が設けられる。タンク18中の液体レベ
ルがスイッチ72に達すると、スイッチが作動され、弁68
を閉じてそれにより塩基溶液のタンク22中への流れを終
らせる。スイッチ72の作動はまたライン78中の調節弁76
を開き、ライン50からライン78を通してタンク18中へ脱
塩水を送る。タンク18へ流入する脱塩水は、弁76を閉じ
る。作用をなしそれにより脱塩水のタンク18中へ流れを
終わらせるスイッチ74に達して作動させるまで液体レベ
ルを上昇させる。
循環酸溶液の濃度はまた、スタック10が酸および塩基
の溶液を等容積生ずる事実に基いて伝導率モニター66に
より制御することができる。従って、本発明の1態様に
よれば、伝導率モニター66の作動はまた酸生成物ライン
82中の調節弁80を開き、それを通してタンク16から酸溶
液を製品酸タンク20に送る効果がある。酸受けタンク16
はまた、好ましくは低レベル制御スイッチ84および高レ
ベル制御スイッチ86が設けられる。タンク16中の液体レ
ベルがスイッチ84に達するとスイッチが作動して弁80を
閉じ、それにより酸溶液のタンク20中への流れを終わら
せる。スイッチ84の作動はまたライン90中の調節弁88を
開いてライン50からライン90を通ってタンク16中へ脱塩
水を送る。タンク16中の液体レベルが上昇してスイッチ
86のレベルに達するとスイッチが作動して弁88を閉じ、
それによりタンク16中への脱塩水の流れを終わらせる。
本発明の他の態様として、望むならば別の伝導率測定
セル(図示されていない)を設けて循環酸溶液の伝導率
をモニターし、伝導率測定セル66が調節弁68の作動を制
御するのと同様の方法で弁80の開放を制御することがで
きる。
本発明の好ましい態様によれば、電気透析スタック10
を通して循環される塩基溶液の温度を25〜50℃の範囲内
に維持することができる。周知の型の適当な熱交換装置
92をライン64中に設けて循環塩基溶液の温度を適当な方
法で制御する。
電極と膜との間の電気伝導性を維持するために循環塩
基溶液の一部を連続的に陽極室および陰極室へ循環して
室を洗浄する。循環塩基溶液の一部をライン94を通して
陽極室中へ、またライン96を通して陰極室中へ送る。陽
極室から流出する塩基溶液はライン98を通して適当な気
−液分離器100中へ送りライン101を経てそれをタンク18
に戻す前にそれから同伴酸素ガスを除去する。陰極室か
ら流出する塩基溶液はライン105を通して適当な気−液
分離器104中へ送り、ライン105を経てそれをタンク18に
戻す前にそれから同伴水素ガスを除去する。あるいは別
の電極洗液タンクおよびポンプを用いることができる。
上記電極洗浄は別の洗液タンクおよび電極洗液ポンプの
必要がないため系を単純化し、また配管コストを低下す
る。
タンク20中へ送られた製品酸およびタンク22中へ送ら
れた製品塩基を用いてそれぞれタンク108中で消耗陰イ
オン交換樹脂を、タンク108中で消耗陰イオン交換樹脂
を普通の方法で再生することができる。タンク106およ
び108からの廃棄物再生剤は廃棄するかまたは二価陽イ
オンを除去する適当な処理後新塩に対する要求を低下さ
せるためにタンク12中へ送り返すことができる。タンク
106および108からの洗浄水は廃棄するかまたはそれぞれ
酸および塩基の循環タンク中へ送り返すことができる。
酸および塩基再生剤を同様に用いて、始めに酸再生剤
を、次いで塩基再生剤を通すことによりNaClブラインか
ら多価イオンを除去するために用いたキレート化樹脂を
再生することができる。
上に言及したように、循環塩溶液のpHは好ましくは1
〜11の範囲内に、また系がブライン軟化装置を含むとき
に8〜11の範囲内に維持される。本発明によれば、循環
液溶液のpHはライン24に通ずるpHモニター装置109によ
り制御される。循環塩溶液のpHが装置109により予定し
た高レベル、すなわち10、にあると検出されると、弁11
2がライン114中で開いて循環酸溶液をライン60から循環
塩溶液中へ送らせる。pHが予定レベルに戻ると弁112が
閉じる。第2図に示されていないけれども、装置109は
同様に、循環塩溶液のpHが予定した低レベル、すなわち
8、以下に低下するとライン64からの循環塩基溶液の方
向を制御するのに用いることができる。それにより循環
塩溶液のpHを制御して系の効率を最大化することができ
る。
第3図について説明すると、循環塩溶液の濃度が、塩
基受けタンクからの塩基溶液の抜取りに応答して予定量
の飽和ブラインの塩循環タンク中へ送ることにより制御
される本発明の他の態様が略示される。この代替態様の
系の開示を簡単にするために同じ参照数字が第2図に示
した本発明の態様中の相当する要素の確認に使用され
る。また共通の要素の機能および作用に関する開示が参
照により加入される。
第3図について説明すると、タンク12から飽和塩溶液
はポンプ46によりライン44を通して関連する高レベルス
イッチ111を有するブライン計量タンク110中へ送られ
る。スイッチ111はポンプ46を制御する作用をなし、タ
ンク110中の飽和ブラインの予定容積を維持する。予定
容積の飽和ブラインがタンク110から、関連する調節弁1
14を有するライン112を通してブラインサージタンク116
中へ周期的に送られる。サージタンク116から飽和ブラ
インは、関連する弁120を有するライン118を通して塩溶
液循環タンク14中へ徐々に放出される。タンク14はタン
ク14中の循環塩溶液の上部レベルを制御して過剰をブラ
インタンク12中へ送り返すオーバーフローライン122が
設けられる。
タンク110から飽和ブライン溶液はタンク116中へ降ろ
され、調節弁114の開放によりタンク14中へ放出され
る。弁114は伝導率モニター66によりそれが、塩基溶液
および酸溶液がそれぞれタンク18および16から抜取られ
るときに弁68および80とともに開閉されるように制御さ
れる。タンク110中の飽和塩溶液の容積は、前記範囲内
の循環塩溶液の所望濃度が維持されるように予め選択さ
れる。他のすべてに関して、第3図に示した系は第2図
に示した系に関して前に記載したように作動する。
本発明は若干の特定態様に関して記載されたけれど
も、その同等の形態または分枝のすべてもまた意図され
ていることが理解されよう。例えば酸溶液および塩基溶
液のそれぞれの受けタンクからの抜取りはその濃度のモ
ニターよりもむしろ制御されたタイミングシーケンスに
より行なうことができる。さらに循環鉱物含有塩溶液
(mineral containing salt solution)の塩濃度はそれ
から水を除くことにより制御することができる。また循
環酸溶液および塩基溶液の相対濃度はそれぞれの受けタ
ンクに関連するレベルスイッチの調整により、またはそ
れぞれの溶液の抜取り頻度の変更により変えることがで
きる。さらに、用いた語は限定よりもむしろ説明の語で
あり、種々の変更を開示した発明の精神または範囲から
逸脱することなく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる型の電気透析水分解スタックの
略図であり、第2図は本発明の原理を用いる系の好まし
い態様の略図であり、第3図は本発明の原理を用いる他
の好ましい態様の略図である。 10……電気透析スタック、12……飽和塩溶液またはブラ
インタンク、14……塩溶液循環タンク、16……酸受けタ
ンク、18……塩基受けタンク、20……酸製品タンク、22
……塩基製品タンク。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩溶液の電気透析により酸溶液および塩基
    溶液を生成する方法であって、以下の工程: (a)鉱物含有塩溶液を電気透析スタック装置を通して
    連続的に循環し、部分脱塩した塩溶液、酸溶液および塩
    基溶液を生成する工程; (b)酸溶液を酸受けタンクに送る工程; (c)塩基溶液を塩基受けタンクに送る工程; (d)部分脱塩した塩溶液を電気透析スタック装置から
    循環鉱物含有塩溶液中へ送る工程; (e)塩基溶液を塩基受けタンクから電気透析スタック
    装置に通し、塩基受けタンクに戻す循環をしてその濃度
    を高める工程; (f)酸溶液を酸受けタンクから電気透析スタック装置
    に通し、酸受けタンクに戻す循環をしてその濃度を高め
    る工程; (g)塩基受けタンクに流入する塩基溶液および(また
    は)酸受けタンクに流入する酸溶液の濃度をモニターす
    る工程; (h)酸受けタンクから酸溶液を、また塩基受けタンク
    から塩基溶液を、塩基溶液および(または)酸溶液の濃
    度が予定レベルに達したときに周期的に抜取る工程; (i)予定量の飽和塩溶液を循環鉱物含有塩溶液中へ送
    ってその塩濃度を2〜25%の範囲内に維持する工程; を含み、 工程(i)において飽和塩溶液を軟化装置に通して該溶
    液から多価イオン除去する前記方法。
  2. 【請求項2】塩溶液の電気透析により酸溶液および塩基
    溶液を生成する方法であって、以下の工程: (a)鉱物含有塩溶液を電気透析スタック装置を通して
    連続的に循環し、部分脱塩した塩溶液、酸溶液および塩
    基溶液を生成する工程; (b)酸溶液を酸受けタンクに送る工程; (c)塩基溶液を塩基受けタンクに送る工程; (d)部分脱塩した塩溶液を電気透析スタック装置から
    循環鉱物含有塩溶液中へ送る工程; (e)塩基溶液を塩基受けタンクから電気透析スタック
    装置の陽極および陰極電極室を通して連続的に循環して
    電気透析スタック装置の電極と膜との間に電気伝導性を
    維持する工程; (f)塩基溶液を電気透析装置の陽極室から気−液分離
    器装置に送り、該溶液を塩基受けタンクに戻す前に該溶
    液から同伴酸素を除去する工程; (g)電気透析装置の陰極室を通る塩基溶液を気−液分
    離器装置を通して送り、該溶液を塩基受けタンクに戻す
    前に該溶液から同伴水素を除去する工程; を含む方法。
  3. 【請求項3】塩溶液の電気透析により酸溶液および塩基
    溶液を生成する方法であって、以下の工程: (a)鉱物含有塩溶液を電気透析スタック装置を通して
    連続的に循環し、部分脱塩した塩溶液、酸溶液および塩
    基溶液を生成する工程; (b)循環塩溶液のpHをモニターする工程; (c)酸溶液または塩基溶液を周期的に循環鉱物含有塩
    溶液中へ送ってそのpHを約1〜11の範囲内に維持する工
    程; を含む方法。
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