JP2583326B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2583326B2
JP2583326B2 JP1335988A JP33598889A JP2583326B2 JP 2583326 B2 JP2583326 B2 JP 2583326B2 JP 1335988 A JP1335988 A JP 1335988A JP 33598889 A JP33598889 A JP 33598889A JP 2583326 B2 JP2583326 B2 JP 2583326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタに関する。
[従来の技術] 多様化の現今にあっては、連続用紙(ファンホールド
紙)およびカット用紙を一つのプリンタで印字したいと
いう要請が強い。かかる要請に答えるために、従来のプ
リンタには、用紙の種類に応じて用紙を印字部に給送す
る2つの用紙送り手段と印字後にプリンタ外部に排出す
るための2つの排紙口とが備えられているのが一般的で
ある。例えば、連続用紙は排出部分が自重を利用して折
り目部分から折りたたまれた方が便宜であるので、通
常、下排紙口から排出されている。また、カット用紙は
上排紙口から排出して当該プリンタ本体上部に置く方が
分散せずに使い勝手がよい。
そこで、従来のプリンタは、第6図に示す如く、上排
紙口2,下排紙口3および給紙口4が形成された本体ケー
ス1と、連続用紙を印字部(印字ヘッド5,プラテン6)
に送るために給紙口4に装着されたトラクタ11と、カッ
ト用紙を印字部に送るためのカット用紙送り手段21と、
このトラクタ11とカット用紙送り手段21とを切替使用す
るための操作レバー機構31Aと、排紙口を切替るための
用紙排出ガイド41と、該ガイド41を上排紙口2,下排紙口
3に相応した2つの排出位置に位置決めするためのレバ
ー42等を含み構成されているのが一般的である。
また、カット用紙送り手段21は、カット用紙を印字部
に案内するために本体ケース1の給紙口4に装着された
トレイ22と、一対の摩擦係合された送りローラ23a(23
b)およびピンチローラ24a(24b)を含み形成されてい
る。
操作レバー機構31Aは、操作レバー32A、アーム33Aお
よび送りローラ23a(23b)とピンチローラ24a(24b)と
の摩擦係合関係を解除する係合解放機構35等を含み形成
されている。
ここで、操作レバー32Aは、アーム33Aを介して図中左
右方向(X方向)に移動されて連続用紙用位置P1、カッ
ト用紙用位置P3の2位置に位置決め可能に形成されてい
る。また、係合解放機構35は、アーム33Aの上部に形成
された2個の突起36より形成されている。
しかして、操作レバー32Aを連続用紙用位置P1に位置
決めすると、係合解放機構35の突起36がピンチローラ24
a(24b)を押し上げて該ピンチローラ24a(24b)が送り
ローラ23a(23b)より離れる。また、操作レバー32Aを
カット用紙用位置P3に位置決めすると、突起36がピンチ
ローラ24a(24b)より外れて該ローラ24a(24b)が送り
ローラ23a(23b)と摩擦係合する。
また、用紙排出ガイド41は、印字ヘッド5の下流側に
回動自在に配置されており、かつレバー42によって図中
実線で示す上排出位置と図中2点鎖線で示す下排出位置
に位置決めされるように設けられている。
上記プリンタを用いて連続用紙7aを印字するには、操
作レバー32Aを連続用紙用位置P1に位置決めしてピンチ
ローラ24a(24b)を送りローラ23a(23b)より離すとと
もに、連続用紙7aを下排紙口3から排出するように用紙
排出ガイド41をレバー42を用いて下排出位置(第6図に
2点鎖線で示す位置)に位置決めしていた。
また、カット用紙を印字する場合には、操作レバー32
Aをカット用紙用位置P3に位置決めするとともに、用紙
排出ガイド41をレバー42を用いて上排出位置(第6図に
実線で示す位置)に位置決めしていた。
[発明が解決しようとする課題] このように、用紙を印字する際、作業者は、用紙の種
類に応じて、操作レバー32Aの切替えや用紙排出ガイド4
1の排出位置の選択等を行なう必要があるが、これら切
替えや選択等は忘れられることが多くジャムが発生した
りして用紙送りに支障を来す不都合があった。
一方、最近、プリンタ(特に可搬型のプリンタ)にお
いては、より一層の利用分野の拡大を図るために、過酷
なまでの小型化・低コスト化が要請されることが多い。
しかし、従来のプリンタは、多様化の要請に応じるため
に、前記したようにトラクタ11やトレイ22等の連続用紙
およびカット用紙送りに必要な装置を全て組込んでいる
ので、小型化・低コスト化要請に応じることは困難であ
る。
そのため、多様化要請を満たすとともに、取扱いが容
易で作業者にかかる負担を軽減でき、かつ小型化・低コ
スト化を図ることができる技術の早期開発が切望されて
いる。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、容易に連続用紙お
よびカット用紙を選択的に印字することができ、かつ小
型化・低コスト化を図ることができるプリンタを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上排紙口,下排紙口および給紙口とが形成
された本体ケースと、 前記給紙口から供給された用紙を印字部に案内すると
ともにレバー操作により前記上排紙口および下排紙口の
うちのいずれか一方を選択して用紙を排出する切替案内
手段とを備えたプリンタであって、 前記本体ケースの上部に設けられた給紙口を、カット
用紙を送るためのトレイおよび連続用紙を送るためのト
ラクタのいずれかを選択的に保持可能に形成し、前記ト
レイに、当該トレイが所定移動操作されて前記本体ケー
スの給紙口に装着されたときに該移動力を利用して操作
レバーを操作して前記切替案内手段を上排紙口を選択す
るように作動させる第1係合片を設け、 また、前記トラクタに、当該トラクタが所定移動操作
されて前記本体ケースの給紙口に装着された場合に該移
動力を利用して操作レバーを操作して前記切替案内手段
を下排紙口を選択するように作動させる第2係合片を設
けたことを特徴とする。
[作 用] 本発明では、カット用紙を印字するために、トレイを
所定移動操作させて給紙口に装着すると、該トレイに形
成された第1係合片が操作レバーを操作して切替案内手
段を上排紙口を選択するように作動させる。また、連続
用紙を印字するために、トラクタを所定移動操作させて
給紙口に装着すると、該トラクタに形成された第2係合
片が操作レバーを操作して切替案内手段を下排紙口を選
択するように作動させる。
これにより、用紙の種類に応じて作業者が排紙口を選
択する必要がなくなり、容易に連続用紙およびカット用
紙を選択的に印字することができる。
また、必要に応じてトレイまたはトラクタのいずれか
一方を本体ケースの給紙口に装着すればよいので、両者
(トレイ,トラクタ)を設置するためのスペースを本体
ケースの異なる2箇所に確保しなくて済み多様化要請と
小型化要請を双方満足することができる。
さらに、トレイ又はトラクタに形成された第1,第2係
合片と操作レバーとの協働により切替案内手段に排紙口
の切替を行なわせるので、構造が複雑化せず、この点か
らも小型化・低コスト化を図ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例に係るプリンタは、必要に応じてトレイまた
はトラクタのいずれか一方を本体ケースの給紙口に装着
することにより排紙口の切替えを自動的に行うようにし
て、多様化要請と小型化要請とを双方満足することがで
きるように構成されたものである。
具体的には、本プリンタには、第1図に示す如く、本
体ケース1の給紙口4から給送された用紙を印字部(印
字ヘッド5,プラテン6)に案内するとともにレバー操作
により当該ケース1の上排紙口2および下排紙口3のう
ちのいずれか一方を選択して用紙を排出する切替案内手
段が備えられている。
なお、第6図において示した構成要素と同一のものに
ついては同一の符号を付し、その説明を省略もしくは簡
略化する。
ここで、本体ケース1の給紙口4は、カット用紙を送
るためのトレイ22および連続用紙を送るためのトラクタ
11のいずれかを選択的に保持可能となるように形成され
ている。トレイ22には、当該トレイ22が所定移動操作さ
れて本体ケース1を給紙口4に装着されたときに該移動
力を利用して操作レバー32を操作して切替案内手段を上
排紙口2を選択するように作動させる第1係合片22aが
設けられている。また、トラクタ11には、当該トラクタ
11が所定移動操作されて本体ケース1の給紙口4に装着
されたときに該移動力を利用して操作レバー32を操作し
て切替案内手段を下排紙口3を選択するように作動させ
る第2係合片12が設けられている。
ところで、連続用紙を印字する際に、上流および下流
側のピンチローラ24a,24bを送りローラ23a,23bより全く
離してしまうと連続用紙の排出に両送りローラ23a,23b
が関与しないのでジャム等が発生する場合が生じる。
一方、ピンチローラ24a(24b)を送りローラ23a(23
b)に強く押付けておいた場合には、連続紙がこれら両
ローラ23a,24a(23b,24b)間に挿入されにくくなり、こ
れまた円滑に排出されないことになる。
そこで、印字された連続用紙が円滑排出されるよう
に、下流側のピンチローラ24bをカット用紙を印字する
場合よりも上方に少し移動させて送りローラ23bに軽く
当接させておく必要がある。
そこで、切替案内手段は、用紙排出ガイド41の排出位
置を切替えるための排出位置切替手段と、ピンチローラ
24a(24b)と送りローラ23a(23b)との係合状態を切替
えるための係合状態切替手段とを含み構成されている。
排出位置切替手段は、操作レバー機構31,用紙排出ガ
イド41および排出方向切換機構51等を含み構成されてい
る。
ここで、操作レバー機構31は、第2図に示す如く、X
方向に移動可能なアーム33と、このアーム33をX方向に
移動させるための操作レバー32とを含み形成されてい
る。
また、用紙排出ガイド41は、軸43を中心として回動自
在に設けられている。
排出方向切換機構51は、操作レバー機構31と連動して
作動するように形成されている。具体的には、排出方向
切換機構51は、第2図に示す如く、用紙排出ガイド41の
側端部に設けられた係合突部52とアーム33の先端部に形
成された該突部52と係合して用紙排出ガイド41を回動さ
せる作動部53を含み形成されている。作動部53は、係合
突部52を円滑に上方に押し上げてガイド41を第2図に示
す上排出位置から第3図に示す下排出位置に回動させる
ことができる形態とされている。
なお、前述した操作レバー機構31の操作レバー32は、
連続用紙用位置P1,中立位置P2,カット紙用位置P3の3位
置に位置決め可能に形成されている。
ここで、本体ケース1の給紙口4に、第3図に示す如
く、トラクタ11を第2係合片12が操作レバー32の先端部
と係合するように差込み、その状態でトラクタ11を図中
右斜め下方へ移動させて当該給紙口4に装着すると、操
作レバー32は第2係合片12によって中立位置P2から回動
されて連続用紙用位置P1に位置決めされる。これによ
り、用紙排出ガイド41はアーム33および排出方向切替機
構51を介して下排出位置に位置決めされる。
また、本体ケース1の給紙口4に、第2図に示す如
く、トレイ22を第1係合片22aが操作レバー32の先端部
と係合するように差込み、その状態でトレイ22を図中右
斜め下方へ移動させて当該給紙口4に装着すると、操作
レバー32は第1係合片22aによって中立位置P2から回動
されてカット用紙用位置P3に位置決めされる。これによ
り用紙排出ガイド41は、アーム33および排出方向切替機
構51を介して上排出位置に位置決めされる。
なお、本体ケース1の給紙口4にトラクタ11,トレイ2
2のいずれもが装着されていないときには、操作レバー3
2が図示しないバネの弾性復元力により中立位置P2に位
置決めされ用紙排出ガイド41は下排出位置に位置決めさ
れる構成とされている。
一方、係合状態切替手段は、第4図および第5図に示
す如く、ピンチローラフレーム61、偏心部材71および切
替手段等を含み構成されている。
ピンチローラフレーム61は、上流側のピンチローラ24
aの移動量が下流側のピンチローラ24bの移動量よりも大
きくなるように両ローラ24a,24bを連動して移動させる
手段であり、第5図に示す如く、プラテン6の上流側か
ら下流側に延伸しかつ下流側の軸62を支点として本体ケ
ース1に対して回動可能に設けられている。
また、ピンチローラフレーム61には、第4図に示す如
く、ピンチローラ24a,24bが各送りローラ23a,23bと一定
の位置関係をもって回転自在に装着されている。
すなわち、各ピンチローラ24a,24bは、カット用紙を
印字するためにピンチローラフレーム61を所定位置(本
実施例においては水平位置)に位置決めした場合に、上
流側および下流側のピンチローラ24a,24bが強く各送り
ローラ23a,23bに当接するように当該フレーム61に回転
自在に装着されている。
また、ピンチローラフレーム61の上流側(第4図左端
部)には切欠63,63が形成されており、切欠63,63には、
回転支持された偏心部材71の偏心部72が偏心運動自在に
係合している。
偏心部材71は、偏心作用を利用してピンチローラフレ
ーム61を下流側を中心として回動させる手段であり、偏
心部72とこの偏心部72の両側に設けられた等径部73,73
とこの等径部73の一端に設けられたギア74とを含み構成
されている。ここで、偏心部72は、等径部73に対して偏
心して形成されており、等径部73は本体ケース1に回転
支持されている。したがって、ギア74を介して等径部73
を回動させると、偏心部72が偏心運動し、切欠63を介し
てピンチローラフレーム61が回動される。
切替手段は、偏心部材71を段階的に回動させることに
よりピンチローラフレーム61を回動させて、上流側のピ
ンチローラ24aと送りローラ23aとの当接・離反を選択切
替する手段である。本実施例においては、切替手段は、
本体ケース1の小型化を図るとともに部品点数を減少し
てコスト低減を達成するために、第1図に示す如く、セ
クターギア83を含む駆動手段等から構成されている。
駆動手段は、操作レバー32の下端部に連結されたセク
ターギア83を含み構成されている。これにより、駆動手
段を小形化することができ、本体ケース1内のレイアウ
トが容易となる。その結果、プリンタの小型化・簡素化
を図ることができる。また、セクターギア83は、偏心部
材71のギア74と回転自在に噛合している。したがって、
セクターギア83を回動させるとギア74(偏心部材71)が
回動され、ローラ23a,24aの当接・離反が選択的切替さ
れる。
したがって、操作レバー32が連続用紙用位置P1に位置
決めされるとセクターギア83によってギア74が回動され
て偏心部材71の偏心部72は、第5図に2点鎖線で示す如
く、ピンチローラフレーム61を最大限上方に持ち上げる
位置(以下、離反位置と称する)。に位置決めされる。
その結果、上流側のピンチローラ24aと送りローラ23aと
は離反し、下流側のピンチローラ24bは送りローラ23bか
ら少し離反して当該ローラ23bに軽く当接した状態とな
る。
また、操作レバー32(したがってセクターギア83)が
カット用紙用位置P3に位置決めされると、偏心部材71の
偏心部72は、第5図に実線で示す如く、ピンチローラフ
レーム61を水平状態とする位置(以下、当接位置と称す
る。)に位置決めされる。これにより、上流側および下
流側のピンチローラ24a,24bは、それぞれ送りローラ23
a,23bと強く当接する。
次に作用について説明する。
連続用紙7aを印字する場合には、第3図に示す如く、
本体ケース1の給紙口4にトラクタ11を装着する。する
と、トラクタ11に形成された第2係合片12が操作レバー
32を操作して該レバー32を連続用紙用位置P1に位置決め
する。これにより、アーム33および排出方向切替機構51
を介して用紙排出ガイド41が下排出位置に位置決めされ
る。また、上流側のピンチローラ24a送りローラ23aより
離反される。これと同時に、下流側のピンチローラ24b
も時計方向に少し回動して送りローラ23bより離反する
方向に少し移動し、当該送りローラ23bに対して軽く押
付けられた状態となる。これにより、連続用紙7aを円滑
に搬送して印字して下排紙口3から排出することができ
る。
また、カット用紙7bを印字する場合には、第2図に示
す如く、本体ケース1の給紙口4にトレイ22を装着す
る。すると、トレイ22に形成された第1係合片22aが操
作レバー32を操作して該レバー32をカット用紙用位置P3
に位置決めする。これにより、アーム33および排出方向
切替機構51を介して用紙排出ガイド41が上排出位置に位
置決めされる。また、ピンチローラフレーム61が水平と
なり、上流側および下流側のピンチローラ24a,24bが各
送りローラ23a,23bに強く当接する。これにより、カッ
ト紙を円滑に搬送して印字し上排紙口2から排出するこ
とができる。
なお、ハガキを印字する場合には、給紙口4からトレ
イ22(又はトラクタ11)を取外す。すると、操作レバー
32が中立位置P2に位置決めされることにより用紙排出ガ
イド41が下排出位置に位置決めされ、ハガキは下排紙口
3から排出される。
しかして、この実施例によれば、上排紙口2,下排紙口
3および給紙口4とが形成された本体ケース1と、給紙
口4から供給された用紙を印字部(印字ヘッド5,プラテ
ン6)に案内するとともにレバー操作により上排紙口2
および下排紙口3のいずれか一方を選択して用紙を排出
する切替案内手段とを備えたプリンタであって、本体ケ
ース1の上部に設けられた給紙口4を、カット用紙を送
るためのトレイ22および連続用紙を送るためのトラクタ
11が選択的に保持可能となるように形成し、トレイ22
に、当該トレイ22が所定移動操作されて本体ケース1の
給紙口4に装着されたときに該移動力を利用して操作レ
バー32を操作して切替案内手段を上排紙口2を選択する
ように作動させる第1係合片22aを設け、また、トラク
タ11に、当該トラクタ11が所定移動操作されて本体ケー
ス1の給紙口4に装着されたときに該移動力を利用して
操作レバー32を操作して切替案内手段を下排紙口3を選
択するように作動させる第2係合片12を設けた構成とし
たので、必要に応じて、トレイ22またはトラクタ11のい
ずれか一方を本体ケース1の給紙口4に装着しただけ
で、用紙排出ガイド41を下排出位置または上排出位置に
位置決めさせることができる。その結果、容易に連続用
紙およびカット用紙を選択的に印字することができる。
また、両者(22,11)を設置するためのスペースを本体
ケース1の異なる2箇所に確保しなくて済み、小型化・
低コスト化を図ることができる。このように、本プリン
タは多様化要請と小型化要請を双方満足することができ
る。
また、トレイ22またはトラクタ11に形成された第1,第
2係合片22a,12と操作レバー32との協働により切替案内
手段に排紙口の切替を行わせるので、構造が複雑化せ
ず、小型化・低コスト化を図ることができる。
さらに、アーム33の作動部53を形成することにより、
排出方向切換機構51を操作レバー機構31と連動して作動
させるように構成したので、部品の共用化が図られ一段
と小形化、簡易化することができる。
なお、上述した実施例においては、切替手段を、駆動
手段(セクターギア83)から構成して簡素化を図ったの
で、設置スペースを節約してプリンタの本体ケース1を
一段と小型化することができる。また、部品点数を減少
してより一層コスト低減を図ることができる。
さらに、切替手段を、セクターギア83を段階的に切替
ることにより上流側のピンチローラ24aと送りローラ23a
との当接・離反を選択切替するように構成したので、操
作性を向上させることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、上排紙口,下排紙口および給紙口と
が形成された本体ケースと、給紙口から供給された用紙
を印字部に案内するとともにレバー操作により前記上排
紙口および下排紙口のいずれか一方を選択して用紙を排
出する切替案内手段とを備えたプリンタであって、本体
ケースの上部に設けられた給紙口を、カット用紙を送る
ためのトレイおよび連続用紙を送るためのトラクタが選
択的に保持可能となるように形成し、トレイに、当該ト
レイが所定移動操作されて本体ケースの給紙口に装着さ
れたときに操作レバーを操作して切替案内手段を上排紙
口を選択するように作動させる第1係合片を設け、ま
た、トラクタに、当該トラクタが所定移動操作されて本
体ケースの給紙口に装着されたときに操作レバーを操作
して切替案内手段を下排紙口を選択するように作動させ
る第2係合片を設けた構成としたので、容易に連続用紙
およびカット用紙を選択的に印字することができ、かつ
小型化・低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図および
第3図は排出位置切換手段の動作を説明するための図、
第4図および第5図は係合状態切替手段を示す図で、第
4図は斜視図、第5図は全体構成図である。第6図は従
来のプリンタを示す図である。 1……本体ケース、 2……上排紙口、 3……下排紙口、 4……給紙口、 11……トラクタ、 22……トレイ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上排紙口,下排紙口および給紙口とが形成
    された本体ケースと、 前記給紙口から供給された用紙を印字部に案内するとと
    もにレバー操作により前記上排紙口および下排紙口のう
    ちのいずれか一方を選択して用紙を排出する切替案内手
    段とを備えたプリンタであって、 前記本体ケースの上部に設けられた給紙口を、カット用
    紙を送るためのトレイおよび連続用紙を送るためのトラ
    クタのいずれかを選択的に保持可能に形成し、 前記トレイに、当該トレイが所定移動操作され前記本体
    ケースの給紙口に装着されたときに該移動力を利用して
    操作レバーを操作して前記切替案内手段を上排紙口を選
    択するように作動させる第1係合片を設け、 また、前記トラクタに、当該トラクタが所定移動操作さ
    れて前記本体ケースの給紙口に装着されたときに該移動
    力を利用して操作レバーを操作して前記切替案内手段を
    下排紙口を選択するように作動させる第2係合片を設け
    たことを特徴とするプリンタ。
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